2021年末に、バッテリーやオーディオの海外製品企業である "Mipow" と 人気キャラクターの "ミッフィー(Miffy)" とがコラボした、ワイヤレスキーボード&マウスのセット商品がリリースされた。
筐体のいたるところに可愛らしいミッフィーのイラストがプリントされており、ミッフィー好きにはたまらない製品だろう。またBluetoothによるワイヤレス接続に対応しており、キーボード&マウスとしての実用性も高いモデルとなっている。
今回はこの『Mipow × Miffy キーボード&マウス』について、提携先より提供していただいたので、実際に使用した感想を元にレビューしていきたいと思う。
製品名 | 104 Keyboard & Mouse Combo |
対応OS | Windows 2000,XP, Vista, 7, 8, 10,Mac OS 等 |
キー配列 | US配列104キー |
接続方式 | Bluetooth |
電源 | 単四電池 |
キーボードサイズ | 455×136×35mm |
キーボード重量 | 747g ± 5g |
マウスサイズ | 100×73×35mm |
マウス重量 | 57g ± 5g |
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今回紹介する『Mipow × Miffy キーボード&マウス』は、Bluetoothによるワイヤレス接続に対応したキーボード&マウスのセットだ。
ミッフィーとの正式コラボ製品であり、キーボード自体や付属のマウスパッドなどにミッフィーのイラストがプリントされている。
▼可愛らしく、かといって主張しすぎない、スタイリッシュな印象を受けるデザインとなっている。
キーボードはUS配列の104キー構成。各キーは丸形のデザインとなっており可愛らしい。
▼背面のスタンドを立てることで、キーボードを15度の角度で設置することが出来る。
また、マウス自体もファンクションキーが搭載されており、ワンクリックで様々な操作が可能。
キーボードとマウスの電源はいずれも単四電池1本だが、最大で12ヵ月も持続する電気効率の良さとなっている。
▼頻繁に電池交換を行う必要が無くて便利。
このように、デザインがカワイイだけでなく、実用性も高いコラボキーボード&マウスとなっている。
製品本体および付属品
▼外箱の様子
▼内容物をすべて取り出した様子
内容物一覧は以下の通り。
【内容物一覧】
- ワイヤレスキーボード本体
- ワイヤレスマウス本体
- テーブルサイズマウスパッド
- USBドングル
- 説明書
- 品質保証カード
- 予備用キー ×6
▼説明書は英語と中国語表記のみだが、扱い方で困ることはないだろう。
▼予備用のキーが6個付属しています。
キーボードの外観
▼キーボード本体の外観。US配列の104キー構成。
▼キーの1つ1つは角が丸いデザインでカワイイ。
▼ミッフィーのイラストがプリントされた大きなファンクション(Fn)キーが搭載。テンキーも用意されており、データ作業にも適した実用的な構成だ。
▼スペースキーにもmiffyの文字が。ミッフィー好きの方には嬉しいのではないだろうか。
▼右上のLEDライトは、"Num Lock" や "Caps Lock" の状態を点灯で表示するインジケータの役割がある。
▼背面の様子。
▼上部のスタンドを展開することで、キーボードをデスクに対して15度の角度で設置することが出来る。タイピングしやすい角度だ。
▼キーボードを利用する際は、背面に単四電池(別売り)の取り付けが必要。
本体サイズは455×136×35mm、重量は約747g ± 5gとなっており、筐体サイズに対して軽量な造りだが、決して安っぽさは感じられない。
▼厚みは35mmほど。キーの押し込み幅が深い分、一般的なキーボードよりは若干厚めだ。
マウスの外観
▼マウスの外観。握り込みやすい丸形の形状。
▼上部にはスクロールホイールと、押すたびにマウスポインタの速度を調節できるDPIボタンが搭載。
▼側面には2つのファンクションボタンが用意。"ページ送り" と "ページ戻し" の機能をワンクリックで利用できる。
▼底面の様子。
▼キーボードとマウスをBluetooth接続するためのドングルが収納されている。
▼キーボードと同様、マウスを利用する際は、背面に単四電池(別売り)の取り付けが必要。
▼本体サイズは100×73×35mm、重量は約57±5gであり、軽量で持ち運びやすいサイズだ。
このように、キーボードとマウスのいずれに関しても、デザイン面と機能性を両立した設計となっている。
プラグアンドプレイ対応で簡単接続
本製品はプラグアンドプレイに対応しており、USBドングルをPCに装着するだけで簡単にワイヤレス接続を開始できる。
▼付属のUSBドングルをPCのUSBポートに接続する。
するとデバイスのセットアップが自動的に完了し、キーボードとマウスがあっという間に利用可能状態となる。
専用のドライバやソフトウェアをインストールする必要もないため、この手のデバイスに慣れていない方や、PC初心者の方でも問題なく利用できるだろう。
▼ワイヤレス接続のため、ケーブルがなくてデスクトップ周りがスッキリする。
安定した接続性
実際に本製品を利用して、タイピング作業を行ってみた。
基本的にBluetoothによる接続性は良好であり、途中で反応が悪くなることもなく、安定したタイピング&マウス操作が可能であった。
▼本記事も実際にこのキーボードとマウスを利用して執筆しているが、快適に作業出来ている。
▼付属のマウスパッドを敷くことで、マウス操作もスムーズで快適だ。
気持ちの良いタイピング感
本製品の各キーはシッカリとした押し込み感があり、タイプするたびに心地の良いカチッという音がしてクセになる。
▼きーの大きさも丁度良く、指の大きめな筆者でも快適にタイプできた。
15度の設置角もタイピングに適している。
ただ、キー1つ1つの隙間が大きいため、本キーボードの扱いに慣れるまでは、指が隙間に引っ掛かってミスタイプを起こすことが多々あった。
本格的な作業を開始する前に、キーごとの距離感に慣れるための練習が必要だろう。
『Mipow × Miffy キーボード&マウス』のまとめ
今回紹介した『Mipow × Miffy キーボード&マウス』について、特徴をまとめると以下の通りだ。
良かった点
- 可愛いデザイン
- 反応性の良いBluetooth接続
- 多機能マウス
- 軽量な筐体
- 長寿命電源(電池)
- 心地よいタイピングの感触
悪かった点
- キーがUS配列
- 慣れないうちは指がキーに引っ掛かりやすい
以上の通り、ただデザインがカワイイだけでなく、実用的な性能と機能性を兼ね備えた、おすすめのワイヤレスキーボード&マウスセットとなっている。
ワイヤレス接続により、邪魔なケーブル類を一切なしで利用できるため、デスクトップ周りをスッキリとした状態にできる。Bluetoothの接続性も良好であり、途中で接続が途切れることもなく終始安定した利用が可能であった。
キーボードはキー1つ1つが大きくてシッカリとした押し込み深さもあり、タイプするたびに心地の良い音を響かせてくれる。
マウスは握りやすい楕円形のデザインとなっており、ファンクションボタンやDPIボタンなど便利な機能も搭載。
レビュー前はただカワイイだけのファン向けコラボ製品だと思っていたが、実際に使用すると本格的な作業にも適したマウス&キーボードのセットであった。
ミッフィー好きにはもちろん、使いやすいワイヤレスキーボード&マウスを探している方にも是非おすすめしたい製品だ。
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