vivo初のAndroidタブレットとなるvivo Padの一部仕様が発表されました。
スタイラスペンでの入力やキーボードに対応
Lenovo、Xiaomiから始まりrealmeやOPPOなど、様々な中国メーカーがAndroidタブレットを続々と投入する中、ついにカメラ性能で名高いvivoからも発売されることが明らかになりました。
vivoがWeiboにて公開した内容によると、vivo Padはスタイラスペンでの入力に対応しており、エンタメ目的から学習用途まで幅広い用途で使えるとされています。
Xiaomi Pad 5やOPPO Padなどもスタイラスペンに対応していますが、vivo Padのペンの使い勝手や遅延がどれほどか、注目です。
さらに別売りのキーボードを装着することで、ノートPCのような見た目に変身。
タッチパッド付きでマウスなしに操作がしやすくなっており、マルチウインドウで作業効率を高められそうです。
タッチパッドは5736mm²と大型だそうです。
Xiaomi Pad 5より薄く軽いボディ
背面のカメラは四角形の台座の上に円形の出っ張りがあるという特徴的なデザインです。
ボディは金属製のようです。
タブレットは本体サイズが大きい分、広い放熱プレートを搭載するなど放熱性能を高められやすい上、メタルボディであればさらに熱を逃がしやすいので、高いCPU・GPU性能を長続きさせられそうです。
重さ489g、厚み6.55mmということも明かされています。
11インチディスプレイ搭載のXiaomi Pad 5が公称511g・厚み6.85mmのため、それよりも薄く、軽くなるようです。
Dolby Atmos対応のステレオスピーカーも搭載されています。
USB 3.1 Gen 1で高速なデータ転送可能
タブレットで動画・画像編集をしたい人にとって便利な、USB 3.1 Gen 1に対応したUSB Type-Cポートを備えています。
USB 3.1 Gen 1に対応することでパソコンとの間で高速なデータ転送が可能となります。
しかも、最大4K@60Hzの映像をモニターへ出力することもできます。
競合となるXiaomi Pad 5はUSB 2.0だったため、母艦のパソコンと接続して使うことが多いクリエイターには朗報です。
すべてのバリエーションで8GBメモリを搭載しているとのことです。
噂ではSnapdragon 870を搭載するとも言われており、スペックは十分です。
タブレットはソフトウェア面での機能性も重要なため、マルチタスクやデバイス間連携などでどのようなチューニングがされているか注目です。
vivo Padは大画面スマホvivo X Note、折りたたみ式スマホvivo X Foldとともに、2022年4月11日 20:30より中国にて発表される予定です。
vivo初のフォルダブルスマホvivo X Foldも登場
また、タブレット端末のほかにvivo初となるフォルダブル (折りたたみ) スマホ、vivo X Foldも発表されています。
2K+解像度で、E5素材を採用したAMOLEDディスプレイを搭載しており、広げて使った時でも中央の折り目が目立ちにくいとされています。
さらに120Hzリフレッシュレートにも対応しており、内面・外面どちらのディスプレイも高スペックだそうです。
内面・外面どちらも画面内指紋認証に対応しています。
Snapdragon 8 Gen 1を搭載する高スペックなフォルダブルスマホのためお値段は張りそうですが、Xiaomi MIX Fold、OPPO Find Nといった競合の後に満を持して発売されるだけあり、完成度には期待が持てます。
高い夜景撮影性能で高評価されているvivo X70 Pro+と同じく、ZEISSとのコラボも継続しており、フォルダブルスマホの中では上位のカメラ性能となる可能性が高いです。