2022年現在、最先端デジタルデバイスとしてスマートウォッチ市場が大きな盛り上がりを見せています。
スマートウォッチは単なるデジタル時計ではなく、ウェアラブルデバイスと分類されスマホメーカー、ウェアラブル端末メーカーから多数のモデルが発売されています。
主な機能としては2点あり、バイブレーションによる通知強化やメッセージへの簡易返信などスマートフォンの能力をデバイスとして補助する機能、
もう一つは病気予防としての身体状態計測やスポーツ・アクティビティ測定などのヘルスケア機能があります。
また、オシャレ・クール・ポップなどさまざまな表情を魅せるフォルムや着せ替え可能な文字盤などファッションアイテム、ビジネスアイテムとしても活躍します。
今回は中国深圳を拠点とするスマホメーカー「DOOGEE」より 先日発売された、ローエンドモデルスマートウォッチ「 D11」を提供していただいので紹介していきます。
DOOGEE D11のスペック/特徴
▼プロモーション価格の39.99USDで購入可能!(8/26まで)
ブランド | DOOGEE |
型名 | D11 |
カラー | Black/Silver |
バッテリー | 300mAh |
サイズ | 46*46*10.7mm |
対応OS | iOS/Android |
重量 | 38g |
解像度 | 360*360 RGB |
センサー | 加速度計、心拍数 |
防水 | IP68 |
▼光沢と強度のあるフレームと一体成形された文字盤、対照色のストラップなどパンクでスポーティーなデザインとなっています。
▼1.32インチのフルタッチディスプレイで豊かな色彩表現が可能です。
▼AI音声アシスタントが搭載されていて、音楽再生、通話、天気など音声操作が可能です。
▼スマートウォッチ単体で通話を可能としてしています。
▼肌に優しくコントラストが綺麗でファッショナブルなシリコンバンドを採用しています。
▼通話やメッセージの通知、健康モニタリング、音楽再生などの主要な機能はすぐ開くことができるようなウィジェットとなっています。
▼側面に搭載されたツマミに対応した特別な文字盤が搭載されています。
▼200種類以上の文字盤種類があり、オリジナル写真を待受として設定することも可能です。
▼バッテリーは満充電で7日間使用できる大容量となっています。
▼心拍センサーはもちろん24時間モニタリング仕様となっています。
▼血中酸素濃度測定機能も搭載されており、健康管理に大いに役立ちます。
▼睡眠記録をとり、アルゴリズムにより睡眠改善のアドバイスまで提案をすることが可能です。
▼ストレスを低減するモードも搭載されています。
▼生理周期の記録など女性向けのヘルストラッキング機能も追加されています。
▼70種類のスポーツモードに対応しています。
▼IP68の防水性能を持ち、日常の水圧程度であれば余裕で使用することが可能です。
▼そのほかにも便利な機能が多数搭載されています。
製品本体および付属品
▼外箱の様子。おしゃれで質感の良い外箱でスマートな印象です。
▼箱を開けると本体が縦長に収まっています。
▼付属の説明書にはクイックスタートガイドが記載されており、日本語対応もされているので安心です。
▼箱内には充電器と交換用のストラップ(レザー、ラバー)も同梱されています。
▼箱から取り出したスマートウォッチ全体の外観です。本体右側にリュウズ型の物理ボタンが搭載されており、スイッチと選択ダイヤルの役割があります。
▼裏側には充電端子とセンサーが搭載されています。
内容物一覧は以下の通り。
【内容物一覧】
- スマートウォッチ本体
- 充電クレードル付きUSBケーブル
- クイックスタートガイド
- ストラップ2種類(オプション用 レザー/ラバー)
初期設定
▼クイックスタートガイドに載っているQRコードを読み取り専用アプリをダウンロードします。
▼アプリを開くとアカウント登録を求められますが、スキップを選ぶとヘルスケアアプリとしては珍しくアカウント登録なしで使用することもできます。
▼ログインすると目標歩数の設定等が求められます。
▼デバイス追加を選びスマートフォンとスマートウォッチをBluetooth接続します。
▼接続ができるとBluetooth通話などの設定画面が出ます。
▼通知の設定も細かくカスタマイズ可能です。
▼通知はアプリごとに設定すること可能となっています。
▼文字盤は無料で豊富に用意されており、個別にダウンロード可能です。
スマートウォッチ本体のウィジェット/機能確認
▼本体を傾けるか、側面のスイッチを押すことで文字盤が点灯します。
▼画面を上にスライドさせると主要なショートカットキーが表示されます。中心のアイコンはメニュー表示の形式(リスト、ネスト、スピン)を選択することができます。
▼こちらはバブル表示のメニューとなります。豊富な機能があることがわかると思います。全部で約30種のアイコンがあります。
▼スピン表示形式のメニューです。アイコンの数は減りますが、側面のツマミを回転させることによりメニューを選択できます。
▼待ち受け画面から下にスライドすると通知が表示されます。LINE等のメッセージも確認できます。
▼ウィジェットを右にスライドしていくと心拍数、睡眠モニター、天気、音楽再生など主要な機能が表示されますが、本機のユニークな点としてミニゲームが搭載されています。
▼どこか懐かしい感じのするパズルゲームと障害を避けるゲームが収録されており、暇つぶしとしても利用することができます。
▼運動計測機能は競技を選択し消費カロリーを測ることができます。かなり細かいスポーツ分けとなっていました。
▼睡眠計測はアプリから閲覧することにより質の分析やアドバイスを確認することが可能です。
実際に使用した感想(良い点)
ここからは、本製品を使用して良いと思った点を記していきます。
非常に見やすい大画面ディスプレイ/文字盤も豊富
競合品と比較しても一回り大きいスクエア型の1.32インチディスプレイは兎にも角にも見やすく、操作もしやすいです。
また、無料の文字盤もポップなテイストからクールなものまで幅広く取り揃えられており、着せ替えが楽しめます。
値段に対し豊富な機能 iOSでも問題なし
こちらの製品は6000円台で購入できるローエンドの製品としては大手メーカーにも負けないほどの豊富な機能が取り揃っています。
音声通話や音声アシスタントの機能はこの価格帯で入るのは珍しく大きな利点です。
また、一部のメーカーでみられるiOSの機能制限がとくにない点も良い点になります。
バッテリー容量◎
本製品を運動記録や睡眠ログを含め数日使用してみましたが、1日15%程度のバッテリー残量が減っています。
平均すると7日程度は持つ計算となり、カタログ値との乖離は少ないと言えます。
人気のスマートウォッチであるApple Watchが2日程度と言われているので十分に大容量と言えます。
登録不要で使える
専用アプリを使うにあたりメールアドレスと個人情報の入力が必要になるのが主流ですが、このGlory Fitは登録不要でも使える点が驚きでした!
面倒なステップが減るので地味ですが使いやすく嬉しいポイントです。
気になった点
ヘルスケア測定機能の精度が微妙
これまでにいくつかのスマートウォッチを使用してきましたが、本製品とともに計測を行うと結果にずれが見られます。
例えば睡眠計測の場合、HUAWEI社のスマートウォッチと本機では約1時間の計測誤差がみられました。
測定センサかアルゴリズムかどちらの問題かはわかりませんが、ヘルスケアアプリとしてはアップデートを期待したいところです。
バイブ通知が弱め
アラームや通知の際にバイブレーションが起動し体を通じて知らせてくれますが、他のスマートウォッチと比べても弱く長さも短い印象です。
肝心な通知に気づかない恐れにより、スマホの補助というスマートウォッチとしての大きな魅力を損なうことにもなるため改善を期待します。
まとめ
今回紹介した『DOOGEE D11』の特徴を以下にまとめました。
良かった点
- 高いコストパフォーマンス
- 非常に見やすく大きなディスプレイ
- iOSでも問題なし
- 大容量バッテリー
- 登録不要で使用できる専用アプリ
悪かった点
- ヘルスケア機能の測定精度が微妙
- バイブ通知が弱め
以上の通り、1万円を切るスマートウォッチとしては非常に豊富な機能を兼ね備えています。
とくに大きく明瞭なディスプレイとこの価格帯で音声通話に対応した30種類以上のアプリケーションは競合製品にはない長所だと思います!
この製品に限らずスマートウォッチは多数発売されていますが、是非とも本製品の購入を検討してみてはいかがでしょうか。
▼プロモーション価格の39.99USDで購入可能!(8/26まで)
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