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『HELLOGANSS HS75T』レビュー | 多機能かつコンパクトで扱いやすいメカニカルキーボード

レイ(管理人)

最新ガジェット大好きなWEBコンテンツクリエイター。大学院理工学研究科出身。国内外の企業と提携し、年間200以上のガジェットをレビューしています。日々の暮らしを豊かで楽しいものにする電子機器や家電などを、分かりやすく紹介していきます!

2022年8月、キーボードメーカーのHELLOGANSSは、コンパクトなメカニカル キーボードとして有名な "HS75T" シリーズの新しいバリエーションをリリースした。Gateron Baby Kangarooスイッチを備えており、バックにはRGBライトを搭載。ゲーミングデバイスのような美しい点灯パターンを楽しむことができる。

エレガントな色の組み合わせでプレミアムな外観を誇り、刷新されたタクタイルスイッチで豊かなタイピング体験を提供する。さらにホットスワップ可能なソケットを備えており、ユーザーはスイッチを自由に交換することもできる。

今回は提携先よりこの『HELLOGANSS HS75T メカニカルキーボード』を提供していただいたので、実際に使用した感想を基にレビュー行きたいと思う。

多機能かつコンパクトで扱いやすいメカニカルキーボード

今回紹介する『HELLOGANSS HS75T』は、多機能な一方で、コンパクトで扱いやすいデザインのメカニカルキーボードだ。

ブランド HELLOGANSS
モデル名 HS75T
対応OS Windows, iOS, Mac, Android
接続台数 最大5台
キーレイアウト 80/81キー
材質 PBTキーキャップ
対応通信規格 Bluetooth5.1, 2.4GHzワイヤレス, Type-C(有線)
バッテリー容量 4,000mAh リチウムバッテリー
5,000mAh AAバッテリー
本体重量 950±10g
本体サイズ 318×136×18~33mm

ホワイトフェザー、オブシディアンを含めた、4種類のカラーバリエーションが用意。

最新型のHS75Tは高性能Gateron G Pro Baby Kangarooメカニカルスイッチを採用。これらのスイッチはユーザーに直感的かつ機械的なタイピング体験を提供する。スイッチの押下圧は59g、キーストロークは約 3.4mm±0.4mmとなっている。キーボードにはホットスワップ可能なPCBソケットもあり、必要に応じてスイッチを簡単に交換できる。

コンパクトな75%TKL レイアウトを備えており、ゲーマーとオフィスユーザーの双方に最適なデザインだ。

▼邪魔にならないサイズで、持ち運びにも適している。

ファンクションキーや矢印キーを含め、英数字セット全体がコンパクトな筐体に集約されている。ホームクラスタは、Del、Page Up、および Page Down キーのみに縮小された。多機能のボリュームノブに加えて、カスタマイズ可能な5方向D-pad ジョイスティックも搭載。ジョイスティックは矢印キーの真上に配置され、直感的な操作を可能にする便利な機構となっている。

▼ボリュームノブとジョイスティックを搭載。

トリプル接続モードでさまざまなソースに簡単に接続可能。高速ワイヤレス 2.4GHz、ワイヤレスBluetooth、有線USB Type-C接続をサポートしている。Bluetooth接続を使用する場合、5つのデバイスに同時接続でき、それらをすばやく簡単に切り替えることができる。

HELLO GANSS は底部パッドと中間層の綿パッド構造で設計されており、キーストローク時の簡単なタイピング体験とソフトな音響効果を実現。キーボードは、特別に調整されたスタビライザーを使用して、スムーズでぐらつきのない操作を実現する。

そしてキー背面には明るいマルチカラー RGBバックライトが搭載。人間工学に基づいた快適なタイピング、2 色の PBT キーキャップ、スムーズなタイピングなど、幅広い用途に活用できるデザインがなされている。

大容量の充電式4000mAhバッテリー、および5000mAh AA バッテリーを内蔵しており、バックライトなしのスタンドアローン利用時においても、最大600時間の連続使用が可能。充電なしでも長時間使用できるため、外出先でも安心して利用できるだろう。

以上の通り、デザイン性と機能性を両立させた、高性能な最新モデルとなっている。

製品本体および付属品

▼外箱の様子

▼内容物をすべて取り出した様子

内容物一覧は以下の通りだ。

【内容物一覧】

  • キーボード本体
  • ユーザーマニュアル
  • USB Type-Cケーブル
  • USBアダプタ
  • 交換用キーキャップ一式

▼説明書は日本語非対応。

▼キーボード本体の外観。今回のレビュー時にはホワイト色を提供していただいた。

▼テンキーレスの筐体は、邪魔にならないサイズで持ち運びにも適している。

▼右上にはマルチボリュームノブが、右下にはカスタマイズ可能な5方向D-pad ジョイスティックが搭載されている。

▼シッカリとした打鍵感がある。

▼左側面の様子。

▼右側面の様子。

▼背面の様子。

▼背面には接続切替スイッチと、有線接続用のType-Cポートが用意されている。

▼底面の様子。

▼底面の足を展開することで、2段階の角度で設置することが可能。

各キーが隙間なく詰め込まれているため、キー数に対して比較的コンパクトな筐体サイズとなっている。

▼本体は950±10gの重さで、ややズッシリ感がある。

独自のGateron G Pro Baby Kangarooメカニカルスイッチを採用

キーの軸には独自の "Gateron G Pro Baby Kangarooメカニカルスイッチ" を採用しており、心地よい打鍵感を実現する。

スイッチの押下圧は59g、キーストロークは約 3.4mm±0.4mmとなっている。キーボードにはホットスワップ可能なPCBソケットもあり、必要に応じてスイッチを簡単に交換できる。

▼キーキャッププーラーが付属していない点がやや残念。

スムーズな接続

本製品は3種類の接続方法(Bluetooth, 2.4GHzワイヤレス, Type-C有線)に対応しており、プラグアンドプレイ対応のためいずれの方法でもスムーズに接続可能だ。

▼有線接続用に、USB-A ⇔ Type-C変換アダプタも付属している。

▼接続手段に応じて、背面のスイッチを切り替える。

有線接続時は内蔵バッテリーに対して給電も行われる。5000mAhの大容量バッテリーを搭載しており、充電なしでも長時間の連続使用が可能だ。

▼使用可能状態になった様子(RGBバックライト点灯)。

なおBluetooth接続を使用する場合、5つのデバイスに同時接続でき、それらをすばやく簡単に切り替えることができる。

▼PC上の表示。

▼スマホ上の表示。

▼2デバイス(PC・スマホ)同時接続した際の様子。

▼左上のインジケータにより、本体の接続ステータスを確認することが出来る。

RGBライト点灯調節が可能

本製品はキー裏にRGBバックライトが仕込まれており、電源がONの状態で点灯する。

▼ゲーミングキーボードのような点灯

▼アナログスティックの周囲もカラフルに点灯する

点灯パターンはFNキーと数字キーとの組み合わせで変更できるほか、FNキーと矢印キーとの同時押して、点灯強さや速度を変更することも可能だ。

ただ、輝度を最大に設定しても、バックライトの点灯が弱い点が気になった。

タイピングが楽しくなる軽快な打鍵感

本製品のスイッチの押下圧は59g、キーストロークは約 3.4mm±0.4mmとなっており、キーを押した際に満足感の高い打ち心地がある。押下圧は軽すぎず、重すぎない軽快な打鍵感を実現している。

本製品に採用されている高性能Gateron G Pro Baby Kangarooメカニカルスイッチにより、ユーザーに直感的かつ機械的なタイピング体験を提供する。底部パッドと中間層の綿パッド構造で設計されており、キーストローク時の簡単なタイピング体験とソフトな音響効果を実現。キーボードは、特別に調整されたスタビライザーを使用して、スムーズでぐらつきのない操作を実現している。

そのため、一般的なキーボードと比較すると、タイピング時のカチカチ音が若干静かめであると感じた。

▼実際にタイピングした際の様子

各キーにしっかりとした押し込み感があるため、1つ1つのキーを意識してタイプすることができ、ミスタッチを起こしづらいと感じた。

見た目も手触りも良く、打鍵感も心地よいため、タイピングを楽しくしてくれるキーボードだ。ゲーマーにはもちろんのこと、私のようなライターやブロガーの方にもオススメできるキーボードであると言える。

ボリュームノブが便利

右上に用意されたボリュームノブを回すことで、デバイスの音量を調節することができる。

このノブのおかげで、ゲーム中や作業中でもスムーズに音量をスムーズに調節できるため、サウンド面でのストレスが軽減された。

特に、私のように在宅ワーク中に電話やオンライン通話を行う機会の多い方にとって、音量を素早く調節できる機能は実に便利に感じた。

ジョイスティックはあまり使わない?

本製品の右下には、上述した通りカスタマイズ可能な5方向D-padジョイスティックが搭載されている。

ゲーミングなどにおいて操作用のスティックとしても機能するのだが、正直に言って操作性が不正確であり、誤操作を起こしやすかった。

また、スティックを利用するよりも、そのすぐ近くに用意されている矢印キーを利用した方が確実な操作が可能なため、個人的にはジョイスティックにそこまでの有用性は感じられなかった。

ユーザーによっては、ジョイスティックの有効な利用方法を見つけられるかもしれない。

『HELLOGANSS HS75T メカニカルキーボード』のまとめ

今回紹介した『HELLOGANSS HS75T メカニカルキーボード』について、特徴をまとめると以下の通りだ。

良かった点

  • 比較的コンパクトな筐体サイズ
  • 美しいRGBライト点灯
  • 心地よい打鍵感
  • 有線・無線両方の接続方法に対応
  • 長持ちするバッテリー容量
  • 便利なボリュームノブ

悪かった点

  • 英語配列
  • ジョイスティックの有用性はイマイチ
  • バックライトの点灯が弱い
  • キーキャッププーラーが付属していない

以上のように、タイピングを楽しくしてくれる心地よい打鍵感を実現したメカニカルキーボードとなっている。

キーストロークが深く、1つ1つに確実な押し込み感があるため、文字入力作業などに用いても心地よいタイピングを楽しむことができた。

RGBライトによる点灯も美しく、点灯速度や輝度などをワンタッチで調節できる点も魅力的だ。

そして独自のGateron G Pro Baby Kangarooメカニカルスイッチと底部パッドと中間層の綿パッド構造を採用したことにより、心地よい打鍵感の一方でタイピング音が比較的小さく抑えられている(静音性)ため、ゲーミングだけでなく作業用キーボードとしても十分に活用できるだろう。

テンキーレスの筐体サイズもコンパクトであり、外出先への持ち運びも十分に可能だ。

無心の作業になりがちなタイピングを、少しでも楽しくしてくれるキーボードとしてオススメの一品だ。

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