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『Rogbid Brave 2』レビュー | 赤外線体温モニター内蔵、モバイル通信にも対応の高性能スマートウォッチ

レイ(管理人)

最新ガジェット大好きなWEBコンテンツクリエイター。大学院理工学研究科出身。国内外の企業と提携し、年間200以上のガジェットをレビューしています。日々の暮らしを豊かで楽しいものにする電子機器や家電などを、分かりやすく紹介していきます!

最近では身に着けるデバイス、いわゆる "ウェアラブルデバイス" が爆発的な普及を見せており、スマートウォッチはその最たる例と言って良いだろう。

スマートウォッチと言えばApple Watchなどの高価で高性能な製品が主流だが、最近ではリーズナブルな価格で性能を抑えた格安モデルも多く販売されている。

しかし、あまりにも安いモデルを購入すると、かえって機能が少なすぎて使えなかった... などのような事態に陥る可能性がある。

そこで今回は、最新型Apple Watchなどのハイエンドモデルにも引けを取らないほど充実した機能を備えつつ、比較的手の出やすい価格に抑えられた高性能スマートウォッチ『Rogbid Brave 2』について紹介したいと思う。

ブランド Rogbid
モデル名 Rogbid Brave 2
画面サイズ 1.45インチ
解像度 412×412ピクセル
画面常時表示 対応
OS Android 9.1
CPU クアッドコアプロセッサー
RAM 4GB
内蔵ストレージ 64GB
通信規格 Bluetooth4.1, GPS, Wi-Fi, Netcom 4G-LTE TDDLTE + FDDLTE
対応バンド TDD LTE:B38(2600MHZ)、B39(1900)B40(2300)B41(2500)
FDD LTE:B1(2100)B2(1900)B3(1800)B5(850)B7(2600)B8(900)B12(700)B17(700)B20(800)
WCDMA:B1(2100)B5(850)B2(1900)
GSM:B2(1900)、B3(1800)B5(850)B8(900)
SIMカード nanoSIM対応
内蔵カメラ 2MPフロントカメラ
防水規格 生活防水
対応OS iOS8.2以降, Android4.4以降
対応アプリ GaoFit
本体サイズ 49×49×14mm
本体重量 63g(バンド付き)
ボディ素材 金属
バンド素材 シリコン
バンド幅 22mm
バンド長 250mm
バッテリー容量 600mAh
バッテリー持続期間 約 1-2 日

今回紹介する『Rogbid Brave 2』は、赤外線体温モニター内蔵、4G回線のモバイル通信にも対応した高性能スマートウォッチだ。

1.45インチディスプレイを搭載し、412×412解像度による鮮明な映像が描画される。筐体サイズは49×49×14mm、重量は約63gとやや大きめであり、前面には2MPのフロントカメラが内蔵されている。

▼防水性能は "生活防水" となっているため、水泳など完全な水没用には設計されていないので注意したい。

▼内蔵カメラによるビデオ通話に対応。

大きめな1.45インチディスプレイは細かな文字まで見やすく、スワイプ&タッチ操作もラクラク行うことが可能。もちろん、文字盤のデザインも専用アプリから自由に変更・カスタマイズできる。

筐体側面にはnanoSIMカード挿入用のスロットが用意されており、4G LTE回線でのモバイル通信を行うことが可能となっている。

▼マイク&スピーカー内蔵のため、スタンドアローンでの通話にも対応している。

コンパクトな筐体サイズに対して機能は充実しており、一般的なスマートウォッチと同様に、心拍数や消費カロリーの計測といったヘルスケア機能はもちろん、血中酸素レベル測定や睡眠モニタリングなどの健康管理機能がもれなく搭載されている。

そしてGoogle Playストアアプリがプリインストールされており、Wi-Fiもしくはモバイルネットワーク接続により、スタンドアローンでアプリをインストール、好みの機能を64GBの内蔵ストレージに追加することが出来る。

ストレスモニタリングなどユーザーの健康状態を常に管理する便利機能も充実。スポーツ時の運動計測機能も用意されており、多くの種類のワークアウト計測に対応している。

▼GPSによる精度のトラッキングが可能。

比較的リーズナブルな価格に対して、非常に充実した機能が搭載されたスマートウォッチとなっている。

製品本体および付属品

▼外箱の様子

▼内容物をすべて取り出した様子

内容物一覧は以下の通り。

【内容物一覧】

  • スマートウォッチ本体
  • ユーザーマニュアル
  • USB ケーブル
  • 充電スタンド

▼マニュアルは日本語非対応。

▼スマートウォッチ本体の外観。49×49×14mmのコンパクトな筐体に、1.45インチの大きめなタッチディスプレイが搭載されている。

▼前面上部には2MPのフロントカメラが搭載。

▼真横から見た様子

▼右側面にはカードスロットが用意されており、nanoSIMカードを挿入することが出来る。

▼左側面には画像上からバックボタンパワーボタンが搭載。

▼後ろから見た様子。ベルトは汚れが付着しづらく、柔軟なシリコンで造られている。

▼ベルトを展開した様子。どのような太さの手首でも装着できるようになっている。

▼背面の様子。

▼背面には充電用の磁気ポートとセンサー類が内蔵されている。

▼手に持った様子

このように、筐体自体はシンプルでスタイリッシュなデザインとなっている。

インターフェース構成自体は、一般的なスマートウォッチとほとんど大差はない。

余計なボタンやダイヤル類がないため、初めてこの手のデバイスを扱う方でも困ることはないだろう。

マグネット式充電でバッテリーを急速回復

本製品付属の充電ケーブルは、マグネット吸着式となっている。

充電の際は、スマートウォッチ背面のポートにケーブル端子を近づけるだけでカチッと磁石で吸着し、充電が開始される。

ちいち端子を手探りで探して接続する必要もないため、普段からストレスなく充電を開始出来る。

充電速度は速く、バッテリー残量がほぼゼロに近い状態でも、60~70分ほど給電を行うことで満充電まであっという間に回復させることが可能だ。

公式アプリのインストールでスマホと同期

本製品の利用を開始する際は、スマートウォッチと連携したいスマホやタブレット端末へ、事前に公式アプリをインストールしておこう

▼公式アプリ(iOS・Android対応)

GaoFit

GaoFit
開発元:Nenghui Huang
無料
posted withアプリーチ

側面のパワーボタンを長押しするとスマートウォッチが起動し、ペアリングスタンバイ状態となる。

▼インターフェースは当然、日本語にも完全対応している。

プリ(スマホ・タブレット端末)とのペアリングが完了すると、端末上でスマートウォッチの状態を確認したり、データの分析や機能のカスタマイズなどを行うことが可能となる。

▼本製品を使いこなすうえで必須とも言えるアプリなので、必ず初起動時にインストール&ペアリングしておこう。

▼利用を開始した状態。

快適な着け心地

本製品の装着感は実に快適であり、ベルトが手首へ柔軟にフィットする。

またバンド込みで約63gという軽さのため、長時間装着し続けても手首の疲れや違和感を感じることはなかった。

▼強めに締め付けた場合でも、皮膚との擦れなどはほとんど生じない。優れた耐久度に足して見た目的にはスタイリッシュなため、オシャレな場で他人に見られても気にならないだろう。

▼どのような太さの手首にも柔軟にフィットする。

防水規格は生活防水レベルのため、風呂やプールなど水没の危険性がある場所には装着しないことをオススメする。

非常に豊富な機能を利用可能

本製品には、一般的なスマートウォッチ以上に豊富な機能が用意されている。

▼購入時点ですでに豊富なアプリや機能を利用可能。

▼コロナ禍には重宝する、血中酸素濃度の計測機能も用意。

▼心拍数測定機能。

▼音楽アプリでは、連携するデバイスの音楽をコントロールできるほか、64GBの内蔵ストレージへ音楽データをダウンロードし、スタンドアローン再生を行うことも出来る。

そして本製品はPlayストアアプリを搭載しているため、スマートウォッチ上で様々な機能を自由に追加することが出来る。

▼ストアから豊富な機能を自由に追加可能。ユニークな機能も用意されており、新しいものがどんどん更新されている。

▼ウェブブラウジング機能も搭載。Wi-Fiもしくはモバイル通信環境において、ネットサーフィンを楽しむことも可能だ。

今後も新機能が続々と更新されることが予想される。デフォルトで多機能なだけでなく、拡張性にも優れたスマートウォッチとなっている。

バリエーション豊かな時計版

アプリから無料のテーマをインストールすることで、スマートウォッチのホーム画面(時計盤)のデザインを自由に変更することも可能だ。

▼公式が配布するテーマを、オンライン上から無料でインストールすることが出来る。

クール系からビジネス系、デザイナーズ系まで幅広いバリエーションが用意されており、常に新しいテーマが更新されている。

▼デザイン性を重視するか、見やすさを重視するか、好みのテーマを適用しよう。

▼中には背景が動く文字盤も用意されている。

▼動く文字盤適用時。見栄えは良いが、バッテリー消費量が多くなるので注意しよう。

高度な健康管理が可能

本製品では、公式アプリと組み合わせることで高度な健康管理を行うことが出来る。

▼iOS端末では、Appleヘルスケアとの連携も可能。

多彩なワークアウト計測に対応しており、高精度なGPS測位を利用して、精密な運動強度を計測できる。

計測後のワークアウトデータは、スマートウォッチ本体およびアプリ内に保存される。

▼健康促進具合をポイントで可視化できるため、毎日のアクティビティのモチベーションアップにも繋がるだろう。

運動計測以外にも、様々な健康モニタリング機能が用意されている。

スマートウォッチを装着しているだけで自身の健康状態を24時間体制でモニタリングできる、上手く活用することで健康寿命の延長にもつながるだろう。

通知連動機能がとても便利

スマートウォッチを利用している中で、個人的に最も重宝している機能が "スマホ通知連動" である。

これはスマホ上に通知された着信、メッセージ受信、その他SNSアプリ等のプッシュ通知を、スマートウォッチ上でも確認できる機能だ。

この機能を利用すると、音声着信はもちろん、メッセージ受信時に内容を確認することも可能となる。LINEやSkype、E-mailなど、メッセージアプリで届いたテキストの内容をディスプレイで確認することもできる。

各種通知をスマートウォッチ上で確認できるため、スマホを出さずとも内容を把握することが出来るようになる。

▼高解像度ディスプレイのおかげで、細かな文字まで見やすい。

各通知はバイブレーションで通知してくれるため、重要な着信やメッセージが届いた際にも、気付かずにとり逃してしまった!確認が遅れてしまった!といった事態を防ぐことが出来るだろう。

▼モバイル通信環境では、スマートウォッチ上で音声&ビデオ通話を行うことも可能だ。

▼フロントカメラを利用してビデオ通話を行った際の様子。

▼ダイヤル機能も用意。

実際に利用してみると、実に便利で重宝する機能だ。アプリごとに通知のON/OFFを切り替えられる点も嬉しい。

バッテリーの持ちは悪い

本製品のバッテリーの持ちは、正直に言うと悪い。

バッテリー容量は600mAhと大きいものの、常時消費する電力量が大きいため、通常利用で約 1-2 日ほどしかバッテリーが持続しない。

私の場合も、最長でも3日ほどで充電残量が尽きてしまい、頻繁な充電を余儀なくされた。

長期のバッテリー持続には期待しない方が良いだろう。

『Rogbid Brave 2』のまとめ

今回紹介した『Rogbid Brave 2』について、特徴をまとめると以下の通りだ。

良かった点

  • 軽量で快適な装着感
  • スタイリッシュなデザイン
  • Android搭載で豊富な機能を利用可能
  • Playストアからアプリを追加可能
  • 4G LTE通信対応
  • 内蔵カメラによるビデオ通話に対応
  • 豊富な健康モニタリング機能

悪かった点

  • バッテリーの持ちが悪い(1~3日ほど)
  • 防水性能は家庭防水レベル(水没に適さない)
  • 側面ボタンが押しづらい(押し込んだ際の手応えが弱い)

以上の通り、2万円台という価格に対して非常に機能の充実した、高コスパなスマートウォッチとなっている。

ワークアウト測定や睡眠モニタリング機能をはじめとした多くの健康管理ツールが用意されており、普段から自然と健康を意識出来るようになるだろう。何より、Playストアから続々と配信される新機能を追加できるため、拡張性にも優れている。

軽量・薄型で見た目的にもスマートな印象を受けるため、フォーマルな場でも抵抗感なく装着できるだろう。

一方で、防水性能が弱いため、プールや海などの水辺に行く際は装着しない方が良いだろう。

また、多機能ゆえかバッテリーの持ちが悪い。頻繁に充電を余儀なくされるため、人によってはストレスを感じるかもしれない。

確かに高性能・多機能なモデルだが、2万円台で購入できるスマートウォッチを探しているのであれば、個人的には以前紹介した『TicWatch Pro 3 Ultra GPS』などのモデルをオススメしたい。

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