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『OUKITEL RT2』レビュー | 20,000mAh大容量バッテリー搭載のタフネスAndroidタブレット

2022-12-12

レイ(管理人)

最新ガジェット大好きなWEBデザイナー。理系大学院修了。国内外の企業と提携し、年間200以上のガジェットをレビューしています。日々の暮らしを豊かで楽しいものにする電子機器や家電などを、分かりやすく丁寧に紹介します。

新型コロナウイルスの影響により、最近ではグランピングやキャンプ、釣りなどのアウトドアアクティビティが人気を博している。

現代では出かける際にも漏れなくスマートフォンを持ち歩くことが当たり前となっており、それらのアウトドアな場面にもタブレット端末を持参する方がほとんどだろう。

しかし、水辺や砂塵の巻き起こるような環境でタブレットを使用すると、故障や不具合の原因にもなりかねない。

そこで今回オススメするのが、高い防水・防塵・耐衝撃性能を備えたタフネスタブレットOUKITEL RT2である。

20,000mAh大容量バッテリー搭載のタフネスAndroidタブレット

今回紹介する『OUKITEL RT2』は、IP68 & IP69K等級の高い防水・防塵性能と、MIL-STD-810G規格の非常に強固な耐衝撃性能を備えた、アウトドア利用にはうってつけのタフネスタブレットだ。

ブランド OUKITEL
モデル名 RT2
ディスプレイサイズ 10.1インチ
解像度 1920×1200(FHD+)
リフレッシュレート 非公表
OS Android 12
CPU(SoC) ‎MediaTek MT8788 オクタコアプロセッサー
RAM 8GB
ストレージ 128GB
マイクロSDカード 対応(最大1TBまで)
SIMカード 対応(デュアルSIM)
対応通信規格 Wi-Fi, Bluetooth, Dual 4G LTE
耐水性 IP68, IP69K
耐衝撃性能 MIL-STD-810G
搭載カメラ フロントカメラ:16メガピクセル
リアカメラ:16メガピクセル
バッテリー容量 20,000mAh
本体サイズ 249.1×167.8×17.3mm
本体重量 約1,030g

IP68 & IP69K等級の筐体は、約1.5mの水深における30分の水没に耐え空気中を舞い散るチリなどが入り込むことによる故障を防ぐことができるため、アウトドアな場面など過酷な環境での使用に適した設計となっている。

耐衝撃面においても、米軍規格のMIL-STD-810Gを採用しており、落下や衝突などによる衝撃にも非常に強い。

▼キャンプやグランピング、釣り、登山など、過酷な環境に持参するにはうってつけのモデル。

頑強な筐体のため、249.1×167.8×17.3mm、約1,030gと大きくて重い本体サイズとなっている。そのためレザーハンドベルトと金具が付属しており、筐体背面に取り付けることで携行性を向上させることが可能だ。

10.1インチディスプレイは1920 × 1200 (FHD+)解像度に対応。大きな画面で綺麗な映像を楽しむことが出来る。

OSはAndroid12を採用。CPUにはMediaTek MT8788 オクタコアプロセッサーを採用し、RAM(メモリ)は8GBを積むなど、一般的なタブレット作業であれば、比較的スムーズにこなすことができる性能を擁している。

ストレージには128GBを用意。マイクロSDカードの挿入で最大1TBのストレージの拡張が可能となっている。

通信規格はWi-FiとBluetoothに加えて、主要なグローバルバンドを利用した4G LTE回線通信にも対応。デュアルnano SIMカードの挿入に対応しており、Wi-Fiのない環境でもインターネット接続を行うことが出来るため、アウトドアな場面でも安心だ。

本体前面には16MP(メガピクセル)のフロントカメラを、背面には16MPメインカメラを搭載しており、ウェブ会議やオンライン授業、外出時の記念撮影用ツールまで幅広い用途で活躍するだろう。

そして何より、20,000mAhの大容量バッテリーを内蔵しており、充電なしで長時間の連続使用が可能となっている。

▼アウトドアな場面でも、バッテリー切れを心配せず利用し続けることが可能。

このように、抜群のタフネスさと大容量バッテリー備えた、アウトドアな場面に持参するにはうってつけのタブレットとなっている。

製品本体および付属品

▼外箱の様子

▼内容物をすべて取り出した様子

内容物一覧は以下の通り。

【内容物一覧】

  • タブレット本体
  • USB Type-Cケーブル
  • 説明書
  • 電源アダプタ
  • カードスロット開閉用ピン
  • レザーハンドベルト
  • 金具固定ネジ ×4本
  • ハードウェアフック ×2
  • ドライバー

▼ユーザーマニュアルは日本語にも対応している。

▼レザーハンドベルトと金具、そしてハードウェアフックを付属のドライバーを用いて背面に取り付けることで、携行性がかなり向上する。

▼アウトドアアクティビティに持参する場合には、ぜひ取り付けておきたい。

▼タブレットの外観。10.1インチディスプレイを搭載したゴツい見た目。

▼前面中央には16MPのフロントカメラを内蔵。

▼背面の様子。

▼背面上部には16MPのリアカメラを内蔵。

▼レザーハンドベルトと金具、そしてハードウェアフックを取り付けるためのネジ穴が用意。

▼筐体サイズは約249.1×167.8×17.3mm、重量は約1030gと大型であり、手で持つと結構なズッシリ感がある。

▼IP68, IP69Kの防水防塵規格、および MIL-STD-810Gの耐衝撃規格に対応した筐体は実にガッチリしており、手に持つだけで頑丈さが伝わってくる。

▼無骨なデザインにカッコよさを感じる方も多いだろう。

▼厚みは17.3mmと、一般的なタブレットの2倍ほどの厚みがある。

続いてインターフェースについて紹介していく。

▼右側面にはスピーカー1基、電源ボタン、音量調節ボタンが用意。

▼上部には特に何もない。

▼左側面にはカードスロット、Type-Cポート、スピーカー1基が搭載。

▼カードスロットとType-Cポートはキャップでしっかりと守られており、水や埃が入り込まないようになっている。

▼付属のカードスロット開閉用ピンを用いてスロットを開き、デュアルnanoSIMカードおよび最大1TBまでのマイクロSDカードを挿入することが可能だ。

このように、端子・ポート類の露出を極力最小限に抑えることで、IP68&69K等級の高い防水・防塵性能を実現している。

筐体自体はどのような過酷な環境でも耐えうる強固な設計がなされていると言えるだろう。

AnTuTuベンチマークテスト

本機について、スマホ・タブレット端末の性能を測ることのできる『AnTuTuベンチマークテスト』を実施してみた。

▼Android端末におけるAnTuTuベンチマークテストの実施方法はコチラを参照

Android端末でAnTuTuベンチマークテストを行う超簡単な方法(2023年時点)

スマートフォン・タブレットなどのモバイル端末のスペック(スコア)を計測することのできるツールとして、『AnTuTu Benchmark』(アンツツ ベンチマーク)というものがあります。 AnTuTuと ...

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結果として、約21.8万点のスコアを記録した。

一般的なタブレット用途に用いる分には、十分に実用的な性能のモデルだと言える。

ただし、重めのゲームアプリ等をスムーズに動かすほどのパフォーマンスは期待できないだろう。

一般的なタブレット作業は比較的スムーズ

本機のパフォーマンスを確認すべく、ウェブサイト閲覧時・動画視聴時の動作について検証した。

ウェブブラウジングは基本的に快適であり、画像が多めのサイトや、処理の重いサイトであっても スムーズに閲覧することが出来た。

▼1920 × 1200 (FHD+)解像度のディスプレイでは、細かな文字まで見やすい。

画像やスクリプトが多めのサイトでも、スクロール時に遅延やカクつきを感じることも無かった。

また、YouTubeやネットフリックスなどの動画サイトを閲覧した場合においても、スピーディかつスムーズに動画を再生することが可能であった。

▼フルHD画質以上の美しい映像を、スムーズに視聴することが出来る。

フルHD+解像度で映し出される映像はカラフルで美しく、映画やアニメなどを視聴しても満足度の高い体験が可能だ。

▼発色も良好。

以上の通り、ウェブサイト閲覧や動画視聴においては、何の問題もなく快適に行うことが出来た。

音質もそこそこ良好

本機には左右に計2基のスピーカーが内蔵されている。

実際に様々な音楽を再生してみたが、意外にも音質はそこそこ良好であった。

この手のタフネススマホは、高い防水・防塵性能を実現するためにスピーカー穴まで堅牢にカバーするため、音がくぐもりがちだ。

しかし本製品のスピーカーは、中~高音域に関しては比較的クリアに響き渡るため、音楽視聴だけでなく、映画等を視聴した場合でもセリフの聴き取り等で苦にならない。

低音こそ潰れてしまって響かないものの、音圧は強く、迫力のあるサウンドを楽しむことが可能だ。

この手のタフネスモデルの中では、優れたスピーカー品質を実現できていると感じた。

実用的な性能のカメラ

また、本機に搭載されていカメラについても確認してみた。

▼実際にフロント(前面)カメラで撮影した画像。

フロントカメラに関して、画質は概ね良好であり、ヒトの輪郭から表情までクリアに映し出すことが出来ていた。

ウェブ会議やオンライン授業など、オンライン通話用途に利用しても問題のない品質だ。

▼続いてリア(背面)カメラで撮影した画像。

上画像を見ても分かる通り、背面カメラについても鮮明で美しい写真を撮影することが可能であった。遠景から近景まで、クリアで発色の良い写真を撮影することができている。

旅行時やアウトドアアクティビティにおける記念撮影用カメラとしても十分に利用できる品質だ。

ゲーミング性能の確認

各種ゲームアプリを遊んだ際のパフォーマンスについても確認していく。

『PUBG』プレイ時

まずは『PUBG』の場合について。

まずグラフィッククオリティに関しては『HD』までを選択することが出来た。

実際に何試合か参加してみたが、処理落ちやカクつきなどはほとんど生じず、終始快適なゲームプレイが可能であった。

▼木々のテクスチャから遠くの風景まで、美しく描画される。

▼激しく動き回っても、ラグやフレームレート低下などを感じることはほとんどなかった。

発色も良く、描画も滑らかなため、本気でゲームアプリを楽しみたいでも満足度の高い体験が可能だろう。

『統合版マインクラフト(旧PE)』プレイ時

続いて『統合版マインクラフト(旧PE)』の場合について。

ワールドを作成して実際にプレイしてみたが、スムーズで快適に操作することが出来た。

▼チャンク読み込み時にも全く重さを感じない。

処理の重くなりがちなバイオームに足を踏み入れた場合でも、カクつきなどは一切感じられず、スムーズな操作が可能であった。

影MODを始めとする多くのアドオンを導入したり、友人らと多人数マルチサーバーに参加した場合でも、スムーズな動作を期待できるだろう。

『原神』レベルの激重アプリには向かない

その他、『原神』レベルの激重ゲームアプリも試したが、流石にスペック不足を感じ、お世辞にも快適と言えるパフォーマンスではなかった。

マイクラやPUBGクラスのゲームアプリであれば比較的スムーズなゲームプレイが可能だが、原神レベルの重い3Dゲームには向いていないという結果であった。

長持ちする20,000mAh大容量バッテリー

本製品には20,000mAhの大容量バッテリーが内蔵されており、長時間の連続利用が可能だ。

実際に満充電の状態から3時間ほどゲームアプリを連続して遊んでみたところ、15%ほどしかバッテリーが減っていなかった。

普通にタブレットを利用する分には、1~2日ほど充電ケーブルに接続しなくても問題ないだろう。

アウトドアな場面に持参するには、まさにうってつけのタブレットと言えるだろう。

『OUKITEL RT2』のまとめ

今回紹介した『OUKITEL RT2』について、特徴をまとめると以下の通りだ。

良かった点

  • 堅固な造りの筐体
  • レザーハンドベルトが付属
  • デュアルSIM対応
  • 高い防水・防塵・耐衝撃性能
  • 発色の良いFHD+解像度ディスプレイ
  • 大抵の作業を快適にこなすことのできる性能
  • (タフネスモデルにしては)音質がそこそこ良好
  • 実用的なカメラ性能
  • 長持ちする20,000mAh大容量バッテリー

悪かった点

  • 1kg超えの重い筐体

以上の通り、過酷な環境でも使用に耐えうる強固な造りのタブレットとなっている。

ただ頑丈なだけでなく性能も充実しており、動画視聴や仕事目的まで大抵の作業を快適にこなすことが可能だ。ゲーミングに関しても、軽めのアプリであればスムーズに遊ぶことが出来るだろう。

カメラ品質も優れており、アウトドアな場面での記録や記念撮影用カメラとしても活用できるレベルだ。

デュアルスピーカーの音質も、この手のタフネスモデルの中では優れた部類と言える。

何より、20,000mAhの大容量バッテリーのおかげで、外出先やアウトドアな場面でも充電残量を気にせず利用できる点は嬉しい。

アウトドアアクティビティに持参するタブレットを探している方には、ぜひオススメしたいタフネスモデルだ。

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