- 洗車時に車を簡単に磨き上げることのできるツールが欲しい!
- 初心者でも手軽で簡単に扱えるものがいいな...
こびり付いたしつこい汚れをピカピカに磨き上げるには、大変な体力を消耗する。
特に金属などに付着した汚れを取り除くためには、もはや "拭く" よりも "削ぎ落す" ことが必要となる。
そのようなときに役立つツールが『高圧洗浄機(ハンディウォッシャー)』だ。高圧洗浄機を使えば、無駄な体力を使うことなく、水の水圧だけでしつこい汚れをあっという間に除去することが出来る。
しかし高圧洗浄機のようなツールは、素人にとって敷居が高くて手を出しづらい、と感じている方も多いのではないだろうか。
また、市場には多くのモデルが出回っており、どの高圧洗浄機を購入すれば良いのか迷ってしまう方もいるだろう。
そこで今回は、初心者でも扱いやすいオススメの充電式ハンディウォッシャー『DINSHARE 高圧洗浄機』について紹介したいと思う。
コードレスで汎用性に優れた充電式ハンディウォッシャー
今回紹介する『DINSHARE 高圧洗浄機』は、バッテリー駆動式でコードレス使用が可能なハンディウォッシャーだ。
ブランド | DINSHARE |
電源 | バッテリー式 |
カラー | オレンジ |
ホースの長さ | 5m |
本体サイズ | 26L x 7.5W x 21.5H cm |
付属品 | ・高圧洗浄機本体 ・4.0A大容量バッテリ ・給水ロコネクタ ・フィルター ・回転ノズル ・方向調整ノズル ・フォームポット ・延長ポール ・フィルター付き給水ロコネクタ(5m) ・充電器 ・収納箱 |
水圧 | 3.0MPa |
水量 | 3.8L/分 |
バッテリー容量 | 4,000mAh |
DINSHARE高圧洗浄機は最新技術を研究したモーターを内蔵しており、頑固な汚れも簡単に落とすことができる。
▼様々な場所・素材へ対応可能。
回転ノズル、方向調整ノズル、フォームポットの3種類ノズルが付属。回転ノズルは出水口の流量を小さくして水圧を調整できる。最大3.0MPAの水圧と3.8L/minの出水量で高い洗浄力を誇る。180度方向調節可能なノズルにより、車のフロアの下側や、フェンダーの中に付いた汚れをラクラク落とすことが可能だ。調整可能なフォームポットを利用すれば、均一できめ細かい泡を水と同時噴射することもできる。
洗浄機自体がコードレス仕様であり、邪魔なコードのストレスから解放される。20V・4,000mAhの大容量バッテリーが付属しており、最大で約30分間の連続使用が可能だ。
そして利用にあたり、高圧洗浄機用ホースを水源に接続したり、電源を接続したりする必要がなく、ペットボルト、バケツ、屋外の河川など様々な方法で水を供給できるため、屋外でも気軽に使用することが可能。
吸水用ホースにはフィルターが付属しており、洗車機の詰まりや故障を効果的に防ぐ。付属の収納ケースにコンパクトに収納できるため、場所を取らず、収納しやすく、携行性に優れたモデルとなっている。
コンパクトで携行性に優れており、付属品も充実、水道の蛇口がなくても給水して高圧洗浄を行うことのできる、汎用性に優れたハンディウォッシャーだ。
製品本体および付属品
▼外箱の様子
▼内容物をすべて取り出した様子
内容物一覧は以下の通り。
【内容物一覧】
- 高圧洗浄機本体
- 4.0A大容量バッテリ
- 給水ロコネクタ
- フィルター
- 回転ノズル
- 方向調整ノズル
- フォームポット
- 延長ポール
- フィルター付き給水ロコネクタ(5m)
- 充電器
- 収納箱
▼洗浄機本体を含むすべての付属品を、収納箱に入れて持ち運び可能。
▼説明書は日本語に完全対応している。
洗浄機本体
▼洗浄機本体の外観。見た目的には電動ドリルに近い印象を受ける。
▼購入時点で先端に回転ノズルが装着されている。
▼26L x 7.5W x 21.5H cmという比較的コンパクトな筐体サイズ。重量も軽いため、持ち続けても腕が疲れづらい。
▼底部にはバッテリーを装着するためのポートが用意。
付属品一式
続いて、本製品の付属品について紹介していく。
バッテリー&充電器
▼洗浄機を動作させるための20V・4,000mAh大容量バッテリー。
▼付属の充電機を用いてバッテリーに充電する。
回転ノズル
▼購入時点で、洗浄機の先端に回転ノズルが装着されている。
▼ノズルを回転させることで中の弁が開閉し、噴出する水量を調節することが可能だ。
延長ポール
▼噴出口を延ばすことのできる延長ポール。
▼回転ノズルの先端に延長ポールを接続して使用する。
方向調整ノズル
▼噴出口の方向を調節したい場合に使用する方向調整ノズル。
給水口コネクタ
▼水を吸い上げて洗浄機から噴出させるための給水口コネクタ。5mの長さがあり、離れた場所からでも水を吸い上げることが出来る。
▼こちらの給水口コネクタは短く、ペットボトルなど身近な場所から水を吸い上げる際に利用する。
フォームポット
▼洗剤などを入れて、水と一緒に噴出させることのできるフォームポット。
▼洗浄機の先端に接続して使用する。
以上の通り、付属品が非常に充実したパッケージ内容となっている。
使用開始準備
本製品を使用するまでの手順はいたって簡単だ。
まず洗浄機の下部に、水を吸い上げるための給水口コネクタを接続する。
続いて、必要に応じて洗浄機の先端に回転ノズル、延長ポール、フォームポット、方向調整ノズルなどを接続する。
▼延長ポールと回転ノズルを接続した様子。
▼そして最後に、洗浄機の下部に充電済みのバッテリーを装着する。
以上で洗浄機の使用準備は完了だ。
バッテリーやノズルを装着すると全体重量はやや重くなるが、それでも長時間持ち続けても疲れづらい重量だ。
実際に使用してみた
実際に、筆者の車を洗車する際に本製品を使用してみた。
今回のレビュー時には、5mの給水口コネクタを使用して、バケツから水を吸い上げて噴出させた。
▼水をしっかりと吸い上げられるよう、給水口コネクタの先端はきちんと水に沈めておこう。
コネクタを水に浸けた状態で洗浄機のトリガーを引くと、先端から勢いよく水が噴射される。
トリガーへの力の入れ具合や回転ノズルの開閉状態を変えることで、出力は柔軟に調節可能。噴射対象の素材ごとに最適な出力で高圧洗浄を行うことが出来る。
▼実際に使用した動画(音量注意)
▼しつこい汚れがこびりついたタイヤに対して高圧洗浄を実施。
このように、金属製のタイヤにこびりついた汚れを楽に取り、ピカピカに磨き上げることが出来た。
レビュー時は寒い冬空の下で洗車を行ったが、冷たい水を触れずに高圧洗浄で洗車することが出来たため、疲れも少なく冷たさでストレスを感じることもなかった。
コードレス式で扱いやすく、付属の5m給水口コネクタを用いることで離れた場所からでも給水できるため、汎用性はかなり高いだろう。
酷くこびりついた汚れは削り切れない
ただし、本製品はあくまでコードレスのポータブルタイプであり、流石に出力には限度がある。
そのため、酷くこびりついた汚れなどは完全に磨き上げることはできなかったため、手でゴシゴシと磨き上げる必要があった。
コード式の本格的な高圧洗浄機ほどの出力を期待しない方が良いだろう。
水があっという間になくなる
今回のレビュー時にはバケツに溜めた水を吸い上げて噴射したが、本製品はペットボトルなどからでも給水することが出来る。
ただし、3.8L/分という高出力のため、水をあっという間に消費する。1~2Lペットボトルではものの十数秒ほどで水を使い切ってしまうだろう。
本製品を十二分に活用したい場合は、大量の水を確保できる場所での使用をオススメする。
『DINSHARE 高圧洗浄機』のまとめ
今回紹介した『DINSHARE 高圧洗浄機』について、特徴をまとめると以下の通りだ。
良かった点
- 付属品が充実
- 同梱の収納箱で収納・持ち運びがラクラク
- 比較的軽量で取り回しやすいサイズ
- バッテリー充電式のコードレス仕様
- 水道の蛇口が無くても使用可能
- サイズに対して高出力
- リーズナブルな価格
悪かった点
- 水がすぐになくなる(大量の水源の確保を推奨)
- 酷くこびりついた汚れは除去できない(出力に限界があり)
- バッテリーの持ちは15~20分程度
以上の通り、持ち運びに適したコンパクトなサイズに対して、そこそこ使える出力を擁するオススメの高圧洗浄機となっている。
コードレス式で取り回しやすく、水道の蛇口がなくとも、付属の給水口コネクタを用いることで離れた場所からでも給水できるため、汎用性はかなり高いだろう。
本格的な高圧洗浄機と比べると出力自体は劣るものの、タイヤ掃除やベランダ掃除など、手でゴシゴシと磨くのが億劫な場所を掃除するには十分に役立つ性能だ。
初心者でも扱いやすい高圧洗浄機を探している方には、オススメしたいエントリーモデルとなっている。
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