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『BMAX MaxPad I11Plus』レビュー | UNISOC T616搭載の高コスパAndroidタブレット

2023-02-06

レイ(管理人)

最新ガジェット大好きなWEBデザイナー。理系大学院修了。国内外の企業と提携し、年間200以上のガジェットをレビューしています。日々の暮らしを豊かで楽しいものにする電子機器や家電などを、分かりやすく丁寧に紹介します。

数多くのタブレット製品をリリースしてきたBMAXは、2022年11月に同ブランドの最新Androidタブレットである『BMAX MaxPad I11Plus』を発売した。

10.36インチディスプレイ搭載の格安タブレットであり、8GB RAMおよび‎UNISOC T616 オクタコアプロセッサーを採用。一般的なタブレット作業をスムーズにこなせるだけの性能を擁している。

【2023 最新Android 12】BMAX MaxPad I11Plus タブレット T616 Android 12 タブレット 10.4インチ 8GB+128GB+2TB拡張可能 6600mAh 2K FHD IPSディスプレイ 2000*1200解像度 8コアCPU 最大2.0Ghz 4G LTE SIM通話+GPS搭載+2.4G/5GデュアルWiFi 13MP/5MPカメラ Bluetooth5.0 顔認証+Widevine L1をサポート+振動モータ搭載+分割画面機能搭載+OTG転送をサポート+日本語取扱説明書付き、一年保証、Type-C充電 グレー [SIM対応する]
Bmax
ブランド BMAX
モデル名 MaxPad I11Plus
ディスプレイサイズ 10.36インチ IPS
解像度 2000×1200(FHD+)
リフレッシュレート 非公表
OS Android 12
CPU(SoC) ‎UNISOC T616 オクタコアプロセッサー
RAM 8GB
ストレージ 128GB
マイクロSDカード 対応(最大2TBまで)
SIMカード デュアルnano SIMカード対応
対応通信規格 Bluetooth 5.0, GPS, 2.4G/5G デュアルバンドWiFi
搭載カメラ フロントカメラ:5メガピクセル
リアカメラ:13メガピクセル
バッテリー容量 6,600mAh
本体サイズ 約247 × 156 × 7.7 mm
本体重量 約466g

247 × 156 × 7.7 mm、約466gのコンパクトかつ薄型デザインで、持ち運びにも適している。

▼2000×1200(FHD+)解像度の10.36インチIPSディスプレイを搭載。

CPU(SoC)には "UNISOC T616 オクタコアプロセッサー" を採用しており、8GB RAM(メモリ)を搭載。ウェブサイト閲覧や動画視聴、軽めのゲームアプリ程度の用途であれば、快適にこなせる性能を擁している。

筐体には計4基のスピーカー(クアッドスピーカー)を内蔵。

ストレージは128GBを用意。必要に応じてマイクロSDカードを挿入することで最大2TBまでの拡張も可能だ。

通信規格はデュアルバンドWi-FiとBluetooth、GPS等に対応。デュアルnano SIMカードの挿入にも対応しており、4G LTE通信を行うことも可能。

前面・背面にはそれぞれ5メガピクセル・13メガピクセルのカメラが内蔵。テレワークやオンライン授業用デバイスとしても活用できるだろう。

大容量6,600mAhバッテリーを内蔵。外出先でも長時間の連続使用が可能だ。

仕事からウェブサイト閲覧、動画視聴用途にまで活用できる、汎用性の高い2万円台の格安Androidタブレットだ。

製品本体および付属品

▼外箱の様子

▼内容物をすべて取り出した様子。

内容物一覧は以下の通り。

【内容物一覧】

  • タブレット本体
  • ユーザーマニュアル
  • USB Type-Cケーブル
  • 電源アダプタ
  • カードスロット開閉用ピン

▼マニュアルは日本語にも対応している。

▼タブレットの外観。10.34インチディスプレイ搭載のシンプルかつスタイリッシュな外観。

▼前面中央には5MPのフロントカメラを内蔵。

▼背面の様子。高級感はないがシッカリとした造り。

▼背面には13MPのリアカメラを内蔵。

▼247 × 156 × 7.7 mm、約466gのコンパクトな筐体。

▼厚みは7.7mmと薄く、カバンなどに入れて持ち運んでも支障にならないだろう。

続いてインターフェースについて紹介していく。

▼左側面には電源ボタンカードスロットおよびType-Cポートが用意。

▼付属のピンを用いてスロットを開き、マイクロSDカードやデュアルnanoSIMカードを挿入することが可能だ。

▼右側面には3.5mmオーディオジャックが用意。

▼上部には音量調節ボタンおよび2基のスピーカーが内蔵。

▼そして下部にも2基のスピーカーが内蔵されている。

上下に計4基のスピーカー(クアッドスピーカー)が内蔵されているため、立体的なサウンドを楽しむことが可能だ。

コンパクトかつ薄型な筐体に、充実したポート類が集約されたインターフェースとなっている。

AnTuTuベンチマークテスト

本機について、スマホ・タブレット端末の性能を測ることのできる『AnTuTuベンチマークテスト』を実施してみた。

▼Android端末におけるAnTuTuベンチマークテストの実施方法はコチラを参照

Android端末でAnTuTuベンチマークテストを行う超簡単な方法(2023年時点)

スマートフォン・タブレットなどのモバイル端末のスペック(スコア)を計測することのできるツールとして、『AnTuTu Benchmark』(アンツツ ベンチマーク)というものがあります。 AnTuTuと ...

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結果として、約24.4万点のスコアを記録した。

一般的なタブレット用途に用いる分には、十分に実用的な性能のモデルだと言える。

ゲームアプリに関しても、設定を抑えることである程度スムーズに動作できるだろう。

一般的なタブレット用途はスムーズにこなせる

本機のパフォーマンスを確認するため、ウェブサイト閲覧時・動画視聴時の動作について検証した。

ウェブブラウジングは実に快適であり、画像が多めのサイトや、処理の重いサイトであっても スムーズに閲覧することが出来た。

▼ほとんどのウェブサイトが素早く表示される。

画像やスクリプト多めのサイトでも、読込時やスクロール時にカクつきを感じることは無く、閲覧に支障をきたすことはなかった。

▼2000×1200(FHD+)解像度ディスプレイのおかげで、細かな文字まで鮮明に描画され読みやすい。

また、YouTubeやネットフリックスなどの動画サイトを閲覧した場合においても、スピーディかつスムーズに動画を再生することが可能であった。

▼高画質映像を、スムーズに視聴することが出来る。

▼ディスプレイの発色は良好。

実写映画からアニメに至るまで、深みのある色合いで楽しむことが出来た。

スピーカー性能はイマイチ

本機のスピーカー品質について確認してみた。

計4基のスピーカー(クアッドスピーカー)を内蔵していることもあり、音圧はそこそこ強めであった。上下から音が出力されるため、音に立体感もある。

ただ、中~高音域に関しては明瞭に出力される一方で、低音に関してはつぶれてしまっており、迫力に欠ける。

音質は悪くはないが、それほど良いとも言えない、といったところだろう。満足度の高いサウンドを楽しみたい場合は、イヤホンの利用をオススメする。

実用的なカメラ性能

また、本機に搭載されていカメラについても確認した。

▼実際にフロント(前面)カメラで撮影した画像。

全体的に画質がクリアで、人物の表情から背景の様子に至るまで明瞭に映し出すことが出来ていた。

激しく動くと多少の残像が発生するが、それでもウェブ会議やオンライン授業に利用しても全く問題ない品質だろう。

▼実際にリア(背面)カメラで撮影した画像。

リアカメラに関しても、明瞭な写真を撮影できた。色合いも自然で、肉眼で見た場合に近い。

記念撮影用カメラとしては画質がやや心もとないが、映像記録用カメラとしては十分に実用的なレベルだと言えるだろう。

ゲーミング性能の確認

本機を用いて各種ゲームアプリを遊んだ際のパフォーマンスについても確認していく。

『統合版マインクラフト(旧PE)』プレイ時

まずは『統合版マインクラフト(旧PE)』の場合について。

ワールドを作成して実際にプレイしてみたが、スムーズで快適に移動することが出来た。

▼チャンク読み込み時にもそこまで重さを感じることはない。

▼カクつきもなく、スムーズに移動可能。

処理の重くなりがちなバイオームでもスムーズに操作できた。

アドオンを導入したり、友人らと多人数マルチサーバーに参加した場合でも、スムーズなゲームプレイを楽しむことができるだろう。

『PUBG』プレイ時

続いて『PUBG』の場合について。

まずグラフィッククオリティに関しては『HD』まで選択できた。

実際にいくつかの試合に参加してみたが、たまにテクスチャの読み込み遅延が発生する程度であり、大人数のプレイヤーが密集する場所においても、スムーズなゲームプレイが可能であった。

▼画質もそこそこ良い。普通にプレイする分には支障のないレベルだと言える。

▼10.36インチディスプレイは、探索や索敵を行うには十分な大きさだ。

HDグラフィック設定ではビジュアルに多少荒い点が目立つが、それでも普通にゲームを楽しむ分には問題のないパフォーマンスを実現できていた。

『原神』レベルのゲームアプリはきつい

一方で、『原神』などの処理の重いゲームアプリもプレイしてみたが、画質設定を最低に落とした場合でもフレームレートが激しく低下し、まともに遊べるレベルではなかった。

さすがに『原神』レベルのゲームは動作がキツく、『PUBG』や『マインクラフト』あたりが限界だと思われる。

バッテリーの持ちは6~7時間程度

本製品は6,600mAhの大容量バッテリーを内蔵しているが、バッテリーの持ちはウェブブラウザを連続利用した場合、約6~7時間程度であった。

普通に利用する分には、丸1日は連続して使用し続けられるだろう。ただし、バッテリー容量に対して持続時間が短いように感じられる。

『BMAX MaxPad I11Plus』のまとめ

今回紹介した『BMAX MaxPad I11Plus』について、特徴をまとめると以下の通りだ。

良かった点

  • リーズナブルな価格
  • コンパクトかつ軽量な筐体
  • 一般的なタブレット用途はスムーズ
  • 画質を妥協すれば、ゲームアプリもある程度快適に遊べる
  • 3.5mmオーディオジャックを搭載
  • デュアルnano SIMカード挿入に対応

悪かった点

  • スピーカー品質はいまいち
  • バッテリーの持ちが、容量に対して短め

以上の通り、2万円台の格安タブレットとしては実用的な性能を発揮するモデルとなっている。

基本性能が優れており、ウェブサイト閲覧や動画視聴はもちろん、マイクラやPUBGクラスのゲームアプリでも設定を調節することでそこそこスムーズに動作した。一方で、原神レベルのゲームアプリに関してはさすがにスペック不足であった。

クアッドスピーカーに関して、中~高音に関しては響く一方で低音は潰れてしまっており、そこまでの品質を期待しない方が良いだろう。

カメラ性能もそこそこレベル。ウェブ会議やオンライン授業用として十分活用できるレベルだろう。しかし、旅行時などに記念撮影用カメラとして使用するには心もとない画質だ。

何はともあれ、デュアルnanoSIMカードの挿入に対応している点や、3.5mmオーディオジャックが用意されている点は実用性に優れていると言える。

2万円台の価格帯で使い物になる性能のタブレットを求めている方には、ぜひオススメしたい一品だ。

【2023 最新Android 12】BMAX MaxPad I11Plus タブレット T616 Android 12 タブレット 10.4インチ 8GB+128GB+2TB拡張可能 6600mAh 2K FHD IPSディスプレイ 2000*1200解像度 8コアCPU 最大2.0Ghz 4G LTE SIM通話+GPS搭載+2.4G/5GデュアルWiFi 13MP/5MPカメラ Bluetooth5.0 顔認証+Widevine L1をサポート+振動モータ搭載+分割画面機能搭載+OTG転送をサポート+日本語取扱説明書付き、一年保証、Type-C充電 グレー [SIM対応する]
Bmax

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