- リモートワークやWEB会議用の環境を整えたい!
- でもカメラやマイク、スピーカーを別々に揃えるのは面倒...
2020年以降、新型コロナウイルスの影響により、遠隔地同士をオンラインで繋ぎ、映像・音声のみを送受信し合って話し合いを行う『ウェブ会議』が盛んに行われるようになってきている。
ウェブ会議を行う際に必要となるガジェットとして、カメラ・マイク・スピーカーの3点が挙げられる。
しかし、これら3点を互換性も考慮に入れつつ、別々に購入するのはいささか面倒ではある。
また、これらの1つでも製品選びに失敗してしまうと、円滑なウェブ会議の支障となる恐れがある。
そこで今回オススメしたいのが、高品質なウェブカメラ・マイク・スピーカーの3点が搭載されたオールインワンガジェットの『Coolpo AI Huddle PANA』だ。
▼これ1台でウェブ会議の用意が完了する便利な製品。
カメラ・マイク・スピーカーがすべて搭載された『Coolpo AI Huddle PANA』
『Coolpo AI Huddle PANA』はウェブカメラであるが、同時にマイクスピーカーとしても利用することが可能だ。
360度全方位に対応したフルHD画質のカメラが上部に備わっているほか、高品質なマイク・スピーカーも内蔵されている。
ブランド | COOLPO | |
ビデオ | 画角 | 水平60度 垂直60度 |
レンズ数 | 360度レンズ×1 | |
画像解析技術 | Meeting Flex | |
解像度 | パノラマ-4K HD: 30fps | |
カメラ | イメージセンサー | 1/1.7インチ大型CMOS, 1200メガピクセル |
光学焦点距離 | 1.56mm | |
絞り | F2.4 | |
画角 | 360度 | |
デジタルノイズリダクション | 自動 | |
逆光補正 | ||
露光モード | ||
ホワイトバランス | ||
音声 | マイク | スマートマイク×4 |
範囲 | 4.5m | |
スピーカー | 360度スピーカー | |
接続 | USBポート | USB-A |
電源 | AC電源 | |
USB機能 | 対象OS | Windows7/8/10. MacOS |
UVCビデオフォーマット | MJPEG | |
解像度 | MJPEG:3840×2160, 1920×1080, 120×72 | |
UVC通信プロトコル | USB2.0/UVC1.1 | |
一般 | 本体寸法(長さ×幅×高さ) | 11×11×29cm |
内容物 | デバイス, USB-Aケーブル, 電源ケーブル, 保証書 | |
保証期間 | 12ヶ月 | |
動作温度 | 0℃~40℃ | |
動作湿度 | 10%~90%(結露しないこと) | |
互換性 | Zoom、Skype for Business、Skype、Google hangouts、Microsoft Teams、Cisco WebEx、BlueJeans など |
本製品1台をデスクに置くだけで、快適なウェブ会議を実現するための環境がすべて整う。
▼オールインワンの構成。
本体上部には360度対応のウェブカメラが搭載されており、1080p(フルHD)の美しい画質で相手側に映像を届けることが可能。
▼どの場所に座っていても問題ない。
そしてカメラにはAI機能が搭載されており、ヒトの動きを認識して、発言者を自動的に強調表示することができる。
▼発言する度に、いちいちカメラの目立つ位置に移動する必要は無い。
そして内蔵されたスピーカーは非常にクリアな音質を実現しており、全方位に対して均一なサウンドを届けることができる。
またノイズキャンセリング機能搭載の4機のマイクは、環境音(ノイズ)をシャットアウトしつつ、位置・方位に関係なく会議参加者の声をクリアに拾い上げて相手側に伝えてくれる。
▼幅広い互換性を擁しており、主要な会議用ソフト全般で使用することが可能。
そして何より、プラグアンドプレイに対応しているため、ソフトウェアやドライバ等をインストールすることなく、USB接続後すぐに利用を開始できる手軽さも併せ持っている。
▼社用PCでも安心して使用可能。
持ち運びも容易であり、会議室間の移動の際に支障となることはない。
まさに、快適なウェブ会議を実現するためにはうってつけのウェブカメラであると言える。
本体および付属品について
▼本体外箱。
▼フタを開けると付属品の入った小箱がギッシリ収まっている。
▼内容物をすべて取り出した様子。
内容物一覧は以下のとおりである。
【内容物一覧】
- ウェブカメラ本体
- カメラカバー
- USB-Aケーブル
- AC電源ケーブル
- 説明書・保証書一式
▼説明書は日本語完全対応のため、使用方法で困ることはないだろう。
▼製品本体の外観
本体重量は約2.1キログラム、高さは29センチとなっており、500mlペットボトルより多少大きいサイズ。持ち運びに時に支障となるレベルではない。
なお、下部のメッシュ状になっている部分には360度対応スマートスピーカーが内蔵されている。
▼本体前面には、電源ボタンのほか、タッチ操作式の各ボタンが用意されている。
また、本体上部には当初カバーが取り付けられており、外すことでウェブカメラを使用することができる。
▼保護用のカメラカバー。
▼底部の様子。USB-Aポートと電源ポートが用意されており、使用時には付属のケーブルを接続する。
▼ケーブルを底の溝に這わせることで、本体がケーブルに乗っかって浮くことはない。
このように、必要最低限のボタン・ポート類のみが搭載された、非常にシンプルなデザインとなっている。
この種のガジェットを初めて扱う方でも、迷うことなく利用することができるだろう。
それでは以下から、実際に使用した感想を紹介していく。
接続~利用開始まで
本製品の接続~利用開始に至るまでの手順はいたって単純だ。
まずケーブル類をPCと接続したうえで、本体の電源を入れる。
▼電源ボタンを1秒以上長押しして起動。
するとPC側で必要なセットアップが自動的に開始される。
セットアップが完了すると、製品が利用できる状態となる。
繋いで電源を入れるだけなので、非常に簡単で誰にでもできる。
ソフトウェアやドライバ等のインストールが不要であるため、社用PCなどでも安心して接続することが可能だ。
高性能な一方で、PC初心者にも優しいデバイスであると言える。
非常に自然な発色の、美しいフルHD映像
今回はテストとして、ウェブ会議用ソフト『Zoom』にて、友人との会議通話を行った際に本製品を試してみた。
▼実際に映した映像。
まず画質に関してだが、さすがは値段相応とも言うべき、非常に美しい(高精細な)映像を映し出すことができていた。
個人的には今まで試してきたウェブカメラの中では、最も品質の高い部類であると感じた。360度対応にも関わらず、映像が変に魚眼風にならず、発色自体も自然な色合いを実現できていた。
30fpsに対応していることもあり、体を素早く動かしても残像や遅延などが発生することはなかった。
そしてAI機能のおかげで、ウェブカメラの周囲をグルグルと移動しても、自動で私の位置が認識されてオートフォーカス・強調表示される。
ウェブカメラとの位置関係をいちいち考える必要が無いため、多人数の参加するウェブ会議においては実にうってつけの機能であると言える。
クリアな音声を出力するスピーカー
また、全方位対応スピーカーに関しても、クリアで明瞭なサウンドを出力することができていた。
会議中、試しに相手側に小声か大声まで、色々なボリュームの発音を試してもらったが、いずれの場合においても一定の品質で聞き取ることができた。
低音に関してはそこまで響かないため、音楽視聴用のスピーカーとしては向かないかもしれない。
それでも、円滑な会議通話を行うには十分なクオリティのスピーカー品質となっている。
距離・方向に依存しない集音マイク
そして本機に搭載された4機のマイクが、方向・距離に関係なく、一定の音質で相手側に声を届けてくれる。
試しにウェブカメラの周囲をグルグルと回ってみたり、3~4メートルの範囲内を近づいたり、離れたりしつつ会話を続けてみたが、いずれの場合においても、私からの発音を一定の品質を保ったまま届けることができていた。
こちらについても、多人数が本製品を取り囲んでウェブ会議を行う場合などでも、問題のない品質となっている。
充電式・Bluetooth対応であれば尚良かった
本製品は持ち運びに適したサイズ・重量であり、簡単に設置場所を移動することができる。
それだけに、電源入力・映像&音声入出力が有線接続のみである点はやや残念だ。
もしも本製品がバッテリーを内蔵した充電式であり、Bluetooth接続にも対応することで スタンドアローン使用が可能になれば、より本製品の利便性は向上するだろう。
底部のケーブルが挿し抜きしづらい
上述したように、本製品ではケーブル類を底部のポートに接続して使用する。
しかし この接続部の形状は非常に挿し抜きがしづらく、特にケーブルを取り外す際には指が入りづらいため、結構な苦労を要する。
もしも今後、本機のアップグレードモデルをリリースする予定があるのであれば、是非この点について改善をお願いしたいところだ。
Coolpo AI Huddle PANA』のまとめ
今回紹介した『Coolpo AI Huddle PANA』について、特長をまとめると以下の通りだ。
良かった点
- カメラ・マイク・スピーカーのすべての機能が搭載
- 非常に美しい映像を映し出すカメラ
- 自動で強調表示を行うAIを搭載
- 扱いやすいシンプルなデザイン
- プラグアンドプレイ対応
- 高品質なマイク・スピーカー
悪かった点
- 有線接続のみ(ワイヤレス使用不可)
- ケーブル類が抜き差ししづらい設計
このように、これ1台だけでウェブ会議の準備がすべて整うオールインワンのウェブカメラとなっている。
高画質カメラは言うまでもなく、スピーカー・マイクに至るまで高いレベルで設計されており、円滑なウェブ会議を行うことができるだろう。
またプラグアンドプレイ対応のため、ドライバ等のインストールが不要な点も実用的であると言える。
これからウェブ会議の準備を行う方には、是非お勧めしたい一品だ。
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