XiaomiよりRedmi 12Cが日本で発売されました。
新スマホなのにmicro USBポート搭載
最近のAndroidスマートフォンはローエンド~ミドルレンジでもUSB Type-Cポートを搭載することが当たり前になり、iPhoneですら次世代機ではUSB Type-Cポートを搭載する流れになっています。
そんな中登場したRedmi 12Cは、なんと時代に逆行するかのように「micro USBポート」を搭載。
USB PDはもちろんQuick Charge 2.0などにも対応せず、10Wでしか充電できません。
2023年にmicro USBポートを搭載した新機種を購入できる機会は滅多にないので、ケーブルの裏表を気にしていた昔のスマホを懐かしんだり、長い充電時間を使ってデジタルデトックスしたりしたい方におすすめです。
10W充電でバッテリーに負荷を与えず、在庫がゴミになるはずのmicro USB端子を利用するなどして環境・サステナビリティに気を配るとはさすがXiaomiですね。
120Wの神ジューデンを宣伝していた会社の新製品だとはとても思えません。
最低限度の性能
Redmi 12CはAndroid 12、MediaTek Helio G85を搭載しています。
Snapdragon 680と同じ程度の性能であるため、ゲーム以外の軽い作業であればそれなりにスムーズにできます。
メモリは家電量販店などでは3GB、Amazon・楽天市場などでは4GBモデルが販売されており、eMMC 5.1ストレージを使ったメモリ拡張に対応しています。
OPPO A77に比べればかなり高性能です。
1TBまでのmicroSDカードで容量追加も可能です。
HD解像度、500nitsのディスプレイ
Redmi 12Cのディスプレイは1650×720 HD+解像度です。
高リフレッシュレートには対応しておらず、最大輝度は500nitsで屋外では見えにくくなります。
最近では見かけなくなった、水滴型ノッチが採用されています。
昔のiPhoneのようでノスタルジックな気分にさせてくれます。
カメラ横に指紋認証センサー搭載
最近のスマートフォンでは画面内指紋認証センサーを搭載したり側面の電源ボタンに内蔵したりすることが多い中、Redmi 12Cは背面に指紋認証センサーを搭載しています。
カメラレンズの横に配置されているため指を伸ばす必要があり、レンズを触らないように注意力を鍛えさせてくれます。
カメラは50MPで、1080P 1920×1080 30fpsまでの動画撮影が可能です。
NFCには対応していないため、マイナンバーカードの読み取りもできません。
Amazonでは2023/03/16現在23,800円で購入できます。
なお、ほぼ同じSoC性能でUSB Type-Cポート・33W充電・有機ELディスプレイ・輝度1000nits・90Hzリフレッシュレート・UFS 2.2ストレージのRedmi Note 11は24,800円で購入できます。1,000円価格を下げるための犠牲が大きすぎるような…。
OCNモバイルONEでは3/28 11時までセール特価1,100円で販売されています。