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『eMeet OfficeCore M0 Plus』レビュー | ワイヤレス接続対応の高性能マイクスピーカー

2023-04-10

レイ(管理人)

最新ガジェット大好きなWEBデザイナー。理系大学院修了。国内外の企業と提携し、年間200以上のガジェットをレビューしています。日々の暮らしを豊かで楽しいものにする電子機器や家電などを、分かりやすく丁寧に紹介します。

中国の家電メーカーであるeMeet社は2023年4月、同社のマイクスピーカーの最新モデルである『EMEET M0Plus』を発売した。

マイクとスピーカーの両機能を備えており、4つのマイクは360度全方位の音を収音。完全ワイヤレス使用に対応するなど、全体的に優れた利便性を発揮する最新マイクスピーカーとなっている。

今回、提携先より本製品を提供していただいたので、実際に使用した感想を基にレビューしていきたいと思う。

ブランド eMeet
モデル名 M0 Plus
メーカー ‎‎Shenzhen eMeet technology Co.,Ltd.
内蔵マイク 4基(100Hz - 10kHz)
収音範囲 3m, 360度全方位
スピーカー 3Wスピーカー, 89dB, 20Hz - 20kHz(±3dB)
接続方式 USB Type-C, Bluetooth
バッテリー 2,600mAh リチウムイオンバッテリー
連続稼働時間(ワイヤレス時) 約10時間
公式ソフトウェア eMeet Link
本体サイズ 116×116×40mm
本体重量 約250g

『EMEET M0 Plus』は、以前発売された人気モデルである『EMEET OfficeCore M0』の上位モデルとしてリリースされる。

▼全体的に機能が向上。ワイヤレス接続にも対応した。

Windows・Mac OSのいずれにも対応しており、幅広いPCソフトウェアへの互換性が確認されている。

通常販売価格は税込7,599円となっており、発売時点でAmazonにて2,000円OFFクーポンが配布されている。

全体的な性能がアップグレードされているほか、スピーカーの音質についても向上しており、より快適な双方向通話を楽しむことが可能だ。

『EMEET M0 Plus』の特徴

『EMEET M0 Plus』の主な特徴について紹介していく。

4基のAIマイクによる全方位収音

EMEET M0 Plusスピーカーフォンには4つのマイクが搭載されており、360°全方位の音のを漏らさず収音し、一人一人の声を強調して相手に届けることができる。また3Wの高品質スピーカーも搭載されており、部屋中に音を均等に広げ、すべての発言内容をはっきり聞き取ることが可能となっている。

クリアな音質

最新のVoiceIAオーディオアルゴリズムにより、バックグラウンドノイズ(環境音)がフィルタリングされ、エコー(反響)も除去されることで、会議参加者の声だけがはっきり聞こえるようになり、参加者は快適な会議を体験できる。双方向通話をサポートしており、まるで対面しているかのように自然な会話を展開し、誰もが会議にストレスなく参加することを可能にするだろう。

大規模会議にも対応可能

本製品は連結機能に対応しており、同モデルを専用連結ケーブルで2つ接続することで、最大16名までの参加者に対応できるようになる。この機能は、Meeting Capsule、M3、M0 PlusなどのEMEET製品に対応しており、小規模な会議から大規模な会議まで柔軟に対応させることが可能だ。

簡単で使いやすい設計

本製品はUSB Type-Cケーブルを用いた有線接続、およびBluetooth 5.0を利用したワイヤレス接続に対応しており、様々な会議シーンに簡単に対応できる。ドライバのインストールは不要で、プラグアンドプレイで簡単に使用することが可能だ。また、ZoomやMicrosoft Teams、Skype、Slack、Webexなどの主要な会議プラットフォームに対応しているため、どのような状況でもすぐに会議を開始できる。

大容量バッテリーによる優れたパフォーマンス

大容量バッテリーを搭載したM0 Plusは、1回の充電で約10時間の通話時間をサポートし、長時間の会議でも充電切れの心配はない。会議室、自宅のオフィス、または出張先での使用に適しており、常に高品質な会議体験を提供する。

製品本体および付属品

▼外箱の様子

▼内容物をすべて取り出した様子。

内容物一覧は以下の通り。

【内容物一覧】

  • マイクスピーカー本体
  • ユーザーマニュアル
  • USB Type-Cケーブル(1m)

▼マニュアルは日本語にも対応している。

『eMeet OfficeCore M0 Plus』本体のデザインはシンプルかつスタイリッシュだ。

▼スピーカー穴の空いた筐体上部。

▼上部中央にはミュートボタンボリュームアップ/ダウンボタン通話ボタン電源ボタンBluetoothボタンが用意。

LEDインジケータも搭載。本体情報をLED点灯で表示する。

▼底部にはゴム製の滑り止めが施されている。

▼116×116×40mmのコンパクトな筐体は、片手にスッポリ収まるほどのサイズ。

▼厚みは40mmであり、カバンなどに入れて持ち運んでも邪魔にならないだろう。

▼後部側面にはType-CポートAUXポートが用意。

▼マウスと並べるとコンパクトさが良く分かる。

このように、コンパクトな筐体に必要な機能がすべて詰め込まれた、洗練されたデザインとなっている。

接続後すぐに使用可能(プラグアンドプレイ)

本製品はプラグアンドプレイに対応しており、専用のソフトウェアやドライバをインストールする必要はない。

有線接続の場合

有線接続の場合、PCなどの端末とマイクスピーカーとをUSBケーブルで接続するだけで、あっという間に利用可能状態となる。

▼セットアップは自動的に完了するため、何も難しい手順は発生しない。

実に簡単に接続できるため、PC初心者でも扱いに迷うことは無いだろう。

社用PCなど、自由にソフトウェアをインストールできない端末で使用する場合にも安心だ。

Bluetooth(無線)接続の場合

Bluetooth(無線)接続の場合、マイクスピーカーの初回起動時に、自動的にペアリングスタンバイ状態となる。

するとデバイス上で『eMeet OfficeCore M0 Plus』が検出される。

▼PC画面

あとはペアリング(接続)を完了することで、マイクスピーカーの利用が可能になる。

わずか2ステップのシンプルな手順で利用を開始できるため、デバイスの扱いに慣れていない方でも問題なく利用できる。用途や場面に応じて、接続方法を切り替えると良いだろう。

設置場所を取らない

筐体サイズが非常にコンパクトで、なおかつワイヤレス接続に対応しているため、デスク上のどの場所に設置しても邪魔になることはない。

▼ケーブル無しで接続可能なため、使用中にストレスを感じづらい。

デスク上にあまりスペースのない場合にも安心して利用できるだろう。

専用ソフトウェアで各パラメータの調節が可能

eMeet社は、自社製品向けのフリーソフトウェアである『eMeetLink』を提供している。

利用にあたり必ずしもインストールする必要はないが、本ソフトウェアを使用することで、マイクスピーカーの各種パラメータを調節することが可能だ。

▼マイク感度やLED点灯の切り替えなど、マイクスピーカーに関する調整を行うことが出来る。

▼各種パラメータを調節可能。

本製品を購入したら、ぜひ公式ソフトウェアのインストールを推奨する。

なお、eMeetLinkの機能は、マイクスピーカーを有線接続している場合のみ利用可能だ。ワイヤレス接続中は利用できないので注意したい。

非常に快適なオンライン通話が可能

今回のレビュー時には、SkypeやGoogle Meetなどのオンライン通話ツールを使用して、本製品を試してみた。

実際に3時間ほど連続で本製品を使用してみたが、結論としてマイク・スピーカー両方において、品質は実に良好であった。

3W高出力スピーカーのおかげで、通話相手の小さな声でも明瞭に聞き取ることが可能であった。相手側に低い声から高い声まで発声を試してもらったが、いずれの場合でも一定の品質が保たれている。

音質自体も良く、音楽視聴時にも比較的満足度の高いサウンドを出力できていた。

計4基のマイクは、高性能なうえにノイズキャンセリング機能に対応しており、環境音などのノイズを完全にシャットアウトして、発声者の声だけを相手側に伝えることが出来ていた。人の多い外出先で利用しても、オンライン通話に支障をきたすことはないだろう。

そして独自技術の『Voice IA機能』により、ノイズの多い環境下でも人の声だけを明確に識別することが可能であった。

これらの機能により、ストレスのない快適なウェブ会議を実現することが出来るだろう。

本体状態を視覚的に把握できる

本体上部にはLEDインジケータが搭載されており、状態を視覚的に確認することが出来る。

例えばマイクミュートボタンが有効になっている場合は、LEDインジケータが赤く点灯する。

このように視覚的に状態が把握できることで、例えばミュートにしておいたつもりが解除されており、相手側に好ましくない会話内容が筒抜けになっていた、のような事態を回避することが可能だ。

また、音量の大きさに応じて、点灯するLEDの弧の長さが変化する。

充電中も、LEDインジケータの点灯数でバッテリーの充電具合を把握することが可能。

このように、パッと見でマイクスピーカーの状態を把握することが出来るため、利用中にストレスを感じることはなかった。

『eMeet OfficeCore M0 Plus』のまとめ

今回紹介した『eMeet OfficeCore M0 Plus』について、特長をまとめると以下の通りだ。

良かった点

  • コンパクトで軽量、持ち運びに長けたサイズ
  • 高品質なノイズキャンセリング対応マイク
  • パワフルな3Wスピーカー出力
  • 発言者の声を明瞭に拾い上げる『Voice IA』機能
  • 視覚的に状態を把握できるLEDインジケータ
  • 有線・無線のいずれの接続方法にも対応
  • 長持ちするバッテリー(計10時間程度)

悪かった点

  • 専用ソフトウェア「eMeetLink」は有線接続時のみ利用可能

以上の通り、高品質マイク&スピーカーを搭載しつつ、簡単に扱える設計の高性能マイクスピーカーとなっている。

持ち運びに適したサイズで、外出先や職場などへも簡単に持参できるだろう。バッテリー内蔵型であり、外出先で電源供給の方法が無い場合でも10時間程度の連続利用が可能な点は優れている。

そしてノイズキャンセリング機能とVoice IA機能のおかげで、多人数でウェブ会議を開催した場合でも、拾い漏らさず相手側に伝えることが可能だ。3W高出力スピーカーにより、相手側の声も明瞭に聞き取ることが出来るだろう。

デザインはシンプルでスタイリッシュ。場所を取らないため、デスク上に常時設置しておくマイクスピーカーとしてはうってつけの一品だ。

実用性の高い高性能マイクスピーカーを求めている方には、是非オススメしたいモデルとなっている。

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