- リモートワークやオンライン授業用に、ある程度大きな画面のタブレットが欲しい!
- 動画視聴やゲームアプリも遊べる程度のスペックは欲しい!
新型コロナウイルスの影響により、最近ではリモートワークやオンライン授業が行われるようになってきた。
また、自宅時間が増えたことで、YouTubeやネットフリックスなどで動画を視聴したり、ゲームで遊ぶ時間も増えているのではないだろうか。
これらの用途に適したガジェットとして、『タブレット』が大きな注目を集めている。特に、2~3万円台のリーズナブルな価格で購入できるAndroidタブレットが人気だ。
しかし、下手なタブレットを購入してしまうと、スペックが低くて思ったように作業が行えないといった事態が起こりうる。
また、ディスプレイサイズが小さなモデルを購入すると、リモートワークやオンライン授業時には不便に感じるだろう。
そこで今回は、11インチの大きくて高精細なディスプレイを搭載しつつ、スペック的にも申し分のないオススメタブレット『CHUWI Hipad Plus』について紹介したいと思う。
11インチ・2K対応ディスプレイ搭載のAndroidタブレット
今回紹介する『CHUWI Hipad Plus』は、11インチの比較的大きなディスプレイを搭載したAndroidタブレットだ。
メーカー | CHUWI |
品名 | Hipad Plus |
ディスプレイ | 11インチ, 2176×1600解像度, IPS液晶ディスプレイ |
CPU | MT8183V / A, 8コア |
OS | Android 10 |
RAM | 4 GB |
ストレージ | 128 GB |
SIMカード | 非対応 |
通信規格 | Bluetooth, Wi-Fi(IEEE 802.11 a / b / g / n / ac 2.4GHz / 5GHz) |
内蔵カメラ | フロント:5.0 MP, リア:13 MP |
バッテリー | 3.8V / 7300MAH |
本体サイズ | 248.3 × 179.5 × 6.95mm |
本体重量 | 505g |
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2176×1600(2K)解像度の11インチディスプレイを搭載しており、リモートワークやオンライン授業はもちろんのこと、動画視聴時にも満足度の高い体験が可能となっている。
CPUにはパフォーマンスの高いオクタコア(8コア)プロセッサーを採用。大抵の作業を快適にこなすことが出来る。
本体ストレージとして128GBを搭載しているほか、Micro SDカードに対応しており、外付けで最大128GBまでの増量が可能だ。
SIMカードには対応していないものの、BluetoothとWi-Fiに対応。
そしてタブレット前面に5メガピクセルのカメラを、背面には13メガピクセルのカメラを搭載しており、リモートワークやオンライン授業、ウェブ会議などにも利用することが可能だ。
またクアッドスピーカーを採用しており、4基のスピーカーから立体的なサウンドを楽しむことが出来る。
2万円台の11インチタブレットとしては、実にコストパフォーマンスに優れたスペックであると言える。
製品本体および付属品
▼外箱の様子。
▼中にタブレット本体と、付属品の入った箱が一式収まっている。
▼内容物をすべて取り出した様子。
内容物一覧は以下の通り。
【内容物一覧】
- タブレット本体
- 取扱い説明書
- 保証カード
- USB Type-Cケーブル
- 充電アダプタ
- カードスロット開閉ピン
▼説明書は日本語に対応している。
タブレット本体の重さは約500グラムほどであり、実際に手に持ってみても実に軽い。
▼購入時にはディスプレイ面に保護フィルムが貼られている。
▼厚みは6.95ミリであり、下手な本よりも薄い。カバンに入れて持ち運んでも支障にならないだろう。
▼本体の素材はアルミニウム合金となっており、金属特有の光沢とヒンヤリ感があるため、他のAndroidタブレットと比べても、非常に高級感がある。
▼保護フィルムをはがした様子。
このように、2~3万円台で購入可能なタブレットとしては、かなり高級感と所有感のあるデザインに仕上がっている。
ちなみに、別売りの専用キーボードを装着して、2-in-1タイプのタブレットPCとして使用することも可能だ。
10.1インチタブレットとの比較
大きさが分かりやすいように、私が所有している他の10.1インチタブレットと並べて比較してみた。
▼『iPad Air2』および『Alldocube iPlay40』との比較。
上画像の様に並べてみると、いかに本製品(Hipad Plus)がコンパクトに収まっているか良く分かる。
ディスプレイが11インチと、10.1インチタブレットと比較して一回り大きなインチであるにもかかわらず、ベゼル幅(画面縁)が小さく設計されているため、10.1インチタブと大差ないサイズ感だ。
本体ストレージ・ポート類
『CHUWI Hipad Plus』に搭載されているポート類について紹介していく。
▼ディスプレイ前面には、5メガピクセルの『フロントカメラ』や関連センサー類が搭載されている。
▼本体上部。画像左から『電源ボタン』『USB Type-Cポート』『マイク穴×2』が搭載。
▼本体右側。画像左から『スピーカー穴』『リセット穴』『音量調節ボタン』が搭載。
▼本体左側には『カードスロット』が用意されている。
カードスロットは、付属のピンを挿し込むことで開けることが出来る。
▼最大128GBまでのMicro SDカードを挿入することが可能だ。
また、本体左右の側面には、それぞれ2基ずつ(計4基)のスピーカーが内蔵されてる(クアッドスピーカー)。
▼そして本体背面には、13メガピクセルの『リアカメラ』および発光部が搭載。
この通り、ストレージ・ポート類の構成自体はオーソドックスな内容となっている。
ただし気づいた方もいると思うが、3.5mmイヤホンジャックは非搭載となっている。
そのため、オーディオデバイスには『Type-Cポート』もしくは『Bluetooth』を使用した接続のみに対応しているので要注意だ。
AnTuTuベンチマークテスト
本機について、スマホ・タブレット端末の性能を測ることのできる『AnTuTuベンチマークテスト』を実施してみた。
▼Android端末におけるAnTuTuベンチマークテストの実施方法はコチラを参照
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結果として、14万点超えのスコアを記録することが出来た。
さすがに25万点超えの『Alldocube iPlay40』や、20万点超えの『Teclast M40』には劣るものの、一般的なタブレット操作を快適に行うには、十分なスコアだ。
それでは以下からは、実際にタブレットを使用した感想について紹介していく。
大画面かつ高精細なディスプレイ
『CHUWI Hipad Plus』タブレットの最も特徴的な点は、なんといっても11インチの大型ディスプレイだろう。
しかも本製品のディスプレイは、ただ大きいだけでなく、実に高精細で美しい映像を映すことが可能だ。
▼2K解像度対応の美しいグラフィックを楽しめる。
上述した通り、ベゼル幅が狭いため、本体サイズに対して画面サイズが大きく感じ、より迫力のある映像体験が可能だ。
そして2K対応ディスプレイはクリアで美しく、発色も良好なため、映画やゲームアプリではカラフルな映像を楽しむことが出来た。
▼色の濃淡も良く表現されており、映画の臨場感も抜群。
動画視聴目的にタブレットを探している方にとっても、十分に満足できるクオリティだ。
一般的なタブレット用途はいたって快適
ウェブブラウジングや動画視聴など、一般的なタブレット用途に関してパフォーマンスを確認した。
まずウェブブラウジングについて。
画像多めのサイトや、Flashやjavascriptなどが多用されているサイトなど複数閲覧してみたが、いずれの場合においてもスムーズで快適に閲覧することが可能であった。
▼画像多めのサイトでもスムーズに表示・スクロールが可能。
また、YouTubeやネットフリックとした動画配信サイトにおいて、いくつか動画を視聴してみた。
コチラの場合も、問題なくスムーズに動画を楽しむことが出来た。
▼途中で途切れたりラグが生じることも無く、快適に動画を再生することが可能だ。
▼YouTubeにおいて、最高画質設定にしてもヌルヌルと再生することが出来た。
他にもMicrosoft Officeなど、作業用アプリも使用してみたが、いずれの場合においても快適でスムーズな操作が可能であった。
以上から、一般的なタブレット用途(ウェブブラウジング・動画視聴・簡単な作業)に関しては、ストレスなく行うことが出来るだろう。
品質の高いカメラ性能
続いて、本タブレットに搭載されている内蔵カメラについて確認した。
▼13メガピクセルのリアカメラで撮影した風景。遠方までクリアに映し出すことが出来ていた。
▼5メガピクセルのフロントカメラで撮影した画像。発色が良く、植物の緑色を鮮明に撮影することが出来ている。
このように、前面・背面カメラのいずれについても、十分にクオリティの高い写真を撮影することが出来た。
一般的に2~3万円台のAndroidタブレットは、カメラの性能がイマイチなものが多い。
しかし『CHUWI Hipad Plus』に限っては、今まで試用した格安タブレットの中では最もカメラ品質が良く実用的であると感じた。
風景撮影はもちろん、ウェブ会議やオンライン授業用としても十分に活用できるだろう。
立体的なサウンドを楽しめるクアッドスピーカー
上述した通り、本製品には計4基のスピーカー(クアッドスピーカー)が内蔵されている。
実際にSpotifyなどで音楽を再生してみてが、左右のスピーカーから均等に音が出力されることで、音の偏りなどを感じることなく、立体的かつクリアなサウンドを楽しむことが可能であった。
低音こそ響かないものの、中~高音域に関しては十分にクオリティの高いサウンドを出力できていた。
個人的には、最新モデルのiPhoneなどと遜色ない音質であると感じた。
ゲームアプリもある程度快適にプレイ可能
最後に、いくつかのゲームアプリをプレイした際のパフォーマンスを確認した。
『PUBG』プレイ時
まずは、人気PvPゲームアプリである『PUBG』プレイ時について。
最初のグラフィック設定では、HDクオリティまでを選択することが可能であった。
実際に試合に参加したが、陰影やオブジェクトまでがクッキリと描画されており、十分に満足できるゲーム体験が可能だった。
11インチという大型ディスプレイのおかげで、遠方の風景までも明瞭に確認できる点は強みだ。
HDクオリティ設定時でも、プレイ中にカクついたりラグが発生することもなく、常時スムーズなゲームプレイを楽しむことが出来た。
『マインクラフトPE』プレイ時
続いて、こちらも人気ゲームアプリである『マインクラフトPE』プレイ時について。
もちらも実際にワールドを作成してプレイしたが、問題なく快適なゲームプレイが可能であった。
▼バイオーム読み込み時に多少カクつくことはあっても、それ以外はいたって快適に操作できる。
また、マイクラPEの画質を向上できる『影MOD』を導入してみたが、この場合でもスムーズに動作することが出来た。
▼グラフィックを美しくする影MOD導入時でもパフォーマンスが安定していた。
※マイクラPEに影MODを導入する方法はコチラを参照。
以上のように、『PUBG』や『マイクラPE』程度のゲームアプリであれば、十分快適にゲームを楽しむことが可能だ。
『原神』などヘビーなゲームアプリはキツイ
一方で『原神』など重量級のゲームアプリについても確認してみた。
『原神』プレイ時は、グラフィック設定を "最低" まで下げているにも関わらず、移動中にカクついたりラグが発生するなどして、およそ快適とは言えないパフォーマンスであった。
残念ながら、原神のようなヘビー級のゲームアプリのプレイまでには適していないだろう。
▼もし重いゲームを遊びたい場合は、AnTuTuスコア25万点超えの『Alldocube iPlay40』をオススメする。
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『CHUWI Hipad Plus』のまとめ
今回紹介した『CHUWI Hipad Plus』について、特長をまとめると以下の通りだ。
良かった点
- 11インチの迫力のあるディスプレイ
- 2K対応の高精細グラフィック
- 高級感のある筐体デザイン
- 立体的なサウンドを楽しめるクアッドスピーカー搭載
- 品質の高い内蔵カメラ
- 大抵のアプリが快適に動作するパフォーマンス
悪かった点
- 3.5mmイヤホンジャックを非搭載
- SIMカードに非対応
- メモリ(RAM)は6GB以上は欲しかったところ...
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以上の通り、仕事からプライベートまで、幅広い用途に適したオールマイティなAndroidタブレットとなっている。
SIMカード非対応な点は残念だが、それ以外のグラフィック・サウンド・カメラ性能等に関しては、満足度の高いクオリティに仕上がっている。
RAMを4GBしか積んでいない点が気になっていたが、動画視聴からゲームアプリまで、快適な動作を実現できていたので安心だ。
何より、この筐体サイズで11インチの迫力のある映像を楽しめる点は素晴らしい。本製品のベゼル幅の狭さは賞賛すべきだろう。
アルミニウム合金製の筐体も、高級感があって所有する喜びをもたらしてくれる。
リモートワークやオンライン授業、そして動画視聴用に大きめのディスプレイを搭載したタブレットを探している方には、現時点で最もオススメできるモデルだ。
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