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初心者向けのエントリーモデル『KIMO 12V ポリッシャー』レビュー | 充電式のコードレスタイプ

2021-06-08

レイ(管理人)

最新ガジェット大好きなWEBデザイナー。理系大学院修了。国内外の企業と提携し、年間200以上のガジェットをレビューしています。日々の暮らしを豊かで楽しいものにする電子機器や家電などを、分かりやすく丁寧に紹介します。

  • 洗車時に車を簡単に磨き上げることのできるツールが欲しい!
  • 初心者でも手軽で簡単に扱えるものがいいな...

しつこい汚れがこびりついた愛車をピカピカに磨き上げるには、大変な体力を消耗する。

特に金属部分やランプ部分に染み込んだ汚れを取り除くためには、もはや "拭く" よりも "削ぎ落す" ことが必要となる。

そのようなときに役立つツールが『ポリッシャー』だ。ポリッシャーを使えば、無駄な体力を使うことなく、車体やホイール部分などをキレイに磨き上げることが出来る。

▼先端を高速で回転させて研磨する(磨き上げる)ベンチなツール。

しかしポリッシャーのようなツールは、素人にとって敷居が高くて手を出しづらいという方も多いのではないだろうか。

また、市場には多くのモデルが出回っており、どのポリッシャーを購入すれば良いのか迷ってしまう方もいるだろう。

そこで今回は、初心者でも扱いやすいオススメの充電式モデルKIMO 12V ポリッシャーについて紹介する。

完全コードレスで扱いやすい『KIMO 12V ポリッシャー』

今回紹介する『KIMO 12V ポリッシャー』は、充電式で完全コードレス使用が可能な人気の高いポリッシャーだ。

価格も7,000円前後と安く、まさに初心者向けのエントリーモデルと言える

ブランド KIMO
モデル名 12V ポリッシャー
製品サイズ 30 x 4 x 5 cm; 800 g
電源 12V 2.0Ah リチウムイオンバッテリー充電式
連続稼働時間 約20分
最大回転数 3000 RPM
パッド外径 100 mm

本製品はハンディタイプのポリッシャーだ。

本体重量はたったの800グラムほどであり、子供や女性でも簡単に片手で扱えるコンパクトさとなっている。

▼コンパクトな筐体に必要な機能がすべて収められたデザイン。

充電式にもかかわらず、最大3,000RPMのパワフルな回転力(トルク)を擁している。

▼車体をピカピカに磨き上げることが可能。

5段階変速にも対応しており、使用する対象の素材やコーティング状態に応じて柔軟に切り替える事が可能だ。

▼車体の洗車だけでなく、フローリングのワックスがけや、タイルのツヤだしなど幅広い用途に活用できる。

そして何より、設計が非常にシンプルなため、この手のツールの初心者でも簡単に使いこなせる点が魅力的だ。

▼特別な知識やノウハウが無くても簡単に扱える。

このように、ポリッシャーのエントリーモデルとして、まさにうってつけの製品となっている。

製品本体・付属品

▼外箱の様子。

▼収納・持ち運びに便利な専用バッグが付属する。

▼ポリッシャー本体や付属品一式をすべて収納しておくことが可能だ。

▼内容物をすべて取り出した様子。

本製品の内容物一覧は、以下の通りだ。

【内容物一覧】

  • ポリッシャー本体
  • バッテリー
  • 充電器
  • 収納バック
  • スポンジ
  • ウールバフ(粗目)
  • ウールバフ(細目)

▼説明書は日本語に対応しているので安心。

▼ポリッシャー本体。

ポリッシャー自体は約800グラムと非常に軽く、外径も手にちょうどフィットする大きさだ。

握り部分はゴム製グリップとなっており、水に濡れても手から滑り落ちづらくなっている。

▼正面から見た様子。

▼上部の回転部にパッドを取り付ける。

▼本体裏面(手前側)の様子。

▼裏面には『電源ボタン』や『回転数調節ボタン』が搭載されている。

▼底部にはバッテリー挿入用の穴が開いている。

▼付属のバッテリー。重さは約160グラムほど。

▼バッテリーを底部に挿入することで使用可能になる。

▼なお充電の際は、バッテリーを取り外した状態で、付属のアダプタを接続する。満充電まで約1時間ほど。

付属のパッド・バフ類

本製品にはパッドおよびバフ・スポンジ類が付属しており、場面や素材に応じて使い分けることが出来る

▼バフ・スポンジを取り付けるためのパッド。外径は約10センチ。

▼スポンジ。

▼パフ(粗目)

▼バフ(細目)

ポリッシャーの使用開始まで

ポリッシャーの使用開始手順はいたってシンプルだ。

まずポリッシャー本体に充電済みのバッテリーを装着する。

そして回転部に付属のパッドを、ネジを巻く容量で装着する。

▼装着した様子。

そしてパッドに各種バフやスポンジを取り付けることでスタンバイ完了だ。

▼パッド表面はマジックテープ吸着式となっており、シッカリと固定でき、取り外しも簡単。

あとは裏面の電源ボタンを長押しすることで、ポリッシャーが起動する。

▼左右のプラス(+)マイナス(-)ボタンで回転数を調節可能。

▼実際に稼働させた様子(音声出力あり)

このように、片手で簡単に回転数を切り替えることが可能となっている。

なお、LEDランプ表示数に対する回転数は以下の通り。

LED点灯数 回転数
●〇〇〇〇 0 ~ 600 RPM
●●〇〇〇 600 ~ 1200 RPM
●●●〇〇 1200 ~ 1800 RPM
●●●●〇 1800 ~ 2400 RPM
●●●●● 2400 ~ 3000 RPM

愛車を手軽にピカピカな状態へ磨き上げることが可能

今回、レビューに際して『KIMO 12V ポリッシャー』を用いて自身の車を洗車してみた。

なお、車体の素材やコーティング状況によって、使用すべきバフ・スポンジは異なってくる。適していないバフを使用すると逆に車体へキズを作ってしまう恐れがあるので、十分に注意した方が良いだろう。

▼実際の洗車の様子(音声出力あり)

私は今回の洗車時には、主に粗目のバフを、3段階目の回転出力で軽く押し付ける感じに使用した。

動画を観ても分かる通り、車体からテールランプに至るまで、軽く押しあてるだけで簡単に磨き上げることが出来た。

▼ゴシゴシと手を使って磨くよりも、圧倒的に効率的で疲れない。

ポリッシャー本体が軽いため、片手で長時間使用し続けてもあまり疲れを感じなかった。

全体的に磨きをかけた後、全体的に綺麗な光沢が生まれており、汚れを完全にそぎ落とすことが出来ていた。

▼洗車後の車体。

この快適さを味わうと、ポリッシャーを二度と手放せなくなるだろう。

ホイール等の金属部分の磨き上げも可能

続いて、ホイールの金属部分に対してもポリッシャーを当ててみた

▼ホイールに対してはスポンジを使用。

金属部分に染み込んだ汚れは、水を当てたりタオルでこするくらいでは簡単に取り除けなかった。

しかしポリッシャーを最大回転数にして強く押しあてることで、キレイに汚れを除去して磨き上げることが出来た。

▼ポリッシャを押しあてた部分(赤枠内)が、キレイに汚れが取り除かれていることが確認できる。

▼全体的に磨き上げた後。ホイールがピッカピカの新品同様に蘇っている。

このように、金属にこびりついた汚れに対しても、パワフルなトルクで綺麗に削り取ることが可能であった。

コードレスタイプでこれだけの出力を実現しているモデルは少ないと思われる。

また、使用後のスポンジやバフに対して、汚れはそこまで付着していなかった。これは水をかけつつ高速回転で削り取ることで、汚れも吹き飛ばした結果によるものと思われる。

このおかげで、何度でも繰り返し同じバフ・スポンジを使用し続けることが出来るだろう

作動音が非常に静か

そして特筆すべきは、本製品の作動音が非常に静かであるという点だ。

上で紹介した動画を観ても分かる通り、回転数を最大に設定しても、そこまで雑音は発生しない。せいぜいモーター音が多少聞こえる程度だ。

そのため、集合住宅や戸建てが隣接する環境でポリッシャーを使用しても、近所迷惑にはならないだろう。

この静音性は、本製品を使用していて最も優れていると感じた点の1つだ。

バッテリーの持続時間にやや不満

一方で、本製品は約1時間の充電に対し、連続稼働時間は約20分ほどにとどまっている。

実際に最大出力で使用すると、15分ほどで充電切れとなってしまう。

そのため、磨き上げる箇所が多いほど、繰り返し充電が必要となるので、そのたびに作業の中断を余儀なくされるだろう。

もしもバッテリー容量に不満のある場合は、予備のバッテリーを別途購入しておくことをオススメする。

『KIMO 12V ポリッシャー』まとめ

今回紹介した『KIMO 12V ポリッシャー』について、特長をまとめると以下の通りだ。

良かった点

  • リーズナブルな価格
  • 扱いがシンプルで簡単
  • 充電でのコードレス使用が可能
  • パワフルな回転力(トルク)
  • 2種類のバフおよびスポンジが付属
  • コンパクトで握りやすいデザイン

悪かった点

  • バッテリーの持ちが短い

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以上の通り、初心者でも扱いやすいシンプルなポリッシャーとなっている。

シンプルな構造の一方でパワフルな回転力(トルク)を擁しており、車のタイヤホイールからフローリングの磨き上げまで、幅広い用途に使用可能だ。

手の小さい方でも握りやすいデザインとなっており、ゴム製グリップのおかげで濡れても滑り落ちづらい。

初めてポリッシャーの購入を検討している方には、ぜひオススメしたいエントリーモデルだ。

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