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『BIGBIG WON A1 HALO BUDS』レビュー | 低遅延でゲーミングにも適した高コスパワイヤレスイヤホン

2024-04-09

レイ(管理人)

最新ガジェット大好きなWEBデザイナー。理系大学院修了。国内外の企業と提携し、年間200以上のガジェットをレビューしています。日々の暮らしを豊かで楽しいものにする電子機器や家電などを、分かりやすく丁寧に紹介します。

ゲーム周辺機器の開発・製造・販売を行う「BIGBIG WON」(中国・深圳)は、低遅延ゲームモード搭載のワイヤレスイヤホン『BIGBIG WON A1 HALO BUDS』をリリースした。

インイヤー型の完全ワイヤレスイヤホンであり、10mmカスタムドライバーを内蔵。アクティブノイズキャンセリングに対応しているほか、超低遅延のゲームモードを搭載しており、日常利用からゲーミングまで、幅広い用途に活用できるモデルとなっている。

今回、メーカーより本製品を提供していただいたので、実際に使用した感想を基にレビューしていきたいと思う。

低遅延でゲーミングにも適した高コスパワイヤレスイヤホン

今回紹介する『BIGBIG WON A1 HALO BUDS』は、5,000円前後のリーズナブルな価格に対して、優れたパフォーマンスを発揮する高コスパイヤホンだ。

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Black Shark
ブランド BIGBIG WON
モデル名 BIGBIG WON A1 HALO
カラー ホワイト, パープル
タイプ 無線(ワイヤレス)
形式 インイヤー
本体操作 タッチ式
ドライバー 10mmカスタムドライバー
対応プロファイル A2DP, AVRCP, HSP, HFP
対応コーデック SBC, AAC
通信範囲 約10m
Bluetoothバージョン Bluetooth 5.3
最大持続時間 イヤホン単体:約6時間
ケース込み:約30時間
本体重量 イヤホン(左右):約7.5g
バッテリー容量 イヤホン:40mAh
ケース:380mAh
充電ポート Type-C
ノイズキャンセリング機能 アクティブノイズキャンセリング機能搭載

安定した高速伝送が可能なBluetooth 5.3接続に対応。iOS・Androidデバイスのほか、ゲーム機やPCなど、幅広いデバイスと繋げてサウンドを楽しめる。

イヤホン本体は左右合わせて約7.5gと軽量。単体で約6時間の連続使用が可能なほか、チャージケースと合わせると、優に30時間もの連続使用が可能となる。

イヤホン本体およびチャージケースは、中の基盤が見えるスケルトンデザインを採用。刺さる人には刺さる見た目となっている。パッケージには3種類のイヤーチップが付属しており、耳穴の大きさに応じて柔軟に調節できる。

▼10mmカスタムドライバーを内蔵しており、迫力のある低音サウンドを楽しめる。

30dBのアクティブノイズキャンセリング機能も備えており、外部の騒音や環境音をシャットアウトして、イヤホンからの音楽のみに集中することが可能だ。

そして本製品はゲームモードを搭載しており、60msの低遅延出力が可能。コンマ数秒の反応が勝敗を分けるゲームなどで重宝するだろう。

そしてイヤホン本体にはタッチ操作パッドが内蔵されており、指でイヤホン側面をタッチするだけで、様々な機能へ瞬時にアクセスできる。

製品本体および付属品

▼外箱の様子

▼内容物をすべて取り出した様子。

内容物一覧は以下の通り。

【内容物一覧】

  • イヤホン本体
  • チャージケース
  • USB Type-Cケーブル
  • ユーザーマニュアル
  • 交換用イヤーチップ(大・小)

▼ユーザーマニュアルは中国語のみに対応。

▼予備のイヤーチップが付属。耳穴の大きさに応じて柔軟に調節できる。

バッテリー内蔵チャージケース

製品には収納とイヤホンの充電器を兼ねたチャージケースが付属する。Type-Cケーブルによる高速有線充電に対応している。一方で、ワイヤレス充電には非対応となっている。

▼スケルトンなデザイン。

▼指でつまめるほどコンパクトなサイズ。

▼ズボンのポケットにもラクラク収まるサイズ感。

▼側面には充電用のType-Cポートが用意。

▼フタをカパッと開けると、左右のイヤホンがスッポリ収まっている。

イヤホン本体

イヤホン本体もコンパクトなサイズとなっている。

▼気を付けないと紛失しかねないほど小さい。

▼イヤホン本体もスケルトンなデザイン。

▼イヤホン側面にはタッチ操作パネルが内蔵されている。

▼本製品(画像左)とAirPods Pro(画像右)を並べた様子。

▼本製品(画像左)とAirPods Pro(画像右)。AirPods Proよりもやや小さいサイズ感。

デバイスとの接続(ペアリング)方法

『BIGBIG WON A1 HALO BUDS』はBluetoothによるワイヤレス接続に対応しており、接続(ペアリング)方法はいたってシンプルだ。

初回起動時は、イヤホンをケースから出すと、イヤホン側面のインジケータが点滅し、ペアリングスタンバイ状態となる。

デバイス側で "A1" が表示されるので、選択することで接続(ペアリング)が完了する。

これだけの手順で接続を完了できる。

次回以降は、ケースからイヤホンを取り出すだけで自動的に接続されるようになるため、この手のデバイスの扱いが苦手な方でも、全く問題なく使用することができるだろう。

快適な装着感

実際にイヤホンを装着してみた。

まずペアリング済みのイヤホンをケースから取り出し、両耳にはめる。

イヤホンは両耳合わせても約7.5gほどしかなく、装着しても重さや不快感などは一切感じない。

長時間装着し続けても耳が痛くなったり、疲れることは無かった。

数あるワイヤレスイヤホンの中でも、実に快適な装着性を実現できていると言える。

装着した状態で動き回った場合でも落ちてしまうことはなかった。

低音に強い

実際に本製品を使用して様々な楽曲を視聴してみた。

中~高音域こそ明瞭さに欠け、解像度が低い印象を受けた。しかし一方で低音に関しては強く響き、迫力のある重低音を楽しむことができた。

▼イヤーチップが耳穴にシッカリとフィットするため、音漏れなどは気にならなかった。

ボリュームの調整幅も広く、音量を7割ほどに調整しても十分な音圧を感じることが可能であった。

この価格帯のイヤホンの中では、優れたサウンド品質を実現できていると言える。

低遅延ゲームモードを搭載

本製品は「ミュージックモード」と「ゲームモード」を切り替えることができる。

ゲームモードにした場合、明らかに映像とのズレ(遅延)が解消されていたので、本格的にゲームに打ち込みたい方にはうってつけの機能だと言える。

実用的なアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能

また、アクティブノイズキャンセリング(ANC)に関しても、この価格帯のモデルの中では頑張っている方であり、外部からの環境音の大半をシャットアウトしてくれる。数万円クラスのイヤホン並みのキャンセリングはできていないものの、十分に実用的なレベルであると感じた。

取り回しが楽

実際に『BIGBIG WON A1 HALO BUDS』を使用すると、取り回しが実に楽なことに気が付くだろう。

まずケースからイヤホンを取り出すと瞬時にペアリングされ、耳に装着する頃にはサウンドを出力する準備が完了している。ワイヤレスイヤホンによってはペアリングに時間のかかるタイプもあるが、本製品はその点でストレスに感じることは無い。

そして使い終わった際は、チャージケースに収納することでBluetooth接続が解除され、充電が行われる。

この流れが非常にシンプルでラクなため、日常の中でストレスなく自然に使用し続けることが可能だ。ユーザービリティに優れた設計が成されていると感じられた。

タッチ操作で各機能へ瞬時にアクセス

本製品は左右イヤホンの側面をタッチすることで、各機能へ瞬時にアクセスすることが出来る。

タッチ回数により、電源ON/OFF、音量調節、曲送/戻しなどの操作を瞬時に行うことが可能だ。

▼タッチ操作と機能一覧

操作 機能
イヤホンを1回タップ 着信
イヤホン(右)を1回タップ 音量アップ
イヤホン(左)を1回タップ 音量ダウン
イヤホンを2回タップ 再生 / 一時停止
イヤホン(右)を3回タップ 曲送り
イヤホン(左)を3回タップ 曲戻し
イヤホンを2秒間長押し 着信拒否
イヤホン(右)を3秒間長押し モード切替(ミュージック / ゲーム)
イヤホン(左)を3秒間長押し ノイズキャンセリングON / OFF

感度は良好で、タッチ操作に対して迅速な応答性を見せる。タッチ機能が側面に搭載されているため、イヤホン本体の位置調整を行った場合などに機能が誤作動することもなかった。

長持ちするバッテリー

このサイズにしては、本製品の充電は比較的長持ちする部類だ。

イヤホン本体のスタンドアローン状態で約6時間、チャージケースを併用することで約30時間の使用が可能になり、外出先に2,3日持って行っても平気で充電が持続する。

ケース本体のバッテリーが低下した場合は、Type-Cケーブルを接続することで素早く充電を行うことができる。

実際に1週間ほど試用してみたが、1日に3~4時間程度使用する分には、1週間で1, 2回ほど充電を行うだけで事足りた。

いちいち充電する手間を省くことが出来る点も嬉しい。

『BIGBIG WON A1 HALO BUDS』のまとめ

今回紹介した『BIGBIG WON A1 HALO BUDS』について、特長をまとめると以下の通りだ。

良かった点

  • 軽量かつコンパクトなケース
  • 所有感を刺激される、スケルトンなデザイン
  • 抜群のフィット感(イヤホン本体)
  • 優れた音質(特に低音)
  • ペアリングが簡単(スムーズ)
  • 「低遅延ゲーミングモード」を搭載
  • アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能を搭載
  • 長持ちするバッテリー

悪かった点

  • ケースがワイヤレス充電に非対応
  • アプリとの連携機能が無い
  • 中~高音域の解像度は低め

以上の通り、価格以上の性能を発揮するワイヤレスイヤホンとなっている。

中~高音域の響きこそ特筆すべきものではないが、低音に関しては響きが良く、十分に迫力のあるサウンドを楽しむことが可能だ。シッカリとした重厚な響きを聴かせるため、EDMなどの楽曲でも迫力のあるサウンドを楽しむことができる。

バッテリー持続力も優れており、外出先でもケース携行で長時間の連続利用が可能。旅行先や出張先でいちいち充電残量を気にする必要が無い点は嬉しい。

そして何より、低遅延のゲームモードに切り替えることで、遅延のないゲーミングを楽しめるようになる。コンマ数秒の反応が勝敗を分けるゲームなどで重宝するだろう。

常利用からゲーミングまで、幅広い用途に活用できるモデルとなっている。

5,000円前後で品質の優れた完全ワイヤレス型のイヤホンを探している方には、是非オススメしたい一品だ。

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