使い勝手の良いリーズナブルな価格の4Kモニター『NIMO 27型4Kモニター』が販売されている。
3840 × 2160(4K)解像度、60Hzリフレッシュレート対応の27インチモニターであり、柔軟な可動域と充実したインターフェースを搭載。ゲーミングや動画視聴、仕事用途まで幅広く活用できる汎用性の高いモデルとなっている。
今回、提携先より本製品を提供していただいたので、実際に使用した感想を基にレビューしていきたいと思う。
柔軟な可動域を備えた、高汎用性の4Kモニター
今回紹介する『NIMO 27型4Kモニター』は、柔軟な可動域を備えた、高汎用性の4Kモニターだ。
ブランド | NIMO |
メーカー | ナイスモバイル株式会社 |
ディスプレイサイズ | 対角68.4cm(27型) |
解像度 | 3840 × 2160(4K) |
アスペクト比 | 16:9 |
コントラスト比 | 1000:1 |
輝度 | 300cd/㎡ |
ブルーライトカット機能 | あり |
色域 | Adobe RGBカバー率 92% |
リフレッシュレート | 60Hz |
応答速度 | 5ms |
スピーカー | 非搭載 |
信号入力 | USB Type C、HDMI (Ver.1.4) |
音声出力 | 3.5mmジャック |
USBインターフェース | USB 2.0: Type C (最大65W給電) ×1、USB 2.0: Type A ×2 |
調整範囲 | (高さ)上下110mm、(チルト)-5 ~ 20度、(スイーベル)左右 30度、(ピボット)90度回転(左右) |
VESAマウント | 対応(100mm × 100mm) |
本体サイズ | 613.49×532.44×200.81mm |
全体重量 | 約6.6kg |
本体サイズは613.49×532.44×200.81mm、重量は約6.6kgである。
27インチディスプレイはノングレア(非光沢)IPSパネルを採用。3840 × 2160(4K)解像度に対応しており、ユーザーに臨場感あふれる映像体験を提供する。178度の広視野に対応しており、見る角度によって色やコントラストの変化は少なく、どの角度からでも鮮やかな映像を堪能することが可能。
▼スリムベゼルデザインにより、デュアルディスプレイ化にも適している。
▼Adobe RGBカバー率 92%の高色域により、再現度の高い鮮やかな映像を楽しめる。
60Hzのリフレッシュレートに対応。ブルーライト低減機能も備えており、有害なブルーライトを低減してユーザーの眼を保護する。仕事用モニターとしても重宝するだろう。
筐体背面には充実したポート類が用意されており、最新ゲーム機やPCなど、幅広いデバイスとの接続に対応可能。縦横に柔軟な可動域を備えており、どのような場所・環境でも最適な設置方法が可能となっている。
▼DP Altモード対応デバイスであれば、ケーブル一本で接続することも可能だ。
製品本体および付属品
▼外箱の様子。※今回提供いただいたのはレビュー用品のため、正式な製品版とは外見が異なる場合があるので注意したい。
▼内容物をすべて取り出した様子。
内容物一覧は以下の通り。
【内容物一覧】
- モニター本体
- スタンド
- 台座
- 電源ケーブル
- HDMIケーブル
- USB Type-Cケーブル
※正式製品版では上記に加え、ユーザーマニュアルが付属する。
▼モニター設置に使うスタンド&台座。
モニター本体
▼正面から見た様子。ノングレア(非光沢)IPSパネルで構成された27インチディスプレイを搭載。
▼背面の様子
▼背面中央にはスタンドを取り付けるためのポート、およびVESAマウント(100mm × 100mm)取り付け用の穴が用意されている。
▼背面左側にはメニューボタン、選択ボタン、リターンボタン、電源ボタンが用意。
▼そして背面下部には各ポートが集約されている。
▼HDMI (Ver.1.4)ポート、USB Type Cポート (最大65W給電)、USB 2.0 Type Aポート ×2、3.5mmジャック、電源ポートが用意。
このように、モニター自体はスタイリッシュなデザインとなっている。
自宅だけでなく、オシャレなオフィスなどに設置しても違和感は無いだろう。
ただ、スピーカーは非搭載のため、サウンド出力のためには別途スピーカーが必要な点に注意したい。
モニターの組み立て手順
本製品を組み立てる手順はいたって簡単だ。
まず、モニター背面へスタンドを取り付ける。
そしてスタンド下部へ、台座部分を取り付ける。
▼底部のネジは、素手で簡単に回して固定できる。
これだけの手順で、モニターの組み立てが完了する。誰でも簡単に設置できるだろう。組み立てにドライバーが不要な点は嬉しい。
▼実際に組み立てた様子。安定性は優れており、ちょっとやそっとの揺れで倒れることは無い。
本体重量は約6.6kgと比較的軽く、場所をラクラク移動させることができるだろう。
▼背面の様子
▼スタンド下部にケーブルを通すための穴が用意されている。
非常に柔軟な可動域
本製品は高さ、左右、前傾、後傾、垂直回転の柔軟な可動域を擁している。
▼ディスプレイを一番高く上げた状態。
▼一番高く上げた状態で設置面から約17.3cmの高さ。
▼ディスプレイを一番低く下げた状態。
▼一番低く下げた状態で設置面から約5.7cmの高さ。
▼真横から見た様子。
▼前傾5度、後傾20度の角度で調節が可能。
▼真上から見た様子。
▼左右30度の角度調整(回転)に対応している。
そして本製品はディスプレイ部分の90度回転に対応しており、画面の縦横を変更できる。
設置場所や用途に応じて柔軟な調整が出来る点も、本製品の最も大きなメリットの1つだろう。
鮮明な4Kディスプレイ
▼実際にPCと接続した様子
3840 × 2160(4K)解像度対応ディスプレイで映し出される映像は、綺麗で見やすい。
▼ディスプレイの表示情報。60Hzのリフレッシュレートに対応。
ウェブサイト閲覧時でも細かな文字まで鮮明に描画されるため、見やすくて目が疲れづらく感じた。
視野角の広いディスプレイのおかげで、いずれの角度からでも鮮明に見える。ノングレア加工のおかげで、環境光などの反射で目が疲れるのを防ぐ。
▼ベゼル幅も約5mmほどと薄く、デュアルモニター化にも適しているだろう。
YouTubeで動画を再生してみたが、高い色域カバー率によって、深みのある色鮮やかな映像を楽しむことができた。
▼IPSパネルの発色は良好だ。
細部までカラフルかつ明瞭に描画される。映像視聴目的でも満足度の高い体験が可能だろう。
気になる色ムラなども見られず、ゲーミング、動画視聴などでも満足度の高い映像体験が可能となっている。
縦表示に対応
上述した通り、本製品はディスプレイを90度回転させて画面を縦表示することができる。
▼設定より画面の向きを "縦" に変更。
▼PC画面を縦向きに表示して視聴できる。
▼縦に長く連なる情報を表示させたい場合などに、非常に役立つ形態となっている。
充実したオプション項目
右背面のメニューボタンを押すと、オプション画面を呼び出すことができる。
オプション画面では、明るさやコントラストと言った一般的なモニター設定が用意されている。
▼インターフェースは日本語にも完全対応しているため、問題なく扱えるだろう。
▼低ブルーライト機能も用意。仕事や作業などで長時間画面を凝視する際にはうってつけだ。
▼ピクチャーモードから描画プリセットの切り替えも可能。
そこそこ満足度の高いゲーミングが可能
本製品は60Hzのリフレッシュレートに対応しており、決して高いとは言えないが、普通にゲームをプレイする分には支障なく楽しむことができるだろう。
▼PCゲームプレイ時
▼映像出力設定。
▼鮮やかかつ滑らかな描画でゲームを楽しめました。
▼PS5と接続してみた。
▼出力情報。
PS5のような最新世代機と接続した場合でも、美麗な映像でゲームを楽しむことが出来た。
▼ゲームをプレイしている様子
仕事や動画視聴、ゲーミングまで幅広い用途に活用できるモニターとなっている。
『NIMO 27型4Kモニター』のまとめ
今回紹介した『NIMO 27型4Kモニター』について、特長をまとめると以下の通りだ。
良かった点
- スタイリッシュな薄ベゼルデザイン
- 非常に柔軟な可動域
- 縦表示に対応
- 組み立てが簡単かつシンプル
- 映り込みの気にならない非光沢パネル
- DP Altモード対応デバイスであればケーブル一本で接続可能
悪かった点
- スピーカー非搭載
以上の通り、仕事や動画視聴、ゲーミングまで幅広い用途に活用できる高コスパなモニターとなっている。
4K解像度のIPSパネルで描画される映像は実にクリアで、細かな文字まで鮮明に描画されるため見やすい。明暗にメリハリがあり、ゲーミングや動画視聴時に、臨場感のある映像を楽しめる。
DP Altモード対応デバイスであればケーブル一本で接続可能な点も便利だ。
そして何より、非常に柔軟な可動域を擁しており、縦表示にも対応しているため、ユーザーごとの使い道に応じて幅広い設置方法が可能となっている。
この価格帯のモニターとしては優れたスペックであり、同価格帯で汎用性の高いモニターを探している方にはぜひオススメしたい高コスパモデルと言える。
なお、本製品の推奨ウェブカメラ等を接続することで、オンライン会議に最適なモニターとしても利用できる。
▼現在(記事執筆時点)でお得なセール中。
個人の作業用やゲーミング用としてだけでなく、大勢が利用する会議用モニターとしても利用出来るなど、汎用性に優れたモデルとなっている。拡張デバイスはこちらのページにてお得に販売されている。
会議用モニターの購入を検討している方は、ぜひ確認してみてはいかがだろうか。
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