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PC・モニター ガジェットレビュー

『ACEMAGIC S1 N100』レビュー | ミニスクリーン搭載の高コスパ小型デスクトップPC

2024-04-25

レイ(管理人)

最新ガジェット大好きなWEBデザイナー。理系大学院修了。国内外の企業と提携し、年間200以上のガジェットをレビューしています。日々の暮らしを豊かで楽しいものにする電子機器や家電などを、分かりやすく丁寧に紹介します。

数多くのPC関連商品を手掛けるメーカー「ACEMAGIC」は、ミニスクリーン搭載、雰囲気照明機能付きのミニPC『ACEMAGIC S1 N100』を販売している。

リーズナブルな価格に対して実用的なパフォーマンスを発揮するモデルであり、一般的なPC作業はスムーズにこなせるスペックを備えている。また、ミニスクリーンを搭載しており、CPU使用率や内部温度、時刻などを表示することも出来るユニークなデザインとなっている。

今回、提携先より本製品を提供していただいたので、実際に使用した感想を基にレビューしていきたいと思う。

ミニスクリーン搭載の高コスパ小型デスクトップPC

今回紹介する『ACEMAGIC S1 N100』は、ミニスクリーン搭載の高コスパ小型デスクトップPCだ。

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ブランド ACEMAGIC
型名 ACEMAGIC S1 N100
OS Windows 11 Home (64bit)
CPU Intel Alder Lake-n100
RAM 16GB DDR4
ストレージ 512GB M.2 NVMe PCle3.0 SSD ※最大2TBの拡張に対応
対応通信規格 Wi-Fi 5、Bluetooth 4.2、有線LAN
インターフェース ・HDMI2.0 ×2
・USB 3.0 ×2
・USB2.0 ×2
・RJ45(有線LAN)×2
・DC電源ポート
・3.5mmオーディオジャック
本体サイズ 12.3×12.3×4cm
本体重量 約380g

OSはWindows 11 Home(64bit)を採用。

CPUには「Intel Alder Lake-n100」を搭載しており、RAMは16GB DDR4を採用。一般的なPC作業であれば快適にこなせるだけのスペック構成となっている。

ストレージには512GB SSDを採用。大量のデータを保存できるほか、本体起動からデータ転送まで高速で行うことが可能だ。最大2TBのストレージ拡張も可能。

通信規格は有線LANに加え、Wi-Fi 5、Bluetooth 4.2に対応。

そして12.3×12.3×4cm、約380gのコンパクトかつ軽量な筐体には充実のインターフェースが用意。ミニスクリーンとLEDライトを備えており、様々な情報を表示したり、点灯パターンを楽しむことができる。

また、静音性に優れた冷却ファンも内蔵している。

以上の通り、手のひらサイズのコンパクトな筐体サイズに対して、実用的なスペック構成を実現したミニデスクトップPCとなっている。

製品本体および付属品

▼外箱の様子

▼内容物をすべて取り出した様子

内容物一覧は以下の通り。

【内容物一覧】

  • PC本体
  • 電源アダプタ
  • ユーザーマニュアル
  • スタンド
  • HDMiケーブル

▼説明書は日本語にも対応。図付きで説明は分かりやすい。

▼電源アダプタはコンパクトなサイズ。

▼PCを縦置き設置できるスタンドが付属。

▼PC本体の外観。シンプルかつスタイリッシュなデザイン。

▼片手に収まるほどのコンパクトさ。

▼厚みは約4cmと薄く、カバンなどに入れて持ち運んでも支障にならないだろう。

▼底部の様子。ゴム製の滑り止めが施されているほか、内部の基盤が見れる窓が用意されている。

底部のカバーはマグネット吸着式となっており、素手で簡単に取り外せる。

▼SSD増設用のスロットが用意。

続いて本体インターフェースについて紹介していく。

▼正面にはミニスクリーンとライトが用意。

▼右側面の様子。

▼左側面にはUSB 3.0ポート×2USB 2.0ポート×2電源ボタン排気口が用意。

▼背面にはRJ45(有線LAN)×2DC電源ポート3.5mmオーディオジャックHDMI2.0 ×2盗難防止用ロック穴が用意。

以上の通り、限られたスペースに必要なポート類が集約されたインターフェース構成となっている。

個人的には、背面にもUSBポートをいくつか用意してほしかった。

スタンドで縦置きが可能

本製品に付属するスタンドを利用すれば、PCを縦置きで設置することが可能となる。

▼スタンドはマグネットでPC下部に吸着する。

▼設置した様子。

▼縦置きした場合は、上部に電源ボタンやUSBポートがくる。

▼背面の様子。

縦置きすることで、横置きの場合よりも占有する面積を抑えることができる。

一般的な作業は問題なくこなせる性能

本製品をいくつかの用途で実際に使用して、パフォーマンスを確認してみた。

▼サイズが非常にコンパクトなため、どのような場所に設置しても邪魔にならない。

▼電源を入れると、正面のミニスクリーンおよびライトが点灯する。

▼縦置きするとUSBポートが上部に来るため、キーボードなどの有線デバイスを接続した場合、下画像のように上からケーブルが延びることになるため、やや見栄えが悪い。やはり背面にもUSBポートがほしかったところだ。

今回のレビュー時には3440×1440解像度のウルトラワイドモニターに接続して利用した。

▼映像出力情報。3440×1440・100fps近いリフレッシュレートで快適に動作する。

▼512GBモデルのストレージでは、デフォルトの状態で442GB分が使用可能領域となっていた。

▼デバイスの仕様表

▼CrystalDiskMarkでのテスト結果。

▼Windowsエクスペリエンスインデックスの測定結果。グラフィックスのスコアが足を引っ張っているが、それ以外はそこそこ高いスコアだと言える。

まずは実際にいくつかのウェブサイトを閲覧し、動作を確認した。

画像の多いサイトから、Javascriptを多用した処理の重いサイトまで閲覧してみたが、いずれの場合においても、快適に閲覧することが可能であった。

▼ウルトラワイドモニターでスムーズなウェブブラウジングが可能。ページ読み込みからスクロールまでいたって快適だ。

▼高解像度出力で、細かな文字まで明瞭に描画される。

また、YouTubeやネットフリックスといったサイトにおいて動画を視聴してみた。

動画サイトにおいても、カクつくことなくスムーズに再生された。

▼高画質設定(4K)でもスムーズに動作を再生できる。

▼美しく滑らかな映像視聴を楽しむことが可能だ。

また、エクセルやワードなど、Officeソフトを用いた作業を行ってみた。

作業用ソフトの動作も問題なく快適に行うことができており、スムーズな表計算・文字入力等が可能であった。

▼同時に複数ウィンドウを開いた状態での作業も問題なし。

以上の通り、デスクトップPCとしての一般的な用途(ウェブサイト閲覧・動画視聴・作業用ソフト使用)は問題なく快適にこなせるだけの性能だと確認できた。

リモートワークやオンライン授業用にPC購入を検討している方にも、十分に満足度の高いパフォーマンスを提供するだろう。

ゲーミング性能について確認

続いて、ゲーミング性能についても確認してみた。

今回は試しに『ファイナルファンタジー14』のベンチマークテストを実施した。

テスト条件

  • 1920×1080解像度
  • 標準品質(デスクトップPC)
  • ウィンドウモード
  • DirectX 11

上記の条件でベンチマークテストを行った結果、スコア1,368点、評価は "設定変更が必要" であった。

デスクトップ用の最低設定まで落としてテストを実施したが、プレイには適さないという結果が得られた。

さすがにオンボードグラフィック処理では、FF14クラスのPCゲームを快適に遊ぶことは難しい。

軽めのブラウザゲーム程度であれば問題なく遊べるだろうが、本製品はあくまで仕事・作業用デバイスとして活用すると良いだろう。

ミニスクリーン&ライトのパターンを変更可能

筐体正面に用意されたミニスクリーン&ライトは、プリインストール済みの公式ツールを利用して点灯パターンを変更できる。

CYXTFTool」を利用すると、ミニスクリーンの表示テーマを変更することが可能だ。

▼ツール画面。様々なテーマが用意。

▼好みに応じて表示内容を変更可能。

▼背景画像や表示情報を細かくカスタマイズできる機能も用意。

また、「LedControl」を利用すると、内蔵ライトの点灯パターンを変更することが可能だ。

▼ツール画面。点灯パターンのほか、点灯スピードや明るさの調節も可能。

優れた静音性

本製品の静音性は実に優れており、高負荷な作業を長時間続けた場合でも、ほとんど動作音が聞こえなかった。

▼耳を近づけると、かすかにフォーンという排気音が聞こえてくる程度。

▼2時間ほど高負荷状態でPCを稼働させ続けた際の内部温度(CPUID HWMonitorによる測定値)。最高温度で70℃を超えることはなく、基本的に50℃~65℃の範囲で安定していた。

ただ、高負荷状態で連続稼働させた場合、筐体側面を触れると結構な熱をもっていた。

パフォーマンスへ顕著な影響を与えるほどの発熱ではなかったものの、念のため、PCの設置場所は風通しが良く、熱のこもりやすい場所を選ぶと良いだろう。

『ACEMAGIC S1 N100』のまとめ

今回紹介した『ACEMAGIC S1 N100』について、特長をまとめると以下の通りだ。

良かった点

  • コンパクトで軽量な筐体サイズ
  • ミニスクリーンを搭載したユニークな設計
  • ミニスクリーン表示およびライトの点灯パターンを変更可能
  • 一般的なPC作業はスムーズにこなせる
  • 比較的リーズナブルな価格
  • スタンド利用で縦置きが可能

悪かった点

  • VESAマウントに非対応
  • 背面にもUSBポートが欲しかった

以上の通り、手のひらサイズのコンパクトな筐体に対して、実用的な性能を発揮する小型デスクトップPCとなっている。

ウェブサイト閲覧や動画視聴はもちろん、作業用ソフトを用いた仕事にも問題なく活用することが可能だ。一方でゲーミングは向いていないため、ゲーミングも楽しみたい方は注意した方が良い。

それでも、3万円前後というリーズナブルな価格に対して十分な性能を実現できていると感じた。拡張性にも優れており、ストレージ増設を行うことで、より快適なPC利用が可能となるだろう。

コンパクトなサイズ、リーズナブルな価格で実用的な性能を擁するミニPCを求めている方には、ぜひオススメしたい一品だ

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