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『Blackview W60』レビュー、頑丈で多機能な高コスパスマートウォッチ

レイ(管理人)

最新ガジェット大好きなWEBコンテンツクリエイター。大学院理工学研究科出身。国内外の企業と提携し、年間200以上のガジェットをレビューしています。日々の暮らしを豊かで楽しいものにする電子機器や家電などを、分かりやすく紹介していきます!

世界市場、特にヨーロッパ、アフリカ、アジアで多くのモバイルデバイスをリリースしてきたBlackviewは、同社の最新スマートウォッチ『Blackview W60』をリリースした。

Blackview W60の紹介イラスト

2.01インチディスプレイ搭載のやや大きめなスマートウォッチであり、IP68等級の防水・防塵規格、および最大5メートルからの落下耐性を備えたタフネスモデルだ。

通常使用で最大30日間持続するバッテリーを内蔵。懐中電灯やSOS発信機代わりに活用できるLEDライトを内蔵するなど、アウトドア用途にうってつけのスマートウォッチとなっている。

今回、メーカーより本製品を提供していただいたので、実際に使用した感想を基にレビューしていきたいと思う。

Blackview W60の外観

Blackview W60 2.01 インチ 900mAh LED 懐中電灯 Campass アウトドア スマート ウォッチ
Blackview
メーカー Blackview
モデル名 Blackview W60
カラー ブラック、グリーン、グレー
ディスプレイ 2.01インチ (PANDA Glassコーティング)
解像度 280×320
ピーク輝度 1,000nit
CPU Actions ATS3085L
マイク&スピーカー 内蔵
NFC 非対応
Felica 非対応
耐衝撃性能 最大5メートルからの落下耐性
防水防塵規格 IP68
対応OS iOS, Android
対応通信規格 Bluetooth 5.3
GPS 非搭載
バッテリー 900mAh
持続時間 通常使用:最大30日間
スタンバイ状態:最大100日間
充電時間 約2時間30分
本体サイズ 50 x 44.5 x 14.3 mm
本体重量 約61g(バンド込み)
バンド材質 シリコン / 布
バンド幅 24mm

ウォッチ説明画像

今回紹介する『Blackview W60』は、2.01インチディスプレイ搭載のスマートウォッチだ。ディスプレイは280×320の解像度、1,000nitのピーク輝度に対応。PANDA Glassコーティングが施されており、衝撃や擦り傷への耐性を備えている。

ディスプレイ保護

筐体はIP68等級の防水・防塵性能、および最大5メートルからの落下耐性を備えるほか、最大7kgの引っ張り力に耐えるなど、頑丈な造りとなっている。

引っ張り力耐性

防水性能の説明

落下耐性

900mAhの大容量バッテリーを内蔵しており、通常使用であれば最大30日間、スタンバイ状態であれば最大100日間ものあいだ持続可能。

バッテリー容量の説明

そしてスマートウォッチとしては珍しくLEDライトを内蔵しており、懐中電灯代わりとして利用したり、緊急時にSOS信号を発信する用途でも活躍するだろう。

内蔵ライトの説明

内蔵ライトの使い方説明

ウォッチ内にActions ATS3085Lプロセッサーを内蔵しており、あらゆる操作をスムーズにこなすことが可能。応答性も良く、使用中にストレスを感じることは無いだろう。

搭載プロセッサー説明

健康管理機能も充実しており、心拍数、血中酸素、睡眠、ストレス、健康目標などの機能を利用可能。毎日の活動レベルのモニタリングから心拍数、睡眠パターンなどのトラッキングまで、自身の健康状態を常に把握できる。

▼100種類以上のワークアウト計測にも対応。

ウォッチ機能まとめ

マイク&スピーカーも内蔵しており、ウォッチ越しの通話も可能なほか、Siriなどの音声サービスも利用できる。

マイク&スピーカー説明

製品本体および付属品

▼外箱の様子

パッケージ外観

パッケージ内部

▼内容物をすべて取り出した様子。

付属品一覧

内容物一覧は以下の通り。

【内容物一覧】

  • スマートウォッチ本体
  • ユーザーマニュアル
  • シリコンバンド
  • 革製バンド
  • 充電ケーブル

▼シリコンバンド、革製バンドの2種類が付属。

付属バンド2種

▼ウォッチ本体の外観。

ウォッチ本体の外観

▼2.01インチディスプレイを搭載。PANDA Glassコーティングが施されており、擦り傷や衝撃への耐性がある。

ウォッチディスプレイの様子

▼右側面にはメニューボタンバックボタンを搭載。

ウォッチ右側面

▼左側面にはフラッシュライトボタンを搭載。

ウォッチ左側面

▼ウォッチ裏面の様子。

ウォッチ裏面の様子

▼手首に当たる部分には、生体情報を読み取るためのセンサーと、充電端子が用意。

ウォッチ端子

▼バンド付け根のレバーを引くことで、バンドを交換できる。

バンド取り外し用レバー

▼シリコンバンドを装着した様子。

バンドを装着した様子

シリコン製バンドは汚れに強く、アウトドア利用に適している。一方で革製バンドはオシャレさを重視しており、街中で普段装着する場合に向いているだろう。

ウォッチを利用する場面によって、好みのバンドに交換できる点は嬉しい。

快適な装着感

ウォッチはバンド込みで約約61gと軽く、2.01ディスプレイを搭載した大きめの筐体サイズに対して、装着していても重さはほとんど感じられない。

ウォッチを装着した様子(正面)

▼バンドの肌触りも良く、長時間装着し続けていても痛みや擦れは生じなかった。

ウォッチを装着した様子(側面)

ウォッチを装着した様子(斜め後ろ)

ウォッチを装着した様子(裏面)

そしてIP68の防水・防塵規格で設計されているため、装着した状態で手洗いを行ったり、シャワーを浴びても故障することはない。

ウォッチに水を当てる様子

バンドに水を当てる様子

マグネット式充電で素早く充電

本製品付属の充電ケーブルは、マグネット吸着式となっている。

充電の際は、スマートウォッチ背面のポートにケーブル端子を近づけるだけでカチッと磁石で吸着し、充電が開始される。

ウォッチと充電ケーブル

充電ケーブルを接続した様子

充電中の様子

いちいち端子を手探りで探して接続する必要もないため、普段からストレスなく充電を開始出来る。

そして充電スピードも速く、わずか2時間30分たらずでバッテリーを満タンまで回復させることが可能であった。

バッテリーの持ちも非常に良好。満充電状態から約3週間ほど連続使用した場合でも、充電なしで利用を続けることが出来た。

公式アプリのインストールでスマホと同期

本製品の利用を開始する際は、スマートウォッチと連携したいスマホやタブレット端末へ、事前に公式アプリをインストールしておこう

▼専用アプリ(iOS・Android対応)

GloryFitPro

GloryFitPro
開発元:Shenzhen Ultra Easy Technology Co., Ltd.
無料
posted withアプリーチ

右側面のバックボタンを長押しするとスマートウォッチが起動し、ペアリングスタンバイ状態となる。

バックボタンを長押しするとスマートウォッチが起動し、ペアリングスタンバイ状態となる。

ウォッチがスマホ側に認識され、初期設定が完了するとウォッチがアプリ上に登録。すべての機能を利用できるようになる。

アプリメイン画面

▼利用を開始した状態。

ウォッチを起動した様子

豊富な便利機能を利用可能

ウォッチ内には非常に多くの機能がプリインストールされており、日常生活からストドアな場面まで、幅広い場面で役立つ便利機能が揃っている。

ウォッチモード

▼通話機能を搭載。マイク&スピーカー内蔵のため、ウォッチ越しの通話も可能だ。

ウォッチ機能その1

▼天気機能が用意。現在地の天候情報を把握できる。

ウォッチ機能その2

天候情報

週間天候情報

▼マイク&スピーカーを利用した音声サービスも利用可能。

ウォッチ機能その3

▼ウォッチ経由で、Siriなどのスマホ側の音声サービスを起動できる。

音声サービス機能

▼音楽機能では、スマホ側の音楽をウォッチのスピーカーから出力できる。

音楽機能

▼サウンドを出力している様子

正直、内蔵スピーカーの品質は最低限レベルだが、歌詞を聞き取る分には問題は無い。

▼健康管理機能も充実。

健康管理機能

▼女性向けの健康管理機能も用意。

ウォッチ機能その4

バリエーション豊かなウォッチフェイス

アプリから無料のテーマをインストールすることで、ウォッチフェイスのデザインを自由に変更することも可能だ。

▼公式が配布するテーマを、オンライン上から有料/無料でインストール出来る。

ウォッチフェイステーマ

クール系からビジネス系、デザイナーズ系まで幅広いバリエーションが用意されており、常に新しいテーマが更新されている。

▼デザイン性を重視するか、見やすさを重視するか、好みのテーマを適用しよう。

黒いウォッチフェイス

黒と赤のウォッチフェイス

白いウォッチフェイス

なお、自分好みの背景・レイアウトのウォッチフェイスをカスタマイズして作成することも可能だ。

テーマカスタマイズ

懐中電灯代わりに使えるLEDライト

本製品はスマートウォッチとしては珍しくLEDライトを搭載しており、左側面のフラッシュライトボタンを長押しすることで点灯させることができる。

フラッシュライトボタン

LEDライト点灯

光はそこまで強くはないが、暗い手元を照らしたり、真っ暗な隙間の様子を確認するなどの用途には十分に活用できるだろう。

また、フラッシュライトボタンを2回押すと、点滅モードに切り替わる。山中で遭難した場合など、緊急時にSOSを伝えたい場合などに活躍するだろう。

▼点滅の様子

高度な健康管理が可能

本製品では、公式アプリと組み合わせることで高度な健康管理を行うことが出来る。

100種類を超えるワークアウト計測に対応しており、スマホ側のGPSを利用して、精密な運動強度を計測できる。

運動モード1

▼メジャーな運動からマイナースポーツまで、バリエーション豊かなアクティビティの測定に対応。

運動モード2

▼IP68等級の防水性能を備えているため、水泳などのウォーターアクティビティ計測にも対応可能。

運動モード3

▼スマホ側のGPS機能を利用することで、運動コースのトラッキングも可能。

アプリ側での位置測位

計測後のワークアウトデータはアプリ内に保存される。健康促進具合をグラフ等で可視化できるため、毎日のアクティビティのモチベーションアップにも繋がるだろう。

健康管理機能も充実

運動計測以外にも、心拍数測定、血中酸素飽和濃度測定、睡眠管理、ストレス管理など、様々な健康モニタリング機能が用意されている。

▼ウォッチをワンタッチしてスムーズに計測。

心拍数測定

血中酸素飽和濃度測定

ストレス計測

スマートウォッチを装着しているだけで自身の健康状態を24時間体制でモニタリングできる、上手く活用することで健康寿命の延長にもつながるだろう。

▼健康情報に関しても、アプリ側でデータを記録&グラフ化して視覚的に把握することができる。

健康管理グラフ

▼異常値を感知すると即座に通知する機能も用意。

心拍数測定設定

なお、外部ツールと連携することで、データの共有&同期を行うことも出来る。

第三者提供アプリ

通知連動機能がとても便利

スマートウォッチを利用している中で、個人的に最も重宝している機能が "スマホ通知連動" である。

これはスマホ上に通知された着信、メッセージ受信、その他SNSアプリ等のプッシュ通知を、スマートウォッチ上でも確認できる機能だ。

この機能を利用すると、音声着信はもちろん、メッセージ受信時に内容を確認することも可能となる。LINEやSkype、E-mailなど、メッセージアプリで届いたテキストの内容をディスプレイで確認することもできる。

ウォッチ通知機能

▼大きめのディスプレイのおかげで、細かな文字も見やすい。

通知内容

▼アプリごとに通知のON/OFFを切り替えられる点も嬉しい。

通知アプリ管理

各通知はバイブレーションで通知してくれるため、重要な着信やメッセージが届いた際にも、気付かずにとり逃してしまった!確認が遅れてしまった!といった事態を防ぐことが出来るだろう。

なお本製品はマイク&スピーカーを内蔵しているため、スマートウォッチ上で音声通話を行うことも可能だ。

▼ウォッチ上でダイヤル操作を行うことも出来る。

ウォッチ上で電話番号を入力する様子

『Blackview W60』のまとめ

Blackview W60の外観

今回紹介した『Blackview W60』について、特長をまとめると以下の通りだ。

良かった点

  • 優れた耐久性
  • 大きくて見やすい2.01インチディスプレイ搭載
  • 2種類のバンドが付属
  • 公式アプリ上で詳細なカスタマイズ、調整、データ確認が可能
  • マイク&スピーカー内蔵
  • LEDライト搭載
  • 高度な健康管理が可能
  • 非常に素早い充電速度
  • 便利なスマホ通知連動機能
  • 比較的リーズナブルな価格

悪かった点

  • ディスプレイ解像度は低め
  • Felica非対応

以上の通り、1万円未満の比較的リーズナブルな価格に対して、耐久性・機能充実度の両面で優れた高コスパなスマートウォッチとなっている。

防水・防塵規格に加えて耐衝撃性を備えているほか、PANDA Glassコーティングが施されたディスプレイを搭載。LEDライトを内蔵するなど、アウトドア利用に特化した造りとなっている。

マイク&スピーカー内蔵のため、いちいちスマホを取り出さずとも、ウォッチ越しに通話を楽しむことも出来る。スポーツ計測・健康管理をはじめとした便利機能が充実しており、様々な場面で活躍してくれるだろう。

そして何より、バッテリー持続時間が非常に長く、一回の満充電で3~4週間ものあいだ連続使用可能。いちいち充電する手間を省くことができる。

付属のバンドを交換することで、日常利用・アウトドア利用など気分を変えて装着できる。

この価格帯で、出来るだけ機能の充実したアウトドア用スマートウォッチを探している方には、是非オススメしたい一品だ。

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