数々の携帯ゲーム機をリリースしてきたMiyoo社より、最新モデル『Miyoo A30』がリリースされた。
2.8インチ IPSスクリーンを搭載した携帯ゲーム機であり、解像度は640×480に対応しており、カラフルで鮮明な映像を楽しむことが可能。2,800mAhの大容量バッテリーを内蔵しており、長時間の連続使用に対応。外出先や旅行先での空き時間にゲームを遊ぶには最適な端末だ。
今回、提携先より本製品(ライトグレー色)を提供していただいたので、実際に使用した感想を基にレビューしていきたいと思う。
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ブランド | Miyoo |
製品名 | Miyoo A30 |
カラー | レッド/ダークグレー/ライトグレー/ブラック |
OS | Linux |
ディスプレイサイズ | 2.8インチIPSスクリーン |
解像度 | 640×480 |
CPU | Allwinner A33 |
RAM(メモリ) | 512MB |
ストレージ | TF/Micro SD |
対応通信規格 | 2.4G Wi-Fi, Bluetooth |
バッテリー容量 | 2,800mAh, 連続使用時間5時間可能 |
対応ゲーム | PS1, CPS, NEOGEO, GBA, GBC, GB, SFC, FC, MAME, MD, PCE, NGPC, MSM, WSC, DOS, N64など多数 |
スピーカー | スピーカー内蔵 |
本体サイズ | 127×58×15mm |
127×58×15mm、わずか100g程度の軽量かつコンパクトな筐体に、2.8インチ IPSディスプレイを搭載。解像度は640×480に対応しており、カラフルで鮮明な映像を楽しむことが可能だ。
片手に収まるほどのコンパクトなポータブルデバイスとなっており、ポケットやカバンなどに入れてラクラク持ち運ぶことが出来るだろう。
筐体の前後左右には充実したインターフェースを備えており、幅広いタイトルの操作に対応できるようになっている。サウンド出力用に高品質スピーカーを内蔵。
OSはLinuxを採用しており、CPUにはAllwinner A33を、RAM(メモリ)は512MBを搭載。プレイステーションやゲームボーイアドバンスなどのレトロゲームまで快適に遊べる性能を擁している。
通信規格は2.4G Wi-Fi, Bluetoothに対応。ワイヤレスでの対戦を楽しめる。
そして2,800 mAhのバッテリーを内蔵しており、最大5時間程度の連続使用が可能。外出先でも充電残量を気にせずに利用しやすい設計だ。
コンパクトかつ軽量な筐体で、外出先や旅行先でのちょっとした空き時間にレトロゲームを遊ぶには最適な端末だと言える。
数世代前の懐かしいゲームを遊びたい方には、是非オススメしたいゲーム機である。
製品本体および付属品
▼専用ポーチが付属。ゲーム機本体および付属品一式を収納してコンパクトに持ち運べる。
▼内容物をすべて取り出した様子。
内容物一覧は以下の通り。
【内容物一覧】
- Miyoo A30
- 専用ポーチ
- USB Type-Cケーブル
- 3.5mm変換アダプタ
- ユーザーマニュアル
- TFカード(128GB)
▼ユーザーマニュアルは英語および中国語表記のみ。
▼ゲーム機本体。今回のレビュー時にはライトグレー色を提供していただいた。
▼手のひらに収まるほどのサイズ。約100gほどと非常に軽く、ポケットに入れて持ち運んでも支障にならないだろう。
▼厚みは15mmほど。ズボンのポケットに入れて持ち運ぶことも十分可能。
▼一般的なスマホより一回り小さいサイズ感。
続いてインターフェース構成について見ていく。
正面には充実した操作インターフェースが用意。幅広いタイトルの操作に対応可能だ。
▼左側には十字キー、アナログスティックが用意。
▼右側にはABXYボタン、STARTボタン、SELECTボタンに加えて、スピーカー穴が空いている。
▼背面の様子。
▼上部の様子。L/L2ボタン、HOMEボタン、OTGポート、音量調節ボタン、R/R2ボタンが用意。
▼右側面には電源ボタンが用意。
▼左側面の様子。
▼下部にはカードスロットが用意。
▼Banggoodで販売されている商品には、128GB TFカードが付属している。
このように、コンパクトな筐体に充実のインターフェースがすべて詰め込まれた、洗練されたデザインとなっている。
本体の起動
右側面の電源ボタンを押すと、OSが起動する。
OSが起動するとメインメニューが表示される。アイコンが横並びになったシンプルなデザインであり、見やすくて操作しやすい。
▼メインメニューのテーマは設定から切り替えることが可能だ。
ゲームアイコンから、各種エミュレーターを起動できる。
▼幅広いプラットフォームのエミュレータに対応。
▼設定には豊富な設定項目が用意。
▼アナログスティックのキャリブレーション機能に加え、ボタンのカスタマイズ機能も用意されている。
ユーザーの用途に合わせて柔軟なカスタマイズが可能だ。本格的に利用を開始する前に色々とイジっておくと良いだろう。
実際にゲームをプレイ
実際にいくつかのゲームをプレイしてみた。
▼実際にプレイしている様子①
▼実際にプレイしている様子②
▼実際にプレイしている様子③
640×480解像度のIPSディスプレイで描画される映像の発色は良好で、満足度の高い映像品質でゲームを楽しむことが可能であった。
画面情報量の多いタイトルでも、プレイ中に支障に感じることはないだろう。
3Dゲームプレイ時に激しい動き(アクション)を伴う場面では、多少のフレームレート低下やカクつきを感じることはあった。しかし全体的にスムーズなパフォーマンスを実現しており、プレイステーション1やニンテンドー64などの3Dタイトルでも、スペック不足を感じることはほとんどなかった。
内蔵スピーカーの音質もそこそこ優れており、音圧も強く、十分に迫力のあるサウンドでゲームを楽しめた。
個人的に各プラットフォームのタイトルをプレイした感覚では...
- スーファミやゲームボーイアドバンスなど:非常に快適
- PS1など:非常に快適
- PSPなど:処理落ちを感じる
さすがにPSPタイトルではフレームレート低下およびカクつきが顕著に発生し、お世辞にも快適なパフォーマンスとは言えなかった。
▼PSPタイトルの動作は厳しい。
なお、ゲーム中にHOMEボタンを押すことで、ゲームの中断や再起動、中途セーブなどを行うことが出来る。
▼中途セーブにより、いつでもその時点のプレイ状況を保存可能。
快適な操作性
『Miyoo A30』の操作性はどのプラットフォームのタイトルにおいても快適で、反応性も良く、ストレスを感じることはほどんと無かった。
▼各ボタンを押した時の "ポチッ" という感覚が心地よく、終始快適なゲーミングが可能。
上部LRボタンに関しても、L/L2, R/R2ボタンの間に隙間と段差が設けられるなど、誤操作を起こしづらい設計がなされており、複雑な操作を要求されるタイトルにおいてもミスタッチ(誤操作)はあまり起きなかった。
限られたサイズの中で、ユーザビリティを最大限まで考えて造りこまれた筐体デザインとなっている。
『Miyoo A30』のまとめ
今回紹介した『Miyoo A30』について、特長をまとめると以下の通りだ。
良かった点
- 非常にコンパクトかつ軽量なデザイン
- ズボンのポケットにも入るサイズ感
- 充実したインターフェース
- PS1世代までのタイトルがスムーズに動作
- 発色の綺麗なIPSスクリーン
- 心地よく反応性の良いボタン操作
- 中断やスリープ機能を用意
- リーズナブルな価格
悪かった点
- PSPタイトルの動作は厳しい
以上の通り、レトロゲームタイトルからPS1の3Dタイトルまで、実機さながらのスムーズさで遊べる高コスパな携帯ゲーム機となっている。
筐体は非常にコンパクトかつ軽量であり、カバンやズボンのポケットなどに入れて外出先に持ち運んで遊ぶことにも適している。
スピーカーの音圧も強く、音に立体感はないものの、そこそこ迫力のあるサウンドを楽しむことが出来た。
外出先でのちょっとした空き時間を潰す方法を探している方には、是非オススメしたい一品だ。
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