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『Retroid Pocket 4 Pro』レビュー、スマホゲームからPS2タイトルまで快適に遊べる高性能携帯ゲーム機

2024-07-27

レイ(管理人)

最新ガジェット大好きなWEBデザイナー。理系大学院修了。国内外の企業と提携し、年間200以上のガジェットをレビューしています。日々の暮らしを豊かで楽しいものにする電子機器や家電などを、分かりやすく丁寧に紹介します。

数多くのゲーム機をリリースしてきたRetroidは、最新の携帯ゲーム機『Retroid Pocket 4 Pro』をリリースした。

4.7インチタッチスクリーンを搭載。1334×750解像度、60Hzリフレッシュレートに対応しており、カラフルで鮮明な映像を楽しむことが可能。基礎性能が非常に優れており、スマホゲームからレトロプラットフォームのエミュレーターまで快適に動作する。

5,000mAhの大容量バッテリーを内蔵しており、長時間の連続使用に対応。外出先や旅行先での空き時間にゲームを遊ぶには最適な端末だ。

今回、提携先より本製品を提供していただいたので、実際に使用した感想を基にレビューしていきたいと思う。Retroid Pocket 4 Proのアイコン画像

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Retroid Pocket 4 Pro Handheld Game Console 4.7Inch Touch Screen RAM 8GB WiFi 6.0 bluetooth 5.2 5000mAh Video Games Player Console - White
Retroid
ブランド・メーカー Retroid
製品名 Retroid Pocket 4 Pro
OS Android 13
ディスプレイサイズ 4.7インチ IPS タッチスクリーン
解像度 1334×750(HD)
CPU MediaTek Dimensity 1100
GPU G77 MC9@836MHz
RAM(メモリ) 8GB LPDDR4X
ストレージ 128GB UFS3.1 + TF Card Slot
バッテリー容量 5,000mAh(7~8時間程度持続)
映像出力 720p
スピーカー スピーカー内蔵
Bluetooth 5.2
Wi-Fi Wi-Fi 6
本体サイズ 184.8×82.6×15.8mm
本体重量 約261g

Retroid Pocket 4 Proの仕様説明画像

今回紹介する『Retroid Pocket 4 Pro』は、Android13搭載の携帯ゲーム機だ。各種プラットフォームのエミュレータにも対応しており、レトロゲームを遊ぶこともできる。

184.8×82.6×15.8mm、わずか約261gほどの軽量かつコンパクトな筐体に、4.7インチ IPSタッチスクリーンを搭載。解像度は1334×750(HD)に対応しており、カラフルで鮮明な映像を楽しむことが可能だ。

筐体の前後左右には充実したインターフェースを備えており、幅広いタイトルの操作に対応できるようになっている。

インターフェース構成

筐体フォルムの説明

OSにはAndroid 13を採用しており、CPUには「MediaTek Dimensity 1100」を、RAM(メモリ)は8GB LPDDR4Xを搭載。Android対応のゲームアプリから、プレイステーションやゲームボーイアドバンスなどのレトロゲームまでを快適に遊べる性能を擁している。

CPU&RAM性能説明画像

内部ストレージは128GB UFS3.1を用意しているほか、必要に応じてTFカードの挿入で容量拡張が可能。

そして5,000mAhの大容量バッテリーを内蔵しており、長時間の連続使用に対応。外出先や旅行先でのちょっとした空き時間にゲームを遊ぶには最適な端末だと言える。

内蔵バッテリー

通信規格はWi-Fi 6、Bluetooth5.2に対応。筐体に用意されたMicro HDMIポートを利用して、外部モニターへ映像を出力することも可能となっている。

外部映像出力

Androidゲームアプリや、昔懐かしのレトロゲームを快適に遊びたい方には、是非オススメしたいゲーム機である。

製品本体および付属品

▼外箱の様子

外箱の様子

箱を開けた様子

▼内容物をすべて取り出した様子。

内容物一覧

内容物一覧は以下の通り。

【内容物一覧】

  • Retroid Pocket 4 Pro本体
  • ユーザーマニュアル
  • USB Type-Cケーブル
  • 画面保護フィルム

▼ユーザーマニュアルは日本語に非対応だが、図付きのため、扱いに困ることは無いだろう。

ユーザーマニュアル

▼ゲーム機本体。見た目的にはニンテンドーSwitch Liteに近い印象を受けるデザインだ。なお今回のレビュー時にはブラック色を提供していただいている。

Retroid Pocket 4 Proの外観-正面

▼184.8×82.6×15.8mm、約261gの軽量な筐体デザインは、長時間のゲーミングや持ち運びにも適している。

Retroid Pocket 4 Proを手に持った様子-正面

Retroid Pocket 4 Proを手に持った様子-背面

軽量な一方で造りはシッカリしており、安っぽさは感じられない。

正面には1334×750(HD)解像度対応の、4.7インチ IPS タッチスクリーンが搭載されているほか、十字キー左右アナログスティックHOMEボタンBACKボタンABXYボタンSTARTボタンSELECTボタンが用意。

正面左側のインターフェース

正面⇒側のインターフェース

▼上部の様子。

上部の様子

上部にはL1/L2ボタンMicro HDMIポート音量調節ボタン電源ボタンR1/R2ボタンが用意。

上部左側のインターフェース

上部⇒側のインターフェース

▼左右側面の様子。

左側面の様子

右側面の様子

▼下部の様子。

下部の様子

下部にはTFカードスロット3.5mmジャックUSB Type-Cポートが用意。

▼カードスロットにTFカードを挿入することで、ストレージを拡張できる。

下部左側のインターフェース

下部右側のインターフェース

▼背面の様子。

背面の様子

このように、比較的コンパクトな筐体に必要なインターフェースがすべて詰め込まれた、洗練されたデザインとなっている。

本体の起動

電源ボタンを長押しすると、OSが起動する。

OSを起動した様子

最初にセットアップ画面が表示されるので、言語設定やインターネット接続設定を完了させていこう。

セットアップ画面

▼言語は日本語にも対応。

インターネット接続画面

▼Google Playサービスを利用できる。

Googleサービス利用画面

▼ディスプレイはタッチ操作に対応しており、タッチ文字入力などはスマホと同様の感覚でスムーズに行える。

タッチ操作の様子

セットアップ完了後、ランチャーを選択する。

▼Android13デスクトップ、RP4 Proデスクトップ(エミュレータ起動用)の2種類から選択可能。

ランチャー選択画面

以上の事前設定が完了すると、メイン画面が表示される。

▼Android13の画面。

Android13画面

▼ChromeやPlayストアなどがプリインストールされている。

プリインストールアプリ

Androidスマホに近い操作感

Android画面を操作している様子

本製品はAndroid13を搭載しているため、一般的なAndroidスマホに近い感覚でメニュー画面を操作できる。

▼設定で画面回転をオンにすれば、縦表示でAndroidインターフェースを操作することも可能。

縦向きに使用している様子

縦向きに使用している様子-ズーム

PlayストアからAndroid対応アプリを自由に購入・インストールすることも可能だ。

Playストアを操作している様子

このように、インターフェース自体は一般的なAndroidデバイスと同様なため、慣れている方は違和感なく使用することが出来るだろう。

AnTuTuベンチマークテスト

本機について、スマホ・タブレット端末の性能を測ることのできる『AnTuTuベンチマークテスト』を実施してみた。

▼Android端末におけるAnTuTuベンチマークテストの実施方法はコチラを参照

Android端末でAnTuTuベンチマークテストを行う超簡単な方法(2023年時点)

スマートフォン・タブレットなどのモバイル端末のスペック(スコア)を計測することのできるツールとして、『AnTuTu Benchmark』(アンツツ ベンチマーク)というものがあります。 AnTuTuと ...

続きを見る

結果として、約70万点のスコアを記録した。

AnTuTuベンチマークテスト結果

この価格帯の携帯ゲーム機としては、非常に優れたスコアであると言える。

原神レベルの重いスマホゲームから、PSP・PS2あたりの3Dゲームまで快適に遊べるだけの性能を備えている。

ウェブサイト閲覧や動画視聴をスムーズに楽しめる

ゲーム動画視聴の様子

ウェブサイト閲覧から動画視聴などで利用した際のパフォーマンスを確認してみた。

まず、複数のウェブサイトを閲覧してみたが、いずれの場合もスムーズかつ迅速にページが表示された。

ウェブサイト閲覧の様子1

▼画像多めのサイトでもスピーディーに読み込まれる。

ウェブサイト閲覧の様子2

ページスクロール時にカクつきや遅延などを感じることもなく、いたって快適なウェブブラウジングが可能であった。

続いて、YouTubeやネットフリックスなどで、動画を視聴してみた。

この場合も、スムーズに動画を再生することが出来た。

▼高画質設定でも再生中に動画がストップしたりラグることもなく、安定した再生が可能。

ゲーム動画視聴の様子2

▼IPSスクリーンの発色は良好で、実写映画からアニメまで品質の高い映像を楽しめる。

ゲーム動画視聴の様子3

▼WidevineはL3サポート。

Widevine確認画面

ゲーム機でありながら、ウェブサイト閲覧や動画視聴も快適にこなすことができた。

内蔵スピーカーの品質も良く、低音こそ響かないものの、中~高音域に関してはクリアに聴きとれる。

▼音質の確認

ゲーミングだけでなく、ちょっと動画を視聴したり、ウェブサイトで調べものを行う際にも役立つだろう。

ゲーミング時のパフォーマンス

続いて、肝心のゲーミングパフォーマンスについて確認してみた。

「PUBG」プレイ時

まずは『PUBG』プレイ時について。

▼グラフィック品質は "HDR" まで選択できた。

PUBG画質設定画面

実際にいくつかの試合に参加してみたが、大人数のプレイヤーが密集する場所においても、非常にスムーズなゲームプレイが可能であった。

PUBGプレイの様子6

PUBGプレイの様子1

▼画質も良い。PUBGレベルのスマホゲームであれば、何の支障も無く快適に遊ぶことが出来た。

PUBGプレイの様子4

PUBGプレイの様子2

▼4.7インチディスプレイは、探索や索敵を行うには十分な大きさだ。

PUBGプレイの様子5

PUBGプレイの様子3

PUBGのようなコントローラ非対応ゲームアプリの場合、スマホと同様に画面タッチでの操作が可能だ。

「マインクラフト」プレイ時

続いて統合版『マインクラフト』プレイ時について。

マインクラフトをプレイしている様子

ワールドを作成して実際にプレイしてみたが、スムーズで快適に移動することが出来た。

▼チャンク読み込み時にも重さを感じることはない。

マイクラプレイの様子1

マイクラプレイの様子3

▼カクつきもなく、処理の重くなりがちなバイオームでもスムーズに操作できた。

マイクラプレイの様子2

マイクラプレイの様子4

マインクラフトのようなゲームパッド対応アプリでは、デフォルトで『Retroid Pocket 4 Pro』の各種ボタン・スティックを使用することが出来る。

▼実際にプレイしている様子

▼物理コントローラーによる操作は、タッチ操作とは比べ物にならないほどスムーズな操作が可能であった。画面が指紋などで汚れることもなく、ストレスが軽減される。

アナログスティックを操作している様子

『原神』プレイ時

原神プレイの様子6

続いて "激重" ゲームとしても有名な『原神』の場合について。

非常に重いゲームアプリとして有名な『原神』であるが、本機ではスムーズにプレイすることが可能であった。

画質設定はデフォルト状態で "" に設定されており、デバイス負荷は "スムーズ" の状態であった。

原神の画質設定画面-低画質

▼画質設定を "" まで上げるとデバイス負荷も高まるが、依然としてスムーズな動作が可能。

原神の画質設定画面-中画質

▼ "" 設定まで上げると、さすがにフレームレート低下やカクつきが生じるが、ゲームプレイ自体は可能なレベルであった。

原神の画質設定画面-高画質

▼ "低~中" 画質設定であれば、スムーズに原神をプレイすることができた。

原神プレイの様子1

▼カクつきや遅延を感じることはほとんどなく、快適なパフォーマンスで原神をプレイ可能。

原神プレイの様子5

原神プレイの様子2

『原神』クラスの激重ゲームでもこれだけ快適に遊べるのであれば、大抵のゲームアプリはスムーズに動作するだろう。

原神プレイの様子4

原神プレイの様子3

各種エミュレータのレトロゲームプレイ時

そして最後に、各種エミュレータによるレトロゲームプレイ時のパフォーマンスも確認してみた。

レトロゲームプレイの様子2

※画像はイメージ

1334×750(HD)解像度のIPSディスプレイで描画される映像はクリアかつ発色も良好で、満足度の高い映像品質でゲームを楽しむことが可能であった。大きな画面のおかげで、情報表示量の多いタイトルでも支障なく遊べる。

PS2世代のタイトルでも全体的にスムーズなパフォーマンスを実現しており、スペック不足を感じることはほとんどなかった。

▼充実した操作インターフェースのおかげで、複雑な操作を要求されるタイトルでも遊べる。

レトロゲームプレイの様子5

レトロゲームプレイの様子6

レトロゲームプレイの様子7

※画像はイメージ

個人的に各プラットフォームのタイトルをプレイした感覚では、以下のような印象だ。

  • スーファミやゲームボーイアドバンスなど:非常に快適
  • PS1やニンテンドー64など:非常に快適
  • PSPやPS2など:快適

基礎スペック自体が優れていることもあり、大抵のレトロゲームを快適に遊べるだけの性能を実現している。

快適な操作感

各ボタンを押した時の感覚は心地よく、アナログスティックの反応性も良いため、終始快適なゲーミングが可能であった。

十字キー操作の様子

ABXYボタン操作の様子

左右のR1/R2、L1/L2ボタンの間には隙間が設けられており、ミス操作を起こしづらくなっている。

▼押しやすいトリガー形状。

R2ボタン操作の様子

アナログスティックやLRボタンなど充実したインターフェースが揃った構成となっているため、スーファミ世代からPS2世代のタイトルまで、快適に操作できる。

国産の携帯ゲーム機と比較しても、遜色ない快適な操作感を実現できていると言える。

大容量バッテリー搭載

本製品は5,000Ahの大容量バッテリーを内蔵している。

実際に使用してみたところ、動画視聴、ウェブブラウジング、少々のゲームアプリ起動などを日中に行ってみたが、充電なしでも1日中(5~6時間程度)は利用し続けることが可能であった。

充電中の様子

使用頻度にも依るが、空き時間にちょこちょこ遊ぶ程度であれば、外出先に持参しても充電せずに1日間は余裕でバッテリーがもつだろう。

『Retroid Pocket 4 Pro』のまとめ

Retroid Pocket 4 Proのアイコン画像今回紹介した『Retroid Pocket 4 Pro』について、特長をまとめると以下の通りだ。

良かった点

  • スタイリッシュかつ軽量なデザイン
  • 充実した操作インターフェース
  • 発色の綺麗なIPSスクリーン
  • AnTuTuベンチマークテストで約70万点を記録するスペック
  • 原神レベルのスマホゲームも快適に遊べる
  • PS2世代のタイトルでもスムーズに動作
  • ウェブサイト閲覧や動画視聴も快適
  • 心地よく反応性の良いボタン操作

悪かった点

  • アナログスティックの位置が下過ぎて、やや操作しづらく感じることがあった

以上の通り、PS2世代の3DタイトルからAndroid対応ゲームアプリまで、快適に遊べる高性能携帯ゲーム機となっている。

筐体はスタイリッシュかつ軽量であり、カバンに入れて外出先に持ち運んで遊ぶことにも十分適している。

IPSスクリーンの発色は良好。内蔵デュアルスピーカーの性能もそこそこ優れており、音に立体感はないものの十分にクリアなサウンドを楽しむことが出来た。ゲーミングだけでなく、動画視聴目的でも本機を活用できるだろう。

基本性能自体が優れているため、PSPやPS2世代のタイトルを遊ぶ目的でも問題のないパフォーマンスを提供してくれる。

イヤホンジャック搭載、6~7時間程度持続可能なバッテリーを搭載していたりと、携帯ゲーム機として必要な条件をすべて満たしていると言えるだろう。

アナログスティックの位置が下過ぎて、やや操作しづらく感じることがあった点を除けば、全体的に非常に完成度の高い携帯ゲーム機であると言える。

エミュレータを利用したレトロゲーム、Androidゲームアプリを同時に遊べる端末を探している方にとって、まさにうってつけの一品となっている。

【Banggood限定割引クーポンコード】

  • 割引クーポンコード:BGb322e0
  • 通常価格:299.99USD
  • 割引後価格:215.99USD
  • 利用回数:先着20注文
  • 有効期限:2024年7月26日(金)~ 8月31日(土)
Retroid Pocket 4 Pro Handheld Game Console 4.7Inch Touch Screen RAM 8GB WiFi 6.0 bluetooth 5.2 5000mAh Video Games Player Console - White
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最新ガジェット大好きなWEBデザイナー。理系大学院修了。国内外の企業と提携し、年間200以上のガジェットをレビューしています。日々の暮らしを豊かで楽しいものにする電子機器や家電などを、分かりやすく丁寧に紹介します。

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