中国のHuawei(ファーウェイ)は、2024年9月10日(月)に世界初の三つ折りスマートフォン『Huawei Mate XT』を発表しました。
シングルスクリーンでは6.4インチ、デュアルスクリーン時は7.9インチ、そしてトリプルスクリーン時には10.2インチもの画面サイズに達し、動画視聴用途から簡単な仕事・作業まで、幅広い活用方法が考えられるモデルとなっています。
中国国内向けに2024年9月20日(金)の発売を予定しており、価格は最もスタンダードなモデルで19,999 CNY(約40万円)となっています。
3種類のモデルがリリース予定であり、価格は以下の通り。
- 16GB+256GB: 19,999 CNY(約40万円)
- 16GB+512GB: 21,999 CNY(約44.3万円)
- 16GB+1TB: 23,999 CNY(約48.3万円)
現時点で各サイトにおいてすでに予約受付が開始されており、Huaweiの公式発表によると、予約数がすでに370万台以上に達しているとのこと。
発表日・発売日ともに、同日に発表された「iPhone 16」シリーズに被せてきており、Huawei側が意識したものと思われます。
▼スペック表(記事執筆時点で明らかになっている情報のみ記載)
メーカー | Huawei(ファーウェイ) |
モデル名 | Huawei Mate XT |
カラー | ブラック、レッド |
ディスプレイ | ・シングルスクリーン:6.4インチ OLED ・デュアルスクリーン:7.9インチ OLED ・トリプルスクリーン:10.2インチ OLED |
リフレッシュレート | 最大120Hz |
解像度 | ・シングルスクリーン:2232×1008 ・デュアルスクリーン:2232×2048 ・トリプルスクリーン:2232×3184 |
OS | HarmonyOS 4.2 |
RAM | 16GB |
ストレージ | 256GB/512GB/1TB |
認証機能 | 顔認証、指紋認証(サイド) |
SIMカード | デュアルSIM対応 |
SDカード | 非対応 |
対応通信規格 | 2.4GHz 5GHz デュアルバンドWi-Fi Bluetooth 5.2 赤外線リモコン NFC VoLTE |
位置測位 | GPS (L1 + L5 デュアルバンド) / AGPS / GLONASS / Beidou ((B1I+B1C+B2a+B2b クアッドバンド) / GALILEO (E1 + E5a + E5b トリプルバンド) / QZSS (L1 + L5 デュアルバンド) をサポート) / ナビIC |
充電ポート | USB Type-C(USB 3.1 GEN1、DP1.2をサポート) |
搭載カメラ | ・フロント:8MP ・リア:50MPメイン+12MP超広角+12MPペリスコープ望遠 |
バッテリー容量 | 5600mAh(66W急速充電をサポート) |
ワイヤレス充電 | 対応(50W Huaweiワイヤレス超高速充電&7.5Wワイヤレスリバース充電をサポート) |
本体サイズ | ・シングルスクリーン:156.7mm (長さ) × 73.5mm (幅) × 12.8mm (厚さ) ・デュアルスクリーン:156.7mm (長さ) × 143.mm (幅) × 7.45mm/4.75mm (厚さ) ・トリプルスクリーン:156.7mm (長さ)×219.0mm(幅)×3.6mm/3.6mm/4.75mm(厚さ) |
本体重量 | 約298g |
最も安価なモデルで約40万円超えと、非常に高価。しかしそれに見合うだけのスペックと性能を備えており、デザイン・性能ともに比類なきハイエンドモデルとなっています。
▼同日に発表された「iPhone 16」の情報はコチラ
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『Huawei Mate XT』のスペック&特徴
『Huawei Mate XT』は、世界初となる三つ折りディスプレイを備えたスマートフォンです。
独自OSの「HarmonyOS 4.2」を採用。
カラーはブラック系、レッド系の2種類を用意
シングルスクリーンでは6.4インチ、デュアルスクリーン時は7.9インチ、そしてトリプルスクリーン時には10.2インチもの画面サイズに達し、動画視聴用途から簡単な仕事・作業まで、幅広い活用方法が考えられるモデルとなっています。
▼柔軟かつ頑丈な折りたたみ機構を備え、長寿命化を実現。
トリプルスクリーン展開時には156.7mm (長さ)×219.0mm(幅)×3.6mm/3.6mm/4.75mm(厚さ)の大きさに達しますが、本体重量は約298gと比較的軽量。完全に折りたたんだ状態での厚みも12.8mmほどであるため、携行性を犠牲にしていません。
展開画面数に応じたディスプレイ解像度は以下の通り。
- シングルスクリーン:2232×1008
- デュアルスクリーン:2232×2048
- トリプルスクリーン:2232×3184
▼3画面展開時には、一般的なタブレット並みに大きい、迫力のある映像を楽しめます。
メモリ(RAM)は16GB、ストレージは256GB/512GB/1TBの3モデルを用意。
顔認証・指紋認証(サイド)の両方に対応しており、スムーズなロック解除や認証が可能です。
通信規格は2.4GHz 5GHz デュアルバンドWi-Fi、Bluetooth5.2、NFC、VoLTEなどに対応。デュアルSIMカードの挿入にも対応しておりモバイルデータ通信を行うことはできますが、現時点で5G対応かは明らかにされていません。
▼高度な位置測位システムも搭載。
フロント(前面)には8MPのフロントカメラを、リア(背面)には50MPメイン+12MP超広角+12MPペリスコープ望遠の3眼構成カメラを搭載。非常に高精細な写真撮影が可能です。
5600mAhのバッテリーを内蔵しており、66W急速充電をサポート。
50Wの高速ワイヤレス充電にも対応しているほか、7.5Wワイヤレスリバース充電もサポートしています。
中国で2024年9月20日に発売予定、日本国内でのリリースも期待したい
以上の通り、デザインがユニークなだけでなく、スペック構成も非常に優れたハイエンドスマートフォンとなっています。
中国国内向けに2024年9月20日(金)の発売を予定しており、価格は最もスタンダードなモデルで19,999 CNY(約40万円)となっています。
- 16GB+256GB: 19,999 CNY(約40万円)
- 16GB+512GB: 21,999 CNY(約44.3万円)
- 16GB+1TB: 23,999 CNY(約48.3万円)
現時点で各サイトにおいてすでに予約受付が開始されており、Huaweiの公式発表によると、予約数がすでに370万台以上に達しているとのこと。
これだけの価格にもかかわらず、予約時点でこれだけ売れるというのは、現地でのHuawei製品の人気の高さを感じさせますね。
日本国内向けのリリースにも、ぜひ期待したいところです。
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