数々のモニターをリリースしてきたKTC社(中国・深圳)は、同ブランドの最新ゲーミングモニターとして『KTC H27S17』をリリースした。
『KTC H27S17』は2024年9月に発表・発売されたばかりの最新モデルであり、WQHD (2560x1440) 解像度対応の27インチ湾曲ディスプレイを備え、180Hzのリフレッシュレートと1msの高速応答時間(MPRT)に対応。FreeSync & G-Syncにも対応するなど、本格的なゲーミングにも利用できる高コストパフォーマンスなモニターだ。
今回、メーカーより本製品を提供していただいたので、実際に使用した感想を基にレビューしていきたいと思う。
2万円台でWQHD・180Hz対応、高コスパ湾曲ゲーミングモニター
今回紹介する『KTC H27S17』は、WQHD (2560x1440) 解像度・HDR10対応の27インチ湾曲VAパネルを備えた、高性能ゲーミングモニターだ。
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- クーポン有効期限:2024年9月4日(水)21:00 ~ 9月30日(月)
公式サイト | https://en.ktcplay.com/ |
ブランド | KTC |
モデル名 | KTC H27S17 |
ディスプレイサイズ | 27インチ 湾曲VAパネル |
解像度 | 2560x1440(WQHD)HDR10対応, FreeSync & G-Sync対応 |
曲率 | 1500R |
アスペクト比 | 16:9 |
コントラスト比 | 5000:1 |
輝度 | 300cd/㎡(Typ) |
ブルーライトカット機能 | あり |
色域 | 132% sRGB |
表示色 | 16.7M 8bit |
リフレッシュレート | 最高180Hz |
応答速度 | 1ms(MPRT) |
信号入力 | HDMI2.0×2(2560×1440@144Hz) DP1.4×2(2560×1440@180Hz) |
音声出力 | 3.5mmジャック |
調整範囲 | 前傾・後傾:-5 ~ 20度 |
VESAマウント | 対応(100×100mm) |
本体サイズ | 611.3×362.3×93.3mm(ベース含まず) |
本体重量 | 約4.8kg(ベース含む) |
132% sRGBの色域と16.7M(8bit)の表示色を誇り、鮮明かつカラフルな映像を楽しめる。
▼曲率1500Rのディスプレイで、高い没入感と視認性の向上を実現。
▼5000:1の高コントラスト比で、色合いに深みのある映像を楽しめる。
最高180Hzの高リフレッシュレートに対応。応答速度は1ms(MPRT)を誇り、遅延や残像のない滑らかなゲーミングを楽しめる。FreeSync & G-Syncにも対応するなど、本格的なゲーミングにも利用できる高コストパフォーマンスなモニターだ。
背面にHDMI2.0×2(2560×1440@144Hz)、DP1.4×2(2560×1440@180Hz)を備えるほか、USB2.0 Type-Aポートも用意。3.5mmジャックによる外部サウンド出力にも対応している。
そして製品には3年間の無償交換保障が適用される。万が一、製品に不具合が生じた場合でも、無料で新品と交換してもらうことができるので安心だ。
製品本体および付属品
▼外箱の様子
▼内容物をすべて取り出した様子。
内容物一覧は以下の通り。
【内容物一覧】
- モニター本体
- ユーザーマニュアル
- スタンド
- ベース
- 電源アダプタ
- 電源ケーブル
- HDMIケーブル
- ドライバー
- ネジ一式
▼ユーザーマニュアルは日本語に完全対応。
▼ベースを取り付けるためのドライバー&ネジ一式が付属。ドライバーを別途用意しなくてもよい点は嬉しい。
▼電源アダプタは比較的コンパクトなサイズ。
付属の電源ケーブルは先端が2P形状のため、日本の一般家庭で使用する場合には、2P⇔3P変換アダプタが必要な点に注意したい。
▼モニターの設置に用いるベース部分。
▼モニターとベースをつなぐためのスタンド部分。
モニター本体
▼モニター本体の外観。サイズは611.3×362.3×93.3mm。
▼曲率1500Rの綺麗なカーブを描く27インチディスプレイ。
▼背面の様子。
▼背面中央にはスタンドを接続するためのポートが用意。100×100mmのVESAマウントにも対応。
▼背面左下には電源ボタンが用意。
▼背面右下にはケンジントンロック穴が用意されている。
そして背面下部にはポート類が集約されている。
▼画像左側から、DC電源ポート、USB 2.0 Type-Aポート、HDMI2.0×2(2560×1440@144Hz)、DP1.4×2(2560×1440@180Hz)、3.5mmジャックが用意。
以上の通り、シンプルなデザインの筐体に、必要最低限のポート類が集約された設計となっている。
なお、スピーカーが内蔵されておらず、サウンド出力のためには外付けスピーカーを用意する必要がある点に注意したい。
▼オススメの外付けスピーカー
モニター本体の重量は約4kgほどと比較的軽いため、設置場所を移動したり、VESAマウントを装着する場合もスムーズに行うことができるだろう。
モニターの設置手順
モニターを組み立てる手順はいたって簡単だ。
まず、付属のスタンドをモニター背面に取り付ける。
続いて、スタンド下部にベースを取り付ける。
最後に、付属のドライバーとネジを用いてスタンド下部から固定すれば、組み立ては完了だ。
▼実際に組み立てた様子。安定性は優れており、ちょっとやそっとの揺れで倒れることは無い。
▼真上から見た様子。
▼背面の様子。
▼真横から見た様子
チルト(前傾・後傾)-5 ~ 20度の可動域を備えている
鮮やかでクリアなWQHD・非光沢VAパネル
本製品の湾曲VAパネルで描画される映像は、実に鮮明で見やすい。
▼PCの映像出力情報。2560×1440(WQHD)のネイティブ解像度、および最高180Hz出力に対応。
曲率1500Rの湾曲ディスプレイにより、視界全体を包み込むような没入感が得られる。また、目の距離が画面の端から端まで均等になるため、フラットディスプレイよりも目の移動が少なく、視覚疲労を軽減する効果もある。
▼広い視野角に対応しており、角度をつけて観た場合も、視認性が損なわれることはない。
▼ベゼル幅も約8mmほどと薄く、デュアルモニター化にも適しているだろう。
WQHD解像度により、ウェブサイト閲覧時でも細かな文字まで鮮明に描画される。非光沢VAパネルを採用しているため、画面への映り込みが無く、目が疲れづらい。
YouTube等で動画を再生してみたが、132% sRGBの高い色域カバー率に対応しているおかげで、深みのある色鮮やかな映像を楽しむことができた。
▼VAパネルの発色は良好だ。
180Hz高リフレッシュレートによる滑らかな描画
本製品は180Hz高リフレッシュレートに対応しており、非常に滑らかな描画でゲームを楽しめる。
▼映像出力設定において、180Hzリフレッシュレートを指定可能。
実際にPCゲームをプレイしてみたところ、一般的な60Hzモニターと比べて、非常に滑らかな映像でゲームを楽しむことができた。
▼激しいアクション(動き)やエフェクトなどもヌルヌル描画されるため、ゲームプレイ時の爽快感が圧倒的に増す。
▼1ms(MPRT)の高い応答速度により、激しい動きでも残像等は発生せず、画面酔いなどもしづらい。
▼PCゲームプレイの様子
▼ゲーミング時の発色も良好であり、非常に臨場感のある映像でゲームを楽しめた。
家庭用ゲーム機も快適にプレイ可能
続いて、家庭用ゲーム機と接続して遊んでみた。
▼PS5と接続。
▼映像情報。
PS5接続時には4K(3840x2160)解像度出力と表示されるが、実際にはKTC H27S17のネイティブ解像度2560x1440にダウンスケーリングされて描画される。
PS5のような最新世代機と接続した場合でも、美麗な映像でゲームを楽しむことが出来た。
▼PS5ゲームプレイの様子
家庭用ゲーム機では180Hz高リフレッシュレートの恩恵は限定的だが、それでも鮮明で発色の良い映像でゲームを楽しめた。
充実したオプション項目
背面の電源ボタンを押すと、オプション画面を呼び出すことができる。
▼メニュー画面右上から、現在の映像出力情報を確認できる。
オプション画面では、明るさやコントラストと言った一般的な設定から、ゲーミング用の機能まで、豊富な項目が用意されている。
▼用途に応じて最適な映像品質を適用できるプリセットが複数用意。
▼ブルーライトフィルターも用意。長時間のモニター作業を行う際に、目の健康を守ることができる。
▼そしてゲーミング向けの機能も充実している。FreeSync & G-Sync対応。
▼HDRのオン/オフを切り替え可能
以上の通り、一般的な映像品質設定からゲーミング向けの機能まで、豊富な機能が用意されている。
モニターを自身の用途で最適な状態にカスタマイズすることが可能だ。
『KTC H27S17 湾曲ゲーミングモニター』のまとめ
今回紹介した『KTC H27S17 湾曲ゲーミングモニター』について、特徴をまとめると以下の通りだ。
良かった点
- スタイリッシュな外観
- 軽量で移動がラク
- 組み立てが簡単かつシンプル
- 充実した機能・オプションが用意
- 色鮮やかで滑らかな描画のディスプレイ
- 没入感の高い湾曲スクリーン
- WQHD高解像度対応
- 180Hz高リフレッシュレートによる滑らかな描画
- 目が疲れない非光沢VAパネル採用
- 非常にリーズナブルな価格
悪かった点
- スピーカー非搭載
- 可動域が前傾・後傾のみ
- 電源ケーブルが3P形状
以上の通り、本格的なゲーミングに適した高コスパな湾曲ゲーミングモニターとなっている。
180Hz高リフレッシュレートに対応。応答速度は1ms(MPRT)を誇り、遅延や残像のない滑らかな描画を実現。激しい動きでも残像等は発生せず、画面酔いなどもしづらかった。本格的なゲーミングにも対応できるだろう。
2560x1440(WQHD)解像度により、ウェブサイト閲覧時でも細かな文字まで鮮明に描画される。132% sRGBの高い色域カバー率に対応しているおかげで、深みのある色鮮やかな映像を楽しむことができた。非光沢VAパネルを採用しているため、画面への映り込みも気にならず、目が疲れづらい。
そして何より、曲率1500Rの湾曲ディスプレイにより、視界全体を包み込むような没入感が得られる。また、目の距離が画面の端から端まで均等になるため、フラットディスプレイよりも目の移動が少なく、視覚疲労を軽減する効果もある。
豊富な設定項目も用意されており、モニターを自身の用途で最適な状態にカスタマイズすることが可能だ。
スピーカーは非搭載であるものの、これだけのスペックを備えた湾曲ゲーミングモニターに対して、2万円台の販売価格は非常にコストパフォーマンスに優れており、魅力的だと言える。
安価で実用的なスペックの湾曲ゲーミングモニターを求めている方にとって、ぜひオススメしたい一品となっている。
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- 通常価格:26,800円(税込)
- 最終価格:20,120円(税込)
- クーポン有効期限:2024年9月4日(水)21:00 ~ 9月30日(月)
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