2024年9月18日(水)、Amazonは同ブランドの最新メッシュWi-Fiシステム(ルーター)である『eero(イーロ)』の日本国内向け販売を発表。同日からAmazon商品ページより購入できるようになりました。
eeroは2014年に創業され、初の家庭用メッシュwifiシステムを発表した企業です。現在はAmazonの子会社となっています。
今回リリースされる「Amazon eero」は、スマートホームが普及する昨今において、家庭内の多数のデバイスを高速ワイヤレスでつなぐことのできるWi-Fi接続の要(かなめ)となる存在を目指して生み出されました。箱からeeroを取り出して数分で性能と信頼性の高いWi-Fiをセットアップし、さまざまなネット対応機器を接続・管理することができます。
「eero 6+」(Wi-Fi 6対応)、「eero Pro 6E」(Wi-Fi 6E対応)、「eero Max 7」(Wi-Fi 7対応)の3機種が用意されており、ユーザーのネット環境に合わせて好みのモデルを選べるようになっています。
eero 6+、eero Pro 6Eは本日(2024年9月18日)より、eero Max 7は10月23日(水)より出荷開始を予定されています。
- eero 6+( https://www.amazon.co.jp/eero6plus-1unit )
- eero Pro 6E( https://www.amazon.co.jp/eeropro6e-1unit )
- eero Max 7( https://www.amazon.co.jp/eeromax7 )
▼3機種の比較表
メッシュWi-Fiシステムは複数のルーター(ノード)を使うことで、家や施設全体に均等なWi-Fi環境を実現します。これによりWi-Fiの死角が少なくなり、どこでも高速インターネット接続を楽しめるようになります。
また、eeroを複数台接続することで、最大Wi-Fi範囲をさらに広げることも可能。
スマートホーム対応やAmazon Echoとの連携機能も備えており、家庭や施設のネットワーク環境の強化を図ることができます。
デザインもシンプルかつスタイリッシュで、インテリア性も高いため、室内の雰囲気を損ねることはありません。
▼有料のeero Plusに契約することで、プレミアムサービスも利用可能に。
以下、各モデルの特徴について紹介していきます。
『Amazon eero 6+』の特徴
「Amazon eero 6+ ルーター/システム」は、eeroシリーズの中で最もスタンダードなモデルです。
税込2万円前後のリーズナブルな価格に対して最大速度1Gbpsの高速Wi-Fi接続を提供。
約75台のデバイスに同時接続でき、最大wifi範囲は1ユニットで140m²、2ユニットで280m²、3ユニットで420m²にもなります。
一般的な家庭(3~4人世帯)で利用する分には、このモデルで十分でしょう。
箱から商品を取り出し、eeroアプリのガイドに従えば簡単にセットアップが完了。好きな場所から、簡単に家庭のネットワークを管理することもできます。
▼Amazon eero 6+ ルーター/システムのスペック表
項目 | 詳細 |
最大Wi-Fi範囲 | 140m²(1ユニット), 280m²(2ユニット), 420m²(3ユニット) |
デバイスタイプ | デュアルバンドメッシュWi-Fi 6ルーター/システム |
最大速度 | 最大1Gbps |
Wi-Fi接続 | Wi-Fi 6 デュアルバンド 2:2:2 (802.11 ax) |
イーサネットポート | 1ギガビット自動検知有線LAN2ポート |
速度規格 | AX3000 |
スマートホームハブ | Thread、Zigbee、Matter、Bluetooth 5.0、Works with Alexa |
電源 | 100-240V AC, 50/60Hz |
AC電源 | 15W外部電源 |
対応アプリ | iOS/Android |
プロセッサ、メモリ、ストレージ | 1GHzデュアルコア、512MB RAM、4GBフラッシュ |
ネットワークセキュリティ | WPA3、WPA2、IPv4、IPv6、UPnP、DHCP |
セットアップに必要なもの | インターネット接続、モデム、スマートフォン |
温度範囲 | 動作温度: 0℃-40℃, 保管温度: -25℃-60℃ |
サイズ | 99 x 97 x 66mm |
『Amazon eero Pro 6E』の特徴
「Amazon eero Pro 6E ルーター/システム」は、eero 6+よりも広範囲の高速インターネット接続に対応した上位モデルです。
2.4GHz帯と5GHz帯に加え、6GHz帯でギガビット以上の速度を実現。
約100台のデバイスに同時接続でき、最大wifi範囲は1ユニットで190m²、2ユニットで380m²、3ユニットで560m²にもなります。
5人以上の家族が入居する広い家において、多くのデバイスを同時接続したい場合には、コチラのモデルがオススメです。安定したWi-Fi接続でAR(拡張現実)やVR(仮想現実)、4~8K動画を楽しみたい場合にも、選択肢に入れて良いでしょう。
こちらも、箱から商品を取り出し、eeroアプリのガイドに従えば簡単にセットアップが完了。好きな場所から、簡単に家庭のネットワークを管理することもできます。
▼Amazon eero Pro 6E ルーター/システムのスペック表
項目 | 詳細 |
最大Wi-Fi範囲 | 190m²(1ユニット)、380m²(2ユニット)、560m²(3ユニット) |
デバイスタイプ | トライバンドメッシュWi-Fi 6Eルーター/システム |
最大速度 | 最大2.3Gbps対応(有線1Gbps、無線1.6Gbps) |
Wi-Fi接続 | Wi-Fi 6Eトライバンド2:2:2 (802.11ax) |
イーサネットポート | 2.5ギガビットLAN1ポート + 1ギガビットLAN1ポート |
速度規格 | AXE5400 |
スマートホームハブ | Thread、Zigbee、Matter、Bluetooth 5.0、Alexa対応 |
電源 | 100-240V AC, 50/60Hz |
AC電源 | 27W外部電源 |
対応アプリ | iOS/Android |
プロセッサ、メモリ、ストレージ | 1GHzデュアルコア、1024MB RAM、4GBフラッシュ |
ネットワークセキュリティ | WPA3/WPA2、IPv4/IPv6、UPnP、DHCP対応 |
セットアップに必要なもの | インターネット接続、モデム、スマートフォン |
温度範囲 | 動作温度: 0℃-40℃, 保管温度: -25℃-60℃ |
サイズ | 142 x 139 x 55mm |
『Amazon eero Max 7』の特徴
「Amazon eero Max 7」は、Wi-Fi 6の約2倍のスピードの最新Wi-Fi 7規格に対応した、eeroシリーズの最上位・最速モデルです。
2つの10Gbpsイーサネットポートを備えており、2.4GHz、5GHz、6GHzの無線周波数帯域に対応するトライバンドで、有線で最大9.4Gbps、無線で最大4.3Gbpsの速さを実現します。
大容量で低遅延の効率的なネットワーク環境を構築し、約200台のデバイスに同時接続可能。最大wifi範囲は1ユニットで230m²、2ユニットで460m²、3ユニットで690m²にもなります。
ゲーマーやストリーマー、コンテンツクリエーターなどの高負荷なネットワーク接続を必要とするユーザーに加え、カフェや小規模店舗、SOHOの経営者にもオススメ。また、今後の接続機器の増加やWi-Fi 7対応を見据えて、より高性能な機種を求める方々にとっても、最適な選択肢と言えるでしょう。
こちらも、箱から商品を取り出し、eeroアプリのガイドに従えば簡単にセットアップが完了。好きな場所から、簡単に家庭や施設のネットワークを管理することができます。
▼Amazon eero Max 7 ルーター/システムのスペック表
項目 | 詳細 |
Wi-Fi接続 | Wi-Fi 7トライバンド同時接続 (2:4:4, 802.11be) |
周波数帯域数 | 3 (トライバンド) |
チャンネル数 | 2.4GHz: 1-13, 5GHz: 36-165, 6GHz: 1-93 |
MIMO | 2x2/4x4/4x4 MU/SU-MIMO |
空間ストリーム | 10 |
チャンネル幅 | 20, 40, 80, 160, 320MHz |
ネットワークセキュリティ | WPA3/WPA2, IPv4/IPv6, UPnP, DHCP |
その他Wi-Fi機能 | WMM, TXビームフォーミング, OFDMA |
速度規格 | BE20800 |
バンドステアリング | あり |
スマートホームハブ | Thread, Zigbee, Matter, Bluetooth 5.0, Alexa |
アンテナ | 2.4GHz: 2x2, 5GHz: 4x4, 6GHz: 4x4 |
イーサネットポート | 10GbE 2ポート, 2.5GbE 2ポート |
プロセッサ | Quad-core A73 |
メモリー | 2GB RAM |
ストレージ | 4GBフラッシュ |
サイズ | 90 x 184 x 222mm |
電源 | 100-240V AC, 50/60Hz |
AC電源 | 45W外付けUSB-PD |
対応アプリ | iOS/Android |
セットアップに必要なもの | インターネット接続、モデム、スマートフォン |
同梱内容 | eero Max 7 ×1, 電源アダプタ ×1, LANケーブル ×1 |
目的に応じて最適なeeroを選択すべし
このように、Amazon eeroシリーズは、家庭や施設においてこれまで以上に高速かつ安定したWi-Fi接続環境を実現できる、最新のルーター/システムとなっています。
現時点で3種類のモデルが用意されており、各モデルを目的ごとに大まかな分別をすると、以下の通りです。
eero選択の目安
- eero 6+:一般的な家庭(3~4人世帯)で利用したい場合にオススメ
- eero Pro 6E:5人以上の家族が入居する広い家において、多くのデバイスを同時接続したい場合にオススメ
- eero Max 7:高負荷なネットワーク接続を必要とする場合 / カフェや小規模店舗にWi-Fi環境を構築したい場合にオススメ
eeroを複数台接続することで、最大Wi-Fi範囲をさらに広げることも可能。同じモデルを複数同時購入した場合には、非常にお得なセット価格になります。
将来の高速インターネット社会に先駆けて、eeroの導入を検討してみても良いかもしれませんね。
- eero 6+( https://www.amazon.co.jp/eero6plus-1unit )
- eero Pro 6E( https://www.amazon.co.jp/eeropro6e-1unit )
- eero Max 7( https://www.amazon.co.jp/eeromax7 )
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