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『Blackview Tab90WIFI』レビュー、Unisoc T606搭載の1万円台格安タブレット

レイ(管理人)

最新ガジェット大好きなWEBデザイナー。理系大学院修了。国内外の企業と提携し、年間200以上のガジェットをレビューしています。日々の暮らしを豊かで楽しいものにする電子機器や家電などを、分かりやすく丁寧に紹介します。

世界市場、特にヨーロッパ、アフリカ、アジアで多くのモバイルデバイスをリリースしてきたBlackview(ブラックビュー)は、同ブランドの最新タブレット『Blackview Tab90WIFI』をリリースした。

通常価格は21,900円(税込)であるが、Amazonにて配布されているクーポンを利用することで、1万円台での購入が可能となっている。

Unisoc T606搭載の実用的な性能、Widevine L1サポート、スマートKデュアルボックススピーカー内蔵、大容量バッテリー内蔵など、リーズナブルな価格に対して優れた構成の高コスパモデルとなっている。

今回、メーカーより本製品を提供していただいたので、実際に使用した感想を基にレビューしていきたいと思う。

Blackview Tab90WIFIのアイコン画像

【期間限定Amazonセール】

  • 対象商品:Blackview Tab90WIFI Android14タブレット 11インチ
  • 商品ページ:https://www.amazon.co.jp/dp/B0DG7XHSRH
  • セール期間:2024年10月12日(土)00:01~10月26日(土)
  • 通常価格:21,900円(税込)
  • 最終価格:11,958円(税込)
  • 18%OFFクーポンコード:CJGY7KGO(先着100注文限定!)
  • 商品ページ割引クーポン:6,000円OFF
  • 合計割引額:9,942円OFF(45%OFF)
ブランド Blackview
モデル名 Blackview Tab90WIFI
ディスプレイサイズ 10.92インチ IPS
解像度 1280×800(HD+)
リフレッシュレート 不明
OS DokeOS 4.0(Android 14ベース)
CPU(SoC) Unisoc T606 オクタコアプロセッサー
RAM 4GB DDR4X(最大8GBの仮想RAM拡張が可能)
ストレージ 128GB UFS2.1
マイクロSDカード 対応(最大2TBまで)
SIMカード 非対応
認証機能 顔認証
Widevine L1サポート
バッテリー容量 8,200mAh(10W高速充電対応)
スピーカー スマートKデュアルボックススピーカー内蔵
搭載カメラ フロント:8MP
リア:13MP (Samsung® ISOCELL 4H7)
対応通信規格 5G Wi-Fi (IEEE802.11 a/b/g/n/ac)、Bluetooth5.0
本体サイズ 256.9×168.5×9.5mm
本体重量 約540g

Blackview Tab90WIFIのスペック説明画像

今回紹介する『Blackview Tab90WIFI』は、10.92インチ IPSディスプレイを搭載した、Android14タブレットだ。

Android 14ベースの独自OS「DokeOS_P 4.0」を搭載。スムーズかつ直感的な操作を楽しる。また、PCモード2.0に対応しており、マルチウィンドウで複数タスクを同時実行するなど、タブレットPCのような利用方法が可能となっている。

▼豊富な便利機能が用意。

豊富な便利機能が用意

ディスプレイは1280×800(HD+)解像度に対応。筐体にはスマートKデュアルボックススピーカー内蔵を内蔵。Widevine L1をサポートするなど、メディア視聴用途にも適したモデルとなっている。

Blackview Tab90WIFIのディスプレイ仕様説明画像

CPU(SoC)にはUnisoc T606 オクタコアプロセッサーを、RAMは4GB DDR4Xを採用。一般的なタブレット用途は問題なくスムーズにこなせるだけの性能を擁している。なお、最大8GBの仮想RAM拡張が可能で、よりスムーズなタブレット操作を楽しめるようになる。

CPU性能説明画像

内蔵ストレージは128GBが用意。カードスロットを備えており、マイクロSDカードを挿入することで最大2TBまでの拡張が可能だ。

通信規格は5G Wi-Fi (IEEE802.11 a/b/g/n/ac)および Bluetooth5.0に対応。一方、SIMカードの挿入には対応しておらず、モバイルデータ通信を行うことができない点に注意したい。

筐体前面には8メガピクセルのフロントカメラを、背面には13メガピクセルのリアカメラを内蔵しており、風景撮影からテレワーク、オンライン授業などの用途にも活用可能。

Blackview Tab90WIFIのカメラ性能説明画像

バッテリー容量は8,200mAhと大きめであり、長時間の連続使用が可能。外出先でも安心して長時間利用でき、利便性に優れていると言える。10高速充電にも対応しており、わずかな時間でバッテリー残量をあっという間に回復させることが可能だ。

Blackview Tab90WIFIのバッテリー仕様説明画像

タブレット本体の外観

Blackview Tab90WIFIの外箱

パッケージには以下のものが付属する。

【パッケージ内容一覧】

  • タブレット本体
  • 強化ガラススクリーンフィルム
  • USB Type-Cケーブル
  • 充電アダプタ
  • SIMカードピン
  • ユーザーマニュアル
  • スマートカバー

Blackview Tab90WIFIのパッケージ内容一覧

▼タブレット本体の外観。256.9×168.5×9.5mmの筐体サイズに10.92インチディスプレイを搭載。

Blackview Tab90WIFIの外観-正面

▼前面には8MPフロントカメラが内蔵。

Blackview Tab90WIFIのフロントカメラ

▼背面の様子。

Blackview Tab90WIFI本体外観-背面

▼背面には13MPリアカメラが内蔵。

Blackview Tab90WIFIのリアカメラ

▼本体重量は約540gであり、ややズッシリ感がある。

タブレットを手に持った様子-正面

▼背面の手触りはサラサラしており、指紋や手脂などの汚れも目立ちづらい。

タブレットを手に持った様子-背面

背面素材の確認

▼厚みは9.5mmと薄く、カバンなどに入れて持ち運んでも支障にならないだろう。

タブレットを手に持った様子-側面-横向き

タブレットを手に持った様子-側面-縦向き

続いてインターフェースについて紹介していく。

▼上部の様子。電源ボタン音量調節ボタンに加えて、スピーカーを内蔵。

タブレット上部の様子

▼下部の様子。スピーカーに加えて、Type-Cポートカードスロット3.5mmジャックが用意。

タブレット下部の様子

▼付属のピンでスロットを開き、最大2TBまでのマイクロSDカード挿入が可能。

カードスロットを開いた様子

▼右側面の様子。

タブレット右側面の様子

▼左側面の様子。

タブレット左側面の様子

このように、必要最低限のインターフェースが詰め込まれたシンプルなデザインとなっている。

AnTuTuベンチマークテスト

本機について、スマホ・タブレット端末の性能を測ることのできる『AnTuTuベンチマークテスト』を実施してみた。

▼Android端末におけるAnTuTuベンチマークテストの実施方法はコチラを参照

Android端末でAnTuTuベンチマークテストを行う超簡単な方法(2023年時点)

スマートフォン・タブレットなどのモバイル端末のスペック(スコア)を計測することのできるツールとして、『AnTuTu Benchmark』(アンツツ ベンチマーク)というものがあります。 AnTuTuと ...

続きを見る

結果として、約22.8万点のスコアを記録した。

AnTuTuベンチマークテスト結果

同価格帯のタブレットとしては、比較的優れたスコア結果であると言える。

ウェブサイト閲覧から動画視聴はもちろん、ゲームアプリも設定次第である程度スムーズに動作するだろう。

一般的なタブレット用途は快適

タブレットを起動した様子

本機のパフォーマンスを確認するため、ウェブサイト閲覧時・動画視聴時の動作について検証した。

ウェブブラウジングは実に快適であり、画像が多めのサイトや、処理の重いサイトであっても スムーズに閲覧することが出来た。

▼大抵のウェブサイトが一瞬で表示される。

ウェブサイト閲覧の様子3

画像やスクリプト多めのサイトでも、読み込み時に遅延を感じたり、スクロール時にカクつきを感じることも無かった。

ウェブサイト閲覧の様子1

▼1280×800(HD+)解像度の画面は多少荒い部分もあるが、文字の読み取り等で支障に感じることはないだろう。

ウェブサイト閲覧の様子2

また、YouTubeなどの動画サイトを閲覧した場合においても、スピーディかつスムーズに動画を再生することが可能であった。

▼高画質設定の美しい映像を、スムーズに視聴することが出来る。

ゲーム動画視聴の様子1

ゲーム動画視聴の様子2

▼ディスプレイの発色も良く、映画からアニメに至るまで、深みのある色合いで楽しむことが出来た。

アニメ動画視聴の様子

なお、WidevineはL1サポートとなっており、Amazon PrimeビデオやHulu、ネットフリックスなどのサービスにおいて高画質設定の映像を楽しめる。

Widevine確認画面

以上の通り、ウェブサイト閲覧や動画視聴においては、何の問題もなく快適に行うことが出来た。

▼ちなみに、設定アプリより最大12GBの仮想RAM拡張が可能だ。

メモリ拡張設定画面

スピーカー性能はそこそこレベル

本機のスピーカー品質について確認してみた。

スピーカー品質の確認

音質に関してはそこそこレベルといった感想だ。

中~高音域はある程度響くものの、低音に関しては完全につぶれてしまっている。ただ、上下に計2基のスピーカーを内蔵していることもあり、音に多少の立体感はある。音圧も強めだ。

▼実際に録音した様子

映画やアニメ等でセリフの聞き取りに支障をきたすレベルではないが、音質には過度の期待はしない方が良いだろう。

PCモードに対応

本製品はPCモードに対応しており、Windowsのようなインターフェース配置でタブレットを利用できる。

PCモード切替画面

▼PCモード利用時のインターフェース。

PCモード利用時のインターフェース

PCモード利用時のインターフェースのスクリーンショット

PCモード利用時のインターフェース2

Bluetooth接続などで外付けキーボードと連携すれば、タブレットPCのような利用方法が可能となる。

タブレットでの作業効率を上げたい場合には、役立つ機能となっている。

ちなみに、タブレットにはデフォルトでいくつかの便利機能アプリがプリインストールされている。

いくつかの便利機能アプリがプリインストールされている-1ページ目

いくつかの便利機能アプリがプリインストールされている-2ページ目

実用的なフロント・リアカメラ

また、本機に搭載されているカメラについても確認した。

▼実際にフロント(前面)カメラで撮影した画像。

フロントカメラで自撮りした様子

全体的に画質がクリアで、人物の表情から背景の様子に至るまで明瞭に映し出すことが出来ていた。

激しく動いても残像などはほとんど発生しなかった。ウェブ会議やオンライン授業に利用しても全く問題ない品質だろう。

▼実際にリア(背面)カメラで撮影した画像。

リアカメラでフィギュアを撮影した写真

リアカメラで観葉植物を撮影した写真

リアカメラで観葉植物を撮影した写真-ズーム

リアカメラで屋外を撮影した写真-1倍

リアカメラで屋外を撮影した写真-ズーム

リアカメラに関しても、明瞭な写真を撮影できた。色合いも自然で、肉眼で見た場合に近い。さすがに5倍拡大撮影などを行うと輪郭が激しくぼやけるが、近景は問題なくクリアに撮影できていた。

記念撮影用カメラとしては画質がやや心もとないが、映像記録用カメラとしては十分に実用的なレベルだと言えるだろう。

ゲーミング性能の確認

本機を用いて各種ゲームアプリを遊んだ際のパフォーマンスについても確認していく。

『統合版マインクラフト(旧PE)』プレイ時

まずは『統合版マインクラフト(旧PE)』の場合について。

ワールドを作成して実際にプレイしてみたが、スムーズで快適に移動することが出来た。

▼チャンク読み込み時にもそこまで重さを感じることはない。

マインクラフトプレイの様子2

マインクラフトプレイの様子1

▼カクつきもなく、スムーズに移動可能。処理の重くなりがちなバイオームでもスムーズに操作できた。

マインクラフトプレイの様子4

マインクラフトプレイの様子3

アドオンを導入したり、友人らと多人数マルチサーバーに参加した場合でも、スムーズなゲームプレイを楽しむことができるだろう。

『PUBG』プレイ時

続いて『PUBG』の場合について。

まずグラフィッククオリティに関しては『HD』まで選択できた。

PUBGの画質設定画面

実際にいくつかの試合に参加してみたが、たまにテクスチャの読み込み遅延が発生する程度であり、大人数のプレイヤーが密集する場所においても、スムーズなゲームプレイが可能であった。

PUBGプレイの様子4

PUBGプレイの様子8

▼画質もそこそこ良い。普通にプレイする分には支障のないレベルだと言える。

PUBGプレイの様子5

PUBGプレイの様子1

▼11インチディスプレイは、探索や索敵を行うには十分な大きさだ。

PUBGプレイの様子2

PUBGプレイの様子6

HDグラフィック設定ではビジュアルに多少荒い点が目立つが、それでも普通にゲームを楽しむ分には問題のないパフォーマンスを実現できていた。

『原神』プレイ時

最後に "激重" ゲームとしても有名な『原神』の場合について。

原神プレイの様子4

▼画質設定はデフォルトで "最低" に設定されている。

原神の画質設定画面-最低

▼"低" 画質設定に上げると、フレームレート低下が生じてカクつくようになる。

原神の画質設定画面-低

▼"中" 画質設定以上に上げるとフレームレートが顕著に低下して、さすがにプレイには適さない。

原神の画質設定画面-中

本機で原神を快適にプレイしたいのであれば、低画質設定までが限界と言えるだろう。

▼ "低" 画質設定プレイ時。画質はやや荒いが、普通にプレイする分には支障はあまりなかった。

原神プレイの様子5

原神プレイの様子2

原神プレイの様子6

原神プレイの様子3

以上の通り、マイクラやPUBGクラスのゲームアプリであれば、快適にプレイすることが可能であった。

原神クラスの激重ゲームでも、設定次第では最低限のパフォーマンスで遊ぶことは可能であった。

大容量バッテリーを内蔵

本製品は8,200mAhの大容量バッテリーを内蔵している。

実際に使用してみたところ、動画視聴、ウェブブラウジング、少々のゲームアプリ起動などを日中に行ってみたが、計10時間ほどは充電なしでも利用し続けることが可能であった。

▼バッテリーセーバーなど、バッテリー寿命を延ばすための機能も充実。

バッテリー設定画面

バッテリーセーバー等の機能を活用すれば、外出先に持参した場合、充電せずとも1日間は余裕でバッテリーがもつだろう。

また、10W高速充電に対応しており、素早いバッテリー回復が可能である点もうれしい。

タブレット充電の様子

『Blackview Tab90WIFI』のまとめ

Blackview Tab90WIFIのアイコン画像

今回紹介した『Blackview Tab90WIFI』について、特徴をまとめると以下の通りだ。

良かった点

  • シンプルかつスタイリッシュなデザイン
  • 汚れの目立ちづらい筐体素材
  • 充実のパッケージ内容
  • 一般的なタブレット用途はスムーズ
  • 実用的なカメラ性能
  • 画質を妥協すれば、ゲームアプリもある程度快適に遊べる
  • 長持ちする大容量バッテリー
  • 3.5mmオーディオジャックが用意
  • 非常にリーズナブルな価格

悪かった点

  • 処理の重めなゲームアプリには向かない

以上の通り、1万円台の格安タブレットとしては優れたパフォーマンスのモデルとなっている。

基本性能がそこそこ優れており、ウェブサイト閲覧や動画視聴はもちろん、マイクラやPUBG、原神などのゲームアプリも設定次第ではスムーズに遊ぶことが出来た。Widevine L1をサポートしているため、Amazon PrimeビデオやHulu、Disney+、ネットフリックスなどの動画サイトにおいて高画質映像を楽しめる点も嬉しい。

カメラ性能もそこそこ良く、ウェブ会議やオンライン授業用としても十分活用できるレベルだと言える。デュアルスピーカーの質は及第点だが、音に立体感があり音圧も強いため、ゲーミングや動画視聴時にそこそこ迫力のあるサウンド体験が可能だ。

そして何より、タブレットケース&保護フィルムが付属しており、購入後すぐに本格的なタブレット利用を開始できる点もうれしい。

そこそこ実用的な性能の格安Androidタブレットを求めている方は、選択肢の一つに入れても良いモデルだろう。

【期間限定Amazonセール】

  • 対象商品:Blackview Tab90WIFI Android14タブレット 11インチ
  • 商品ページ:https://www.amazon.co.jp/dp/B0DG7XHSRH
  • セール期間:2024年10月12日(土)00:01~10月26日(土)
  • 通常価格:21,900円(税込)
  • 最終価格:11,958円(税込)
  • 18%OFFクーポンコード:CJGY7KGO(先着100注文限定!)
  • 商品ページ割引クーポン:6,000円OFF
  • 合計割引額:9,942円OFF(45%OFF)

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最新ガジェット大好きなWEBデザイナー。理系大学院修了。国内外の企業と提携し、年間200以上のガジェットをレビューしています。日々の暮らしを豊かで楽しいものにする電子機器や家電などを、分かりやすく丁寧に紹介します。

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