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PC・モニター ガジェットレビュー

『KTC G27P6S ゲーミングモニター』レビュー、240Hz・1440p対応、高品質スピーカーも内蔵する高性能モデル

レイ(管理人)

最新ガジェット大好きなWEBデザイナー。理系大学院修了。国内外の企業と提携し、年間200以上のガジェットをレビューしています。日々の暮らしを豊かで楽しいものにする電子機器や家電などを、分かりやすく丁寧に紹介します。

数々のモニターをリリースしてきたKTC(中国・深圳)は、同ブランドの最新ゲーミングモニターとして『KTC G27P6S』をリリースした。

2560×1440(WQHD)解像度・最高240Hzのリフレッシュレートに対応した高性能モニターであり、コントラスト比は1500000:1を誇る。非常に深みのある色合いの滑らかな描画を楽しめる。

柔軟な可動域を備えるほか、背面インターフェースは非常に充実しており、幅広いデバイスとの接続が可能。本格的なゲーミングはもちろん、仕事やクリエイティブな作業にも適したモニターとなっている。

今回、メーカーより本製品を提供していただいたので、実際に使用した感想を基にレビューしていきたいと思う。

KTC G27P6S ゲーミングモニターのアイコン画像

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  • 有効期限:2024年11月21日(木)04:00 ~ 2024年12月31日 23:59
公式サイト https://en.ktcplay.com/
ブランド KTC
モデル名 KTC G27P6S
ディスプレイサイズ 27インチ 有機EL 非光沢
解像度 2560×1440(WQHD)HDR10対応
リフレッシュレート 最高240Hz
アスペクト比 16:9
コントラスト比 1500000:1
輝度 450cd/㎡(Typ)
応答速度 0.03ms
ブルーライトカット機能 あり
色域 136% sRGB
信号入出力 ・Type-C(65W)
・HDMI 2.0×2(2560×1440@240Hz)
・ディスプレイポート(DP)1.4(2560×1440@240Hz)
・USB 3.0 ×2
・USB-UP
音声出力 3.5mmジャック
スピーカー 内蔵(5W×2)
調整範囲 前傾・後傾:-5 ~ 20度
水平回転:±15度
中心軸回転:±90度
昇降高さ:110mm
VESAマウント 対応

KTC G27P6S ゲーミングモニターのスペック説明画像

今回紹介する『KTC G27P6S ゲーミングモニター』は、最高240Hzの超高リフレッシュレートに対応した、高性能ゲーミングモニターだ。

27インチ 有機EL・非光沢ディスプレイは2560×1440(WQHD)解像度に対応。1500000:1のコントラスト比、450cd/㎡(Typ)の輝度、136% sRGBの色域を誇り、実に色鮮やかで深みのある映像を楽しめる。

有機ELパネルの説明画像

▼240Hzリフレッシュレートのおかげで、非常に滑らかな映像を楽しめる。

240Hzリフレッシュレート対応

▼450cd/㎡(Typ)の輝度で、あらゆるシーンをクッキリと明瞭に映し出すことが可能。

450cd/㎡(Typ)の輝度に対応

▼驚異的な1500000:1のコントラスト比に対応。明暗のクッキリと別れた、奥行きのある色合いを実現。

驚異的な1500000:1のコントラスト比に対応

超高速0.03msの応答速度を誇り、ラグのない映像を出力可能。シューティングゲームや格闘ゲームなど、コンマ数秒の反応が勝敗を分けるゲームにおいて、最高のパフォーマンスを発揮するだろう。

超高速0.03msの応答速度を誇る

▼Adaptive-Syncにも対応。

Adaptive-Sync対応

そして背面には充実したポート類を備えており、幅広いデバイスとの接続に対応できる。

5Wスピーカー×2も内蔵。モニターからのサウンド出力をサポートしている。

搭載インターフェース構成

製品本体および付属品

▼外箱の様子

外箱の様子

箱を開けた様子

箱の中身

▼内容物をすべて取り出した様子

内容物一覧

内容物一覧は以下の通り。

【内容物一覧】

  • モニター本体
  • ユーザーマニュアル
  • キャリブレーションシート
  • スタンド
  • ベース
  • 電源アダプタ
  • 電源ケーブル
  • HDMIケーブル
  • DPケーブル
  • USB Type-Cケーブル
  • ネジ一式

▼モニターを設置するためのスタンド部分。

スタンドを手に持つ様子-表面

スタンドを手に持つ様子-背面

▼モニターを水平面に設置するためのベース部分。

ベースを手に持つ様子

▼電源アダプタは結構大きめ。

電源アダプタを手に持つ様子

電源アダプタを手に持つ様子-側面

電源アダプタの仕様

▼電源ケーブルの先端は3P形状になっており、住宅のコンセント形状によっては、3P⇔2P変換アダプタを用意する必要があるだろう。

電源ケーブルの先端

モニター本体

▼モニター本体の外観。

モニター本体の外観-表面

▼背面の様子。

モニター本体の外観-裏面

▼背面中央にはスタンド取り付け部が用意。VESAマウントを取り付けられる穴も用意されている。

スタンド接続部

▼背面左下には電源ボタンが用意。

電源ボタン

▼背面下部の様子。5Wスピーカー×2が内蔵されている。

モニター下部

▼カバーを外すと、ポート類が現れる。

モニター下部のフタを外した様子

3.5mmジャックHDMI 2.0×2(2560×1440@240Hz)ディスプレイポート(DP)1.4(2560×1440@240Hz)USB 3.0 ×2USB-UPDC電源ポートが用意。

ポート類一覧

以上の通り、シンプルなデザインの筐体に、充実のポート類が集約された設計となっている。

モニター本体は比較的軽いため、設置場所を移動したり、VESAマウントを装着する場合もスムーズに行うことができるだろう。

モニターの設置手順

モニターを組み立てる手順はいたって簡単だ。

まず、付属のスタンドをモニター背面に取り付ける。

付属のスタンドをモニター背面に取り付ける様子

付属のスタンドをモニター背面に取り付ける様子

付属のスタンドをモニター背面に取り付けた様子

続いて、スタンド下部にベースを取り付ける。

ベースを手に持つ様子

ベースをスタンドに取り付ける様子

▼ベース下部のネジには取っ手が付いており、素手で簡単に締めることができる。

ネジを捻ってベースをスタンドに固定する様子

以上で組み立ては完了だ。ドライバーなどを別途用意する必要がない点は嬉しい。

▼実際に組み立てた様子。安定性は優れており、ちょっとやそっとの揺れで倒れることは無い。

実際に組み立てた様子

▼真上から見た様子。

モニターを設置した様子-真上視点

▼背面の様子。

モニターを設置した様子-背面

▼スタンドには、ケーブルを束ねておくことのできるケーブルホルダーが付いている。

ケーブルをまとめる部分

▼側面の様子

モニターを設置した様子-右側面

モニターを設置した様子-左側面

▼ディスプレイ部分は非常に薄く、スタイリッシュな印象を受ける。

ディスプレイの厚み確認

▼厚みは5mmほど。

ディスプレイの厚み測定

柔軟な可動域を備えるモニター

本製品は柔軟な可動域を備えており、向きや角度を自由自在に調節することができる。

昇降高さは110mmの範囲で調節可能。

▼ディスプレイを最も低く下げた様子。設置面からの高さは約7.5cm。

ディスプレイを一番低く下げた場合

ディスプレイを一番低く下げた場合の測定

▼ディスプレイを高く上げた様子。設置面からの高さは約18.5cm。

ディスプレイを一番高く上げた場合

ディスプレイを一番高く上げた場合の測定

前傾・後傾は-5 ~ 20度の範囲で調節可能。

前方に傾けた様子 後方に傾けた様子

水平方向には±15度の範囲で調節可能。

そして、±90度の範囲でディスプレイ部分を中心軸回転させることが可能だ

▼ディスプレイを縦向きで利用可能。

ディスプレイを縦向きにした様子-正面

ディスプレイを縦向きにした様子-背面

設置場所や用途に応じて柔軟な調整が出来る点も、本製品の最も大きなメリットの1つだ。

背面RGBライトが点灯

ディスプレイ背面上部にはRGBライトが内蔵されており、様々な点灯パターンを楽しめる。

背面RGBライトが点灯する様子-紫色

背面RGBライトが点灯する様子-青色

なお点灯パターンや色は、後述する設定画面より変更できる。

色鮮やかで滑らかな描画の有機ELディスプレイ

▼実際にPCと接続した様子

実際にPCと接続した様子

2560×1440(WQHD)解像度対応の有機ディスプレイで映し出される映像は、実に綺麗で見やすい。

▼ディスプレイの表示情報。240Hzのリフレッシュレートに対応。

ディスプレイの表示情報

WQHD解像度により、ウェブサイト閲覧時でも細かな文字まで鮮明に描画される。非光沢パネルを採用しているため、画面への映り込みも気にならず、目が疲れづらい。

ウェブサイト閲覧の様子1

ウェブサイト閲覧の様子2

▼広い視野角に対応しており、角度をつけて観た場合も、視認性が損なわれることはない。

角度をつけて観た様子-左側

角度をつけて観た様子-右側

▼ベゼル幅は約9mmほどと比較的薄く、映像の没入感が高い。デュアルモニター化にも適しているだろう。

ベゼル幅の測定

YouTubeで動画を再生してみたが、136% sRGBの高い色域カバー率、および1500000:1の高コントラスト比に対応しているおかげで、深みのある色鮮やかな映像を楽しむことができた。

▼有機ELディスプレイの発色は良好だ。

ゲーム動画視聴の様子3

ゲーム動画視聴の様子1

ゲーム動画視聴の様子2

細部までカラフルかつ明瞭に描画される。気になる色ムラなども見られず、ゲーミング、動画視聴などでも満足度の高い映像体験が可能となっている。

▼背面から伸びるケーブルは、ケーブルホルダーでひとまとめにスッキリと収められる。

ケーブルをケーブルホルダーでひとまとめにスッキリと収めた様子

縦表示に対応

上述した通り、本製品はディスプレイを90度回転させて画面を縦表示することができる。

▼設定より画面の向きを "" に変更。

設定より画面の向きを "縦" に変更した様子

▼PC画面を縦向きに表示して視聴できる。

PC画面を縦向きに表示した様子

縦に長く連なる情報を表示させたい場合などに、非常に役立つ形態だと言える。

▼記事執筆における編集画面など、ディスプレイを縦向きにした方が作業効率が上がる場合もあるだろう。

PC画面を縦向きに表示して、記事執筆している様子

240Hz高リフレッシュレートによる滑らかな描画

PCゲーム起動画面

本製品は最高240Hzの高リフレッシュレートに対応しており、非常に滑らかな描画でゲームを楽しめる。

▼映像出力設定において、240Hzリフレッシュレートを指定可能。

映像出力設定

実際にPCゲームをプレイしてみたところ、一般的な60Hzモニターと比べて、比べ物にならないほど遥かに滑らかな描画でゲームを楽しむことができた。

▼激しいアクション(動き)やエフェクトなどもヌルヌル描画されるため、ゲームプレイ時の爽快感が圧倒的に増す。

モンハンライズプレイの様子1

モンハンライズをプレイする様子2

0.03msの非常に高速な応答速度により、激しい動きでも残像等は発生せず、画面酔いなどもしづらい。入力遅延もまったく体感できず、視認性も向上。ゲーミングに特化したモニターだと再認識できる。

▼PCゲームプレイの様子

ゲーミング時の発色も良好であり、非常に臨場感のある映像でゲームを楽しめた。

家庭用ゲーム機も快適にプレイ可能

続いて、家庭用ゲーム機と接続して遊んでみた。

▼PS5と接続。

PS5と接続した様子

▼映像情報。

PS5の映像情報

PS5接続時には4K(3840x2160)解像度出力と表示されるが、実際にはKTC G27P6Sのネイティブ解像度2560x1440にダウンスケーリングされて描画される。

PS5のような最新世代機と接続した場合でも、美麗な映像でゲームを楽しむことが出来た。

PS5ゲームプレイの様子

▼PS5ゲームプレイの様子

家庭用ゲーム機では240Hz高リフレッシュレートの恩恵は限定的だが、それでも鮮明で発色の良い映像でゲームを楽しめる点は素晴らしい。

高品質スピーカー内蔵

映像描画だけでなく、本製品に内蔵されている5Wスピーカー×2基の性能も実に優れている。

▼サウンド品質の確認

この手のモニターの一体型スピーカーは、一般的に最低限の品質のものが多く、正直最初は音質に全く期待してはいなかった。

しかし、実際に音を聴いてみると実にクリアで音圧の強いサウンドを楽しむことができた

モニター内蔵型スピーカーとしては、個人的にいままでで最高レベルの音質を実現していると感じられた。さすがにハイエンドな外付けスピーカーほどとは言えないが、内蔵スピーカーだけでもそこそこ満足できる視聴体験が可能だ。

よほど音質にこだわらなければ、外付けスピーカーなしでも十分にクオリティの高いサウンドを楽しめるだろう。

充実したオプション項目

背面の電源ボタンを押すと、オプション画面を呼び出すことができる。

背面の電源ボタンを押す様子

設定画面

▼現在の描画情報(解像度・リフレッシュレート等)が表示されている。

現在の描画情報

オプション画面では、明るさやコントラストと言った一般的な設定から、ゲーミング用の機能まで、豊富な項目が用意されている。

▼用途に応じて最適な映像品質を適用できるプリセットが複数用意。

用途に応じて最適な映像品質を適用できるプリセット

▼Color設定。ブルーライトフィルター機能も用意。

Color設定画面

▼ゲーミング設定項目も充実。

ゲーミング設定画面

▼クロスヘアーの表示など、ゲーミングに役立つ機能が充実。

クロスヘアー選択画面

▼入力ソースをスムーズに切り替え可能。

入力ソース選択画面

▼システム設定項目。

システム設定項目

▼背面RGBライトの点灯パターン、点灯色を自由に変更可能。

背面RGBライトの設定項目

▼その他、スクリーンセーバーの起動設定など、詳細な設定も可能。

詳細設定画面

以上の通り、一般的な映像品質設定からゲーミング向けの機能まで、豊富な機能が用意されている。

モニターを自身の用途で最適な状態にカスタマイズすることが可能だ。

『KTC G27P6S ゲーミングモニター』のまとめ

KTC G27P6S ゲーミングモニターのアイコン画像

今回紹介した『KTC G27P6S ゲーミングモニター』について、特徴をまとめると以下の通りだ。

良かった点

  • スタイリッシュな外観
  • 組み立てが簡単かつシンプル
  • 充実した機能・オプションが用意
  • 2560×1440(WQHD)高解像度対応
  • 240Hz高リフレッシュレートによる滑らかな描画
  • 高コントラスト比による深みのある色合い
  • 目が疲れない非光沢パネル採用
  • 充実のインターフェース構成
  • 柔軟な可動域をサポート
  • 高品質スピーカー内蔵

悪かった点

  • 電源ケーブルが3P形状

以上の通り、映像出力・サウンド出力・接続性・可動域の全ての点において優れた、高品質ゲーミングモニターとなっている。

縦横・傾き・回転など柔軟な可動域を備えており、用途や設置場所に応じて自由自在にディスプレイ向きを調節できる。

240Hz高リフレッシュレートに対応。応答速度は0.03msを誇り、遅延や残像のない滑らかな描画を実現。激しい動きでも残像等は発生せず、画面酔いなどもしづらかった。本格的なゲーミングにはうってつけだ。

2560×1440(WQHD)解像度により、ウェブサイト閲覧時でも細かな文字まで鮮明に描画される。1500000:1の高コントラスト比と、136% sRGBの高い色域カバー率に対応しているおかげで、深みのある色鮮やかな映像を楽しむことができた。非光沢パネルを採用しているため、画面への映り込みも気にならず、目が疲れづらい。

豊富な設定項目も用意されており、モニターを自身の用途で最適な状態にカスタマイズすることが可能だ。

そして何より、この手のゲーミングモニターとしては、内蔵スピーカーの品質が実に優れている。さすがにハイエンドな外付けスピーカーほどとは言えないが、内蔵スピーカーだけでもそこそこ満足できる視聴体験が可能だ。

ゲーミングに本格的に打ち込みたい方、クリエイティブな作業用にモニターを探している方々にとって、間違いなく選択肢の一つに入れても良いモデルとなっている。

【Amazonブラックフライデーセール】

  • 商品リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B0DHHHD511
  • 通常価格:115,000円(税込)
  • ブラックフライデー価格:96,000円(税込)
  • 10%割引クーポンコード:10KTCTKG
  • 最終価格:86,400円(税込)
  • 有効期限:2024年11月21日(木)04:00 ~ 2024年12月31日 23:59

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