Xiaomi Redmi Turbo 4レビューのメイン画像
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『Xiaomi Redmi Turbo 4』レビュー、4~5万円台でAnTuTu約169万点を記録する高コスパスマホ

レイ(管理人)

最新ガジェット大好きなWEBデザイナー。理系大学院修了。国内外の企業と提携し、年間200以上のガジェットをレビューしています。日々の暮らしを豊かで楽しいものにする電子機器や家電などを、分かりやすく丁寧に紹介します。

2025年1月2日(木)、中国のXiaomi(シャオミ)社は、同ブランドの最新スマートフォン『Xiaomi Redmi Turbo 4』を中国国内向けに発表した。

同日(1月2日)より、中国向けの公式サイト等にてすでに販売が開始されている。なお、グローバル市場向けには「Poco X7 Pro」という名称で近日中にリリース予定とのこと。

中国市場における価格はそれぞれ以下の通り。

▼Xiaomi Redmi Turbo 4の中国市場向け価格

モデル RAM+ストレージ 価格
Xiaomi Redmi Turbo 4
12GB + 256GB 1,999元(約43,000円)
16GB + 256GB 2,199元(約47,000円)
12GB + 512GB 2,299元(約49,000円)
16GB + 512GB 2,499元(約53,000円)

※価格は1元 = 21.50円換算(2025.1.2時点)

比較的リーズナブルな価格のモデルであり、最も基本的な構成のモデルは1,999元(約43,000円)で購入できる。

Mediatek Dimensity 8400 Ultra」を搭載しており、基礎性能は十分に優れている。画面内指紋認証に対応、1220 x 2712解像度のAMOLEDディスプレイを備えるなど、幅広い用途に適した高汎用性・高コスパなモデルとなっている。

今回、提携先より本製品(16GB + 256GB・中国版)を提供していただいたので、実際に使用した感想を基にレビューしていきたいと思う。

▼Xiaomi Redmi Turbo 4Xiaomi Redmi Turbo 4のアイコン画像

REDMI Turbo 4 - 设计好看,全新潮流拼色设计 性能能打,首发天玑 8400-Ultra 旗舰性能,超级能效 续航能打,6550mAh 小米金沙江电池 长续航,长寿命,耐低温 更有大光圈相机、高清护眼屏、IP68 2米防水 体验进阶,全面能打
Xiaomi

項目 Xiaomi Redmi Turbo 4
カラー ブラック系、ホワイト系、浅海青系
OS Xiaomi HyperOS 2(Android 15ベース)
ディスプレイ 6.67インチ AMOLED
解像度 1220 x 2712
リフレッシュレート 最高120Hz
ピーク輝度 3,200nits
CPU(SoC) Mediatek Dimensity 8400 Ultra
RAM 12GB / 16GB LPDDR5X
ストレージ 256GB / 512GB UFS 4.0
スピーカー ステレオデュアルスピーカー内蔵
カメラ フロント:20MP(f/2.2)
リア:50MP(f/1.5)メイン+8MP(f/2.2)超広角
バッテリー 6,550mAh(90W有線急速充電サポート)
認証機能 顔認証、指紋認証(画面内)
搭載ポート USB Type-C 2.0
防水防塵 IP68
通信規格 Wi-Fi 6(802.11 a/b/g/n/ac/)
Bluetooth 6.0
NFC
4G/5G
対応バンド 5G:n1/n3/n5/n8/n28/n38/n40/n41/n48/n66/n77/n78
4G:FDD-LTE:B1/B3/B4/B5/B8/B18/B19/B26/B28/B66
4G:TDD-LTE:B34/B38/B39/B40/B41/B42/B48
3G:WCDMA:B1/B4/B5/B6/B8/B19
2G:GSM:B3/B5/B8
位置測位 GPS (L1+L5), GLONASS (G1), BDS (B1I+B1c+B2a), GALILEO (E1+E5a), QZSS (L1+L5), NavIC (L5)
SIMカード デュアルnanoSIMサポート
マイクロSDカード 非対応
本体サイズ 161 x 75.2 x 8.1 mm
本体重量 約203.5 g

Xiaomi Redmi Turbo 4のスペック説明画像

OSは最新のXiaomi HyperOS 2(Android 15ベース)を搭載。

6.67インチ AMOLEDディスプレイを搭載。1220 x 2712解像度と最高120Hzのリフレッシュレートに対応しており、美しく滑らかな映像を楽しめる。ピーク輝度は3,200nitにも達し、明るい日中の屋外でもディスプレイの見やすさが保たれる。

Xiaomi Redmi Turbo 4のディスプレイ仕様

筐体サイズは161 x 75.2 x 8.1 mm、重量は約203.5gとなっている。

新しいダブルトーンのパターンと金属製のラインが融合した、パフォーマンスと美を兼ね備えたデザインを採用。

Xiaomi Redmi Turbo 4のデザイン仕様説明画像

筐体背面はマットなフロストガラス仕上げとなっており、滑らかな触り心地で指紋がつきにくい仕様だ。

Xiaomi Redmi Turbo 4のデザイン説明画像

IP68等級の防水・防塵仕様となっており、アウトドアな場面でも安心して利用可能。水深2メートルで30分間の浸水にも耐えられるとのこと。

Xiaomi Redmi Turbo 4の防水仕様説明画像

CPU(SoC)には「Mediatek Dimensity 8400 Ultra」を採用。12GB / 16GB LPDDR5X RAMを搭載し、一般的なスマホ用途はもちろん、軽めのゲーミング利用にも対応できる性能を備えている。

Mediatek Dimensity 8400 Ultra

3D冷却ポンプとデュアルグラファイト設計で高い冷却効率を実現。長時間の高負荷使用にも対応できる。

ストレージは256GB / 512GB UFS 4.0を用意。マイクロSDカードの挿入には対応していない。

顔認証に加えて画面内指紋認証にも対応しており、利便性は抜群。

NFCに対応するほか、Wi-Fi 6、Bluetooth 6.0、5Gなどの高速通信規格の数々にも対応。

前面に20MP(f/2.2)フロントカメラを搭載。背面には50MP(f/1.5)メイン+8MP(f/2.2)超広角の2眼構成カメラを搭載。優れた写真撮影性能を実現している。

Xiaomi Redmi Turbo 4のカメラ仕様

6,550mAh大容量バッテリーを内蔵。長時間の連続使用、および短時間での充電が可能だ。90W有線急速充電をサポートしており、わずか45分でフル充電を完了できるとのこと。

Xiaomi Redmi Turbo 4のバッテリー仕様

優れた耐久性を備えており、約1,600回の充電サイクルを達成できる仕様だ。

▼通常の使用条件下で、1日に1回の充電と放電を行った場合、約4年間使用した後でもバッテリー容量が80%以上を維持することが可能であるとのこと。

耐久性の説明画像

製品本体および付属品

▼外箱の様子。今回のレビュー時には中国版(ホワイト系)を使用している。

外箱の様子

箱を開けた様子

▼内容物をすべて取り出した様子

内容物一覧

内容物一覧は以下の通り。

【内容物一覧】

  • Redmi Turbo 4本体
  • スマホケース
  • マニュアル
  • SIMカードピン
  • 電源アダプタ
  • USB Type-Cケーブル

▼90W対応の電源アダプタが付属。

電源アダプタ

電源アダプタの仕様

▼スマホ本体の外観。6.67インチの大きめなディスプレイを搭載したスタイリッシュな外観。

スマホ本体の外観-正面

▼前面中央には20MP(f/2.2)フロントカメラを搭載。

フロントカメラ

▼背面の様子

スマホ本体の外観-背面

▼背面には50MP(f/1.5)メイン+8MP(f/2.2)超広角の2眼構成リアカメラを搭載。

リアカメラ

▼本体サイズは161 x 75.2 x 8.1mm、重量は約203.5gと一般的なサイズ感。

スマホを手に持つ様子

▼筐体背面には、ダブルトーンのパターンと金属製のラインが融合した、パフォーマンスと美を兼ね備えたデザインを採用。手触りが良く、指紋や手脂などの汚れが目立ちづらい。高級感もある。

背面素材の確認1

背面素材の確認2

▼厚みは8.1mm。ポケット等に入れて持ち運んでも支障にならないだろう。

厚みの確認-横向き

厚みの確認-縦向き

続いて、インターフェースについて見ていく。

▼本体右側面。電源ボタン音量調節ボタンが搭載。

スマホ右側面の様子

▼左側面の様子。

スマホ左側面の様子

▼上部の様子。

スマホ上部の様子

▼下部の様子。カードスロットType-Cポートスピーカーが用意。

スマホ下部の様子

▼付属のピンでスロットを開き、デュアルSIMカードの挿入が可能。マイクロSDカードの挿入には対応していない。

カードスロットを開いた様子

以上の通り、必要最低限のポート類のみが用意された、シンプルなデザインとなっている。

指紋認証・顔認証に対応

本製品は画面内指紋認証および顔認証に対応している。

指紋登録の様子

▼画面内指紋認証に対応しており、非常にスムーズな認証・ロック解除が可能。利便性は抜群だ。

いずれの認証精度も優れており、複数の認証方法を選択できる点は嬉しい。

スマホケースが付属

本製品にはパッケージにスマホケースが付属する。

特にケースにこだわらないのであれば、そのままメインケースとしても十分使い続けられる品質だ。

スマホケース

▼スマホケースを装着した様子

スマホケースを装着した様子-正面

スマホケースを装着した様子-背面

スマホケースを装着した様子-上部

スマホケースを装着した様子-下部

AnTuTuベンチマークテスト

本機について、スマホ・タブレット端末の性能を測ることのできる『AnTuTuベンチマークテスト』を実施してみた。

▼Android端末におけるAnTuTuベンチマークテストの実施方法はコチラを参照

AnTuTuベンチマークテストを行う方法のトップ画像
Android端末でAnTuTuベンチマークテストを行う超簡単な方法(2025年時点)

2024年12月26日追記 記事内容を最新の状態に更新しました。 スマートフォン・タブレットなどのモバイル端末のスペック(スコア)を計測することのできるツールとして、『AnTuTu Benchmark ...

続きを見る

結果として、約169万点のスコアを記録することが出来た。

AnTuTuベンチマークテスト結果
▼AnTuTuベンチマークテストの評価スコア目安値(2025年1月時点
性能区分 総合スコア範囲 性能の目安
エントリーモデル 30万点~ 50万点 基本的な操作や軽量アプリの使用に適している
ミッドレンジモデル 50万点~ 80万点 普段使いの操作、一般的なアプリ、軽めのゲームに快適に対応
上位ミッドレンジモデル 80万点~ 120万点 重めのアプリや3Dゲームもある程度快適に動作
ハイエンドモデル 120万点~ 150万点 高負荷な作業(動画編集、最新3Dゲーム)にも対応でき、スムーズなマルチタスクが可能
フラッグシップモデル 150万点~ 170万点 最先端の性能を備え、最新ゲームやAI処理、マルチメディア作業に最適
ウルトラハイエンドモデル 170万点~ ゲーミング専用機並みの性能。最大限のパフォーマンスが必要なコンテンツや今後リリースされる最新アプリケーションに対応可能

以前レビューした『REDMI K80』が約208万点を記録したのに対し、本製品のスコアはやや劣るが、それでも十分に高いスコアを記録した。ウェブサイト閲覧や動画視聴はもちろん、『原神』などの激重ゲームアプリでも問題なく快適に遊ぶことのできる性能の高さを備えている。

仕事や動画視聴はもちろん、ゲーミング用のスマホを探している方にも幅広くオススメできるハイエンドモデルである。4~5万円の低価格でこれだけのスコアを記録したのは素晴らしいと言える。

それでは以下からは、実際に使用した感想について紹介していく。

 1220 x 2712解像度・120Hzの美しく滑らかな描画

起動したスマホを手に持つ様子

本機のディスプレイは 1220 x 2712解像度、最高120Hzの高リフレッシュレートに対応しており、美しく滑らかな映像を楽しむことが可能だ。

▼リフレッシュレートは設定アプリより切り替えることができる。

リフレッシュレート設定画面

▼ウェブサイト閲覧時も、細かい文字まで明瞭に表示され見やすい。高リフレッシュレートのおかげでページスクロールもなめらかで心地よい。

ウェブサイト閲覧の様子2

▼AMOLEDディスプレイの深みのある色合いが非常に綺麗で、ゲームや映画、アニメなどでもカラフルな映像を楽しめる。

ゲーム動画再生画面

ゲームプレイ画面

映像コンテンツ視聴をメイン目的にスマホの購入を検討している方でも、満足度の高い体験が可能だろう。

▼なお、設定にて「Super resolution」「AI HDR enhancement」「MEMC」などの画質向上項目も用意されている。

Super resolution

AI HDR enhancement

MEMC

あらゆる作業を快適にこなせる性能

スマホ起動画面

本機のパフォーマンスを確認すべく、ウェブサイト閲覧時・動画視聴時の動作について検証した。

ウェブブラウジングは基本的に快適であり、画像が多めのサイトや、処理の重いサイトであっても スムーズに閲覧することが出来た。

▼ほとんどのウェブサイトが一瞬で表示される。

ウェブサイト閲覧の様子1

ウェブサイト閲覧の様子3

また、YouTubeやネットフリックスなどの動画サイトを閲覧した場合においても、スピーディかつ滑らかな動画再生が可能であった。

▼高画質設定の美しい映像を、スムーズに視聴することができる。

ゲーム動画視聴の様子2

ゲーム動画視聴の様子1

▼発色も良好。アニメから実写映画まで、満足度の高い映像体験が可能だ。

アニメ動画視聴の様子

以上の通り、ウェブサイト閲覧や動画視聴においては、何の問題もなく快適に行うことが出来た。

ちなみに、当然のごとくWidevineはL1サポートとなっており、Amazon PrimeビデオやHuluなどのサイトにおいて高画質設定の映像を楽しめる。

Widevine確認画面

また、最大16GBの仮想RAM拡張をサポートしている。

仮想RAM拡張画面

サウンド品質はそこそこレベル

サウンド品質確認の様子

本機のスピーカーについて、音質を確認してみた。

▼音質確認の様子

率直に言って、音質はそこそこレベルと言える。

本製品にはステレオスピーカー(Dolby Atmos対応)が内蔵されており、低音こそほとんど響かないものの、中~高音域に関しては比較的クリアなサウンドを楽しむことができた。

最大音量設定時の音圧も比較的強めだ。ただしサウンド出力が一方向のみのため、音に立体感は無い。

高音質とまでは言えないものの、普通にアニメや映画を視聴したり、音声通話を行うぶんには全く支障のないレベルとなっている。

なお、設定アプリにはサウンド効果の調整項目が用意されており、イコライザーのプリセット等を切り替えることが可能となっている。

はサウンド効果の調整項目

▼「Dolby Atmos」と「Xiaomi Sound」の2種類からサウンドエフェクトの切り替えも可能。

サウンドエフェクトの切り替え画面

優れたカメラ性能

本機に搭載されているカメラの性能について簡単に確認した。

▼実際にフロント(前面)カメラで撮影した写真。

実際にフロント(前面)カメラで撮影した写真

20MP(f/2.2)フロントカメラに関して、画質は実に良好であり、全体的に明るく、ヒトの輪郭から表情までクリアに映し出すことが出来ていた。発色も自然で肉眼で見た場合に近い。激しく動いても気になるレベルの残像は発生しないため、見づらさを感じることもなかった。

自撮りだけでなく、ウェブ会議や授業など、オンライン通話用途に利用しても問題のない品質だ。

▼リア(背面)カメラで撮影した画像。

リアカメラでぬいぐるみを撮影した写真

リアカメラでぬいぐるみを撮影した写真-ズーム

リアカメラで観葉植物を撮影した写真

リアカメラで観葉植物を撮影した写真-接写

▼屋外撮影(1倍)

リアカメラで屋外を撮影した写真-1倍

▼屋外撮影(5倍)

リアカメラで屋外を撮影した写真-5倍

▼屋外撮影(10倍)

リアカメラで屋外を撮影した写真-10倍

▼屋外撮影(広角)

リアカメラで屋外を撮影した写真-広角

▼リアカメラで撮影した動画

50MP(f/1.5)メイン+8MP(f/2.2)超広角の2眼構成リアカメラを搭載していることもあり、空気感が感じられるほど、非常に鮮明な写真を撮影できた。10倍ズーム時でも、十分にクリアな望遠写真を撮影可能。

▼サボテンを接写撮影した写真。トゲの1本1本の毛先まで、明瞭に撮影することができている。

リアカメラでサボテンを撮影した写真

リアカメラでサボテンを撮影した写真-接写

発色もフロントカメラ以上に良好であり、旅行や記念撮影用のカメラとしても十分に活用できる品質となっている。

ゲーミング性能の確認

本機を用いて各種ゲームアプリを遊んだ際のパフォーマンスについても確認していく。

『統合版マインクラフト(旧PE)』プレイ時

まずは『統合版マインクラフト(旧PE)』の場合について。

ワールドを作成して実際にプレイしてみたが、スムーズで快適に操作することが出来た。

▼チャンク読み込み時にも全く重さを感じない。

マインクラフトプレイの様子3

マインクラフトプレイの様子1

▼処理の重くなりがちなバイオームでも、フレームレート低下やカクつきを感じることは無かった。

マインクラフトプレイの様子2

マインクラフトプレイの様子4

▼フレームレートは常時60fps前後安定でプレイできていた。

マインクラフトのフレームレート確認画面

クリエイティブやサバイバル、またはマルチサーバーに参加した際などにも、パフォーマンスは非常に安定しており終始スムーズなゲーミングが可能であった。

多くのアドオンを導入したり、友人らと多人数マルチサーバーに参加した場合でも、スムーズな動作を実現することが出来るだろう。

『PUBG』プレイ時

続いて『PUBG』の場合について。

まずグラフィッククオリティに関しては、現時点で最高設定の『ウルトラHDR』を選択できた。

▼フレーム設定はウルトラを選択可能。

PUBGの画質設定画面

実際に試合に参加してみたが、大人数のプレイヤーが密集する場所においても、処理落ちやカクつきなどはまったく生じず、終始快適なゲームプレイが可能であった。

▼近くのテクスチャから遠くの風景まで、美しく描画される。

PUBGのプレイ画面2

PUBGのプレイ画面5

▼激しく動き回っても、ラグやフレームレート低下などを感じることはほとんどなかった。

PUBGのプレイ画面3

PUBGのプレイ画面6

▼滑らかな描画で鮮明なゲームプレイが可能。鮮明な描画で遠方も索敵しやすい。

PUBGのプレイ画面4

PUBGのプレイ画面1

▼現時点で最高設定の『ウルトラHDR』でも、フレームレートは常時60fps前後安定でプレイできていた。

PUBGのフレームレート確認画面

この通り、『PUBG』に関しても十分に満足度の高いゲームプレイが可能であった。

『原神』プレイ時

続いて "激重" ゲームとしても有名な『原神』の場合について。

非常に重いゲームアプリとして有名な『原神』であるが、本機では全く問題なくスムーズにプレイすることが可能であった。

ゲームプレイ画面

▼画質設定はデフォルト状態で "" に設定されており、デバイス負荷は "スムーズ" の状態。

原神の画質設定画面-中

▼画質設定を "最高" まで上げるとデバイス負荷も高まるが、依然としてスムーズな動作が可能であった。

原神の画質設定画面-最高

▼ゲーミングPC並みの高品質グラフィック&高リフレッシュレートで原神を遊べる。

原神プレイの様子4

▼激しく動いた場合でもカクつきや操作遅延を感じることはほとんどなかった。

原神プレイの様子5

原神プレイの様子2

▼ "最高" 画質設定でも、60fps前後安定の非常にスムーズなパフォーマンスで原神をプレイすることができた。

原神のフレームレート確認画面

『原神』クラスの激重ゲームでもこれだけ快適に遊べるのであれば、大抵のゲームアプリはスムーズに動作するだろう。

ゲーミングスマホとしての運用にも適していると言える。

ゲーミング向け機能が充実

ゲームアプリプレイ時に、ディスプレイ端を中央に向けてスワイプすることで、ゲーミング用のツールウィンドウを表示できる。

ゲーミングウィンドウを表示させた様子

▼パフォーマンスの切り替えから、画面録画、ボイスチェンジャーなど、ゲーミングに関する様々な便利機能を利用することが可能だ。

パフォーマンス切替画面

▼パフォーマンスに関する詳細な設定が可能。

ゲーミング設定画面2

ゲーミング設定画面1

本気でゲーミングを楽しみたい方にとっても、役立つ機能が豊富に搭載されたスマホとなっている。

長持ちする大容量バッテリー

本製品には6,550mAhの大容量バッテリーが内蔵されており、長時間の連続利用が可能だ。

バッテリー設定画面

実際に満充電の状態から5時間ほど処理の重いゲームアプリを連続して遊んでみたところ、25~30%ほどしかバッテリーが減っておらず、1日以上持続可能な充電残量を残していた。

▼バッテリーセーバーモードに変更することで、より長時間の連続使用が可能となる。

バッテリーモード切替画面

普通にスマホを利用する分には、1~2日ほど充電ケーブルに接続しなくても問題ないだろう。

また、本製品は90Wの高速有線充電にも対応しており、わずかな充電時間であっという間にバッテリーを回復できる点も嬉しい。

スマホ充電の様子

『Xiaomi Redmi Turbo 4』のまとめ

Xiaomi Redmi Turbo 4のアイコン画像

今回紹介した『Xiaomi Redmi Turbo 4』について、特徴をまとめると以下の通りだ。

良かった点

  • スタイリッシュで高級感もあるデザイン
  • 汚れが付着しづらく、手触りも心地よい背面素材
  • パッケージにスマホケースが付属
  • 1220 x 2712(WQHD+)解像度対応のAMOLEDディスプレイ搭載
  • 120Hzリフレッシュレート対応
  • AnTuTuベンチマークテストで約169点の優れたパフォーマンス
  • 高画質リアカメラ
  • ゲーミング向けの機能が充実
  • 長持ちするバッテリー
  • 90W有線急速充電サポート
  • 性能の高さに対してリーズナブルな価格

悪かった点

  • スピーカー品質はそこそこレベル
  • ワイヤレス充電に非対応

以上の通り、日本円で4~5万円台で購入できるにもかかわらず、十分に優れたパフォーマンスを発揮する高コスパスマホとなっている。

筐体デザインはスタイリッシュで高級感もあり、価格以上の所有感を感じられるだろう。パッケージにスマホケースが同梱されており、購入後すぐに本格的なスマホ利用を開始できる点もGOOD。

Mediatek Dimensity 8400 Ultra オクタコアプロセッサーを搭載することで、あらゆる作業を快適にこなせる優れたパフォーマンスを発揮。120Hz高リフレッシュレートをサポートすることで、ページスクロール時も滑らかで目に優しい。

50MP(f/1.5)メイン+8MP(f/2.2)超広角の2眼構成リアカメラの品質も良好。近景からそこそこの遠景まで、クッキリと捉えることができた。

ゲーミングに関しても、原神レベルの激重ゲームを最高画質設定でプレイした場合でも、60fps前後安定で快適に遊ぶことができた。ゲーミング向けの機能が充実している点も嬉しい。

一方で、スピーカー品質はそこそこレベルだ。音楽・動画視聴時には外付けスピーカーやイヤホン等の使用をオススメしたい。

また、できればワイヤレス充電にも対応してほしかった。ワイヤレス充電にすっかり慣れた身としては、いちいちケーブルに接続する手間がメンドクサイ。

何はともあれ、価格以上のクオリティを実現できている高性能スマホだと言える。メインスマホとしての使用にも十分に耐えうるモデルだ。

できるだけコストを抑えつつ、使い物になる性能のAndroidスマホを探しているのであれば、現時点で間違いなく選択肢の一つに入れても良いモデルだ。

なお、もし+数万円出しても良いのなら、より性能の優れた「REDMI K80」もオススメだ。

REDMI Turbo 4 - 设计好看,全新潮流拼色设计 性能能打,首发天玑 8400-Ultra 旗舰性能,超级能效 续航能打,6550mAh 小米金沙江电池 长续航,长寿命,耐低温 更有大光圈相机、高清护眼屏、IP68 2米防水 体验进阶,全面能打
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