2025年1月10日(金)、中国のXiaomi(シャオミ)社は、サブブランドであるPOCOの最新スマートフォン『POCO X7シリーズ』をグローバル発表しました。
「POCO X7」と「POCO X7 Pro」の2種類のモデル展開。いずれのモデルも、現時点においてAliExpress等ですでに販売が開始されています。
グローバル価格はそれぞれ以下の通りです。
▼POCO X7シリーズの市場向け価格
モデル | RAM/ストレージ | 価格 |
POCO X7 |
8GB / 256GB | 249ドル(約39,000円) |
12GB / 512GB | 299ドル(約47,000円) | |
POCO X7 Pro |
8GB / 256GB | 299ドル(約47,000円) |
12GB / 256GB | 329ドル(約51,800円) | |
16GB / 512GB | 369ドル(約58,000円) | |
POCO X7 Pro Iron Man Edition | 12GB / 512GB | 399ドル(約63,000円) |
※価格は1ドル = 157.69円換算(2025.1.11時点)
比較的リーズナブルな価格のモデルであり、最も基本的な構成のモデルは249ドル(約39,000円)で購入できます。
CPU(SoC)にはそれぞれ「Dimensity 7300-Ultra」と「Dimensity 8400-Ultra」を備えており、基礎性能は十分に優れています。POCO X7 Proは、2025年に中国・インド向けにリリースされた「Xiaomi Redmi Turbo 4」をベースとしています。
いずれも2712×1220(1.5K)解像度、最高120Hzリフレッシュレート対応の6.67AMOLEDディスプレイを備えており、美しく滑らかな映像を楽しめます。Dolby Atmos対応デュアルスピーカーを内蔵するなど、映像視聴からゲーミングまで、幅広い用途で活躍してくれるミッドレンジ~ミッドハイレンジモデルとなっています。
▼POCO X7シリーズのスペック
項目 | POCO X7 | POCO X7 Pro |
カラー | シルバー系、グリーン系、ブラック系 | ブラック系、グリーン系、イエロー系、(レッド系:Iron Man Edition) |
OS | Xiaomi HyperOS (Android 14ベース) | Xiaomi HyperOS 2 (Android 15ベース) |
ディスプレイ | 6.67インチ AMOLED(コーニングゴリラガラスVictus2) | 6.67インチ AMOLED(コーニングゴリラガラス7i) |
解像度 | 2,712×1,220(1.5K) | 2,712×1,220(1.5K) |
リフレッシュレート | 最高120Hz | 最高120Hz |
ピーク輝度 | 3,000nits | 3,200nits |
CPU(SoC) | Dimensity 7300-Ultra | Dimensity 8400-Ultra |
RAM | 8GB / 12GB LPDDR4X | 8GB / 12GB LPDDR5X |
ストレージ | 256GB / 512GB UFS2.2 | 256GB / 512GB UFS4.0 |
スピーカー | デュアルスピーカー内蔵(Dolby Atmos対応) | デュアルスピーカー内蔵(Dolby Atmos対応) |
カメラ | フロント:20MP(f/2.2) リア:50MP(f/1.5)メイン+8MP(f/2.2)超広角+2MP(f/2.4)マクロ |
フロント:20MP(f/2.2) リア:50MP(f/1.5)メイン+8MP(f/2.2)超広角 |
バッテリー | 5,110mAh(45W有線急速充電サポート) | 6,000mAh(90W有線急速充電サポート) |
認証機能 | 顔認証、指紋認証(画面内) | 顔認証、指紋認証(画面内) |
搭載ポート | USB Type-C 2.0 | USB Type-C 2.0 |
防水防塵 | IP68(インドver:IP66/68/69) | IP68(インドver:IP66/68/69) |
通信規格 | Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4、4G/5G、NFC | Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4、4G/5G、NFC |
対応バンド | 5G Sub6G: n1/2/3/5/7/8/20/28/38/40/41/66/77/78 4G: TDD:B38/40/41/42/48 4G: FDD:B1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/28/66 3G: WCDMA:B1/2/4/5/6/8/19 2G: GSM: 2/3/5/8 |
2G: GSM: 2/3/5/83G: WCDMA: B1/2/4/5/6/8/19 4G: LTE FDD: B1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28/66(NarrowBand) 4G: LTE TDD: B38/40/41/42/48 5G SA: n1/2/3/5/7/8/20/26/28/38/40/41/48/66(NarrowBand)/77/78 5G NSA: n1/3/5/7/8/28/38/40/41/77/78 |
位置測位 | Beidou:B1I|GPS:L1|Galileo:E1 GLONASS:G1|QZSS:L1 | A-GPS |
GPS: L1+L5Galileo: E1+E5a | GLONASS: G1 | Beidou: B1I+B2a+B1C | NavIC: L5A-GPS |
SIMカード | デュアルnanoSIMサポート | デュアルnanoSIMサポート |
マイクロSDカード | 非対応 | 非対応 |
本体サイズ | 162.33×74.42×8.4mm / 8.63mm (PU・ブラック) | 160.75×75.24×8.29mm / 8.43mm (PU・ブラック) |
本体重量 | 約185.5g / 190g (PU・ブラック) | 約195g / 198g (PU・ブラック) |
なお、POCO X7 Proにはマーベル・コミックの人気ヒーロー "アイアンマン" をモチーフとした「Ironman Edition(アイアンマンエディション)」が12GB / 512GBの構成で用意されています。
ハード面・ソフト面ともに、POCO X7 Proの方が優れたスペック構成となっています。
ただし、POCO X7はマクロカメラを含めた3眼構成リアカメラを備えているのに対し、POCO X7 Proはマクロカメラを除く2眼構成となっています。
『POCO X7』のスペック&特徴
項目 | POCO X7 |
カラー | シルバー系、グリーン系、ブラック系 |
OS | Xiaomi HyperOS (Android 14ベース) |
ディスプレイ | 6.67インチ AMOLED(コーニングゴリラガラスVictus2) |
解像度 | 2,712×1,220(1.5K) |
リフレッシュレート | 最高120Hz |
ピーク輝度 | 3,000nits |
CPU(SoC) | Dimensity 7300-Ultra |
RAM | 8GB / 12GB LPDDR4X |
ストレージ | 256GB / 512GB UFS2.2 |
スピーカー | デュアルスピーカー内蔵(Dolby Atmos対応) |
カメラ | フロント:20MP(f/2.2) リア:50MP(f/1.5)メイン+8MP(f/2.2)超広角+2MP(f/2.4)マクロ |
バッテリー | 5,110mAh(45W有線急速充電サポート) |
認証機能 | 顔認証、指紋認証(画面内) |
搭載ポート | USB Type-C 2.0 |
防水防塵 | IP68(インドver:IP66/68/69) |
通信規格 | Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4、4G/5G、NFC |
対応バンド | 5G Sub6G: n1/2/3/5/7/8/20/28/38/40/41/66/77/78 4G: TDD:B38/40/41/42/48 4G: FDD:B1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/28/66 3G: WCDMA:B1/2/4/5/6/8/19 2G: GSM: 2/3/5/8 |
位置測位 | Beidou:B1I|GPS:L1|Galileo:E1 GLONASS:G1|QZSS:L1 | A-GPS |
SIMカード | デュアルnanoSIMサポート |
マイクロSDカード | 非対応 |
本体サイズ | 162.33×74.42×8.4mm / 8.63mm (PU・ブラック) |
本体重量 | 約185.5g / 190g (PU・ブラック) |
『POCO X7』にはシルバー系、グリーン系、ブラック系の3つのカラーバリエーションが存在し、以下の2モデルが用意されています。
モデル | RAM/ストレージ | 価格 |
POCO X7 |
8GB / 256GB | 249ドル(約39,000円) |
12GB / 512GB | 299ドル(約47,000円) |
※価格は1ドル = 157.69円換算(2025.1.11時点)
最も基本的な構成のモデル(12GB+256GB)で価格は249ドル(約39,000円)から購入可能。リーズナブルな価格設定となっています。
OSはXiaomi HyperOS (Android 14ベース)を搭載。
6.67インチ AMOLEDディスプレイを搭載。2,712×1,220(1.5K)解像度と最高120Hzのリフレッシュレートに対応しており、美しく滑らかな映像を楽しめます。ピーク輝度は3,000nitにも達し、明るい日中の屋外でもディスプレイの見やすさが保たれます。
▼コーニングゴリラガラスVictus2を採用。優れた耐衝撃性とスクラッチ(引っ搔き)耐性を備えています。
▼アップグレードされたWet Touch技術により、濡れた指や油のついた指でも問題なく画面をタッチ操作できるとのこと。
IP68等級(インドverはIP66/68/69)の防水・防塵仕様となっており、アウトドアな場面でも安心して利用可能。
CPU(SoC)には「Dimensity 7300-Ultra」を採用。8GB / 12GB LPDDR4X RAMを搭載し、一般的なスマホ用途はもちろん、ゲーミング利用にも対応できる性能を備えています。
Dimensity 7300-Ultraは、性能的にはQualcomm Snapdragon 7+ Gen 2と同等か、やや劣る程度なので、AnTuTuベンチマークスコア的には80万~90万点あたりに収まるのではと予想されます。
ストレージは256GB / 512GB UFS2.2を用意。マイクロSDカードの挿入には対応していません。
顔認証に加えて画面内指紋認証にも対応しており、利便性は抜群です。
NFCに対応するほか、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4、4G/5Gなどの高速通信規格の数々にも対応。
前面に20MP(f/2.2)フロントカメラを搭載。背面には50MP(f/1.5)メイン+8MP(f/2.2)超広角+2MP(f/2.4)マクロの3眼構成リアカメラを搭載。優れた写真撮影性能を実現しています。
5,110mAhバッテリーを内蔵。長時間の連続使用、および短時間での充電が可能です。45W有線急速充電をサポートしています。
▼わずか52分で満充電を完了できるとのこと。
『POCO X7 Pro』のスペック&特徴
項目 | POCO X7 Pro |
カラー | ブラック系、グリーン系、イエロー系、(レッド系:Iron Man Edition) |
OS | Xiaomi HyperOS 2 (Android 15ベース) |
ディスプレイ | 6.67インチ AMOLED(コーニングゴリラガラス7i) |
解像度 | 2,712×1,220(1.5K) |
リフレッシュレート | 最高120Hz |
ピーク輝度 | 3,200nits |
CPU(SoC) | Dimensity 8400-Ultra |
RAM | 8GB / 12GB LPDDR5X |
ストレージ | 256GB / 512GB UFS4.0 |
スピーカー | デュアルスピーカー内蔵(Dolby Atmos対応) |
カメラ | フロント:20MP(f/2.2) リア:50MP(f/1.5)メイン+8MP(f/2.2)超広角 |
バッテリー | 6,000mAh(90W有線急速充電サポート) |
認証機能 | 顔認証、指紋認証(画面内) |
搭載ポート | USB Type-C 2.0 |
防水防塵 | IP68(インドver:IP66/68/69) |
通信規格 | Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4、4G/5G、NFC |
対応バンド | 2G: GSM: 2/3/5/83G: WCDMA: B1/2/4/5/6/8/19 4G: LTE FDD: B1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28/66(NarrowBand) 4G: LTE TDD: B38/40/41/42/48 5G SA: n1/2/3/5/7/8/20/26/28/38/40/41/48/66(NarrowBand)/77/78 5G NSA: n1/3/5/7/8/28/38/40/41/77/78 |
位置測位 | GPS: L1+L5Galileo: E1+E5a | GLONASS: G1 | Beidou: B1I+B2a+B1C | NavIC: L5A-GPS |
SIMカード | デュアルnanoSIMサポート |
マイクロSDカード | 非対応 |
本体サイズ | 160.75×75.24×8.29mm / 8.43mm (PU・ブラック) |
本体重量 | 約195g / 198g (PU・ブラック) |
『POCO X7』にはブラック系、グリーン系、イエロー系の3つのカラーバリエーションに加えて、マーベル・コミックの人気ヒーロー "アイアンマン" をモチーフとした「Ironman Edition(アイアンマンエディション)」が12GB / 512GBの構成で用意されています。
モデル | RAM/ストレージ | 価格 |
POCO X7 Pro |
8GB / 256GB | 299ドル(約47,000円) |
12GB / 256GB | 329ドル(約51,800円) | |
16GB / 512GB | 369ドル(約58,000円) | |
POCO X7 Pro Iron Man Edition | 12GB / 512GB | 399ドル(約63,000円) |
※価格は1ドル = 157.69円換算(2025.1.11時点)
POCO X7 Proは、2025年に中国・インド向けにリリースされた「Xiaomi Redmi Turbo 4」をベースとしています。
OSはXiaomi HyperOS 2 (Android 15ベース)を搭載。
6.67インチ AMOLEDディスプレイを搭載。2,712×1,220(1.5K)解像度と最高120Hzのリフレッシュレートに対応しており、美しく滑らかな映像を楽しめます。ピーク輝度は3,200nitにも達し、明るい日中の屋外でもディスプレイの見やすさが保たれます。
▼コーニングゴリラガラス7iを採用。Victus2よりはやや劣るものの、十分に優れた耐衝撃性とスクラッチ(引っ搔き)耐性を備えています。
▼アップグレードされたWet Touch技術により、濡れた指や油のついた指でも問題なく画面をタッチ操作できるとのこと。
IP68等級(インドverはIP66/68/69)の防水・防塵仕様となっており、アウトドアな場面でも安心して利用可能。
CPU(SoC)には「Dimensity 8400-Ultra」を採用。8GB / 12GB LPDDR5X RAMを搭載し、一般的なスマホ用途はもちろん、ゲーミング利用にも対応できる性能を備えています。
「Xiaomi Redmi Turbo 4」と同じくDimensity 8400-Ultraを採用。Xiaomi Redmi Turbo 4はAnTuTuベンチマークテストにおいて1,689,961点(実測値)を叩き出したので、POCO X7 Proも同様の高スコアが期待できます。
「LiquidCool Technology 4.0」による優れた冷却効率を実現。長時間スマホを使用してもパフォーマンスへの影響を最小限に抑えられるとのこと。
ストレージは256GB / 512GB UFS4.0を用意。マイクロSDカードの挿入には対応していません。
顔認証に加えて画面内指紋認証にも対応しており、利便性は抜群です。
NFCに対応するほか、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4、4G/5Gなどの高速通信規格の数々にも対応。
前面に20MP(f/2.2)フロントカメラを搭載。背面には50MP(f/1.5)メイン+8MP(f/2.2)超広角の2眼構成リアカメラを搭載。優れた写真撮影性能を実現しています。
6,000mAhバッテリーを内蔵。長時間の連続使用、および短時間での充電が可能です。90W有線急速充電をサポートしています。
AliExpressにて「POCO X7」のワールドプレミアセール実施
「POCO X7」と「POCO X7 Pro」は、現時点においてAliExpress等ですでに販売が開始されています。
特に「POCO X7」に関しては、2025年1月10日(金) ~ 1月18日(土)16:59までの期間中にAliExpressにてワールドプレミアセールが開催されており、お得なセール価格で購入できます。
- 商品ページ:https://www.aliexpress.com/item/1005008223110683.html
- セール期間:2025年1月10日(金) ~ 1月18日(土)16:59 ※日本時間
- 割引価格(8GB+256GB):214ドル(約33,000円)※35ドルOFF
- 割引価格(12GB+512GB):254ドル(約40,000円)※45ドルOFF
高コスパなスマホを、さらにお得に購入できる絶好のチャンスとなっています。
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【参照元】
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