ゲーミングデバイスのトップメーカーであるBackbone Labs, Inc. (米国)は、スマートフォン用の高性能ゲーミングコントローラー『Backbone One 第2世代』を販売している。
「世界中で最も売れているスマホコントローラー」を謳うBackbone Oneの最新モデルであり、2024年6月より日本国内でリリースされ、通常販売価格は税込19,800円。2021年にリリースされた第1世代をさらに洗練した第2世代機となっている。
今回、提携先より『Backbone One 第2世代 - PlayStation®版』を提供していただいたので、実際に使用した感想を基にレビューしていきたいと思う。
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ブランド | Backbone |
モデル名 | Backbone One 第2世代 |
カラー | 白(PlayStation®版) / 黒(スタンダード版) |
コネクタタイプ | Lightning / USB Type-C |
互換性 | ・USB Type-C版:最新のiPhone 16シリーズを含め、Apple、Samsung、Google、Xiaomi、Oppo、Vivo、Huawei、realme、Motorolaなど、大半のUSB-Cモバイルデバイスに対応 ・Lightning版:Lightning端子を備える、iPhone 14以前のデバイスに対応 |
対応OS | iOS 15以降、Android 10.0以降 |
対応スマホサイズ | 最大幅が約169mmまでのスマホ |
パススルー充電 | サポート |
電源 | デバイス(スマホ)経由の給電 |
ポート | 3.5mmヘッドホンジャック搭載 |
本体サイズ | 折りたたみ時:94×177×33mm 最大展開時:94×265×33mm |
本体重量 | 公称値:138g 実測値:約145g(アダプター装着) |
今回紹介する『Backbone One 第2世代』は、スマートフォンに装着して快適なゲーミング体験を実現するスマホ向けコントローラーだ。
第1世代機と第2世代機とのおもな違い(改善点)は、以下の通りだ。
第2世代機の改善点
- スマホ接続部分に取り外し可能なマグネットタイプのアダプタが付属、ブリッジの拡張機能も搭載しているため、幅広い種類のスマホやスマホケースに対応できるようになった。
- コントローラの方向パッドやボタンが刷新され、より正確かつ反応の良い入力が実現。
第2世代機では、伸縮式ホルダーと付属アタッチメントで最大幅が約169mmまでのスマホを装着可能。記事執筆時点で最新の「iPhone 16 Pro Max」(高さ163mm)もギリギリ装着できるだろう。
白(PlayStation®版) / 黒(スタンダード版)の2種類のモデルが用意されており、さらにLightning端子 / USB Type-C端子を備えた2モデルに分かれている。
『Backbone One 第2世代 - PlayStation®版』は、スマホ向けゲーミングコントローラーとしては現時点で唯一のプレイステーション公式ライセンス商品となっている。
なお、ボタンや配色デザインが異なるのみであり、2モデルの機能自体に差はない。
▼白(PlayStation®版)
▼黒(スタンダード版)
Backbone Oneにスマホを装着することで、iOS/Androidのコントローラー対応スマホゲームをスムーズに操作できるようになるほか、PSリモートプレイやGeforceNow、Steam Link、Netflixのクラウドゲームなど、多彩なプラットフォームにも対応している。
▼公式アプリをインストールすることで、各プラットフォームのアプリへ瞬時にアクセス可能。
コントローラーには一般的なゲーミングコントローラーのインターフェースを備えており、どのプラットフォームのタイトルでも遊ぶことができる。
▼右手側にType-Cポートを備えており、ゲームプレイ中のスマホにコントローラー経由で給電する「パススルー充電」が可能。
▼キャプチャーボタンから録画・動画編集・共有の機能を利用可能。
超低遅延を誇り、応答性の高いトリガー、触覚ボタン、クリック可能なアナログスティックを搭載。非常に快適なゲーミング体験を実現できる。
製品本体および付属品
▼外箱の様子
▼内容物をすべて取り出した様子
内容物一覧は以下の通り。
【内容物一覧】
- Backbone One 第2世代 本体
- ユーザーマニュアル
- 交換用スペーサー
▼ユーザーマニュアルは日本語にも対応。
▼交換用スペーサーが付属。厚みのあるスマホや、スマホケースを装着しているスマホを接続する際に使用する。
『Backbone One 第2世代』本体
▼『Backbone One 第2世代』本体の外観。
今回のレビュー時にはPlayStation®版を使用しており、カラーやボタンなどのデザインがPSコントローラーを模したものになっている。
▼左側にはアナログスティック、十字キー、クリエイトボタン、キャプチャーボタンが用意。
▼右側にはアクションボタン(△〇×□)、アナログスティック、Backboneボタン、メニューボタンが用意。
▼左の内側。
▼右の内側。スマホと接続するための端子(USB Type-C / Lightning)が用意。今回のレビュー時にはType-Cバージョンを使用している。
▼背面の様子。
▼上部の様子。
▼上部にはL1/L2ボタン、R1/R2ボタンが用意。
▼下部の様子。
▼下部にはパススルー充電用のType-Cポート、3.5mmヘッドホンジャックが用意。
下部のType-Cポートに外部から給電することで、コントローラー接続中のスマホを充電しながらゲームをプレイできる。
以上の通り、インターフェース構成自体は一般的なスマホ用ゲーミングコントローラーと同様だ。ただ、造りは税込19,800円という価格にふさわしい品質となっており、手触りもシッカリしている。
▼スペーサーを装着した状態のコントローラー重量は約145g。スマホ向けコントローラーとしては十分に軽量な部類。
▼コントローラー本体のサイズは、折りたたみ時で94×177×33mm。
▼左右を引っ張ることで伸縮し、最大展開時のサイズは94×265×33mmにもなる。
最大幅が約169mmまでのスマホを装着可能。記事執筆時点で最新の「iPhone 16 Pro Max」(高さ163mm)もギリギリ装着できるだろう。
安価なスマホコントローラーの中には、展開時にグラつきや折れ曲がりが生じ、何度も伸縮させていると折れてしまうのではないかと不安になることがある。しかし本製品の場合は、力をいれて展開しても伸縮部がガッチリと安定しており、安心感がある。
スペーサーの交換
厚みのあるスマホや、スマホケースを装着しているスマホをコントローラーに着けづらい場合には、付属の交換用スペーサーを付け替える必要がある。
スペーサーの取り外しにはややコツが要るため、最初は苦戦するかもしれない。
▼スペーサー下部を爪で引っかけて、コントローラー中央に向かって引くと取り外しやすい。
安定した装着感
実際にいくつかのスマホを装着してみた。
スマホのType-Cポートをコントローラー右内側の端子に接続し、スマホ全体を挟み込むカタチで装着する。
▼iOSスマホ「iPhone 16 Pro」(6.3インチ・高さ149.9mm)を装着した場合。
▼Androidスマホ「Xiaomi Redmi Turbo 4」(6.67インチ・高さ161mm)を装着した場合。
所有するiOS・Androidスマホを装着してみたが、いずれの場合でも、スマホケースを装着した状態で取り付けることができた(スペーサー交換済み)。
最大展開時には、スマホ装着部が約169mm(端子部除く)まで広がるため、大きめのスマホでも装着できるようになっている。
安定性も優れており、スマホを左右からガチっと固定することで、使用中にズレたり落ちてしまう心配は一切ない。
▼「ニンテンドースイッチ」(上)と、6.67インチスマホを取り付けた状態の『Backbone One 第2世代』(下)の比較。横幅はほぼ同じサイズ感になる。
PS4・PS5やSteamのゲームは画面情報量が多い傾向にあるため、リモートプレイでそれらのタイトルを快適に遊びたい場合には、できるだけ大きめのディスプレイを備えたスマホを使用することをオススメしたい。
公式アプリインストール&初期設定
コントローラーの使用を開始する前に、公式アプリをスマホにインストールしておこう。
▼公式アプリ(iOS・Android対応)
アプリインストール後、スマホをコントローラーに装着すると、初期設定画面が表示される。
▼Appleアカウント、もしくはGoogleアカウントでのサインインが必要。一度サインインすれば、他のスマホでコントローラーを使用する際にも同一のプロファイルで利用できる。
画面の指示に従って初期設定を完了すると、アプリのメイン画面が表示される。
アプリ上ではコントローラー対応のゲームアプリを検索できるほか、Apple Arcade、PSリモートプレイ、GeForce NOW、Steam Linkなどでプレイできるオススメのタイトルも閲覧可能。
▼各タイトルを選択すると、対応プラットフォーム上で起動できる。
そしてコントローラー右側のメニューボタンを押すと、コントローラーに関する設定画面を開くことができる。
設定画面ではコントローラーの操作に関する調整や、各プラットフォームのアカウントとの連携設定、画面キャプチャーに関する調整など、幅広い項目が用意されている。
Backboneアカウントを持つフレンドとメッセージのやり取りも可能だ。
▼スティックのキャリブレーションも可能。
▼スマホだけでなく、他デバイスと接続して使用することも可能。
▼画面キャプチャーでは、すべて録画するか、最後の15秒間だけを録画するかを選択できる。
以上の通り、コントローラーの使い心地を自分好みにカスタマイズすることが可能だ。コントローラーの本格利用を開始する前に、一通りの項目に目を通しておくと良いだろう。
ボタンマッピング(iOSの場合)
iOSデバイスを接続している場合、以下の手順でコントローラーの各ボタンに割り当てる機能を変更できる(ボタンマッピング)。
「設定」>「一般」>「ゲームコントローラー」を選択。
接続中の「Backbone One」を選択。
キーマッピング画面が表示されるので、各ボタンに好みの機能を割り当てることができる。
『Backbone One 第2世代』で色んなゲームを遊んでみた
『Backbone One 第2世代』を用いて、実際に各プラットフォームのゲームをプレイした際の様子を紹介していく。
iOS・Androidスマホゲームプレイ時
まずはiOS・Androidスマホ向けのゲームアプリのプレイの様子について。
スマホゲームはコントローラー対応アプリと、非対応アプリとで分かれている。
【おもなコントローラー対応ゲームアプリ】
- 原神(Genshin Impact)
- Call of Duty: Mobile(CoDモバイル)
- Minecraft
- Fortnite
- Diablo Immortal
Backbone公式サイトの以下のページで、コントローラー対応アプリが一覧で公開されているので参考にしてみてほしい。
実際に『Backbone One 第2世代』で、いくつかのスマホゲームをプレイしてみた。
▼「マインクラフト」(iOS版)プレイ時
▼「CODモバイル」(Android版)プレイ時
スマホゲームの場合、画面タッチ操作よりも直感的かつスムーズなゲームプレイを楽しむことができた。
操作の応答性も良好。入力遅延などは一切体感できなかった。
筆者のように、スマホゲー特有の画面タッチ操作にどうしても慣れることができないユーザーにとって、スマホ用コントローラーはまさに救世主と言える。ただ、現状は対応アプリが少ないのが難点だ。
Steam Linkプレイ時
続いて、Steam Linkを利用してPCゲームをストリーミングプレイする様子について。
Steam Linkを利用する際には、スマホに専用アプリをインストールする必要がある。
そしてPC側でもSteamを立ち上げ、設定より「Remote Playを有効にする」をオンにしておく。
あとはBackbone Oneを装着した状態でスマホからSteam Linkを起動し、PCを認証することで、スマホ上でSteamのゲームをプレイできるようになる。
▼Steam Linkのメイン画面。通信状況が「Good Connection」になっているか確認しておこう。
ストリーミングプレイ時の注意点
ストリーミングプレイ時のパフォーマンスは通信環境に依存する。回線速度が遅いと、スマホ上での操作がカクカクになってしまう。
もし動作がカクつく場合には、以下の点を確認しておこう。
- モバイル回線の場合は5Gを、Wi-Fi接続の場合は5 GHzのWiFi帯域を選択する。
- Wi-Fi 6(802.11ax)対応ルーターを使用する。
- 可能であれば、接続先のPCは有線LAN接続環境を構築しておく。
- 画質設定を調整(Steam Linkの設定画面にて可能)
- VPNの使用は避ける
実際に『Backbone One 第2世代』で、いくつかのSteamタイトルをプレイしてみた。
▼「エルデンリング」(Steam版)プレイ時
▼「サブノーティカ」(Steam版)プレイ時
▼「サイバーパンク2077」(Steam版)プレイ時
Steam Linkを利用したストリーミングプレイの場合、ゲーム自体の処理はPC側で行われるため、ゲーミングPCのスペックが足りており、なおかつ上述したように通信環境が安定している場合、スマホ上で遅延のない非常にスムーズなゲームプレイを楽しむことが可能であった。
▼Steam Linkにおける遅延の確認
ただ、PCゲームは画面上の情報量が多いため、ディスプレイサイズの小さなスマホでプレイしていると、目が疲れてくるかもしれないので注意したい。
PSリモートプレイ時
PSリモートプレイを行う場合にも、スマホに専用アプリ「PS Remote Play」をインストールする必要がある。
アプリインストール後、PS5のシステム設定 > 「リモートプレイ」>「リモートプレイを有効にする」をオンにしておく。
あとはBackbone Oneを装着した状態でスマホからPS Remote Playを起動し、PS5を認証することで、スマホ上でPS5のゲームをプレイできるようになる。
ストリーミングプレイ時の注意点
ストリーミングプレイ時のパフォーマンスは通信環境に依存する。回線速度が遅いと、スマホ上での操作がカクカクになってしまう。
もし動作がカクつく場合には、以下の点を確認しておこう。
- モバイル回線の場合は5Gを、Wi-Fi接続の場合は5 GHzのWiFi帯域を選択する。
- Wi-Fi 6(802.11ax)対応ルーターを使用する。
- 可能であれば、接続先のPCは有線LAN接続環境を構築しておく。
- 画質設定を調整(Steam Linkの設定画面にて可能)
- VPNの使用は避ける
実際に『Backbone One 第2世代』で、いくつかのPS5タイトルをプレイしてみた。
▼「FF7リバース」(PS5版)プレイ時
▼「クラッシュバンディクー4」(PS5版)プレイ時
▼「バトルフィールドV」(PS5版)プレイ時
PSリモートプレイの場合もSteam Linkと同様に、ゲーム自体の処理はPS5側で行われるため、通信環境が安定してさえいれば、スマホ上で遅延のない非常にスムーズなゲームプレイを楽しむことが可能であった。
▼PSリモートプレイにおける遅延の確認
PS5タイトルも場合も画面上の情報量が多いため、ディスプレイサイズの小さなスマホでプレイしていると、目が疲れてくるかもしれないので注意したい。
いずれのプラットフォームでも快適なゲームプレイが可能
以上の通り、iOS・Android、Steam Link、PSリモートプレイのいずれのプラットフォームにおいても、『Backbone One 第2世代』を装着したスマホ上で、快適かつスムーズなゲームプレイを楽しむことができた。
PSリモートプレイに関しては、『Backbone One 第2世代』とスマホさえあれば、もはや「PSポータル」は不要ではないかと思えてくるほど、実機と遜色ないゲームプレイが可能であった。
長時間の連続プレイ時でも、パススルー充電でスマホに給電しながらゲームプレイが可能な点もGOOD。
▼バッテリー残量を気にせずに遊べる。ただしスマホ本体の発熱には要注意。
ただし、今回試した各プラットフォームにおいて、快適なゲームプレイを実現するためにはそれぞれ以下の要件を満たす必要がある点に注意したい。
プラットフォーム | 快適なゲームプレイのための要件 |
iOS・Androidゲーム | 高性能スマホ |
Steam Link | 高性能ゲーミングPC、安定した通信環境 |
PS5 | 安定した通信環境 |
スマホ用コントローラーとしてはトップクラスの操作性
『Backbone One 第2世代』は、スマホ用コントローラーとしてはトップクラスの操作性を実現している。
各ボタンはプレイステーションのコントローラーライクな配置となっており、初めて握ったときから馴染みやすい。
人間工学に基づいてデザインされたグリップ形状は手にフィットしやすく、長時間のプレイでも疲れにくくなっている。
▼小さな子供から、筆者のように手の大きめな成人男性まで、幅広い年代のユーザーの手に馴染むグリップ。
いずれのボタンも軽めのクリック感で押しやすく、レスポンス(反応)も良好だ。
アナログスティックはコンパクトなサイズながらもシッカリとした操作感を実現できており、デッドゾーンも少なめ。押し込み操作にもちゃんと対応している。
▼微調整を要求される細かな操作にも対応可能。
R/Lショルダーボタンに関してもカチッとしたクリック感で素早い操作が可能。R2/L2に関してはストロークが浅めなので、PS5のデュアルセンスコントローラーとは異なる感触となっている。
▼ただ個人的には、誤操作を抑えるためにL1/L2・R1/R2ボタン間のパディング(隙間)をもう少し広めにしてほしかったところだ。
そして何より、本製品はスマホ端子と直接有線接続(Lightning / USB-C)するタイプのため、入力遅延がほぼ皆無だ。
Bluetoothで接続するタイプのスマホコントローラーと比べても圧倒的に快適であり、格ゲーやFPSなど、即座の入力を求められるタイトルにも十分に対応できる。
以上の点を踏まえて、数あるスマホ向けゲーミングコントローラーの中でもトップクラスの操作性を実現したモデルであると言える。
ゲーム画面のキャプチャー&編集が可能
Backboneアプリ経由でゲームをプレイしている際に、コントローラー左側のキャプチャーボタンを押すことで、画面キャプチャー(録画)を行うことができる。
キャプチャーしたデータは、Backboneアプリ内に保存され、ギャラリーからいつでも視聴が可能。
そしてギャラリー上で直接、ハイライト設定やトリム(トリミング)などの編集を行うことができる。
保存後のデータはスマホ内のアルバムに保存したり、フレンドと共有できる。
ゲームプレイの様子をSNS上で公開したい場合にも役立つ機能だ。
ストリーミングプレイにオススメのスマホ
上述したSteam LinkやPSリモートプレイなどのストリーミングプレイでは、ゲームの実際の演算処理(グラフィックレンダリングや物理演算など)はすべてPC・PS5側で行われるため、スマホ側のスペックは比較的低めでも問題はない。
満足度の高いストリーミングプレイ体験を楽しみたいのであれば、個人的には以下の点を満たすスマホをオススメする。
ストリーミングプレイにオススメのスマホ
- Wi-Fi 6E もしくは 5GHz帯に対応
- リフレッシュレートが120Hz以上の有機ELディスプレイ搭載
- 大きめのディスプレイサイズ(6.5~6.9インチ)
- 大容量バッテリー搭載(4,500mAh以上目安)
- 冷却性能の優れたモデル(できれば)
特に有機ELディスプレイを備えたスマホであれば、下手なゲーミングモニターよりも美しい発色でゲーミングを楽しめるだろう。
記事執筆時点で最新の「iPhone 16シリーズ」はもちろんオススメだが、コスパを重視したいのであれば、今回のレビュー時にも使用している「Xiaomi Redmi Turbo 4」や、「Redmi Note 14シリーズ」なども最適だ。
『Backbone One 第2世代』のまとめ
今回紹介した『Backbone One 第2世代』について、特徴をまとめると以下の通りだ。
良かった点
- 長時間持ち続けても手が疲れづらいデザイン
- スマホ向けコントローラーの中でもトップクラスの操作感
- 交換用スペーサー付属で、スマホケース装着状態でも使用可能
- 安定した装着感
- パススルー充電をサポート
- 多機能な公式アプリ
- いずれのプラットフォームのタイトルもスムーズに操作可能
- 有線接続で遅延のない入力
悪かった点
- L1/L2・R1/R2ボタン間のパディング(隙間)をもう少し広めにしてほしかった
以上の通り、通常販売価格は税込19,800円と比較的高めだが、その値段に見合うだけのクオリティを備えた、現状トップクラスのスマホ用ゲーミングコントローラーとなっている。
操作感は実に優れており、いずれのプラットフォームのタイトルにおいても、実機を直接プレイしている場合と遜色ない体験が可能であった。有線接続で遅延のない入力のおかげで、プレイ中にストレスを感じることも無かった。
『Backbone One 第2世代』にはマグネットタイプの交換用スペーサーが付属するおかげで、スマホケースを装着した状態でも問題なく使用できた。コントローラー使用の度にいちいちケースを外す必要がない点は実に嬉しい。
そして公式アプリに関しても多くの機能が用意されており、コントローラーを自分好みに調整したり、画面キャプチャーや編集、共有などのソーシャル機能も利用できる。
このように、ハード・ソフトの両面で高い品質で作り込まれた製品となっている。PSリモートプレイに関しては、『Backbone One 第2世代』とスマホさえあれば、もはや「PSポータル」は不要ではないかと思えてくるほどである。
スマホゲームをコントローラーで遊びたい方、PS5やSteamなどのタイトルを寝ころびながらスマホでプレイしたい方には、間違いなくオススメしたい一品だ。
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