- PS1やニンテンドー64時代の懐かしいゲームを遊びたい!
- 多くのレトロゲームをプレイしたい!
- 場所を選ばず、ちょっとした空き時間を潰せるゲーム機が欲しい!
最近ではPS5やXbox Series Xなど、次世代ゲーム機が発売され高クオリティな最新ゲームタイトルが大きな注目を集めている。
一方で、PS1やニンテンドー64など、1990年代に台頭したゲーム機向けのタイトルも、いまだに大きな人気を誇っている。
しかし、レトロゲームを遊ぶためには古いゲーム機が必要であり、今遊びたくなっても中々プレイしづらいのではないだろうか。
そこで今回は、1,000を超えるレトロゲームタイトルを遊ぶことの出来る携帯ゲーム機『POWKIDDY RGB10 MAX』について紹介したいと思う。
レトロゲー好きにうってつけの携帯ゲーム機『POWKIDDY RGB10 MAX』
今回紹介する『POWKIDDY RGB10 MAX』は、PS1やニンテンドー64、ファミコンやゲームボーイアドバンスなど、1980~2000年代初期において流行したゲーム機のタイトルを遊ぶことの出来る、エミュレーター搭載の携帯ゲーム機だ。
ブランド | Powkiddy |
型名 | RGB10Max |
ディスプレイサイズ | 5インチ IPSスクリーン |
解像度 | 854×480 |
バッテリー容量 | 4200mAh |
ストレージ容量 | 64GB/256GB |
対応通信規格 | Wi-Fi, Bluetooth |
バッテリー持続時間 | 約7~8時間 |
本体サイズ | 18.5 x 7.6 x 1.7cm |
本体重量 | 約215g |
本製品は、5インチのIPSスクリーンを搭載した携帯ゲーム機だ。
▼見た目や大きさはニンテンドースイッチに似ている。
幅広いゲームタイトルの操作に対応できるインターフェースを搭載しており、BluetoothやWi-Fiなどの通信規格にも対応している。
▼操作ボタンや十字キー、アナログスティックやRLトリガーまで搭載。
本製品には各ゲーム機のエミュレーターが搭載されており、付属のマイクロSDカードに収録されている1,000を超えるタイトルを遊ぶことが可能だ。
▼なお、PCやインターネット経由で、好みのゲームタイトルを追加することも出来る。
コンパクトなサイズのため、外出先や旅行先に持ち運んで、ちょっとした空き時間にレトロゲームを遊ぶには最適な携帯ゲーム機だ。
懐かしいゲームタイトルを遊びたい方には是非オススメしたいゲーム機である。
製品本体および付属品
▼外箱の様子。
▼内容物をすべて取り出した様子。
内容物一覧は以下の通り。
【内容物一覧】
- ゲーム機本体
- USB Type-Cケーブル
- 説明書
▼説明書は日本語にも対応している。
▼ゲーム機本体。見た目とインターフェースの配置はニンテンドースイッチに酷似している。
▼質感はサラサラとしており、肌触りは良い。
▼ニンテンドースイッチLite(上)と POWKIDDY RGB10 MAX(下)との比較。大きさはPOWKIDDY RGB10 MAXの方が多少小さめ。
▼本体重量は約215グラムと非常に軽い。
▼厚みは約1.7センチと非常に薄く、カバンなどに入れた持ち運びにも適している。
▼左側には十字キーとセレクトボタン、アナログスティックが搭載。
▼右側にはスタートボタン、操作ボタン、アナログスティックが搭載。
▼本体上部の右側には、R1R2ボタン、音量調節ボタン、マイクロSDカードスロット、OTGポート、3.5mmオーディオポートが用意。
▼同じく本体上部の左側には、L1L2ボタン、電源ボタン、Wi-Fi切替スイッチ、USB Type-Cポートが用意。
▼そして本体下部には、サウンド出力用のスピーカー穴が2つ開いている。
このように、携帯ゲーム機としてのインターフェースは充実しており、多彩な操作方法に対応可能なデザインとなっている。
充実したオプション項目
本ゲーム機を実際に起動して、パフォーマンスを確認してみた。
▼電源ボタンを長押しすると、エミュレーターが起動する。
▼本体を起動すると、マイクロSDカードに保存されている各ゲーム機のエミュレーターが一覧で表示される。
▼PSPやDSなど、比較的新しめのゲーム機も確認できる。
好みのゲーム機を選び、その中から選択したゲームタイトルをプレイすることが可能だ。
▼タイトルの後ろに【JP】のように表記されているタイトルは、日本語に対応している。
ここで、ゲームをプレイする前にメイン画面上でセレクトボタンを押すと、設定画面が表示される。
▼初期状態では英語表記のため、言語設定より日本語に変更すると良いだろう。
設定画面では、ゲーム機本体の設定からゲームプレイに関する調整まで、幅広い項目をいじることが可能だ。
ネットワーク設定よりWi-Fi接続設定を完了しておくことで、インターネット経由でファームウェアアップデートを行ったり、最新ゲームの確認を行うことも可能だ。
▼ネット上からダウンロードした無料テーマを適用して、ホーム画面のデザインを変更することも出来る。
ゲームを始める前にあらかたの設定を完了しておくことで、より快適に楽しめるようになるだろう。
1,000を超えるタイトルをプレイ可能
実際にゲームをいくつかプレイしてみた。
上述した通り、好みのゲーム機を選択して、中から対応タイトルを選択することでゲームを遊ぶことができる。
▼本当にそのゲーム機で遊んでいるかのような、スムーズな操作が可能だ。
なお、デフォルト状態で収録されているゲーム機には、N64/PS1/CP3/CP2/CP1/NEOGEO/GBA/NES/SFC/MD/GBC/GB などが含まれている。
収録ゲームタイトルは1,000を超えており、ここでは紹介しきれないほどであるが、各ゲーム機の主要タイトルはほとんど含まれていた。なお、ROMやエミュレーターの知識があれば、自分で好きなタイトルを追加することも可能である。
▼実際にプレイしている様子①
▼実際にプレイしている様子②
▼実際にプレイしている様子③
上動画を見て分かる通り、各ゲームタイトルともスムーズに動作できている。
操作性も快適であり、実機で遊んだ場合とほぼ同様のプレイングが可能だ。
また音質もクリアで、携帯ゲーム機としてはそこそこの高音質サウンドを実現できていると感じた。
▼アナログスティックの感度は良好。
▼十字キーや選択ボタンなど、各インターフェースの反応性も良い。
なお、上動画ではPS1などの3Dゲームをプレイしているが、もちろんゲームボーイアドバンスやファミコンなど、レトロな2Dゲームも数多く収録されている。
▼ただし、多くのゲームは英語版のため要注意だ。
▼アクションゲームであれば、英語版でも言語で困ることはないだろう。
レトロゲーム好きにとっては、非常にたまらないゲーム機ではないだろうか。
スクリーンショットやプレイ動画の録画も可能
なお、ゲームプレイ中にスタートボタンとセレクトボタンを同時押しすることで、オプション画面が表示される。
▼PSPのようなオプション画面
このオプション画面では、スクリーンショットの撮影やプレイ映像の記録または閲覧、そしてインターネット接続によるゲーム調整など、非常に多くの機能を利用することが可能だ。
▼オンライン上からアドオンやアップデートデータをダウンロードすることも可能。
2万円以下の携帯ゲーム機としては、非常に機能が充実したモデルであると言える。
PSPやDSのタイトルは動作が不安定
上述したように、本製品にはデフォルトでPSPやDSなどのゲーム機のタイトルも収録されている。
しかし、PSPやDSレベルの3Dゲームともなると、スペック不足だと思われるが、カクついてまともにプレイできなかった。
▼PSPの人気アクションゲームを起動。
▼しかしフレームレートが激しく低下して、カクつき、まともにプレイできなかった。
そのため本製品で遊べるのは、あくまでPS1やニンテンドー64レベルのゲームタイトルまでだと認識しておいた方が良いだろう。
『POWKIDDY RGB10 MAX』のまとめ
今回紹介した『POWKIDDY RGB10 MAX』について、特長をまとめると以下の通りだ。
良かった点
- 持ち運びに適したコンパクトさ
- 1,000を超えるレトロゲームタイトルを初めからプレイ可能
- 自分で好みのタイトルを追加することも可能
- オプション機能や調整項目が充実
- 音質は比較的良好
- インターネット接続でテーマダウンロードやアップデートが可能
悪かった点
- PSPやDSクラスのゲームタイトルはプレイ不能
- バッテリーの持続時間が短い
以上のように、1,000を超えるレトロゲームタイトルを、実機さながらのスムーズさで遊べる携帯ゲーム機となっている。
購入時点ですでにゲームタイトルがマイクロSDカードに保存されており、すぐにでも遊べる手軽さである。
そしてROMやエミュレーターに関する知識のある方であれば、自分好みのタイトルを追加することも可能だ。
一方で、PSPやDS級のタイトルは、流石にスペックが不足しておりまともにプレイできなかった。
また、PS1やニンテンドー64の3Dタイトルをプレイすると、バッテリーの消費が激しく、すぐに充電が必要になってしまうので注意が必要だ。
何はともあれ、レトロゲームを久しぶりに遊びたい方にとっては、非常にオススメ度の高いゲーム機となっている。
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