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『AARKE CARBONATOR Ⅲ』レビュー | オシャレで高級感のある炭酸水メーカー

2023-07-04

レイ(管理人)

最新ガジェット大好きなWEBデザイナー。理系大学院修了。国内外の企業と提携し、年間200以上のガジェットをレビューしています。日々の暮らしを豊かで楽しいものにする電子機器や家電などを、分かりやすく丁寧に紹介します。

30度を超えるようなジメジメとした暑い日には、炭酸水を飲んで爽快感を味わいたい方も多いだろう。

普通の水ではなく、炭酸水を飲むメリットとしては主に以下のような点が挙げられる。

  • 炭酸ガスが満腹感を刺激し、食欲の抑制につながる(ダイエット効果)
  • 血中の二酸化炭素濃度が上がり、血行促進・疲労感回復につながる
  • 腸内環境を改善し便秘の解消

炭酸水を飲みたい場合、多くの方は市販のペットボトル飲料を購入すると思う。しかし、ペットボトル飲料をいちいち購入するのはお金がかかり経済的ではない。また、飲んだ後のペットボトルを廃棄するというメンドクサイ手間も発生する。

そこで今回は、いつでも自分で炭酸水を作ることの出来る「炭酸水メーカー」の中から特にオススメのモデルであるAARKE CARBONATOR Ⅲ(アールケ カーボネーター3)について、実際に使用した感想を基にレビューしていきたいと思う。

製品名 AARKE CARBONATOR Ⅲ
ブランド ‎Aarke
型番 ‎AAC3-Black
電源 ‎電源不要
対応ガスシリンダー ソーダストリーム 410g / 60L スタンダードタイプ
ノズル素材 ステンレス鋼
交換用ペットボトル 800ml / 450ml
レバー回数目安 1回: 微炭酸 2回: 普通 3回以上〜: 強炭酸
本体サイズ 高さ:414mm
幅:153mm
奥行き:258mm
本体重量 約1,450g

今回紹介する『AARKE CARBONATOR Ⅲ』は、世界的大人気の炭酸水メーカー「aarke(アールケ)」ソーダマシンであり、そのデザイン性と機能性から高い評価を受けているモデルだ。

▼高級感のある筐体デザイン。

▼スウェーデン・ストックホルム発。北欧独特のリアル・シンプル 美しさを極めたソーダサーバー。

旧モデル(Carbonator Ⅱ)のプラスティック製ノズルから、Carbonator Ⅲはノズルをステンレス鋼に変更。より精密になり、きめ細やかな泡の生成を可能にしている。

Sodastream社製のガスシリンダーを装着して二酸化炭素を注入する手動タイプであり、利用に際し電源(電気)等は一切不要。電気代がかからず、置き場所も自由に選べる汎用性に優れた炭酸水メーカーとなっている。

▼シンプルな扱い方で誰でも簡単に炭酸水を生成可能。レバーを下げる回数を変えることで炭酸濃度を微炭酸~強炭酸まで自由に調整できる。

▼Sodastream社製のガスシリンダー(410g / 60L スタンダードタイプ)に対応。※ガスシリンダーは別売り

専用ペットボトル(800ml)が付属。専用ペットボトルは冷蔵庫に入れて保存できるので、 いつでも冷えた炭酸水を楽しめる。なお専用ペットボトルは水洗いして何度でも利用可能。ペットボトルのようにいちいち廃棄する手間がない。

自宅で炭酸水を作りたい場合には、まさにうってつけの炭酸水メーカーだ。ハイボールやカクテルなど家飲みから、お酢やシロップ、コーディアルなどで割るヘルシードリンクにも最適。幅広い用途に活用できる。

また、高級感のある見た目のおかげで、インテリアとしても機能するだろう。

製品本体および付属品

▼外箱の様子

▼内容物をすべて取り出した様子。

内容物一覧は以下の通り。

【内容物一覧】

  • AARKE CARBONATOR Ⅲ本体
  • ユーザーマニュアル
  • 専用ペットボトル
  • ドリップトレイカバー
  • エンベロープ

▼ユーザーマニュアルは日本語にも対応している。

▼汚れをふき取るためのエンベロープが付属。

▼ドリップトレイに装着するカバー。

▼専用ペットボトル。

▼800mlの専用ペットボトルは大きめで、一気に大量の炭酸水を作ることが出来る。

AARKE CARBONATOR Ⅲ本体

▼AARKE CARBONATOR Ⅲ本体の様子。今回のレビュー時にはマットブラック色を使用している。

見た目的には高級感があり、手触りもサラサラして良好。スタイリッシュな外観のおかげで、インテリアとしても機能するだろう。

▼右側面には炭酸を注入するためのレバーが搭載。

▼炭酸の注入口。

▼ボトル装着時に水滴を受け止めるためのトレイ。

▼底部にはガスシリンダーを装着するための穴が空いている。

▼本体重量はガスシリンダー非搭載状態で約1,450gほど。十分に軽く、片手でもラクラク持ち運べるほどの重さだ。

このように、数ある炭酸水メーカーの中でも群を抜いてデザインにこだわったモデルとなっている。室内の景観を重視したい場合にはうってつけの製品だと言えるだろう。

使用開始までの準備

さっそく、使用開始に向けて準備を行ってみた。

まずAARKE CARBONATOR Ⅲを横に寝かせ、底部にガスシリンダーを挿入する。

▼本製品は「Sodastream(ソーダストリーム)410g / 60L スタンダードタイプ」のガスシリンダーに対応している。

ガスシリンダー上部のシールを剥がし、AARKE CARBONATOR Ⅲ底部の穴へ挿入する。

そしてガスシリンダーを時計回りに回転させ、外れないように内部でシッカリと固定させる。

これでガスシリンダーの挿入は完了だ。

続いて、トレイにカバーを設置する。

▼トレイカバー

あとは、付属ペットボトルに水を注ぐ。

▼水道水もしくはミネラルウォーターのどちらでも可。

▼ボトル上部の横線まで水を注ごう。

以上で炭酸水メーカーの使用準備は完了だ。

ガスシリンダーは一旦装着すれば、ガス切れになるまで取り外す必要はない。

実際に使ってみた感想

実際にAARKE CARBONATOR Ⅲを使用して炭酸水を作ってみた。

水を注いだ専用ペットボトルを、AARKE CARBONATOR Ⅲの二酸化炭素注入口へ回転させて取り付ける。

あとは上部のレバーを下に引くことで、水の中に二酸化炭素が注入される。

レバーを引くと勢いよく二酸化炭素が注ぎ込まれる。「ギィーっ」という音がしたらレバーを上げ、再度レバーを引く。この反復動作を行う回数によって、炭酸の濃度を調節することが可能だ。

【レバーの回数目安】

  • 1回: 微炭酸
  • 2回: 普通
  • 3回以上〜: 強炭酸

▼実際に使用している様子

二酸化炭素の注入が完了したらボトルを外し、コップに炭酸水を注ぎ込もう。

▼二酸化炭素を注入した後の水。気泡が見られる。

▼作った炭酸水をコップに注ぎ込む様子

▼一般的な炭酸水のように、シュワシュワ・パチパチとはぜる小気味の良い様子が確認できる。

このように、非常に簡単な手順で、自宅で誰でも炭酸水を作ることの出来るソーダマシンとなっている。特に難しい手順も発生しないため、この手のツールを初めて扱う方でも問題なく利用できるだろう。

かなりの強炭酸水も作ることができる

本製品(AARKE CARBONATOR Ⅲ)を使えば、市販の強炭酸水に負けず劣らずの強い炭酸を作ることが出来る。

個人的な感覚としては以下の通りだ。

【レバーを引く回数】

  • 1回:弱い炭酸。1回空けた炭酸水を翌日飲んだ時並み。
  • 2回:中程度の炭酸。ちょっと振り過ぎたペットボトル炭酸を飲んだ時並み。
  • 3回:普通のペットボトル炭酸水並み。
  • 4~5回強炭酸

私は普段からウィルキンソンなど市販の強炭酸水を飲み続けており、喉が慣れてしまっているため、満足できる炭酸濃度を得るには5回ほどレバーを引く必要があった。自身で市販の強炭酸水並みのシュワ度を再現できる点は非常に嬉しかった。これでもうペットボトル炭酸水を買う手間からはおさらばできるだろう。

しかしレバーを引く回数が多い分、ガスシリンダーの寿命の減りが早くなってしまうが、致し方がない。

800mlペットボトルはややデカ過ぎる

本製品には800mlの専用ペットボトルが付属しているが、800mlの量を一気に飲みきるには少々骨が折れる。というか、飲み切る前に炭酸が弱まってしまう。

そのため個人的には、別売りされている450mlタイプの専用ペットボトルを購入することをオススメしたい。

450mlタイプ位のサイズであれば、一般的な市販ペットボトル炭酸と同程度の量のため、炭酸が強い状態のまま飲み切りやすい。

ボトルは食洗器に非対応

本製品の専用ボトルは、水洗いして何度も使いまわせるというメリットがある。

ただし食洗器に非対応なため、自分で手洗いする必要がある点に注意したい。

高級感のあるデザインに満足

上述したように、本製品のデザインは実にスマートでカッコよく、所有感もあるため購入して大きな満足感を得ることができた。

専用ボトルのデザインも良く、日々スタイリッシュな気分で炭酸水を嗜みたい方にはうってつけのモデルと言えるだろう。

『AARKE CARBONATOR Ⅲ』のまとめ

今回紹介した『AARKE CARBONATOR Ⅲ』について、特長をまとめると以下の通りだ。

良かった点

  • スタイリッシュで高級感のあるデザイン
  • 電源不要で利用可能
  • 専用ボトルは洗って何度も利用可能
  • 満足度の高い強炭酸も作れる
  • 扱い方が非常に簡単
  • 軽くて比較的コンパクトなため、持ち運びも便利
  • 市販の炭酸水を購入した時のゴミを減らせる

悪かった点

  • 専用ボトルは食洗器に非対応
  • レバーを戻す際の「ギィーっ」という音が結構大きい
  • ウィルキンソン並みの強炭酸を作るためには、5回ほどレバーを引く必要がある
  • 付属の800mlボトルは大きすぎる(450mlタイプの購入を推奨)

以上の通り、見た目と機能性を兼ね備えたオススメの炭酸水メーカーとなっている。

扱い方が簡単で、誰でも自宅であっという間にウィルキンソン並みの強炭酸も作ることができる。軽くて比較的コンパクトなサイズのため、設置場所はラクラク変更することが可能だ。ガスシリンダー使用タイプで電源不要な点も嬉しい。

専用ボトルは洗って何度も利用可能。ただし付属の800mlボトルは大きすぎるように感じたため、450mlタイプの購入をオススメしたい。

そして何より、デザインが実にスマートでカッコいい。モダンな見た目のため、オシャレな室内にもインテリアとして違和感なく溶け込むだろう。

暑い夏、自宅で炭酸水を自作したい方は、ぜひ本製品を選択肢の1つとして検討されてはいかがだろうか。

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