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ガジェットレビュー スマートウォッチ・バンド

『Amazfit T-Rex 3』レビュー、高級感があり頑丈、長寿命バッテリーと豊富な機能を備えた高性能スマートウォッチ

レイ(管理人)

最新ガジェット大好きなWEBデザイナー。理系大学院修了。国内外の企業と提携し、年間200以上のガジェットをレビューしています。日々の暮らしを豊かで楽しいものにする電子機器や家電などを、分かりやすく丁寧に紹介します。

数多くのスマートウォッチを世界中にリリースしてきたAmazfit(アマズフィット)は、2024年10月10日(木)に同ブランドの最新モデルとして『Amazfit T-Rex 3』をリリースする。

通常販売価格は税込39,900円。カラーはオニキス、ラバの2色展開であり、ラバは2024年11月に発売予定だ。

2022年にリリースされ大きな人気を博した「Amazfit T-Rex 2」の後継にあたるモデルであり、画面サイズがやや大きくなるほか、より頑丈で高級感を増した筐体デザイン、より豊富な機能、より長寿命化を果たしたバッテリーなどが備わっており、ハイエンドウォッチと言って差支えのないモデルとなっている。

今回、Zepp Health Corporationより本製品(オニキス色)を提供していただいたので、実際に使用した感想を基にレビューしていきたいと思う。

Amazfit T-Rex 3のアイコン画像

【当サイト限定割引クーポンコード】

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  • クーポン有効期限:2024年9月27日(金)~ 2024年10月26日(土)
ブランド Amazfit(アマズフィット)
モデル名 Amazfit T-Rex 3(アマズフィット ティーレックス スリー)
カラー オニキス、ラバ
画面サイズ 1.5インチ
解像度/PPI 480×480 / 322ppi
内蔵センサー 健康:BioTracker PPG 生体センサー
運動:加速度センサー、ジャイロスコープ、地磁気センサー、バロメトリック高度計、環境光センサー、温度センサー、皮膚温センサー
測位システム デュアルバンド&6衛星システム
通信規格 Bluetooth 5.2、BLE、Wi-Fi 2.4GHz
防水規格 10ATM
耐衝撃規格 MIL-STD-810G
搭載OS Zepp OS 4
対応OS Android 7.0 以上、 iOS 14.0 以上
対応アプリ Zepp
マイク 搭載
スピーカー なし
音声通話 非対応
サイズ 48.5×48.5×13.75
重量 約68.3g(ストラップ除く)
タッチスクリーン ゴリラガラス
ボディ素材 ステンレススチールベゼル、ポリマーミドルフレーム
ストラップ素材 液体シリコン
ストラップ幅 22mm
ストラップ長 145mm ~ 210mm
ストラップ仕様 クラシックピンバックル
バッテリー容量 500mAh
バッテリー持続時間 標準使用:約27日間
省電力モード:約40日間
ハード使用:約13日間
充電時間 約2時間以内

Amazfit T-Rex 3のキービジュアル画像

今回紹介する『Amazfit T-Rex 3』は、10ATM等級の防水性能、およびMIL-STD-810G等級の耐衝撃性能を備えた、頑丈なタフネスウォッチだ。

ディスプレイにはゴリラガラスを採用しており、衝撃や擦り傷に強い。日常的な場面はもちろん、アウトドアな場にも安心して装着していくことができる。

▼耐熱性・耐寒性も備えており、過酷な環境でも問題ない。

頑丈なAmazfit T-Rex 3を説明する画像

カラーはオニキス/ラバの2種類を用意。ウォッチ本体部分の素材にはステンレススチールベゼル、ポリマーミドルフレームを、ストラップの素材には液体シリコンを採用しており、頑丈さを備えつつも、高級感のあるデザインとなっている。

高級感のあるデザイン

筐体サイズは48.5×48.5×13.75、重量は約68.3g(ストラップ除く)。1.5インチの大きめなディスプレイを備えており、480×480高解像度の鮮明な映像が描画される。

Amazfit T-Rex 3のディスプレイ仕様

搭載機能は前モデル(Amazfit T-Rex 2)よりも充実しており、心拍数や消費カロリーの計測といったヘルスケア機能はもちろん、血中酸素レベル測定や睡眠モニタリングなどの健康管理機能をもれなく利用可能だ。

スポーツ時の運動計測機能も充実しており、170を超える種類の運動に対応している。10ATM等級の高い防水規格に対応しているため、深度45mのフリーダイビングにも利用できる。Google FitやApple Healthなど、サードパーティのフィットネスアプリと連携してデータを同期することも可能。

豊富なアウトドアデータを記録可能

オフライン環境でも使えるマップデータを無料でダウンロード可能。ベースマップ、スキーマップ、コンターマップの3種類から好みのマップを保存できるため、運動時のルート案内から、アウトドアアクティビティの際の位置確認まで、幅広い場面で活用する。

マップデータを無料でダウンロード可能

そして、OpenAIのGPT-4o技術を搭載した「Zepp Flow」を内蔵しており、音声でスマートウォッチを自在に操作可能。Androidデバイスと連携すれば、LINEやSMSの返信入力を音声で行うこともできる。

AI機能説明画像

そして500mAhのバッテリーを内蔵しており、通常利用であれば約27日間、省電力モードであれば約40日間もの連続使用が可能。充電速度も素早く、2時間未満で満充電を完了できるなど、利便性に優れたスマートウォッチとなっている。

バッテリー仕様説明画像

製品本体および付属品

▼外箱の様子

外箱の様子

箱を開けた様子

▼内容物をすべて取り出した様子。

内容物一覧

内容物一覧は以下の通り。

【内容物一覧】

  • スマートウォッチ本体
  • ユーザーマニュアル
  • 専用充電ベース
  • 専用ドライバー
  • バンド換装用アダプタ×2

▼バンド換装用のアダプタ、および専用ドライバーが付属しており、バンド換装を手軽に行える。

バンド換装用アダプタ

専用ドライバー

▼ウォッチの充電に用いる専用充電ベースが付属。

専用充電ベース

▼Type-Cポートを備える。ケーブルはパッケージに付属しないので、自前で用意する必要がある。

専用充電ベースのType-Cポート

▼スマートウォッチ本体の外観。 48.5×48.5×13.75の筐体に、1.5インチの大きなタッチスクリーンが搭載されている。

Amazfit T-Rex 3の外観

▼タッチスクリーンにはゴリラガラスが採用されており、頑丈で汚れづらい。

Amazfit T-Rex 3のディスプレイ

▼真横から見た様子

Amazfit T-Rex 3左側面

Amazfit T-Rex 3右側面

両側面には計4つの物理ボタンが用意されている。

▼後ろから見た様子。ストラップは液体シリコン素材を採用しており、抗菌性で肌に優しい。仕様はクラシックピンバックルとなっている。

Amazfit T-Rex 3背面

▼ストラップを展開した様子。

ストラップを展開した様子

ストラップ長は145mm ~ 210mm、幅は22mm。

ストラップ上部

ストラップ下部

▼裏面の手首にあたる部分には、装着者の生体情報を読み取る端子と、充電ポートが用意。

ウォッチ背面の端子

Amazfit T-Rex 2との比較

前モデル(Amazfit T-Rex 2)と『Amazfit T-Rex 3』を比較してみた、

▼Amazfit T-Rex 2(左)と Amazfit T-Rex 3(右)を並べた様子。

Amazfit T-Rex 3(右)とAmazfit T-Rex 2(左)を並べた様子

Amazfit T-Rex 3(右)とAmazfit T-Rex 2(左)を並べた様子-斜め手前視点

比較項目 Amazfit T-Rex 2 Amazfit T-Rex 3
スクリーン 1.39インチ 1.5インチ
ピーク輝度 最大1,000ni 最大2,000ni
画面コーティング 強化ガラス ゴリラガラス
ストラップ素材 シリコン リキッドシリコン
(抗菌性で肌に優しい)
マイク 非搭載 搭載
防水性能 10ATM
(水泳のみ対応)
10ATM
(45mのフリーダイビングに対応)
センサー BioTracker 2 PPG 生体センサー
加速度センサー
ジャイロセンサー
地磁気センサー
気圧センサー
環境光センサー
新世代PPG生体センサー
皮膚温度センサー
加速度センサー
ジャイロセンサー
地磁気センサー
気圧センサー
環境光センサー
温度センサー
バッテリー寿命 標準的な使用:最大 24 日間
省電力モード:最大 45 日間
ハードな使用:最大 10 日間
標準的な使用: 最大27日間
省電力モード: 最大40日間
ハードな使用: 最大13日間
時計モード: 最大81日間
Zepp Flow 非対応 対応
ローカルミュージック 非対応 対応
運動の種類 150種類以上 170種類以上
グローブモード
(厚さ2mm未満の手袋でタッチ可能)
非対応 対応
オフラインマップ 非対応 ベースマップ
スキーマップ
コンターマップ
ナイトディスプレイ 非対応 対応

上表の通り、各項目ごとに見ても『Amazfit T-Rex 3』のスペックの方が圧倒的に優れていることが分かる。最新モデルということもあり、対応している機能の数が大きく上回っている。

筐体デザインについて見てみると、Amazfit T-Rex 3の方が画面が大きくなっており、表示内容が見やすい。ストラップの質感も、リキッドシリコンを採用したAmazfit T-Rex 3の方が手触りが心地よく、運動時に汗をかいた場合でもベタつきが軽減されている。

Amazfit T-Rex 2から約2年を経て、機能性・デザイン性ともに進化を果たしていることが確認できた。

快適な着け心地&高級感のあるデザイン

『Amazfit T-Rex 3』の装着感は実に快適であり、液体シリコン素材のストラップが手首へ柔軟にフィットする。

▼強めに締め付けた場合でも、皮膚との擦れなどはほとんど生じなかった。

Amazfit T-Rex 3を装着した様子-正面

Amazfit T-Rex 3を装着した様子-手前視点

▼余裕のあるストラップ長で、どのような太さの手首にも柔軟にフィットする。

Amazfit T-Rex 3を装着した様子-側面

Amazfit T-Rex 3を装着した様子-裏側

普段から自然な気分で装着し続けることが可能となっている。

また、ステンレススチールベゼル、ポリマーミドルフレームで構成されたウォッチボディは鈍い光沢を放っており、頼りがいのある頑丈さを感じさせるとともに、高級感もある。

▼存在感があり、所有する満足感を与えてくれる。

高級感のあるウォッチデザイン

また、10ATMの防水規格で設計されているため、装着した状態で手洗いを行ったり、シャワーを浴びても故障することはない。

ウォッチにシャワーを当てている様子

ストラップにシャワーを当てている様子

公式アプリのインストールでスマホと同期

本製品の利用を開始する際は、スマートウォッチと連携したいスマホやタブレット端末へ、事前に公式アプリをインストールしておこう

▼公式アプリ(iOS・Android対応)

Zepp

Zepp
開発元:Zepp Inc.
無料
posted withアプリーチ

側面の物理ボタンを長押しするとスマートウォッチが起動し、ペアリングスタンバイ状態となる。

▼アプリでQRコードを読み取り、ペアリング開始。

ペアリング用のQRコード

あとはアプリ画面上の手順に従って接続を完了させよう。

ペアリングが完了すると、端末アプリ上でスマートウォッチの状態を確認したり、データの分析や機能のカスタマイズなどを行うことが可能となる。

▼iOSデバイスの場合、ペアリング時にはヘルスケアとのデータ同期設定を行うことができる。

ヘルスケアとの連携画面

▼アプリのメイン画面。

アプリのメイン画面

▼アプリ上には、ウォッチの機能に関わる非常に豊富な設定項目が用意。自身の使い勝手が良くなるよう、柔軟な調節が可能だ。

デバイス設定項目一覧

Zepp OS搭載で非常に豊富な機能を利用可能

Amazfit T-Rex 3を使用している様子

本製品には、一般的なスマートウォッチ以上に豊富な機能が用意されている。

ホーム画面から上下左右にスワイプしたり、計4つの物理ボタンを押すことで、各アプリや機能を利用できる

ディスプレイ上に表示するウィジェットは、連携済みの公式アプリ上で自由にカスタマイズ可能だ。

プリインストールアプリ一覧2

プリインストールアプリ一覧3

プリインストールアプリ一覧1

プリインストールアプリ一覧4

プリインストールアプリ一覧5

プリインストールアプリ一覧6

ヘルスケア機能全般からアラーム、メッセージ&着信通知、天気予報、そのほか便利機能など、一般的なスマートウォッチで利用できるほとんどの機能が用意されている。

天気予報機能

▼現在地のリアルタイムの天気、週間天候情報を確認できる。

天気予報確認

週間天気確認

音楽操作機能も搭載。連携中のスマホの音楽に対し、再生/停止、音量調整、曲送り/戻しといった操作を行うことができる。

▼スピーカーは非搭載のため、スタンドアローンでの音楽再生には対応していない。

音楽操作機能

会員カード機能

また、「会員カード」という機能が用意されており、登録済みのQRコードをウォッチ上へ瞬時に表示させることが出来る。

▼アプリ上で、会員証などのQRコード、もしくはバーコードを登録。

コストコの会員カード-表面

コストコの会員カード-裏面

会員カード登録画面

そしてスマートウォッチと同期することで、ウォッチ上で会員証のQRコードやバーコードを表示させることができる。

会員カード選択画面

会員カード表示画面

この機能をうまく活用することで、電子名刺交換や、一部のQRコード決済などをスムーズに行えるようになるだろう。

カレンダーとの同期が可能

カレンダーへのアクセス可否選択画面

アプリからカレンダーへのアクセスを許可することで、スマホのシステムスケジュールがZeppアプリと同期され、予定をウォッチ上で確認できるようになる。

スケジュールをウォッチ上で確認

GPT-4o技術を搭載した「Zepp Flow」を内蔵

Zepp Flow

本製品はOpenAIのGPT-4o技術を搭載した「Zepp Flow」を内蔵しており、音声でスマートウォッチを自在に操作することが可能となっている。

利用方法は簡単。ウォッチより「Zepp Flow」を起動すると音声聴き取りが開始されるので、利用したい機能を声で伝えよう。

Zepp Flowの音声聴き取り画面

話し終えると、内蔵AIが自動で内容を発言内容を識別し、最適な機能を案内してくれる

▼求めるものと完全に合致する機能がある場合は、いきなりその機能を起動してくれる。

Zepp Flowの回答画面

2024年の最新モデルらしい、最先端機能が盛り込まれている。

いちいち画面をタッチ操作せずとも、声で目的の機能を起動できるため、両手が塞がっている場面などにおいても役立つ機能だ。

Zeppのアプリストアから機能を自由に追加可能

本製品はZepp OSを搭載しているため、アプリ上のストアから様々な機能を自由に追加することが出来る。

▼公式アプリストアから、豊富な機能を自由に追加可能。

公式アプリストア画面

ユニークな機能も用意されており、新しいものがどんどん更新されている。今後も新機能が続々と更新されることが予想され、デフォルトで多機能なだけでなく、拡張性にも優れたスマートウォッチとなっている。

バリエーション豊かなウォッチフェイステーマ

アプリからテーマをインストールすることで、ウォッチフェイスのデザインを自由に変更することが可能だ。

▼有料/無料を含め、公式が配布するテーマを自由にインストールできる。

ウォッチフェイス選択画面

クール系からビジネス系、デザイナーズ系まで幅広いバリエーションが用意されており、常に新しいテーマが更新されている。

▼デザイン性を重視するか、見やすさを重視するか、好みのテーマを適用しよう。

デジタル系のウォッチフェイス

アナログ系のウォッチフェイス

▼ちなみに筆者は、表示情報量の多いコチラのウォッチフェイスを使用している。

表示情報量の多いウォッチフェイス

常時表示に対応

『Amazfit T-Rex 3』はディスプレイの常時表示に対応しており、設定から切り替えが可能だ。

常時表示切り替え画面

▼常時表示画面

常時表示画面

常時表示画面のテーマは複数種類から選択可能。いずれも最低限の情報のみを表示する簡易的なデザインとなっている。

常時表示をオンにすることでバッテリー消耗スピードは上がるが、時刻情報を常に表示しておけるため、必要に応じてオン・オフを切り替えると良いだろう。

グローブ装着時も操作可能

本製品にはグローブモードが用意されており、オンにすることで、手袋を装着した状態でもディスプレイを操作できるようになる。

グローブモードの起動画面

また、左側面に操作用の物理ボタンを備えており、画面をたっちせずとも、項目を選択したり拡大/縮小の操作を行うことができる。

左側面の物理操作ボタン

登山やハイキングなど、アウトドアアクティビティの最中でもスムーズなウォッチ操作が可能だ。

高度な健康管理が可能

本製品では、アプリと組み合わせることで高度な健康管理を行うことができる。

運動(ワークアウト)計測

本製品は170種類以上の運動(ワークアウト)の記録・計測に対応している。

スポーツ計測項目一覧1

▼思いつく限りの多彩なアクティビティ計測に対応。

スポーツ計測項目一覧2

10ATM等級の防水規格を備えているため、ウォーターアクティビティ計測にも活用できる。

スポーツ計測項目一覧3

運動終了後は、ワークアウトデータを保存し、スマートウォッチ上やアプリ上でいつでも過去の記録を閲覧できる。

運動計測データ確認画面

なお、本製品はピンポイントのデュアルバンドGPSを使用して 、6つの衛星システムに対応している。これにより、位置情報を正確かつ高速に取得でき、ワークアウト時のルートトラッキングおよび運動強度の計測精度が非常に高い

▼ワークアウトルートの保存が可能。

ルートトラッキングデータ

このように、自身がどの程度の運動を行ったかを詳細に確認できるようになっている。

記録として積み上げていくことで、今後のモチベーション維持にもつながるだろう。

ルートデータの共有が可能

記録したルートデータはエクスポート(出力)して、他の人と共有できる。

ルートデータの出力

他の人から共有してもらったルートトラッキングデータを基に、ナビゲーション機能を利用して同じルートを辿って運動することも可能だ。

ナビゲーション機能

運動ルートを共有しあって、互いにタイムを競う楽しみ方も良いだろう。

Zepp Coach ™でランニングプランを作成

『Amazfit T-Rex 3』は「Zepp Coach ™」に対応しており、 AI の力を利用して、ユーザーの目標に合わせた個別のランニングプランを提供する。

公式アプリからZeppコーチを起動し、自身に最適なランニングプランを作成してみた。

Zeppコーチ起動画面

▼目的に応じて、2種類のトレーニングプランから選択可能。

Zeppコーチのプラン選択画面

▼AIが様々な質問をしてくるので、順に答えていく。

回答が完了すると、AIが最終的なランニングプランを作成してくれる。

Zepp Coach計画生成画面

このように、AIの指示に従って回答していくことで、自身の身体状態と目標に最適なランニングプランを自動生成してもらうことが可能だ。

▼プラン作成後、ウォッチ上の「Zeppコーチ」アプリよりワークアウトを開始できる。

Zeppコーチアプリ

むやみに運動するよりも、プランに従って規則正しい運動を行うことで、最短で目標を達成できるだろう。

健康モニタリング機能

本製品には健康モニタリング機能が備わっており、ストレス・睡眠・心拍数・血中酸素飽和濃度などの数値を24時間監視(トラッキング)し、データとして可視化・保存しておくことが出来る。

▼危険値を検出するとアラート(警告)を発する機能も搭載。

ヘルスモニター機能一覧1

ヘルスモニター機能一覧2

▼自身の健康パラメータを簡単に計測できる。

心拍数測定機能

血中酸素濃度測定機能

ストレス測定機能

また、ワンタッチで全ての健康指標を測定できる機能も用意されている。

ワンタッチで全ての健康指標を測定できる機能

ワンタッチ測定結果一覧

日々の健康状態が可視化されることで、体調管理を意識することができ、生活習慣を正すことで健康促進にもつながる。

上記で紹介した以外にも、ストレス管理機能や、女性の方向けに生理周期の記録機能なども用意されている。

本製品を使いこなすことで、日々の健康習慣を改善・向上させることが出来るだろう。

外部アカウントとの連携も可能

Zeppアプリはヘルスケアやadidas Running、Stravaといったサードアプリアカウントとの連携に対応しており、今までに記録してきた健康データ、運動データを共有できる。

外部アプリとの連携

複数アカウント間で健康管理データを共有したい場合に便利な機能だ。

「Zepp Aura」機能が用意

Zepp Aura起動画面

アプリから、「Zepp Aura」機能を利用できる。

「Zepp Aura」とは、音の健康効果とAI技術を組み合わせ、リアルタイムで個人に合わせた音風景を提供し、ユーザーが睡眠、休息、集中し、最終的にはより良いホリスティックな健康を実現するのを支援するサービスだ。

▼AIを駆使して個人に合わせた音楽を作成し、素早く眠りに就くのをサポートし、睡眠品質の改善を図る。

Zepp Aura管理画面

なお、Zepp Auraを利用するためには有料サブスクリプションへの登録が必要となる。

▼新規ユーザー限定で、最大14日間の無料特典が用意。

Zepp Aura料金表

日々のストレスを軽減したい方、睡眠の質を改善したい方は利用を検討してみても良いだろう。

オフラインマップのダウンロードが可能

本製品はアプリ経由でオフラインマップをダウンロードし、ウォッチ上で表示することができる。

▼ダウンロードしたい地域をマップ上で枠内に収め、マップ種類をベースマップ・スキーマップ・コンターマップの3種類から選択し、ダウンロード。

オフラインマップのダウンロード画面

オフラインマップの種類

  • ベースマップ:ランニングやウォーキングなどで使用する、道路や基本的な地形が表示されたマップ
  • スキーマップ:世界10,000箇所以上のゲレンデに対応し、スキー場のコースを表示するマップ
  • コンターマップ:登山やトレイルランニングなどで使用する、等高線が表示されたマップ

▼ウォッチにマップをダウンロード

ウォッチでオフラインマップのダウンロード

ウォッチにマップデータを保存することで、オフライン環境でもマップを呼び出して表示できるようになる。

ウォッチ上でオフラインマップを表示

▼マップの縮小/拡大も自由自在。

マップを縮小表示している様子

マップを事前にダウンロードしておくことで、スキーや登山、トレイルランニングなどのアクティビティを最大限楽しむのに役立つだろう。

通知連動機能がとても便利

スマートウォッチを利用している中で、個人的に最も重宝している機能が "スマホ通知連動" である。

通知とリマインダー設定画面

これはスマホ上に通知された着信、メッセージ受信、その他SNSアプリ等のプッシュ通知を、スマートウォッチ上でも確認できる機能だ。

SNS通知

この機能を利用すると、音声着信はもちろん、メッセージ受信時に内容を確認することも可能となる。LINEやSkype、E-mailなど、メッセージアプリで届いたテキストの内容をディスプレイで確認することもできる。

LINE通知

▼大きな高解像度ディスプレイのおかげで、小さな文字まで明瞭に描画されて見やすい。

Eメール通知内容

各種通知をスマートウォッチ上で確認できるため、スマホを出さずとも内容を把握できるので便利だ。

▼アプリごとに通知のON/OFFを切り替えられる点もGOOD。

アプリごとの通知切替画面

実際に利用してみると、実に便利で重宝する機能だ。

なお、本製品はマイクを内蔵するがスピーカーは非搭載のため、ウォッチ越しに通話を行うことはできない

▼音声着信は切ることしかできないので注意。

着信通知

非常に長持ちするバッテリー

付属の専用充電ベースを利用することで、ウォッチを充電できる。

▼ウォッチ裏面へ、磁力でカチッと吸着する。

ウォッチと充電ベース

ウォッチ背面に充電ベースを装着した様子

充電スピードは非常に素早く、残量がゼロに近い状態からでも、2時間足らずで満充電を完了できる。

▼あっという間に充電完了。

充電中のウォッチ

そしてバッテリー持続力が非常に優れており、一般的なウォッチ利用であれば、充電なしで3~4週間程度は連続使用することが可能だ。

実際に筆者が、満充電状態から毎日就寝時以外は常に装着し続けてみたところ、ちょうど3週間経ったいまでも残量が26%残っている(常時表示機能はオフ)。

いちいち充電する手間を省ける点は、非常に嬉しい。アウトドア利用にもうってつけのウォッチだと言える。

『Amazfit T-Rex 3』のまとめ

Amazfit T-Rex 3のアイコン画像

今回紹介した『Amazfit T-Rex 3』について、特徴をまとめると以下の通りだ。

良かった点

  • 快適な装着感
  • 高級感のある筐体デザイン
  • 頑丈で頼りがいのあるボディ
  • 大きくて操作しやすいディスプレイ
  • Zepp OS搭載で非常に充実した機能を利用可能
  • GPT-4o技術を搭載した「Zepp Flow」を内蔵
  • グローブ装着時もスムーズな操作が可能
  • オフラインマップのダウンロードが可能
  • 優れたトラッキング精度
  • ワークアウトマップデータの共有が可能
  • 24時間の健康モニタリング機能
  • 非常に長持ちするバッテリー

悪かった点

  • 決済機能に非対応
  • スピーカー非搭載(通話機能に非対応)

以上の通り、性能・機能充実度・デザイン・耐久性のいずれの点も優れた高性能スマートウォッチとなっている。

筐体はただ頑丈なだけでなく、装着時の快適さと高級感も併せ持っており、満足度の高い所有感を味わうことができる。

前モデル(Amazfit T-Rex 2)を上回る非常に豊富な機能を搭載。血中酸素測定や睡眠モニタリング機能をはじめとした多くの健康管理ツールが用意されており、普段から自然と健康を意識出来るようになるだろう。何よりZepp OS搭載で、続々と配信される新機能を追加できるため、拡張性にも優れている。

アプリ経由でオフラインマップをダウンロードしてウォッチに保存することで、オフライン環境でもマップを呼び出して表示できるようになる。スキーや登山、トレイルランニングなどのアクティビティを最大限楽しむのに役立つだろう。

新機能として、GPT-4o技術を搭載した「Zepp Flow」を内蔵しており、音声でスマートウォッチを自在に操作することが可能となっている。両手が塞がっている場面などにおいても役立つ機能だ。

バッテリーの持ちも良好で、よほどヘビーに利用しない場合は、3週間以上も充電なしで利用し続けることが可能であった。

そして何より、10ATMの防水規格とMIL-STD-810G規格の優れた耐久性を備えているため、どのような過酷な環境にも装着して行くことができ、まさにユーザーのお供として頼りになる存在と言える。

全体的にクオリティが高く、買って後悔しないハイエンドモデルだと感じられた。

決済機能や通話に非対応な点はやや残念だが、それらの点にこだわりが無いのであれば、本製品は間違いなくスマートウォッチを探している方々の選択肢として最適な一品だ。

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