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PC・モニター ガジェットレビュー

『Blackview MP200』レビュー | 3画面同時出力に対応する高性能ミニPC

2023-06-08

レイ(管理人)

最新ガジェット大好きなWEBデザイナー。理系大学院修了。国内外の企業と提携し、年間200以上のガジェットをレビューしています。日々の暮らしを豊かで楽しいものにする電子機器や家電などを、分かりやすく丁寧に紹介します。

新型コロナウイルスの影響により、自宅で仕事や授業を行う人々が増えてきた。

大型PCはスペースの邪魔になり、コストも高いため、中々購入に踏み出せない方もいるのではないだろうか。また一方で、小型PCは高価な割に性能がイマイチであり、実用性に欠けると考える方も多いだろう。

そこで今回は、リーズナブルな価格・省スペース性・実用的な性能の3点を満たしたオススメのミニPC『Blackview MP200』について紹介したいと思う。

3画面同時出力に対応する高性能ミニPC

今回紹介する『Blackview MP200』は、183.2mm×150mm×75.5mmというコンパクトな筐体サイズにもかかわらず、Intel Core i5-11400H搭載、3画面同時出力に対応する高性能ミニデスクトップPCだ。

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  • 開始日:2023年6月20日(火)00:01 ※日本時間
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Blackview-ミニPC intel PC Windows 11 Pro,I5-11400H世代,最大4.5GHz,16GB,ddr4,512GB,WiFi 6,4k,dh,pc
Blackview
ブランド Blackview
型名 MP200
OS Windows 11 Pro (64bit)
CPU Intel Core i5-11400H
RAM 16GB DDR4, 3200Mhz(最大128GBの拡張可能)
ストレージ 512GB ‎M.2 SSD(最大2TBまで2.5インチHDD増設可能)
対応通信規格 Dual-Band Wi-Fi 2.4G+5G
Bluetooth 5.2
有線LAN
グラフィック ‎Intel UHD Graphics
インターフェース USB 3.2 Gen2 ×4
USB Type-Cポート(15W)×1
3.5mmオーディオジャック ×1
電源ボタン ×1
HDMI 2.0 ×1
ディスプレイポート(DP)×1
LANポート ×1
CMOSボタン ×1
5.5mm DC電源ポート ×1
本体サイズ ‎‎183.2mm×150mm×75.5mm
本体重量 約690g

183.2mm×150mm×75.5mm、約690gというコンパクトかつ軽量な筐体サイズとなっており、付属の金具を利用してモニター裏などへ取り付けたり、カバンに入れて外出先へ持ち運ぶ用途にも対応可能だ。

CPUにはIntel Core i5-11400Hを採用。RAMを16GB搭載するなど充実したスペック構成となっており、リモートワークやテレワーク仕事はもちろん、YouTubeやネットフリックス等のメディア視聴用途にも適している。なお、RAMは最大128GBの拡張が可能となっている。

ストレージは512GB ‎M.2 SSDを搭載。シンプルな内部構造は拡張性にも優れており、最大2TBまで2.5インチHDDを増設可能だ。

コンパクトな筐体には前後に充実したインターフェースを搭載しており、一般的なデスクトップPCに引けを取らない実用性を発揮する。

【インターフェース構成】

  • USB 3.2 Gen2 ×4
  • USB Type-Cポート(15W)×1
  • 3.5mmオーディオジャック ×1
  • 電源ボタン ×1
  • HDMI 2.0 ×1
  • ディスプレイポート(DP)×1
  • LANポート ×1
  • CMOSボタン ×1
  • 5.5mm DC電源ポート ×1

高速伝送に対応するUSB 3.2 Gen2ポートを4つも備えているほか、HDMIポート、Type-Cポート、ディスプレイポート(DP)の3つを利用することで、3画面同時出力が可能となっている。

有線LANポートを備えるほか、デュアルバンドWi-Fi(2.4G+5G), Bluetooth 5.2の通信規格にも対応。

このように、手のひらに載るほどコンパクトな筐体サイズに対して、通常のタワー型デスクトップPCにも勝るとも劣らない、実用的なミニデスクトップPCとなっている。

製品本体および付属品

▼外箱の様子

▼内容物一覧をすべて取り出した様子

内容物一覧は以下の通り。

【内容物一覧】

  • PC本体
  • スタンド
  • 電源アダプタ
  • 電源ケーブル
  • モニター裏取り付け金具&ビス一式
  • ユーザーマニュアル
  • HDMIケーブル

▼電源アダプタのサイズは大きめ。

▼付属のネジと金具を利用することで、モニター裏などへの取り付けが可能だ。

▼PC本体の外観。黒を基調としたシンプルかつスタイリッシュなデザイン。

▼‎‎183.2mm×150mm×75.5mm、約690gの軽量かつコンパクトな筐体。片手でラクラク掴めるサイズ感。

▼付属のスタンドを用いることで、安定した設置が可能となる。

続いて本体インターフェースについて紹介していく。

▼正面の様子。

▼画像上から電源ボタン、3.5mオーディオジャック、USB 3.2 Gen2ポート×2、USB Type-Cポート(15W)が用意。

▼背面の様子。

▼画像上からUSB 3.2 Gen2ポート×2、ディスプレイポート(DP)、HDMI 2.0ポート、LANポート、DC電源ポートが用意。

このように、一般的なデスクトップPCに負けず劣らずの充実したインターフェース構成となっている。

HDMIポート、Type-Cポート、ディスプレイポートを利用した3画面同時出力が可能だ。

また、USB 3.2 Gen2ポートが4つも用意されており、高速伝送に対応している点も嬉しい。

一般的なサイズのデスクトップと遜色ない利便性を実現していると言える。

RAM、HDDの拡張が可能

ドライバーで底部のネジを緩めることで、フタを取り外せる。

▼512GB SSDが内蔵。

▼16GB RAMが搭載されている。

▼SATAコネクタが用意されており、最大2TBまでの2.5インチHDDを増設できる。

▼RAMは最大128GBまでの増設が可能なポートが用意されている。

拡張性に優れている点も、本製品のメリットの1つだ。

一般的な作業は問題なくこなせる性能

本製品をいくつかの用途で実際に使用して、パフォーマンスを確認してみた。

▼サイズがコンパクトなため、デスク上に設置しても邪魔にならない。

▼実際に接続した様子。マウスやキーボードなどはBluetooth機器を用いることで、デスク周りをスッキリ収めることができるだろう。

今回のレビュー時にはウルトラワイドモニター(3440×1440:UWQHD解像度)に接続して利用した。

HDR出力にも対応している。

▼デフォルトの状態で475GB分が使用可能領域となっている。

▼デバイスの仕様表

▼CrystalDiskMarkのベンチマークテスト結果。

まずは実際にいくつかのウェブサイトを閲覧し、動作を確認した。

画像の多いサイトから、Javascriptを多用した処理の重いサイトまで閲覧してみたが、いずれの場合においても、快適に閲覧することが可能であった。

▼ウルトラワイドモニターでスムーズなウェブブラウジングが可能。ページ読み込みからスクロールまでいたって快適だ。

▼高解像度出力で、細かな文字まで明瞭に描画される。

また、YouTubeやネットフリックスといったサイトにおいて動画を視聴してみた。

動画サイトにおいても、カクつくことなくスムーズに再生された。

▼高画質設定(4K)でもスムーズに動作を再生できる。

また、エクセルやワードなど、Officeソフトを用いた作業を行ってみた。

作業用ソフトの動作も問題なく快適に行うことができており、スムーズな表計算・文字入力等が可能であった。

▼同時に複数ウィンドウを開いた状態での作業も問題なし。

以上の通り、デスクトップPCとしての一般的な用途(ウェブサイト閲覧・動画視聴・作業用ソフト使用)は概ね快適にこなせるだけの性能だと確認できた。

リモートワークやオンライン授業用にPC購入を検討している方にも、十分に満足度の高いパフォーマンスを提供するだろう。

ゲーミング性能について確認

続いて、ゲーミング性能についても確認してみた。

今回は試しに『ファイナルファンタジー14』のベンチマークテストを実施した。

テスト条件

  • 1920×1080解像度
  • 標準品質(デスクトップPC)
  • ウィンドウモード
  • DirectX 11

上記の条件でベンチマークテストを行った結果、スコア2393点、評価は "設定変更を推奨" であった。

デスクトップ用の最低設定まで落としてテストを実施したが、プレイには適さないという結果が得られた。

さすがにオンボードグラフィック処理では、FF14クラスのPCゲームを快適に遊ぶことは難しい。

軽めのブラウザゲーム程度であれば問題なく遊べるだろうが、本製品はあくまで仕事・作業用デバイスとして活用すると良いだろう。

廃熱性は優れているが、ファンの音はやや大きめ

本製品の排熱機構は優れており、長時間の連続使用時にも筐体自体はほとんど熱を持たなかった。

▼数時間連続使用しても、全然熱くならない。

▼底部に近い場所を触ると、やや温かさを感じる程度。

優れた廃熱機構を実現できていると言えます。長時間連続使用したい場合にも安心できる。

一方で、低負荷動作時の動作音はいたって静かだが、ちょっとでも負荷が大きくなると内部ファンの回転数が上がり、結構大きなフォーンという音が筐体から聞こえてくるようになった。

そこまで大きな音ではないものの、間近のデスク上に設置している場合、作業の集中力をやや削ぐかもしれない。この点は改善の余地があると感じた。

『Blackview MP200』のまとめ

今回紹介した『Blackview MP200』について、特長をまとめると以下の通りだ。

良かった点

  • コンパクトで軽量な筐体サイズ
  • 充実したインターフェース構成
  • 一般的な作業はスムーズにこなせる性能
  • 拡張性に優れている
  • 優れた放熱性能
  • USB 3.2 Gen2ポート搭載
  • 3画面同時出力に対応

悪かった点

  • 電源アダプタのサイズが大きい
  • 高負荷時のファンの回転音が大きい

以上の通り、手のひらサイズのコンパクトな筐体に対して、実用的な性能を発揮する小型デスクトップPCとなっている。

ウェブサイト閲覧や動画視聴はもちろん、作業用ソフトを用いた仕事にも問題なく活用することが可能だ。

筐体前後のインターフェースも充実しており、多くのデバイスを同時接続できるため実用的な構成であると言える。USB 3.2 Gen2ポートを4つも搭載している点は嬉しい。

拡張性にも優れており、HDD増設、RAM増設等を行うことで、より快適なPC利用が可能となるだろう。

一方でゲーミングは向いていないため、ゲーミングも楽しみたい方は注意した方が良い。

コンパクトなサイズで実用的な性能を擁するミニPCを求めている方には、ぜひオススメしたい一品だ

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  • 通常価格:69,800円(税込)
  • 限定クーポン割引額:10,000OFF(商品ページ配布クーポン)
  • 割引クーポンコード(8%OFF):7BOJMN7W
  • 割引後価格:54,216円(税込)
  • 合計割引率:約23%
  • 開始日:2023年6月20日(火)00:01 ※日本時間
  • 終了日:2023年7月2日(日)23:59 ※日本時間
Blackview-ミニPC intel PC Windows 11 Pro,I5-11400H世代,最大4.5GHz,16GB,ddr4,512GB,WiFi 6,4k,dh,pc
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