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『BOTSLAB ドライブレコーダー G980H』レビュー、4K高解像度で夜間でもクリアに撮影できる高性能モデル

レイ(管理人)

最新ガジェット大好きなWEBデザイナー。理系大学院修了。国内外の企業と提携し、年間200以上のガジェットをレビューしています。日々の暮らしを豊かで楽しいものにする電子機器や家電などを、分かりやすく丁寧に紹介します。

スマート家電専門ブランドのBOTSLABは、170度広角視野をサポートする、高性能4Kドライブレコーダー『BOTSLAB G980H』を販売している。

フロント・リアの両方を映すカメラが付属しており、最高170度の広い視野を、最大4Kの高解像度で録画可能。SONY IMX 415センサーとSTARVISを採用することで、暗い場所でもナンバープレートや周囲の状況を鮮明に映し出すことができるドラレコだ。

Wi-Fi機能を搭載しており、専用アプリを利用することでスマートフォンと連携し、家族や友人と撮影した映像を共有することも可能。

今回、提携先より本製品を提供していただいたので、実際に使用した感想を基にレビューしていきたいと思う。

BOTSLAB ドライブレコーダー G980Hのアイコン画像

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  • 通常価格:29,999円(税込)
  • 最終価格:25,999円(税込)
メーカー・ブランド BOTSLAB
モデル名 G980H
ディスプレイ 2.45インチ
視野角 フロント:170度
リア:150度
解像度 フロント:4K
リア:FHD
内蔵センサー SONY IMX 415センサー
センサー技術 STARVIS
画素数 800万画素
ストレージ 64GB Micro SDカード付属
通信規格 2.4G / 5Ghz WiFi、GPS
動作温度帯 -20℃〜70℃
安全運転機能 ・前方車両移動開始
・歩行者衝突警報
・ヘッドウェイモニタリング警告
・車線逸脱警告
・緊急録画機能
・運転手疲労警報
対応アプリ Botslab
取り付け方法 粘着式

今回紹介する『BOTSLAB G980H』は、粘着取り付け式のドライブレコーダーだ。パッケージにはフロント・リア用のカメラが付属している。

最高4K解像度、および最高170度の広視野角をサポートしており、鮮明な動画撮影が可能だ。「SONY IMX 415センサー」と「STARVIS」を内蔵しており、暗い場所でもナンバープレートや道路を明瞭に映し出すことが可能だ。

解像度と視野角の仕様

「SONY IMX 415センサー」と「STARVIS」を内蔵

フロントカメラは170度、リアカメラは150度の視野角に対応しており、最大6車線もの範囲をカバー。いずれのカメラも、付属する粘着剤でフロントガラス&リアガラスへ簡単に取り付けることが可能だ。

簡単な取り付け方法

1.5T AI NPUチップを搭載し、何千回もの運転シナリオのシミュレーション実験に基づき、歩行者衝突、前車移動、車線逸脱などの機能を、最大95%の精度で提供する。ADAS(先進運転支援システム)のおかげで、ドライバーに安心と安全を提供する。自分自身で感度を調整することも可能だ。

安全運転機能の説明画像

Gセンサーを採用することで、事故発生時に映像を緊急自動保存する。内蔵GPSとGoogleマップを活用して、走行ルートを簡単に記録できる。また、ドラコレは24時間駐車監視機能も備えている

※24時間駐車監視機能は降圧ケーブルが必要。

内蔵GPS機能の説明画像

前後の両カメラはWDR機能を搭載しており、明暗差が大きなトンネルの出入り口などにおいて、白飛びや黒つぶれを軽減する。低照度下で前方・後方ともに車両、歩行者などを明るく鮮明に記録できる。

WDR機能の説明画像

車両のエンジン始動時に録画を開始し、フロントカメラに搭載された2.45インチのIPS液晶で撮影映像をリアルタイムに表​​示する。それに、2.4G / 5Ghz WiFiでスマホに録画をダウンロードし、撮影データを他人と簡単に共有できる。

Wi-Fi機能

全国のLED信号機に対応しており、撮影時の信号機の点灯色をハッキリと録画できる。

▼東日本・西日本の異なる周波数でも問題なく録画可能。

全国のLED信号機に対応

製品本体および付属品

▼外箱の様子

外箱の様子

箱を開けた様子

箱の中身

▼内容物をすべて取り出した様子

内容物をすべて取り出した様子

内容物一覧は以下の通り。

【内容物一覧】

  • メインユニット
  • USB電源コード
  • 静電フィルム×2
  • ユーザーマニュアル
  • 取り付けバール
  • カーチャージャー
  • リアカメラ
  • TFカード(64GB)

▼ユーザーマニュアルは日本語にも対応。

ユーザーマニュアルは日本語にも対応

▼ドライブレコーダーに給電するためのカーチャージャーが付属。

カーチャージャー

カーチャージャーのUSBポート

▼録画データを保存するための64GB TFカード。

TFカード

▼フロントカメラをフロントガラスへ貼り付けるための静電フィルムは予備が用意されている。

静電フィルム

フロントカメラ

▼フロントカメラの外観。

フロントカメラの外観-正面

▼フロントカメラ本体は非常にコンパクトかつ軽量。

フロントカメラを手に持った様子

▼フロントカメラは4K解像度・170度の広視野角に対応。

フロントカメラのレンズ部分

▼フロントカメラ背面の様子。

フロントカメラの外観-背面

2.45インチディスプレイを搭載。撮影中の映像をリアルタイムで確認できる。

フロントカメラのディスプレイ

▼側面の様子。本体部分にはカードスロットが用意。

フロントカメラ側面の様子

▼側面には給電用ポートリアカメラ接続用ポートが用意。

フロントカメラのポート

▼上部の様子。

フロントカメラの外観-真上視点

▼下部の様子。

フロントカメラの外観-下部

▼下部には録音ボタン電源/設定ボタンアルバムボタンが用意。

操作ボタン類

▼フロントガラスに取り付ける部分には、最初から静電フィルムが貼られている。

フロントカメラの取り付け部分

▼フロントガラスに取り付ける部分は、0~70度ほどの可動域を備えている。

フロントカメラの取り付け部分-一番倒した状態

フロントカメラの取り付け部分-一番広げた状態

このように、コンパクトな筐体に必要な機能がすべて詰め込まれたデザインとなっている。

リアカメラ

▼リアカメラの外観。

リアカメラの外観-全体像

▼リアカメラはFHD解像度・150度の広視野角に対応。

リアカメラの外観

▼リアガラスに取り付ける部分は、-45~90度ほどの可動域を備えている。

リアカメラの貼り付け部分-展開

リアカメラの貼り付け部分-格納

セットアップ手順

ドライブレコーダーのセットアップ手順について紹介していく。

※レビュー者の撮影地情報の特定を避けるため、今回のレビューは夜間に実施した。
※特定につながる可能性のある被写体に対してはモザイク処理を行っている。

まず、フロントカメラの静電フィルムをはがし、フロントガラスに貼り付ける。

フロントカメラの静電フィルムをはがした様子

フロントカメラの静電フィルムをはがし、フロントガラスに貼り付けた様子

フロントカメラを取り付けた様子

静電フィルムの粘着力はかなり強力で、ちょっとやそっとの衝撃で取れてしまうことはない。

▼ちなみに、撮影が必要ない場合には、フロントガラスに接着している土台から、フロントカメラを簡単に取り外せるようになっている。

フロントカメラを取り外す様子

続いて、リアカメラをフロントカメラに接続する。

リアカメラを手に持つ様子

リアカメラをフロントカメラに接続した様子

そしてリアカメラの静電フィルムを剥がし、リアガラスに貼り付ける。

静電フィルムを剥がしたリアカメラ

リアカメラを設置した様子

リアカメラのケーブルは非常に長いため、全長の長い車種の場合でも、ケーブルはフロントカメラに問題なく届く。ただ、そのまま接続すると車内にケーブルが垂れ下がって不細工になってしまうので、可能であれば専門の業者に取り付けを依頼すると良いだろう。

そして最後に、車のシガーソケットにカーチャージャーを接続し、USBケーブルでフロントカメラと繋ぐ。

カーチャージャーを手に持つ様子

カーチャージャーをシガーソケットに挿入した様子

カーチャージャーをフロントカメラに接続した様子

以上でドライブレコーダーの設置手順は完了だ。

あとは、車のエンジンを入れることで、フロントカメラ、リアカメラに給電が開始される。

▼給電時はカーチャージャーが点灯する。

給電時はカーチャージャーが点灯する

▼起動時、フロントカメラにTFカードを挿入していないと、警告表示が出る。

TFカードを挿入していない表示

▼TFカードを挿入すると、フォーマットが開始される。

TFカードのフォーマット画面

そして初回起動時には、平行線と水平線、垂直線を調整する必要がある。

平行線の調整

以上のセットアップが完了すると、映像のリアルタイム録画が開始される。

録画中のフロントカメラ

▼フロントカメラのディスプレイで、リアカメラの映像を確認することも可能だ。

リアカメラの映像確認

複数のオプション機能が用意

フロントカメラの時刻表示

フロントカメラ下部のボタンを押すと、メニュー画面を呼び出せる。

▼各機能がアイコンで分けられている。

メニュー画面1

メニュー画面2

システム設定

システム設定画面では、スピーカー音量や画面表示など、カメラの基本機能に関して細かく調節することが可能だ。

システム設定画面1

システム設定画面2

システム設定画面3

システム設定画面4

▼インターフェース言語は日本語をはじめ、多彩な言語をサポート。使用者の国籍を問わない。

システム設定画面5

ビデオ設定

ビデオ設定では、映像の解像度や録画時間、録音の有無、画面表示などを細かく設定することが可能だ。

ビデオ設定画面1

ビデオ設定画面2

ビデオ設定画面3

▼解像度およびリフレッシュレートは、4K(3840×2160・25FPS)、FHD(1920×1080・60FPS)の2項目から選択可能。画質よりも滑らかさを重視したいのであれば、後者を選択すると良いだろう。

解像度選択画面

駐車監視機能

本製品には駐車監視機能が用意されており、駐車中の車の前後の様子を録画しておくことができる。

駐車監視機能

※24時間駐車監視機能は降圧ケーブルが必要だ。

24時間駐車監視機能は降圧ケーブルが必要

高音保護の指示

高温保護の指示機能では、夏場などに車内が高温になった場合に、警告を発するようにできる。

高温保護の指示機能

安全機能が充実

本製品には充実した安全運転機能が備わっている。

運転支援機能1

運転支援機能2

多くは最近の車両であればデフォルトで備わっている機能だが、旧型車に本製品を装着すれば、最新車種なみの安全運転機能を備えた状態で運転を楽しめるようになるだろう。

スマホアプリとのペアリング

本製品は、公式アプリとペアリングすることで、スマホ上で録画映像を確認したり、ドライブレコーダーの各種設定を遠隔で操作することが可能となる。

▼公式アプリ(iOS・Android対応)

Botslab

Botslab
開発元:BOTSLAB INC.
無料
posted withアプリーチ

アプリとのペアリング手順は非常に簡単だ。

まず、ドライブレコーダー側で「電話をつなぐ」⇒「Bluetoothペアリング」を選択。

ペアリング設定画面

するとアプリ上にドライブレコーダー「G980H」が表示されるので、選択してペアリングを完了しよう。

認識機器

これだけでペアリング手順は完了だ。

▼アプリトップ画面。ドライブレコーダー本体に用意されている機能のほとんどを、スマホから遠隔で操作できる。

アプリトップ画面

▼アプリ上から詳細な設定が可能。フロントカメラを直接操作するよりもスムーズで簡単だ。

アプリ上の設定画面

▼アプリ上で、現在映されているリアルタイムのフロント・リア映像を確認できる。

アプリ上でフロントカメラの映像を確認する様子

アプリ上でリアカメラの映像を確認する様子

▼スクリーンショットを撮影したり、走行映像の録画も可能。

スクリーンショットを撮影した瞬間

撮影したスクリーンショット

録画データは、アプリ上の「ビデオ再生」から一覧で確認できる。

ビデオ再生画面

夜間でも高画質・広視野角の映像を録画可能

実際に夜間の街並みを走行して、録画性能を試してみた。

※動画にて曇った部分が映ることがあるが、車体ガラスの汚れや曇りである。

まず、カメラが自動録画した映像について確認してみる。

▼フロントカメラの録画映像①

▼フロントカメラの録画映像②

▼リアカメラの録画映像

以上の動画を観ても分かる通り、夜間の暗い時間帯でも、フロントカメラ・リアカメラのいずれでも、非常に鮮明な画質で録画できていることがわかる。

本製品は全国のLED信号機に対応しており、撮影時の信号機の点灯色をハッキリと録画できる。実際の録画画面でも信号の点灯色はハッキリと映されているので、仮に事故に巻き込まれた場合でも証拠データとして十分に機能するだろう。

視野角も広く、片側3車線(計6車線)の道路を走行した場合でも、走行車線から対向車線にいたるまで、逃さずにキャプチャーできていた。

そして録音性能も優れており、走行音や車内の音までクリアに収録できている。事故などの不運に巻き込まれた場合でも、車内の様子を明確に説明できる資料として役立ってくれる。

▼街路灯の少ない、薄暗い裏路地の様子も、非常に鮮明に撮影できている。

薄暗い裏路地の様子を撮影した様子

アプリ経由でも録画可能

上述したように、本製品はアプリ経由でも録画を行うことができる。

アプリ上で録画している様子

▼アプリ経由で録画した映像(フロント)①

▼アプリ経由で録画した映像(フロント)②

▼アプリ経由で録画した映像(リア)

※アプリ経由で録画した動画サイズを、HD解像度まで引き延ばしているため画質が荒く感じるかもしれないが、実際にデバイス上で視聴すると、カメラが自動録画した映像の場合と同等のクオリティで映像を視聴できる。

動画を観ても分かる通り、アプリ経由で録画した場合、画面上に走行軌跡、速度、高度などの情報を表示できる。

なおモザイクで隠してあるが、現在地の座標(経度・緯度)情報も画面下部に表示される。

特に速度情報が表示されている点は便利だ。事故などに巻き込まれた場合、自身が速度違反を犯していない証拠として提出できるだろう。

走行ルートを記録可能

内蔵GPSを利用することで、走行したルートを記録し、アプリ上でいつでも自由に閲覧できる。

▼運転距離、時間、平均速度などの情報も確認可能。

運転ルート確認画面

『BOTSLAB ドライブレコーダー G980H』のまとめ

BOTSLAB ドライブレコーダー G980Hのアイコン画像

今回紹介した『BOTSLAB ドライブレコーダー G980H』について、特徴をまとめると以下の通りだ。

良かった点

  • 設置が簡単
  • 非常に吸着力の強い静電フィルム
  • 夜間でも鮮明に撮影可能
  • 広視野角対応
  • 安全運転機能も充実
  • 64GBのTFカードが付属
  • アプリ連携で、スマホ上からほとんどの機能を遠隔で利用可能
  • 高品質マイクによる、鮮明な録音が可能
  • 速度情報・現在地(座標)などの情報を録画画面上に表示可能

悪かった点

  • フロントカメラ⇔リアカメラ間の配線を隠すには、専門的な処理が必要

以上の通り、4K高解像度で夜間でもクリアに撮影できる高性能モデルとなっている。

フロントカメラ・リアカメラへの設置は非常に簡単。付属する静電フィルムの吸着力は非常に強力で、一度ガラスに取り付ければ簡単な衝撃で取れてしまうことはまずないだろう。ただし、フロントカメラ⇔リアカメラ間の配線を隠すには、専門的な処理が必要だと思われる。

アプリと連携することで、ほとんどの操作をスマホ上から遠隔で行うことができる。録画データの確認や移行も容易なため、証拠データとして提出が必要な場合でも安心だ。

そしてカメラ性能は非常に優れており、夜間の暗い時間帯でも、フロントカメラ・リアカメラのいずれでも、非常に鮮明な画質で録画できていた

本製品は全国のLED信号機に対応しており、撮影時の信号機の点灯色をハッキリと録画できる。実際の録画画面でも信号の点灯色はハッキリと映されているので、仮に事故に巻き込まれた場合でも証拠データとして十分に機能するだろう。

視野角も広く、片側3車線(計6車線)の道路を走行した場合でも、走行車線から対向車線にいたるまで、逃さずにキャプチャーできていた。

そして録音性能も優れており、走行音や車内の音までクリアに収録できている。事故などの不運に巻き込まれた場合でも、車内の様子を明確に説明できる資料として役立ってくれるだろう。

ほかにも行者衝突、前車移動、車線逸脱などの機能が備わっており、ADAS(先進運転支援システム)のおかげで安心して運転できる。多くは最近の車両であればデフォルトで備わっている機能だが、旧型車に本製品を装着すれば、最新車種なみの安全運転機能を備えた状態で運転を楽しめるようになるだろう。

安心・安全の運転を実現したい方にとって、まさに必需品とも言えるドラレコだ。

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