『BUFFALO マイク内蔵120万画素ウェブカメラ』レビューです。
新型コロナにより必需品となったウェブカメラですが、今回は入手できる最安価級と思われる『BUFFALO マイク内蔵120万画素ウェブカメラ』(品番:BSWHD06M)についてのレビューです。
ビデオ会議などで日常的に利用できる画質・性能なのか?気になる方も多いのではないかと思います。早速チェックしてみましょう。
BUFFALO ウェブカメラについて
BUFFALOウェブカメラ 『BSWHD06MBK』ですが、価格は2,660円以下で購入できるとにかく安価な製品です、amazonで販売価格を確認すると驚きの1,300円(2020年11月現在)でした。
本体のカラーは『ブラック』『グレー』『ホワイト』の3色展開となっており、ウェブカメラを試してみようと考える方の入門機といった位置づけでカジュアルに利用できる商品となっています。
特長
メーカーのホームページから確認できる主な特徴は以下の通りです。
複数人でのチャットに便利 マイク内蔵タイプ
カメラ本体の内蔵マイクで、音を広く拾うので、複数人のチャットやライブ動画撮影に適しています。
また、ヘッドセット不要なのでケーブルを気にせず楽な姿勢でビデオチャットを楽しめます
好みのピント調節が可能 マニュアルフォーカス
マニュアルフォーカスだから、レンズ部のリングで簡単にお好みの位置にピントを固定できます。
USBコネクターをパソコンにつなぐだけ!『瞬間接続』WEBカメラ
ご利用のパソコンにビデオチャットソフトがすでにインストールされていれば、パソコンにUSBコネクターを接続するだけで、ドライバーが自動インストール(UVC対応)されます。
手間のかかるインストール作業が必要ないため、購入してすぐに使えます。
カメラの設置が自由自在!3Wayスタンド
3wayスタンドだからノートパソコン・液晶ディスプレイ・机の平面など様々な設置方法が可能です。
BUFFALOのホームページなどでこのウェブカメラについて調査したところ、この商品の発売年は2013年でかなり長く以前から売られていた商品である事がわかりました。
ウェブカメラに必須なカメラとマイクはもちろん内蔵はされていますが、さすがに7年以上も前に開発された製品なので過度な期待は持たない方が良さそうです。
基本仕様
動作環境
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温度5℃~40℃、湿度20%~80%(結露なきこと)
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ケーブル長
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1.5m
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映像素子
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CMOSセンサー
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有効画素数
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120万画素
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最大解像度
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1280×960ピクセル
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最大フレームレート
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MAX30fps
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フォーカス
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マニュアル
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焦点距離
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20cm~∞
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外形寸法(幅×高さ×奥行)
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60×24×19mm(スタンド部除く)
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質量
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約50g
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保証期間
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6か月間
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製品構成
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本体(ケーブル長1.5m)、取扱説明書、多言語(簡易)取扱説明書
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基本仕様の通りで、解像度は1280×960とQVGAクラス、フレームレートも30fpsという事から、やはり一世代前の製品といえる性能です。なぜか保証期間も6ヶ月のみというところが気になる点です。
パッケージ内容
外箱は写真の通り、本体が見える吊るしが可能なパッケージになっていて、裏面にスペックや特徴などが記載されています。
内容物はウェブカメラ本体にユーザーマニュアルが2種で、マニュアルは小さいサイズが日本語版で詳細な説明が記載されていて、大きいタイプは多国語で簡易な使用方法が記載されていました。
カメラ本体の細部を確認
今回入手したウェブカメラ(BSWHD06M)は本体カラーは黒、質感はおおよそ想定はしていたが・・・ かなりチープだ。本体の材質は樹脂製で手に持つととにかく軽く、本当にカメラなの?って不安になる。笑 例えるならプラスチック製のクリップのような感じだろうか。
カメラ部はおおよそ上下に約90°程度可動可能で、スタンド部も180°超の調整幅がありで一般的なモニターであれば設置は問題なさそうではある。残念ながらカメラ部は左右の首振りはできない構造だ。
気になったのは本体重量が軽すぎるのでケーブルに触れるだけで設置したカメラがずれたりする、持ち歩くには良いが据え置き設置にはあまり向かないと感じた。
カメラ部はフォーカスを調整するためにレンズが指で回転できるようになっている、実際に指で回してみてもクリック感を感じないので気持ち良い感じはしない・・・ とにかく、本体の質感を評価するとすれば値段相応といった感じだが、本体の軽さはメリットでもあり、スタンドやカメラの可動域は実用上は問題ないレベルではある。
実際に使用してみた
PCとの接続
Windows10・Mac、どちらも接続すればすぐに認識してくれるので利用が可能になった。ドライバーのインストールなど面倒な作業が不要なのは良い点で、箱から出してUSBを接続すればすぐに利用開始できる。
MacBookに設置してみたが、カメラ部はモニターから10mm程度飛び出してマウントされるのだが、これはなんとも不格好で、背面側も結構な出っ張りになってしまう。。。
ノートPCの場合は液晶部が薄いのでこのような設置スタイルになるが、そもそもノートPCには通常カメラが内蔵されているので関係ないかもしれない。
映像・マイクのクオリティ
映像は昔のガラケーに内蔵されていたカメラのような映像になる(苦笑) それとマニュアルフォーカスなので撮影対象の距離決めたらレンズをくりくり回してフォーカス調整が必要だ。
動画撮影時はモヤモヤとノイズが入り、色合いもなんとも言えないノイジーな感じ、全体的に暗いし、画角はかなり狭い、とにかく映像品質を真面目に評価してもあまり意味がないだろう。とはいえ、2,000円程度のおもちゃと考えれば悲観するほど悪くはない。
マイク性能
eMeet C980 Proは本体に4個のマイクが内蔵されていて、 「エコーキャンセルリング」「 雑音制御」などもおこなうとの事で、実際にテストで通話をおこないましたが、確かに通話相手にはクリアーな音声が届いているようでした。小声や距離を取るなどいろいろと試しましたが自宅利用時の性能としては申し分ない性能です。
製品名の通りプロ仕様との事ですから、ビジネス利用に耐える性能と言えます。
スピーカー性能
本体カメラ部の右側にスピーカーを内蔵している、もちろんモノラルマイクだ。実際に映像撮影をして確認したが、それほど性能は悪くなく収音はしっかりできている。ビデオ通話などで会話レベルであれば問題なく利用できる性能だろう。
総合評価
『BUFFALO マイク内蔵120万画素ウェブカメラ』BSWHD06M に関する総合評だが、家族とのビデオ通話レベルで、画質や音質をそれほど気にしないのであれば過不足なく利用できる製品だろう。ビジネスなどでビデオ会議となると、さすがに使用するのは躊躇するレベルだ。
良い点は、とにかく安価で本体が軽く、ビデオ通話などは最低限の品質で利用が可能という事。できるだけ安価に入手したくて、ビデオの映りを気にしないという事であれば、購入しても良いのではないかと思う。
とはいえ、予算を数千円アップすれば高品質な製品がたくさんある、できればワンランクアップをお勧めしたい。
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