新型コロナウイルスの影響により、最近ではリモートワークやオンライン授業用にパソコンを新たに購入する人々が増えている。
中でも、性能が高くてデザインも良い『Macbook』が大きな人気を誇っている。
▼仕事からプライベートまで、幅広い用途に活用できるMacbook。
▼高い性能の一方で、実装されているポート数が少ないといった欠点も。
『Macbook』は性能こそ高いものの、デフォルトで用意されているポート数が少ないため、外部機器との接続数に限りがあるという問題がある。
また、LANポートやSDカードスロットを搭載していない点に関しても、不便に感じているユーザーは多いだろう。
そこで今回オススメするのが、Macbook Pro, MacBook Airの2つのUSB Type-Cポートを、7つもの多彩なポートに拡張することのできる『CHOETECH 7-in-2 USBハブ』だ。
ブランド | CHOETECH |
メーカー | CHOETECH |
本体サイズ | 11.48 x 1.2 x 3 cm; 46 g |
商品モデル番号 | M24 |
インターフェース | ・USB C ポート ×1 ・1000Mbps LANポート ×1 ・4K HDMIポート ×1 ・USB3.0ポート ×2 ・Micro SD( TF)カードリーダー ×1 ・SDカードリーダー ×1 |
USB-C PD出力 | 最高100W |
LANポート通信速度 | 最高1000Mbps |
『CHOETECH 7-in-2 USBハブ』は、その名の通り2つのUSB Type-Cポートを、計7つのポートに拡張できるUSBハブだ。
USB3.0ポートやType-Cポートはもちろんのこと、HDMIポートやLANポート、SDカードスロットも搭載しており、Macbookの利便性を格段に向上させることが可能だ。
Type-Cポートを2つ使用するため、『Macbook Air』および『Macbook Pro』専用のハブとなっている。
▼ハブのType-Cポートは最高100Wの給電にも対応。
▼SDカードスロットは高速(104Mbps)のデータ転送に対応している。
▼HDMIポートは4K出力に対応しているほか、Type-Cポートと併用することで、デュアルモニター出力も可能となっている。
このように多彩なポートへ拡張することにより、Macbook Air/Proが格段に利用しやすくなる。
Macbookのポート数の少なさに不満のある方には、ぜひオススメしたいハブだ。
▼さらに多くのポートへ拡張したい方には、10-in-2タイプのハブも販売されている。
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製品本体および付属品
▼製品外箱の様子。
▼内容物をすべて取り出した様子。
内容物一覧
- ハブ本体
- 説明書
- アフターサービスカード
▼説明書は日本語にも対応している。
▼ハブ本体。アップルデバイスと親和性の高いデザインのCNCで削り出しされたアルミニウム筐体が採用されており、高級感がある。手触りも良い。
▼長さは約11センチ、重さは約46グラムほどと非常にコンパクト。持ち運びにも適している。
▼マウスとほぼ同じ大きさ。PC側面に接続しても邪魔にならない。
インターフェース一覧
▼側面にはMacbook Air/Proに接続するためのType-C端子が2つ用意。
▼反対側には各種ポートが揃っている。左から『USB Type-C』『HDMI』『USB3.0 ×2』が用意。
Type-Cポートはパススルー充電にも対応しており、ハブを使いながらデバイス本体に最大100Wの急速充電を行うことが出来る。
HDMIは4K出力に対応しており、Type-Cポートの映像出力と併用することで、デュアルスクリーンへの同時映像出力が可能となっている。
▼先端には『LANポート』が用意されており、イーサーネットケーブルを接続可能。
Macbookで有線による安定したオンライン接続を行いたい場合には実に便利だ。
▼そして反対側の先端には『Micro SD( TF)カードリーダー』と『SDカードリーダー』が用意されており、MicroSDカードとSDカードの挿入が可能。
このように、コンパクトな筐体に7つの多彩なポートが詰め込まれたデザインとなっている。
元々のType-Cポート2つよりも、遥かにPCの利便性を向上させることが可能だろう。
MacBook Airへの接続
実際に、筆者が所有している『MAcbook Air』への接続を試してみた。
▼本製品を使用するためには、Type-Cポートを2つ搭載しているモデルのMacBookが必要だ。
▼実際に接続した様子。
素早い応答性・反応速度
本製品にマウスやキーボード、ゲームパッドなど様々な周辺機器を接続し、応答性や反応速度を確認した。
結果として、PC本体に機器を直接接続した場合とほとんどわからない応答速度を得ることが可能であった。
途中で接続が途切れるといったこともなく、常時安定して周辺機器を利用することが出来た。
USBメモリーカードを接続した場合にも、高速のデータ転送を実現。ほとんどのPC周辺機器を、ストレスなくスムーズに使用することが出来るだろう。
有線インターネット接続は少々不安定
また、ハブのイーサーネットポートにLANケーブルを接続して、有線インターネット接続も試してみた。
結果として有線インターネット接続を実現できてはいたものの、稀に接続が途切れることがあり、やや不安定な印象を受けた。
この現象が製品仕様なのか不具合なのかは分からないが、気になる方にとってはややストレスに感じられるかもしれない。
接続不安定の頻度はそこまで高くないため、個人的にはそこまで気にはならなかったが、LANポートの増設目当てで購入する方は注意した方が良いかもしれない。
『CHOETECH 7-in-2 USBハブ』のまとめ
今回紹介した『CHOETECH 7-in-2 USBハブ』について、特長をまとめると以下の通りだ。
良かった点
- コンパクトかつ高級感のあるデザイン
- 7つもの多彩なポートに拡張可能
- デュアルモニター出力に対応
- 高速データ転送が可能
- 最大100Wのパススルー充電が可能なType-Cポートを搭載
- 安定したLAN接続を実現
悪かった点
- 3.5mmオーディオジャックも欲しかった
- LANケーブル接続時は少々不安定に
このように、Type-Cポートを7つもの多彩なポートに拡張することのできる、非常に便利なUSBハブである。
LANポートにはやや不安定な印象を受けたものの、それ以外のUSBポート・SDカードスロット等に関しては、何の問題も無く高速転送が可能であった。
HDMIポートのおかげで、外部ディスプレイへの高画質映像出力が可能になった点は嬉しい。多くのデータを扱う私のようなユーザーにとっては特に助かった機能だ。
そして筐体自体が非常にコンパクトで薄いため、PC側面に装着しても邪魔に感じることはなかった。
Macbookの元々のポート数に不満を感じていた方には、是非オススメしたいUSB拡張ハブだ。
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