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『COSORI LITE 2L ミニノンフライヤー』レビュー | 97%オイルカット、ヘルシーな食生活を手軽に実現

2023-07-12

レイ(管理人)

最新ガジェット大好きなWEBデザイナー。理系大学院修了。国内外の企業と提携し、年間200以上のガジェットをレビューしています。日々の暮らしを豊かで楽しいものにする電子機器や家電などを、分かりやすく丁寧に紹介します。

アメリカ発のスマート家電メーカーVeSync(ウィーシンク)は2023年6月、同社のキッチン家電ブランド「COSORI」から、ノンフライヤーの新モデル『COSORI LITE 2L ミニノンフライヤー』を発売した。

「食材の脂を利用して、表面を均一に加熱し、旨みを閉じ込めて調理できるのがメリット」の調理器具(ノンフライヤー)であり、内部で75〜205℃の熱風を循環させることで、簡単に多彩な調理を楽しむことが出来る。

今回は本製品を提携先より提供していただいたので、実際に使用した感想を基にレビューしていきたいと思う。

▼サイズの大きな『COSORI Lite3.8リットル SMARTノンフライヤー』のレビューはコチラ

『COSORI Lite3.8リットル SMARTノンフライヤー』レビュー | 誰でも簡単に本格調理を楽しめる便利器具

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97%オイルカット、ヘルシーな食生活を手軽に実現

今回紹介する『COSORI LITE 2L ミニノンフライヤー』は、誰でも簡単にヘルシーな本格調理を楽しめる便利器具だ。

メーカー・ブランド コソリ(COSORI)
機種 CAF-LI211-KJP(ホワイト)
CAF-LI211-WJP(ブラック)
ワット数(W) ‎900W
電圧(V) ‎100 ボルト(50/60hz)
最大温度設定 205度
最小温度設定 75度
時間範囲 1~60分
容量 2.0L(1~2人分)
お手入れ ‎通常洗い、食洗機
電源コード長 約100cm
本体サイズ 25.6 x 21.1 x 26.7 cm
本体重量 ‎約2.37 kg

ほとんど油を使わずに、大さじ1杯程度の量で揚げ物ができるほか、加熱する過程で出た余分な脂を最大97%カットしてヘルシーに調理できる。75度~205度の幅広い温度調節が可能。鶏肉なども内部までシッカリと火を通すことが出来る。

▼美味しさを損なうことなく、余計な脂を最大97%カット。

以前紹介した同ブランドの『COSORI Lite3.8リットル SMARTノンフライヤー』と比較して全体的にコンパクト化・軽量化しており、置き場所に困らず、持ち運びにも適したモデルとなっている。

▼外出先への持ち運び用途にも適している。

食材を入れる調理バスケット容量は2Lで、1~2人分の料理まで作ることが出来る。

"ノンフライヤー" という名が付いてはいるものの、揚げ物だけでなく、トーストやグラタン、茶わん蒸し、ピザなど、加熱を行う大抵の料理に対して活用できるようになっている。

▼ノンフライ、ロースト、ベイク、温めなおしの1台4役

公式アプリでは数十種類のオリジナルレシピが閲覧でき、今後の定期的なアップデートで順次追加され、最終的には150種類以上になる予定とのこと。レシピ通りに調理するだけなので、料理が得意でない方でも安心して利用できる。

片付けも非常に簡単であり、脂や汚れの付着しづらいステンレス鋼で作られているため、使用後は簡単に洗い流すことが可能だ。

▼食洗器にも対応。

そして従来のノンフライヤーと比べて電気代が約26.8%節約でき、節電・省エネ対策の面でも優れたモデルとなっている。

このように、誰でも手軽に本格的な加熱調理を行うことのできる便利な調理器具となっている。

製品本体および付属品

▼外箱の様子

▼内容物一覧をすべて取り出した様子

内容物一覧は以下の通り。

【内容物一覧】

  • ノンフライヤー本体
  • バスケット
  • クリスパープレート
  • 取扱説明書
  • クイックスタートガイド
  • レシピブック

▼説明書やスタートガイドは日本語に完全対応しているので安心だ。

▼付属のレシピブックには、ノンフライヤーを利用した料理が多数掲載されている。

▼ノンフライヤー本体の外観。シンプルで主張し過ぎないデザイン。今回のレビューではブラック色を提供していただいた。

▼筐体サイズは25.6 x 21.1 x 26.7 cmとコンパクトだ。

▼本体重量は約2.37 kgと軽く、片手でもラクラク持ち運べるほど。

▼上部にはタッチ操作ボタンやディスプレイが用意されている。

▼真横から見た様子。

▼後ろから見た様子。

上部には排熱口、下部には電源コードが用意されている。

コンパクトかつシンプルな見た目の筐体に、必要な機能・機構が集約されたデザインとなっている。

本体正面の取っ手を手前に引くと、バスケットが現れる。

バスケット内部は汚れの付着しづらいステンレス鋼で作られており、非常に軽く、耐久性にも優れている。

また、本製品にはクリスパープレートが付属している。

▼クリスパープレート

プレートをバスケット内部に入れて調理を行うことで、食品から出た油分を分離することが可能だ。

使用手順

ノンフライヤーの使用を開始する手順を紹介していく。

まずノンフライヤー本体背面から伸びる電源コードをコンセントに接続する。

▼電源コードの長さは約100cm。個人的には150cm~200cmほどは欲しかったところだ。

▼背面から熱い熱風が吹き出るほか、ノンフライヤー自体も発熱するため、周囲に若干のスペースをとって設置しよう。

そして上部の電源ボタンをタップすることで電源がONになり、使用可能状態となる。

▼電源がONになると、上部ディスプレイが点灯する。

これだけでノンフライヤーを使用する準備は完了する。

なお、公式の配布する無料アプリをインストールすることで、ノンフライヤーを使用した料理のレシピを参照することが可能だ。

▼公式アプリ『VeSync』(iOS・Android対応)

VeSync

VeSync
開発元:VeSync
無料
posted withアプリーチ

アプリ上から公式が提供する調理レシピを閲覧することが出来る。

▼肉・野菜料理、ペット用料理、スイーツなど、非常に豊富な種類のレシピが配布されている。

各レシピには、調理時間や最適温度、準備時間などの目安が記載されている。

▼必要な材料も、分量込みで分かりやすく記載されている。

▼材料を用意したら、あとは調理開始ボタンをタップして、画面&音声指示に従って調理を進めるだけで調理できる。

このように、筆者のような料理に関してまったくの素人でも、本格的な料理を楽しめるようになっている。

実際に料理を作ってみた

それでは、実際に食材を購入してノンフライヤーで調理した際の様子を紹介していく。

なお、ノンフライヤーを用いた調理の際には、オイルスプレーが重宝する。

調理例①:ベーコン

まず最初に、いたって普通のベーコンをバスケットに入れて調理してみた。

ベーコンを敷いたバスケットをノンフライヤー本体に格納し、上部からのタッチ操作パネルから "ノンフライ" を選び、開始ボタンをタップすることで自動的に最適な温度で調理が開始される。

▼調理中はディスプレイに温度と残り時間(分・秒)が表示される。

▼モード切替ボタンをタップすることで、加熱モードを切り替えることが可能だ。

▼加熱温度および時間も、プラス(+)マイナス(-)ボタンをタップすることで、温度に関しては1度単位で75度~205度、時間は1分単位で1分~60分のあいだで調節することが可能だ。

ノンフライヤーの作動音はいたって静かで、夜間でも安心して利用できるだろう。

▼実際の稼働中の様子

発熱に関して、調理中はノンフライヤーの側面が熱を持つので、むやみに触れない方が良い。

▼また、背面の排熱口からは熱い熱風が噴き出すので、ノンフライヤーの設置場所には注意が必要だ。

調理が完了すると、ノンフライヤーからピーッピーッという電子音が鳴る。

調理が完了したベーコンを取り出してみた。

まるで高級ホテルのブッフェで用意されるベーコンのように、非常にカリカリに仕上がっていた。フライパンで加熱した場合とはまるで別物の出来だ。

▼ベーコンを調理した後のバスケット内部。プレートにベーコンから抽出された脂がプレートに付着しているのが分かる。

このように余分な脂分が抽出されたベーコンは非常にカリカリに揚がっており、変な脂っこさは一切なく、とても美味しかった。

調理例②:塩鮭

2つ目に塩鮭を調理してみた。

鮭のように食材の内部までシッカリと加熱したい食材の場合、上部パネルから "ロースト" を選択すると良いだろう。

食材ごとに加熱時間や温度をどう設定するかは、付属のレシピブックや公式アプリを参考にすると良いだろう。

▼完成した焼き鮭がコチラ。

▼非常に綺麗にこんがり焼けている。

鮭のような食材でも熱をシッカリと通すことが出来ており、内部までホクホクに仕上がっていた。

▼皮までパリパリで非常に心地よい食感を楽しむことが出来る。

調理例③:じゃがいもスティック

3つ目にじゃがいもスティックを調理してみた。

▼フライドポテトのように仕上げたいと思う。

▼片栗粉をまぶして下ごしらえ。

▼そしてオイルスプレーを使って、全体的に軽く油を吹き付けておく。

あとはノンフライヤーに入れて、ノンフライモードで195度・15分ほど加熱させてみた。

▼完成した様子。

▼じゃがいもスティックの場合も良い色でカリカリに揚げることが出来た。

▼調理後は塩を軽くまぶして、ケチャップと共に食べてみた。

ジャガイモの中はホクホクやわらかく蒸されており、ジャガイモ本来の甘さも逃げることなく閉じ込められていた。

オイルスプレーで吹き付けた油のおかげで表面がカリカリに揚がっており、サブウェイなどで食べるフライドポテトに近い食感を再現することが出来た。

調理例④:鶏肉

そして最後に、加熱が重要な食材である鶏肉を調理した。

▼事前に下ごしらえした鶏肉を投入。

鶏肉のように厚みのある食材の場合、まず205度・10分で加熱した後、食材をひっくり返して再度205度・10分で加熱し、全体的にシッカリと焼き上げた。

▼調理中にバスケットを取り出すと、加熱は自動的に停止されるので安心だ。

▼出来上がった様子。

▼鶏肉の両面がシッカリと黄金色に焼きあがっている。

▼鶏肉を調理した後のバスケット内部。余分な脂分をかなり取り除くことが出来ていることが分かる。

鶏肉の場合、鶏肉自体に含まれる脂分により表面がカリカリに揚がっていた。

▼包丁を通すたびにサクッサクッと小気味の良い音がする。

▼内部までシッカリと熱せられている。

▼余分な脂分が取り除かれたことで、肉がギュッと締まってとても歯ごたえが良い。

以上の通り、料理に関してまったくの素人の私’でも、スーパーで買ってきた食材を投入してボタンをタップするだけで、レストランで提供される料理に匹敵するレベルに仕上げることが出来た。

現在は私の祖母(77歳)が、以前のモデルと併せてこのノンフライヤーを一緒に使用しているが、特に支障なく利用できている。

電子機器の扱いに不慣れな方でも利用できるお手軽さも、本製品の魅力であると言える。

後片付け(洗い)が簡単

本製品のもう1つの魅力として、後片付けが簡単な点が挙げられる。

ノンフライヤー自体には汚れがほとんど付着しないため、洗うのはバスケット&プレートだけで済む。

▼調理後のノンフライヤー内部。

ステンレス鋼で作られているバスケットは洗剤をつけて水で軽く洗い流すだけで、油汚れなどを簡単に取り除くことが出来る。

▼プレートも水で洗えば、油汚れなどは簡単に落ちる。

なお、食洗器にも対応している。

お手入れが非常に簡単なので、私のようにものぐさな単身者でも継続して使用することが出来るだろう。

『COSORI LITE 2L ミニノンフライヤー』のまとめ

今回紹介した『COSORI LITE 2L ミニノンフライヤー』について、特長をまとめると以下の通りだ。

良かった点

  • シンプルかつスタイリッシュな見た目
  • コンパクトかつ軽量な筐体サイズ
  • 誰でも簡単に扱える簡単設計
  • 豊富な種類のレシピが配布
  • どのような食材でもシッカリと熱を通してカリカリに仕上がる
  • 余分な脂分が取り除かれて食材が引き締まる
  • 揚げ物などの際に油を処理する手間が省ける
  • お手入れ(洗い)が簡単

悪かった点

  • 電源ケーブルが短め(100cm)
  • アプリとの連携機能が非搭載
  • 指紋やホコリなどの汚れが目立つ筐体外側素材

以上の通り、私のような料理初心者でも、市販の食材を、レストラン等で出されるようなクオリティに仕上げることのできる便利な調理器具であった。

扱い方がとにかく簡単で私の77歳の祖母でも日常利用できるくらい、シンプルな設計となっている。サイズ自体も前モデルと比べてコンパクトかつ軽量に収まっているため、場所に限りのあるキッチンへの設置や、アウトドアな場面への持ち運び用途などに適している。

手入れ(洗い)は簡単で食洗器にも対応しているため、めんどくさがりの方でも継続して使用できるだろう。

そして何より、どんな食材を放り込んでもカリカリ・パリパリに仕上げることが出来た。内部までシッカリと熱を通すことが出来るため、鶏肉料理などでも安心だ。揚げ物などの際に油を処理する手間が省ける点も嬉しい。

専用アプリや付属のレシピブックから、公式が提供しているバリエーション豊かなレシピを参照することも可能。

料理が得意ではないけど、美味しい本格的な料理を作ってみたい方には、ぜひオススメしたい一品だ。

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