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『COSORI Lite3.8リットル SMARTノンフライヤー』レビュー | 誰でも簡単に本格調理を楽しめる便利器具

2022-11-07

レイ(管理人)

最新ガジェット大好きなWEBデザイナー。理系大学院修了。国内外の企業と提携し、年間200以上のガジェットをレビューしています。日々の暮らしを豊かで楽しいものにする電子機器や家電などを、分かりやすく丁寧に紹介します。

アメリカ発のスマート家電メーカーVeSync(ウィーシンク)は2022年9月15日、同社のキッチン家電ブランド「COSORI」から、ノンフライヤーの新モデル『COSORI Lite3.8リットル SMARTノンフライヤー』を発売した。

「食材の脂を利用して、表面を均一に加熱し、旨みを閉じ込めて調理できるのがメリット」の調理器具(ノンフライヤー)であり、公式アプリと連携させ、内部で75〜230℃の熱風を循環させることで、自動的に多彩な調理を楽しむことが出来る。

今回は本製品を提携先より提供していただいたので、実際に使用した感想を基にレビューしていきたいと思う。

誰でも簡単に本格調理を楽しめる便利器具

今回紹介する『COSORI Lite3.8リットル SMARTノンフライヤー』は、誰でも簡単に本格調理を楽しめる便利器具だ。

メーカー・ブランド コソリ(COSORI)
機種 CAF-LI401S
ワット数(W) ‎1230 W
電圧(V) ‎100 ボルト
最大温度設定 230度
最小温度設定 75度
時間範囲 1~60分
容量 3.8 L(2~4人分)
専用アプリ VeSync
本体素材 ‎ステンレス鋼, ABS
本体サイズ 39.3D x 33.2W x 37.2H cm
本体重量 ‎4.42 キログラム

ほとんど油を使わずに、大さじ1杯程度の量で揚げ物ができるほか、加熱する過程で出た余分な脂を最大97%カットしてヘルシーに調理できる。75度~230度の幅広い温度調節が可能。鶏肉なども内部までシッカリと火を通すことが出来る。

▼美味しさを損なうことなく、余計な脂を最大97%カット。

食材を入れる調理バスケット容量は3.8Lと大きく、4人分の料理まで作ることが出来る。

"ノンフライヤー" という名が付いてはいるものの、揚げ物だけでなく、トーストやグラタン、茶わん蒸し、ピザなど、加熱を行う大抵の料理に対して活用できるようになっている。

▼ボタンをタップするだけで調理できる、便利なプリセットも用意。

公式が無料で配布する専用アプリをスマホやタブレット端末にインストールし、ノンフライヤーと連携させることで、遠隔操作や、各料理のレシピをインストールして自動調理させることも可能。発売時点で40種類以上のオリジナルレシピが閲覧でき、今後の定期的なアップデートで順次追加され、最終的には150種類以上になる予定とのこと。

▼料理が得意でない方でも安心して利用できる。

片付けも非常に簡単であり、脂や汚れの付着しづらいステンレス鋼で作られているため、使用後は簡単に洗い流すことが可能だ。

▼食洗器にも対応。

このように、誰でも手軽に本格的な加熱調理を行うことのできる便利な調理器具となっている。

製品本体および付属品

▼外箱の様子

▼内容物をすべて取り出した様子

内容物一覧は以下の通り。

【内容物一覧】

  • ノンフライヤー本体
  • バスケット
  • クリスパープレート
  • 取扱説明書
  • クイックスタートガイド

▼説明書やスタートガイドは日本語に完全対応しているので安心だ。

▼ノンフライヤー本体の外観。シンプルで主張し過ぎないデザイン。

▼筐体サイズは 39.3D x 33.2W x 37.2H cmと比較的コンパクトだ。

▼上から見た様子。タッチ操作ボタンやディスプレイが用意されている。

▼簡易的な調理プリセットとして、チキン、ポテト、ベーコン、ステーキ、野菜の5種類が用意。

▼背面の様子。上部には吸気口、中央には排熱口、下部には電源コードが用意されている。

▼底面の様子。ゴム製の滑り止めが施された四脚で安定した設置が可能。

コンパクトかつシンプルな見た目の筐体に、必要な機能・機構が集約されたデザインとなっている。

本体正面の取っ手を手前に引くと、バスケットが現れる。

▼内部の様子

▼バスケット内部は汚れの付着しづらいステンレス鋼で作られており、非常に軽く、耐久性にも優れている。

また、本製品にはクリスパープレートが付属している。

▼クリスパープレート

プレートをバスケット内部に入れて調理を行うことで、食品から出た脂を分離することが可能だ。

使用手順

ノンフライヤーの使用を開始する手順を紹介していく。

まずノンフライヤー本体背面から伸びる電源コードをコンセントに接続する。

▼背面から熱い熱風が吹き出るため、周囲に若干のスペースをとって設置しよう。

そして上部の電源ボタンをタップすることで電源がONになり、使用可能状態となる。

▼初めて使用を開始する前には、"予熱" を行って臭いをとっておこう。

これだけでもノンフライヤーを使用することは出来るが、機能をフル活用したい場合には、公式の配布する無料アプリを、スマホやタブレット端末等にインストールしておこう。

▼公式アプリ『VeSync』(iOS・Android対応)

VeSync

VeSync
開発元:VeSync
無料
posted withアプリーチ

▼アプリインストール後、対応機器一覧より『Cosori lite 3.8-Litre Smart Air Fryer』を選択。

電源がONになっているフライヤーと自動的に接続され、調理に関する各種通知をスマホ上で受けることが可能となる。

接続後、アプリ上から公式が提供する調理レシピを閲覧することが出来る。

▼肉・野菜料理、ペット用料理、スイーツなど、非常に豊富な種類のレシピが配布されている。

各レシピには、調理時間や最適温度、準備時間などの目安が記載されている。

▼必要な材料も、分量込みで分かりやすく記載されている。

▼材料を用意したら、あとは調理開始ボタンをタップして、画面&音声指示に従って調理を進めるだけで調理できる。

このように、筆者のような料理に関してまったくの素人でも、本格的な料理を楽しめるようになっている。

以下では、実際に食材を購入してノンフライヤーで調理した際の様子を紹介していく。

調理例①:ベーコン

まず最初に、いたって普通のベーコンをバスケットに入れて調理してみた。

ベーコンを敷いたバスケットをノンフライヤー本体に格納し、上部からのタッチ操作パネルから "ベーコン" を選び、開始ボタンをタップすることで自動的に最適な温度で調理が開始される。

▼調理中はディスプレイに温度と残り時間(分・秒)が表示される。

ノンフライヤーの作動音はいたって静かで、夜間でも安心して利用できるだろう。

発熱に関して、調理中はバスケット部分が熱を持つので、むやみに触れない方が良い。

▼背面の排熱口からは熱い熱風が噴き出すので、ノンフライヤーの設置場所には注意が必要だ。

調理が完了すると、ノンフライヤーからピーッピーッという電子音が鳴る。

もしくは、前述したアプリで連携している場合、スマホやタブレット端末に通知が表示される。

調理が完了したベーコンを取り出してみた。

まるで高級ホテルのブッフェで用意されるベーコンのように、非常にカリカリに仕上がっていた。フライパンで加熱した場合とはまるで別物の出来だ。

▼ベーコンを調理した後のバスケット内部。プレートにベーコンから抽出された脂が大量に付着しているのが分かる。

▼バスケット底部にも、ベーコンから抽出された余分な脂が溜まっている。

このように余分な脂分が抽出されたベーコンは非常にカリカリに揚がっており、変な脂っこさは一切なく、とても美味しかった。

調理例②:サーモン

2つ目にサーモンを調理してみた。

サーモンのように両面をシッカリと加熱したい食材の場合、上部パネルから "ステーキ" を選択すると良いだろう。

"ステーキ" のプリセットで調理した場合、加熱途中で食材を裏返すように指示がある。

▼調理中にバスケットを取り出すと、加熱は自動的に停止されるので安心して食材をひっくり返そう。

▼完成したサーモンがコチラ。

▼非常に綺麗にこんがり焼けている。

サーモンなどの食材でも熱をシッカリと通すことが出来ており、内部までホクホクに仕上がっていた。

▼皮までパリパリで非常に心地よい食感を楽しむことが出来る。

調理例③:冷凍ピザ

3つ目に冷凍ピザを加熱してみた。

▼冷凍された状態のピザを投入。

▼冷凍食材なので、高めの温度で加熱。

▼出来上がった様子。

冷凍ピザの場合も普通に電子レンジで調理するよりも、圧倒的にカリカリに仕上げることが出来ました!冷凍ピザを美味しく食べるには、間違いなく最適な調理方法だと思いました笑。

ただし、加熱のし過ぎに注意が必要だ。ノンフライヤー内部は予想以上に高熱になるため、加熱しすぎると簡単に焦げてしまう。

▼調理時間を長めに設定したせいで、失敗してしまった例。

初めて調理する食材の場合は、定期的にバスケットを取り出して加熱具合を確認すると良いだろう。

調理例④:鶏肉

そして最後に、加熱が重要な食材である鶏肉を調理した。

▼事前に下ごしらえした鶏肉を投入。

▼鶏肉の場合、"チキン" のプリセットを使用。

▼出来上がった様子。

▼鶏肉の両面がシッカリと黄金色に焼きあがっている。

▼鶏肉を調理した後のバスケット内部。余分な脂分をかなり取り除くことが出来ていることが分かる。

鶏肉の場合、鶏肉自体に含まれる脂分により表面がカリカリに揚がっていた。

▼包丁を通すたびにサクッサクッと小気味の良い音がする。

▼余分な脂分が取り除かれたことで、肉がギュッと締まってとても歯ごたえが良い。

以上の通り、料理に関してまったくの素人の私’でも、スーパーで買ってきた食材を投入してボタンをタップするだけで、レストランで提供される料理に匹敵するレベルに仕上げることが出来た。

現在は私の祖母(77歳)がこのノンフライヤーを使用しているが、特に支障なく利用できている。

電子機器の扱いに不慣れな方でも利用できるお手軽さも、本製品の魅力であると言える。

後片付け(洗い)が簡単

本製品のもう1つの魅力として、後片付けが簡単な点が挙げられる。

ノンフライヤー自体には汚れがほとんど付着しないため、洗うのはバスケット&プレートだけで済む。

▼調理後のノンフライヤー内部。

ステンレス鋼で作られているバスケットは洗剤をつけて水で軽く洗い流すだけで、油汚れなどを簡単に取り除くことが出来る。

なお、食洗器にも対応している。

お手入れが非常に簡単なので、私のようにものぐさな単身者でも継続して使用することが出来るだろう。

『COSORI Lite3.8リットル SMARTノンフライヤー』のまとめ

今回紹介した『COSORI Lite3.8リットル SMARTノンフライヤー』について、特徴をまとめると以下の通りだ。

良かった点

  • シンプルかつスタイリッシュな見た目
  • 誰でも簡単に扱える簡単設計
  • 豊富な種類のレシピが配布
  • どのような食材でもシッカリと熱を通してカリカリに仕上がる
  • 余分な脂分が取り除かれて食材が引き締まる
  • お手入れ(洗い)が簡単

悪かった点

  • 特に無し

以上の通り、私のような料理初心者でも、市販の食材を、レストラン等で出されるようなクオリティに仕上げることのできる便利な調理器具であった。

扱い方がとにかく簡単で私の77歳の祖母でも日常利用できるくらい、シンプルな設計となっている。

手入れ(洗い)も簡単で食洗器にも対応しているため、めんどくさがりの方でも継続して使用できるだろう。

そして何より、どんな食材を放り込んでもカリカリ・パリパリに仕上げることが出来た。内部までシッカリと熱を通すことが出来るため、鶏肉料理などでも安心だ。

専用アプリと連携させることで、公式が提供しているバリエーション豊かなレシピを参照することも可能。

料理が得意ではないけど、美味しい本格的な料理を作ってみたい方には、ぜひオススメしたい一品だ。

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