ポータブル冷蔵庫、ポータブル電源、ソーラーパネルなどを数多く手掛けるメーカーのBougeRVは、2025年3月12日(水)より、同ブランドの最新高性能電動カート『楽GoWagon』の正式販売を開始した。
公式サイトより購入可能であり、正式販売価格は税込99,800円となっています。
本製品は2024年12月16日よりMakuakeにてクラウドファンディングが行われていましたが、2025年2月5日に無事終了。今回、正式販売が開始される運びとなった。
高性能電動カートであり、アウトドアやキャンプに行く機会の多い方のために設計されている。わずか18kgの重量でありながら200kgの耐荷重を備え、折りたたみ可能で家庭や車内でも収納簡単。133Wh大容量バッテリーによる長距離走行と双方向電動アシスト機能に対応した製品となっている。
【限定割引クーポンコード】
- 商品ページ:https://bit.ly/4iEKXrb
- 割引クーポンコード:TIKGO
- 割引率:45%OFF
- 有効期限:2025年3月12日(水) ~ 6月12日(木)
メーカー | BougeRV |
製品名 | 楽GoWagon |
本体サイズ | 100×53×63cm |
荷台サイズ | 90×50×40cm |
最大積載重量 | 約200kg |
カート本体容量 | 通常時:180L 後部ドア展開時:250L |
本体重量 | 約17kg |
地上高 | 約20cm |
タイヤサイズ | 直径17.2cm、幅10cm |
登坂能力 | 15度(100kg荷重時は30度) |
モーター出力 | 250W×2 |
航続距離 | 15km(荷重100kg、速度が一段階) 20km(無負荷) |
速度 | 一速:3km/h 二速:4km/h 三速:5km/h |
バッテリー容量 | 133Wh・25.55V/5,200mAh |
作業電圧 | 25.55V |
充電時間 | 約2.5時間 |
作業温度 | -20度~50度 |
電池構成 | リチウムイオン |
入力 | USB-C:40W MAX |
出力 | USB-A:18W MAX USB-C:40W MAX |
制動方式 | 姿勢検知システム + 電子ブレーキ + 足踏み式ブレーキ |
製品材質 | 高強度炭素鋼+600Dオックス生地 |
▼公式紹介動画
『楽GoWagon』は、バッテリー駆動型の高性能電動カートだ。
『楽GoWagon』のリアタイヤにはデュアルブラシレスモーターが内蔵されており、30度の坂道でも平地のようにスムーズに進めるため、積んでいる荷物の重さが負担にならない。
双方向電動アシストと三角てこ式ハンドルで簡単操作可能。重い荷物もスムーズに運べるため、キャンプだけでなく、買い物などの日常シーンでも大活躍してくれる。
▼アウトドアから日常まで、幅広いシーンで活躍。
133Whの大容量バッテリーを内蔵しており、最大15kmの走行が可能。さらにバッテリーは取り外し可能で、スマホなどを充電するためのモバイルバッテリーとしても機能する。
▼取り外し可能なバッテリー
安全機能も充実。ハンドルには電子ブレーキ、前輪には足踏み式ブレーキを装備しており、緊急時や坂道での停止時にも安心。さらに姿勢検知システムにより、ハンドル角度を検知し、地面との角度が90度以上または10度未満になると、自動的に緊急ブレーキが作動する。
▼折りたたみ可能で家庭や車内でも収納簡単。
以上の通り、幅広いシーンで活躍する。高性能電動カートとなっている。
製品本体および付属品
▼外箱の様子
▼内容物をすべて取り出した様子
内容物一覧は以下の通り。
【内容物一覧】
- 楽GoWagon本体
- 多機能ハンドル
- バッテリー
- ユーザーマニュアル
- 充電アダプタ
- ドライバー&ネジ一式
- USB Type-Cケーブル
▼ユーザーマニュアルは日本語に完全対応。図付きの説明書きが分かりやすい。
▼ハンドル部分を本体に取り付けるためのドライバーが付属。自前で用意する必要がないのでラクだ。
▼PD65W対応の充電アダプタが付属。
▼楽GoWagonを駆動させるための、取り外し可能なバッテリーが付属。
バッテリーは133Wh(25.55V/5,200mAh)の容量を備えており、モバイルバッテリー代わりとしても機能する。
▼楽GoWagon本体。前輪と多機能ハンドルが外された状態で届く。
楽GoWagonの組み立て手順
楽GoWagonの組み立て自体は、いたって簡単だ。
まず、カート前部を上に引き上げて、展開する。
そして前輪×2を、カート下部の穴に挿し込む。
車輪を取り付けたら、カートを床に水平に置き、きちんと車輪が転がるかを確認しよう。
続いて、操作パネルを備えた多機能ハンドルを取り付ける。
▼多機能ハンドル。
多機能ハンドル内のコネクタと、カート側のコネクタの溝が合うように接続する。
▼カート側のコネクタの長さに冗長性がなく、力を加えるとすぐに奥に行ってしまうため、やや接続しづらい。ドライバーなどでコネクタを支えながら接続すると良いだろう。
コネクタ接続後、多機能ハンドルの操作パネルが車体側を向くように、付属のドライバーとネジを使用してカートに取り付ける。
そして最後に、付属のバッテリーをカート下部のポートに挿入する。
以上で、楽GoWagonの組み立て手順は完了だ。
コネクタの接続のしづらさを除けば組み立て自体は非常に簡単であり、女性やお年寄り一人でも問題なく完成できるだろう。
▼完成した楽GoWagon
▼展開した際の荷台サイズは90×50×40cmにもなり、容量は180L、最大200kgまでの大量の荷物を積み込むことができる。
▼前方にドリンクホルダーが用意されており、ペットボトルや水筒などを入れておくことが可能。
▼前輪には脚踏み式ブレーキが備わっており、緊急時や坂道での停止時にも安心。
▼直径約17cmの大きな車輪は、多少の段差でもスイスイと乗り越えてくれる。
後部ドアを開くことで、250Lの積載が可能
本製品の荷台容量は180Lとなっているが、後部ドアを開くことで、積載容量を250Lまで拡張できる。
まず、後部ドアとフレームを固定するマジックテープを剥がす。
▼続いて、バックオープンボタンを押しながら、後部フレームを下に倒す。
そして最後に、後部ドアをフレームの上に倒す。
これだけの手順で、積載容量を250Lまで増量することが可能だ。
▼後部ドアをオープンにした様子
より多くの荷物を積み込みたい場合には、非常に便利な造りとなっている。
直感的な操作で荷物をラクラク移動
充電済みのバッテリーを取り付けた状態で、ハンドルの電源ボタンを押すと電源がオンになり、ディスプレイが点灯する。
ディスプレイ上の表示は、それぞれバッテリー残量(%)と速度設定を表している。
「GEAR」ボタンを押すたびに、速度を計3段階(一速:3km/h、二速:4km/h、三速:5km/h)に切り替えることができる。
ハンドルには操作レバーが用意されており、前後に倒すことで、その方向に車輪が進行する。
操作レバーはハンドルの両側に付いており、動きは連動する。これにより、左右どちらの手でハンドルを掴んでも、親指でレバーを操作することが可能となっている。
そして、ハンドルの内側にはブレーキレバーが用意されており、握ることでブレーキが効き、カートが停止する。
このように洗練された設計により、初めて本製品を使用する場合でも、直感的かつ安全に利用することが可能だ。
▼カートを使用する様子
上動画では速度設定を「一速」に入れた状態で、カートを曳いている。
曳く際にはハンドルに進行方向を伝えるだけの最低限の力を入れているのみであり、車輪が電動駆動してカート全体が推進されることで、重さや抵抗感は一切感じられなかった。
▼荷台に大量の荷物を積み込んでも、曳く時に必要な力はまったく変わらない。
▼荷物を積み込んだカートを曳く様子
重量物を運ぶ場合のテストとして、身長約180cm、体重90kg超の筆者が荷物代わりとして荷台に乗り込み、80歳の祖母にカートを曳いてもらった。
▼80歳の祖母がカートを曳く様子
注意
本製品は荷物用ワゴンなので、人が乗っての移動には対応していません。今回のレビュー時には荷物代わりの重量物として筆者が乗り込みましたが、本来は危険な行為のため、絶対にお止めください。
なかなかシュールな絵面だが、上動画を観ても分かるように、80歳の祖母は90kgの荷物を積み込んだカートを曳く際に、ほとんど力を入れていないことが分かる。
250W×2のモーター出力によって強力な推進力を生み出し、使用者の負担をほぼゼロにしてくれる。重い荷物を運ぶ際の労力を圧倒的に軽減できている。
▼カートを曳くというよりも、勝手に付いてきてくれる感覚に近い。
このパワーは平面だけでなく斜面の場合も同様に発揮され、100kgまでの積載量であれば、最大30度の傾斜にも対応可能。
前述した通り直径約17cmの大きな車輪を搭載するおかげで、多少の段差や障害物をものともせず、悪路もスイスイと進むことが可能だ。
キャンプなどのアウトドアアクティビティだけでなく、引っ越しや重い家具・家電を購入した場合など、多彩な場面で役に立つ電動カートとなっている。
長時間持続するバッテリー
本製品のバッテリーは133Wh(25.55V/5,200mAh)の容量を備えており、無負荷状態で最大20km、荷重100kg・一速の状態で最大15kmの航続が可能となっている。
実際に、毎日往復1.5kmの重量物運搬に使用してみたが、連続1週間使用した現時点でもまだ25%のバッテリー残量を残している。
長時間持続するバッテリーのおかげで、電源供給方法の限られた山中などでも安心して利用できるだろう。
▼バッテリー残量が低下した場合は、付属の電源アダプタ&Type-Cケーブルを使って、約2.5時間でスピーディにフル充電可能。
▼側面のインジケーターで、充電中のバッテリー残量を把握できる。
モバイルバッテリー代わりとしても利用可能
そしてこのバッテリーは出力用のType-Aポート、Type-Cポートを備えており、モバイルバッテリー代わりとしても利用できる。
アウトドアの場面で、モバイル端末のバッテリー残量が低下した場合には重宝するだろう。
折りたたむことでコンパクトに収納可能
本製品は大容量180Lの荷台を搭載する一方で、折りたためば50×82×31cm(実測値)のコンパクトなサイズになり、自宅クローゼットに収納したり、車に積み込む際にも支障にならない。
折りたたみ方は非常に簡単。
展開状態のカートの下を持ち、上に引き上げることで荷台部分がスムーズに畳まれる。
なお、ハンドル部分は上下に伸縮可能であり、下げた状態で前方のハンドルフックに固定することで、よりコンパクトなサイズになる。
そして左右に用意された黄色のベルトでフレームを固定しておけば、衝撃で荷台部分が勝手に展開してしまうのを防ぐことができる。
▼一番コンパクトに折りたたんだ状態
逆に折りたたんだ状態 ⇒ 展開したい場合には、前後のフレームを掴んで少し力を入れれば、簡単に荷台を展開できる。
▼荷台を展開する様子
▼荷台を折りたたむ様子
このように、折りたたみ・展開のいずれも非常にスムーズな動作を実現しており、収納時や使用を開始する際にストレスを感じることは一切なかった。
そして、折りたたむことで50×82×31cm(実測値)のコンパクトサイズになり、自宅のクローゼットなどに簡単に収納できるほか、軽自動車の後部座席にも難なく積み込むことが可能だ。
▼軽自動車の後部座席に載せた様子
本体重量は約17kgとややズッシリ感があるが、女性が持ち運べないほどの重さではない。
▼上部の紐を掴んで、折りたたんだ状態で持ち上げて運ぶことが可能。
▼楽GoWagonを持ち運ぶ様子
もちろん、折りたたんだ状態でもハンドルを握って車輪でカートを曳くことは可能だ。折りたたみ時には車輪は電動駆動しないが、何も積んでいない状態であれば電動の補助がなくともスムーズにカートを移動させることができる。
▼折りたたんだ状態でカートを曳く様子
積載容量だけでなく、収納性・携行性にも優れた電動カートとなっている。
『楽GoWagon 電動カート』のまとめ
今回紹介した『楽GoWagon 電動カート』について、特長をまとめると以下の通りだ。
良かった点
- 最大250L・200kgまでの積載が可能
- 組み立てが簡単(コネクタ接続を除く)
- 大容量バッテリーで長時間駆動を実現
- 優れた走破力
- 直感的な操作が可能
- 重量物を、ほとんど力を入れずに運搬できる
- モバイルバッテリー代わりとしても利用可能
- 折りたたむことで、携行・収納が容易になる
悪かった点
- ハンドルのコネクタが接続しづらい
以上の通り、優れた走破力と直感的な操作性、そして長時間駆動を実現した、高性能な電動カートとなっている。
通常時には180L、後部ドア展開時には250Lもの荷物を運搬できる。200kgまでの耐荷重を備えているため、キャンプ道具一式や、一般的な家具・家電を運ぶ用途には十分に使用できる。
レバーによる操作は直感的であり、本製品を初めて利用する場合でも迷うことなく扱うことができた。姿勢検知システム + 電子ブレーキ + 足踏み式ブレーキなどの安全機能が備わっている点も嬉しい。
そして250W×2のモーター出力による推進力は実に強力で、80歳の祖母が、90kgの荷物を積んだ状態のカートを難なく曳くことができた。大きな車輪のおかげで、多少の段差や障害物は難なく乗り越えることが可能であった。
そして折りたたむことで50×82×31cm(実測値)のコンパクトなサイズになり、自宅クローゼットに収納したり、車に積み込む際にも支障にならない。
バッテリーは長時間持続するほか、モバイルバッテリー代わりとしても機能する。とことんアウトドア利用に最適化された造りとなっている。
デザイン性・操作性・機能性・収納性のいずれも優れた、汎用性の高い電動カートだ。
キャンパーの方はもちろん、家具・家電など重い荷物を運搬する機会の多い方は、ぜひ一家に一台用意しておきたい一品である。
【限定割引クーポンコード】
- 商品ページ:https://bit.ly/4iEKXrb
- 割引クーポンコード:TIKGO
- 割引率:45%OFF
- 有効期限:2025年3月12日(水) ~ 6月12日(木)
▼YouTubeにショート動画を投稿しました
▼こちらの記事もオススメ
-
-
『BougeRV CL04 キャンプランタン』レビュー、コンパクト&軽量、最大60時間連続点灯が可能な高機能ライト
数多くのアウトドア向け電子ガジェットを展開するBougeRVは、大容量バッテリー内蔵、携行性にも優れた『BougeRV CL04 キャンプランタン』を販売している。 1,000ルーメンのバーライトを3 ...
続きを見る
-
-
『BougeRV CR Pro CH 25L ポータブル保温冷蔵庫』レビュー、保温・保冷の両方が可能なコンパクトかつ大容量モデル
数多くのアウトドア向け電子ガジェットを展開するBougeRVは、保温・保冷の両方に対応した、コンパクトかつ大容量な『BougeRV CR Pro CH 25L ポータブル保温冷蔵庫』を販売している。 ...
続きを見る