- ウェブ会議やオンライン授業用のウェブカメラが欲しい!
- マイク搭載型が良い!
- 高性能モデルがほしいが、価格はできるだけ抑えたい...
新型コロナウイルスの影響により、最近ではウェブ会議やオンライン通話、オンライン会議などが一般的に行われるようになってきた。
またYouTuberやVtuberなど、カメラ越しに視聴者との交流を図る配信者も増えてきた。
これらに共通して必要となるガジェットとして、『ウェブカメラ』と『マイク』の2つが挙げられる。
しかし市場には現時点で既に大量の製品が溢れており、どのモデルを選べば良いのか迷っている方も多いだろう。
そこで今回は、ウェブカメラとマイクの両方の機能を併せ持ちつつ、いずれも高い品質を実現したオススメのウェブカメラ『eMeet C950』について紹介したいと思う。
リーズナブルな価格で高い性能を発揮する高コスパモデル
今回紹介する『eMeet C950』は、手のひらサイズのコンパクトさにもかかわらず、高い映像&マイク品質を誇るウェブカメラだ。
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ブランド | eMeet |
型名 | C950 |
最大解像度 | 1080p・30fps |
接続方式 | USBケーブル |
視野角 | 70度 |
有効画素数 | 200万画素 |
対応OS | Windows XP/Vista/Windows7/8 / 8.1 / 10 Mac OS10.4及びMac OS10.4以降 等 |
マイク | ノイズキャンセリングマイク内蔵 |
カメラは最大1080p(1920×1080)のフルHD解像度、および30fpsのフレームレートに対応しており、滑らかで美しい映像を映し出すことが出来る。
視野角は70度に対応しており、多人数の参加するウェブ会議でも対応できるだろう。
▼固定フォーカス機能を搭載しており、ピントを自動的に調節して常に見やすい映像を届けることが出来る。
また内蔵マイクはノイズキャンセリング機能に対応。周囲の雑音をシャットアウトしつつ、ヒトの声のみをクリアに拾い上げることが可能だ。
このように高性能かメラ・マイクの2つの特長を併せ持っているため、これ1台であっという間に快適なオンライン通話環境を整えることが可能だ。
筐体自体も手のひらに載るほどのコンパクトさ&軽量さであり、プラグアンドプレイにも対応しているため、外出先への持ち運びにも適している。
そして電子目隠しカバー機能を搭載しており、カメラ部分を15度以下に折りたたむことで、カメラとマイク機能を強制的にシャットダウンさせることが可能となっている。
▼カメラ・マイクの切り忘れを防止できる便利な機能。
これほど充実したスペック構成・機能にもかかわらず価格は3,000円台であり、非常にコストパフォーマンスに優れたウェブカメラであると言えるだろう。
製品本体および付属品
▼外箱の様子
▼内容物をすべて取り出した様子
内容物一覧は以下の通り。
【内容物一覧】
- ウェブカメラ本体
- 説明書
▼説明書は日本語にも対応している。
▼ウェブカメラの外観。非常にコンパクトかつ軽量であり、手のひらに載るほどのサイズだ。
▼横から見た様子。
▼スタンド部は0~90度の範囲で開閉可能。
▼真後ろから見た様子。背面からUSBケーブルが伸びている。
▼真上から見た様子。このサイズであれば、カバンなどに入れて持ち運んでも支障にならないだろう。
▼上述したように、カメラ部分は折りたたむことが出来る。
▼カメラ部分を15度以下に折りたたむことで、カメラ機能とマイク機能が強制的にOFFの状態になる。
このように、他社や同社の他モデルと比較しても、非常にコンパクトなサイズに収まっている。見た目的にもスタイリッシュであり、数々のリモートワーク製品を手掛けてきたeMeet社の集大成的な印象を受ける洗練されたモデルだ。
設置~利用開始までの手順
本製品の設置~利用開始までの手順はいたって簡単だ。
まずカメラ下部のスタンドを開き、モニター上部へ設置する。
▼実際に設置した様子。
▼スタンド部と本体下部のツメをモニター上部に引っ掛けるカタチで設置する。
▼安定性は良好であり、ちょっとケーブルを引っ張ったくらいではズレ落ちることは無い。
そしてカメラ背面から伸びるUSBケーブルを、PC等のデバイスへ接続する。
本製品はプラグアンドプレイに対応しており、ドライバやソフトウェアをインストールする必要はなく、USB接続のみでセットアップが完了する。
▼接続後、自動的にセットアップが完了。
以上の手順だけで、カメラ&マイクの利用開始準備が整う。
▼各種会議用アプリでの使用が可能に。
設置⇒USB接続の2ステップのみで利用を開始できるため、PC初心者の方でも全く問題なく扱うことが出来るだろう。
またドライバやソフトウェアのインストールが必要ないため、社用PCや外出先でのパブリックPCでの利用にも最適だ。
必要に応じて専用ソフトウェア『eMeetLink』を利用
eMeet社は、自社製品向けのフリーソフトウェアである『eMeetLink』を提供している。
本ソフトウェアを使用することで、『eMeet C950』の解像度やフィルターなど、映像に関する各種パラメータを簡単に調節することができる。
※ウェブカメラの利用にあたり必須のソフトではない
▼ソフトを起動すると、接続中のeMeetデバイスが表示される。
デバイスを選択すると、各種パラメータの調節を行うことが出来る。
▼現在のカメラ映像も表示され、パラメータの調整による映像の変化をリアルタイムで確認できるのは便利だ。
▼解像度の調節はココで行うことができる。最大1920×1080まで調整可能。
▼ほかにも、輝度やコントラスト、シャープネスといった映像品質に関するパラメータをいじることが可能だ。
▼ソフトウェア更新も可能。
このように、詳細な設定項目の用意された無料ソフトとなっている。
特に解像度などは重要な設定なので、本ウェブカメラを最大限に活用したい場合は、是非インストールしておくことをオススメしたい。
高解像度で見やすいカメラ
今回、実際に『eMeet C950』を使用して、Skype会議通話やLINE通話、Google Meets会議などを行ってみた。その時の感想について紹介していく。
1080p・30fpsに対応した本製品のカメラで映し出される映像は、高品質でキレイな映像を映し出すことができていた。
▼発色も良好であり、肉眼で見た場合に近い色合いを実現している。
安価なウェブカメラでは魚眼のような違和感のある視野になりがちだが、本製品の場合はいたって自然な映像となっていた。明るさや色調に不満のある場合は、上述した公式ソフトウェアで簡単に調節できる。
▼人物の輪郭や表情はもちろん、背景の様子にいたるまで実にクリアに映し出されている。
▼カメラの前で激しく動いた場合でも、気になるレベルの残像は発生しなかった。
また固定フォーカス機能により、被写体とカメラとの距離が変化した場合でも、常にくっきりと映し出すことが可能であった。
3,000円台のウェブカメラにもかかわらず、これほどの映像品質を実現している点は流石というべきだろう。
今まで利用した格安ウェブカメラの中でも、間違いなく最も実用性の高い品質であると言える。
優れたノイズキャンセリングマイク
本製品に搭載されているノイズキャンセリングマイクについても、品質は良好だ。
小さな声や離れた場所の声でもクリアに届けることのできる高い集音性能を実現しており、相手とのオンライン会話でストレスを感じることはなかった。
ノイズキャンセリング機能のおかげで、空調音や外の環境音などが入ってくる環境で通話していても、相手側との会話に支障をきたすことはなかった。
1~3人程度の小会議であれば、本製品だけで十分に満足度の高い会話を楽しむことが出来るだろう。
切り忘れを防止できる電子目隠しカバー機能
そして本製品の "電子目隠しカバー機能" は実に便利だ。
カメラ部分を15度以下に折りたたむだけで、カメラ・マイクの両機能を強制的にOFFの状態にできる。
これにより、マイクやカメラを切り忘れたせいでプライベートな情報が外部に漏れてしまうような事態を防止することが可能となる。
切り忘れを防止するためにイチイチUSBケーブルを抜くよりも、シンプルかつ効率的な方法と言えるだろう。
▼折りたたむことで見た目的・心理的にも、非使用時に気にならなくなる。
特に自宅でテレワークやオンライン授業、配信活動を行っている場合は、途中で家族が入ってくる可能性もあるため、瞬時に対応できる同機能な実用性に優れていると言えるだろう。
『eMeet C950』のまとめ
今回紹介した『eMeet C950』について、特長をまとめると以下の通りだ。
良かった点
- 持ち運び・収納に適したコンパクトさ
- 高性能カメラ&マイク内蔵
- 低価格
- 美しく滑らかな映像
- 便利な電子目隠しカバー機能
- 公式の無料ソフトで各種パラメータの調整が可能
悪かった点
- 特に無し
以上の通り、3,000円台とは思えないほど実用的なスペックを擁する、高コスパなウェブカメラとなっている。
高性能カメラ&マイクの両機能をこれ1台で利用でき、なおかつ持ち運びにも適したサイズのため、外出先で臨時のオンライン通話を行う場合にはとても便利だろう。
映像・マイクのいずれの品質も高いうえに、公式の無料ソフトを利用することで各種パラメータを細かく構成することが可能だ。
そして電子目隠しカバー機能のおかげで、外部に漏らしたくないプライベートな情報を、瞬時にシャットアウトできる点も嬉しい。
出来るだけ安価で実用的なウェブカメラを探している場合、本製品は間違いなく選択肢の1つに入れて良いだろう。
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