- 多人数でウェブ会議を行う際に利用できるマイクスピーカーが欲しい
- マイク・スピーカーの両面で性能が良いものが欲しい
- 誰でも簡単に扱えたら良いな...
最近では新型コロナウイルスの影響で、遠方の相手とオンライン上でミーティングを行う、いわゆる『ウェブ会議』が一般的になってきている。
高品質なウェブ会議を実現するために大事なものが "マイク" と "スピーカー" である。
この2つの機器について下手な機種を選択してしまうと、聞き取りづらい・話しづらいといった問題が起き、まともな会議どころではなくなってしまう。ウェブ会議を円滑に行うためにも、機器選びは非常に重要だ。
しかし市場にはいくつもの製品が出回っており、どれを選べばよいのか迷っている方も多いと思う。
そこで今回オススメするのが、高性能かつ誰でも簡単に扱える手軽さを併せ持ったマイクスピーカー『eMeet M1A』である。
最新型マイクスピーカー『eMeet M1A』
今回紹介する『eMeet M1A』は、中国の大手電機機器メーカー "eMeet社" が開発・販売するマイクスピーカーシリーズの、現時点(記事執筆時点)における最新モデルだ。
最大4人が参加するウェブ会議に対応できるほか、マイク・スピーカーの両方において優れた性能を発揮するモデルとなっている。
ブランド | eMeet |
メーカー | Shenzhen eMeet technology Co.,Ltd. |
型番 | M1A |
電源 | USB給電 |
カラー | ブラック |
本体重量 | 195g |
本体サイズ | 11.2×11.2×3.6cm |
集音可能人数 | 最大15人 |
収音方位 | 360度 |
接続方法 | USB Type-C |
搭載インターフェース | ミュートボタン, 音量調整ボタン, 電話接続/切断ボタン |
本製品は、はマイク・スピーカーの両機能を備えており、これ1台でオンライン通話を行うことが可能だ。
11.2×11.2×3.6cm、約195gと非常に軽量かつコンパクトなデザインであり、カバンなどに入れて簡単に持ち運べる。
USB接続方式であり、プラグアンドプレイに対応しているため、PCなどのデバイスに接続するとすぐに利用を開始できる。
▼出先の社用PCなどでも安心して利用可能。
内部には2基のマイクを内蔵。周囲の騒音をシャットアウトする『ノイズキャンセリング機能』や『エコーキャンセリング機能』に加えて、人の声だけを認識する『Voice AI機能』を搭載。ノイズ(環境音)のうるさい場所でも人の声のみをクリアに拾い上げることが出来る。
360度全方位からの収音に対応しており、多人数の参加するウェブ会議やオンライン授業などにも適している。
オートゲインコントロール機能付きのため、発言者の声を自動的に検知し、音量を増幅て発言内容がより明確的に伝わってくる。
内蔵スピーカーもパワフルな出力で、相手側の発言を明瞭に聞き取ることが可能だ。
高品質なウェブ会議を手ごろな価格で実現するには、まさにうってつけのマイクスピーカーとなっている。
製品本体および付属品
▼外箱の様子
▼内容物をすべて取り出した様子
内容物一覧は以下の通り。
【内容物一覧】
- マイクスピーカー本体
- USB Type-Cケーブル
- ユーザーマニュアル
▼説明書は日本語にも対応している。
▼USB Type-Cケーブルの先端には、USB-A変換アダプタが付属している(取り外し可能)
『eMeet M1A』本体のデザインはシンプルかつスタイリッシュだ。
▼メッシュ状の筐体上部。
▼底面にはゴム製の滑り止めが施されている。
▼直径11.2cm、本体重量わずか195gの、コンパクトかつ軽量なデザイン。
▼手の中にスッポリ収まるほどのサイズだ。
▼マウスと並べた様子。
▼厚みも3.6cmほどしかなく、カバンなどに入れて持ち運んでも支障にならないだろう。
続いてインターフェースについて見ていく。
▼上部中央にはミュートボタン、音量調節ボタン、通話ON/OFFボタンが搭載。
▼側面には2基のマイクが内蔵。
▼そして給電用のType-Cポートも用意。
このように、必要最低限のボタン類のみが搭載されたシンプルな設計となっている。
接続後すぐに使用可能(プラグアンドプレイ)
本製品はプラグアンドプレイに対応しており、専用のソフトウェアやドライバをインストールする必要はない。
PCなどの端末とマイクスピーカーとをUSBケーブルで接続するだけで、あっという間に利用可能状態となる。
▼USBケーブルでつなぐと給電が開始され、自動的に電源がONになる。
▼セットアップは自動的に完了するため、何も難しい手順は発生しない。
実に簡単に接続できるため、PC初心者でも扱いに迷うことは無いだろう。
社用PCなど、自由にソフトウェアをインストールできない端末で使用する場合にも安心だ。
専用ソフトウェアで各パラメータの調節が可能
eMeet社は、自社製品向けのフリーソフトウェアである『eMeetLink』を提供している。
利用にあたり必ずしもインストールする必要はないが、本ソフトウェアを使用することで、マイクスピーカーの各種パラメータを調節することが可能だ。
▼マイク感度やLED点灯の切り替えなど、マイクスピーカーに関する調整を行うことが出来る。
本製品を購入したら、ぜひ公式ソフトウェアのインストールを推奨する。
品質の高いサウンドを実現
今回のレビュー時には、SkypeやGoogle Meetなどのオンライン通話ツールを使用して、本製品を試してみた。
実際に3時間ほど連続で本製品を使用してみたが、結論としてマイク・スピーカー両方において、品質は良好であった。
スピーカーについて、相手側の声が自動的に増幅され、小さな声でも明瞭に聞き取ることが可能であった。相手側に低い声から高い声まで発声を試してもらったが、いずれの場合でも一定の品質が保たれている。
ウェブ会議において、相手側の声が聞き取りづらいといった事態は起こらないだろう。
ノイズキャンセリング機能のおかげでストレスのない会話が実現
本製品に搭載されている2基のマイクは、高性能なうえにノイズキャンセリング機能に対応している。
そのおかげで、環境音などのノイズを完全にシャットアウトして、発声者の声だけを相手側に伝えることが出来ていた。
▼発声者の方向を自動で認識して声を拾い上げる。
『Voice IA機能』により、ノイズの多い環境下でも人の声だけを明確に識別することが可能になる。
人の多い外出先で利用しても、オンライン通話に支障をきたすことはないだろう。
本体状態が視覚的に確認できる
本体上部にはLEDライトが搭載されており、状態を視覚的に確認することが出来る。
例えばマイクミュートボタンが有効になっている場合は、LEDライトが赤く点灯する。
このように視覚的に状態が把握できることで、例えばミュートにしておいたつもりが解除されており、相手側に好ましくない会話内容が筒抜けになっていた、のような事態を回避することが可能だ。
また、音量の大きさに応じて、点灯するLEDの数が変化する。
このように、パッと見でマイクスピーカーの状態を把握することが出来るため、利用中にストレスを感じることはなかった。
『eMeet M1A』のまとめ
今回紹介した『eMeet M1A』について、特徴をまとめると以下の通りだ。
良かった点
- コンパクトで軽量、持ち運びに長けたサイズ
- 高品質なノイズキャンセリング対応マイク
- パワフルなスピーカー出力
- 発言者の声を明瞭に拾い上げる『Voice IA』機能
- 視覚的に状態を把握できるLEDインジケータ
- プラグアンドプレイ対応で、誰でも簡単に使用可能
悪かった点
- 無線(Bluetooth)接続には非対応
以上の通り、高品質マイク&スピーカーを搭載しつつ、誰でも簡単に扱える設計がなされた新型マイクスピーカーとなっている。
サイズ・重量ともに持ち運び性能に長けており、外出先や職場などへも簡単に持参できるだろう。
ノイズキャンセリング機能とVoice IA機能のおかげで、多人数でウェブ会議を開催した場合でも、拾い漏らさず相手側に伝えることが可能だ。
初めてマイクスピーカーの購入を検討している方には、是非オススメしたいエントリーモデルだ。
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