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イヤホン・スピーカー ガジェットレビュー

ビジネスユースに最適なスピーカーフォン『eMeet OfficeCore M2』レビュー

2020-11-26

レイ(管理人)

最新ガジェット大好きなWEBデザイナー。理系大学院修了。国内外の企業と提携し、年間200以上のガジェットをレビューしています。日々の暮らしを豊かで楽しいものにする電子機器や家電などを、分かりやすく丁寧に紹介します。

コロナ禍により人と合わずにオンラインで会議をする機会が増えているが、オフィスで複数人会議の場合にパソコンのスピーカーとマイクを利用するとハウリングしたり、声が聞きづらかったりしないだろうか?

今回ご紹介する「eMeet OfficeCore M2」は、オフィスで開催されるオンライン会議の際に円滑なコミュニケーションを可能にする高機能なスピーカーフォンで、サイズが小型なため自宅利用にも適している製品、実際に使用してチェックしたのでレビューをおこないます。

eMeet社について

eMeetはスマホメーカーのHUAWEI、スピーカーのHarman、中国電気機器メーカーのTCL、音楽関連企業のKugou等のIT業界出身の人たちによって組織された企業で、高品質な音で自由にコミュニケーション出来る様になることを目指し、人工知能技術を使ったスピーカーフォンやWEBカメラなどを開発・販売している中国のメーカーです。

eMeet製品は日本でも、amazonや楽天などのネットショップ、大手量販店でも数多くの製品が販売されております。

スピーカーフォンについて

本体にスピーカーと集音マイクが内蔵されており、複数人で受話器などを持たずにクリアーな通話をおこなうために特化した製品です。

一般的なマイクと異なり、本体内には複数のマイクが搭載されており、人の話し声や方向を捉えてノイズや環境音などのノイズキャンセリング機能や、エコーキャンセリング機能により、円滑なコミュニケーションができます。

PCやタブレット・スマホなどに接続して利用しますが、接続方法はBluetoothによる「ワイヤレス接続」USBケーブルによる「有線接続」の2種類が一般的な方法です。

会議室などに常設するのであれば有線接続がより音質や音の遅延もないのでがおすすめですが、Bluetooth接続方法の場合は、接続するデバイスを場所により変更したい場合などシンプルで容易に設定変更が可能になるメリットがあります。

OfficeCore M2 特徴

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「eMeet OfficeCore M2」は、eMeet社のスピーカーフォンの中ではハイエンドに位置しており、ビジネスユースを意識した製品、多様な接続方法と性能が高いのはもちろん外観が美しいモデルです。

360°全方向集音・明瞭度の高い双方向会話

4つの高性能マイクを本体に内蔵しており、最大8人まで対応、360°全方向からの収音が可能です。eMeet独自の音声信号処理技術VoiceIAによりクリアーな音声を通話相手に届けられます。もちろんエコーキャンセリング・ノイズキャンセリングを搭載しているので、音切れのない双方向通話が可能です。

位置検出機能&LED指示

話している人の方向を自動的に検知して集音力を個別に高めクリアに集音してくれる「位置検出機能」を搭載、本体のLEDが光って検知している方向は一目でわかります。また「オートゲインコントロール」機能により発言者の距離を自動的に検知、一定音量に増幅するので音声がクリアーになります。

充電式バッテリー・専用ポーチ

本体には2600mAhのバッテリーを内蔵しており、バッテリー駆動で最大12時間の連続通話が可能です。小型で重量は290gとスマホ1台ほどなので鞄に入れて持ち運びが可能です。在宅勤務やサテライトオフィス勤務、移動中の空き時間での利用や出張時の宿泊先など場所を選ばず利用できます。持ち歩きに便利な専用ポーチ付きです。

フレキシブルな接続性・USB/Bluetooth/AUX対応

PCはUSB接続、スマートフォンはBluetooth、ビデオ会議システムとはオーディオ入出力端子など、3つのインターフェースを搭載しているので、デバイスや会議システムの種類を問わずフレキシブルに対応、また「USB+Bluetooth+Audio IN/OUT」の同時使用も可能です。

様々な通話アプリに対応

Skype、Google Hangout、Microsoft Lync、Cisco、Avaya、FaceTime、LINE、Goto meeting、Zoom、Bluejeans、webex、braodsoft、lifesize、Vidyoなど、多様なオンライン音声通話サービスに対応しているので安心して利用できます。

基本仕様

eMeet OfficeCore M2の基本仕様は以下のとおりです。

項目
数値
スピーカー出力
3W RMS
周波数応答
20Hz~20kHz(±1db)
信号対雑音比 >80db
マイク感度
26db
マイク周波数応答
100Hz~8kHz
マイク指向性
360°全指向性
Bluetooth
Ver4.2 伝送距離約20m
マイクの指向性
360°全指向性
バッテリー
3.63V/2600mAh(12時間通話・20時間音楽再生可能)
充電仕様
5V/1A (充電時間3~4時間)
サイズ
125mm x 125mm x 35mm
本体重量
300 g

パッケージ内容

青と白を基調にしたパッケージに OfficeCore M2 のイラストが描かれたパッケージ

箱を開けるとユーザーマニュアル、マニュアルを取り除くと収納ポーチに入った OfficeCore M2 がでてくる。ケーブル類は左側のスペース下部に収納されています。

OfficeCore M2本体

収納ケースから OfficeCore M2 を取り出してまずは質感のチェックをおこなった。

ボディーは金属製で適度な重量感があり質感が非常に高い、タッチパネル式の操作ボタンが上面中央に並び、外周はスピーカーグリルになっていて外側から内側に向けてグリル穴が大きくなっておりデザイナーのこだわりが感じられる。

本体サイズは125mm x 125mm x 35mm 重量は300 g 手のひらに乗せると少しはみ出るサイズ感、大きめのスマホ程度の重さだ。鞄に入れて持ち歩くのであればそれほど邪魔にならないし重さも許容範囲と言える。


タッチパネルスイッチは7箇所、本体のアイコンを見れば直感的に機能の理解はできる、上のイラストは公式のものだが「音声アシスタント」と記述されている上部ボタンは「VoiceIA」ノイズキャンセリングのオン・オフボタンだ。

 

付属ケーブル類

OfficeCore M2に付属するアクセサリーは以下の通り。

  • USB-Cケーブル(充電兼用)
  • 3.5mmオーディーケーブル(AUX)
  • Bluetoothアダプター
  • 収納ポーチ

USB-Cケーブル・オーディオケーブルの長さは60cmほどなので、会議室などで常設するには短いので別途用意する必要があると思う。Bluetoothアダプターは接続するデバイス側にBluetoothが内蔵されていない場合に利用するもので、PCにBluetoothがあれば不要。

最低限必要なアクセサリーは全てパッケージされているのですぐに利用開始ができる。

マニュアル4種

付属するマニュアル類は4種同梱されていて、構成は以下の通り。

  • ユーザーマニュアル
  • クイックスタートガイド
  • 安全の手引き
  • 延長保証カード

ユーザーマニュアルは多国籍言語版で日本語の説明もあり、延長保証カードは「ユーザー登録をおこなう事で保証が1年延長」されるとの事なので登録はしておいた方が良いだろう。

使用感

Office Core M2を実際にPCと接続して操作性や通話品質などを確認してみた。

デバイスと接続

Office Core M2には物理ボタンがひとつも存在しない、電源を入れるにはタッチセンサーの電源ボタンを3秒ほど長押しして起動。電源が入ると外周のLEDと音で起動した事をユーザーに伝えてくれる。操作自体は楽しいが電源投入方法を知らないとどうやって電源を入れれば良いのか悩むかもしれない、覚えてれいれば問題はないが・・・

Bluetooth接続の場合は初回起動時にペアリング待機モードになるのでデバイス側のBluetooth設定でOffice Core M2を選択すれば設定が完了する。デバイスを切り替える場合はソース切り替えボタンの長押しでペアリングモードになる。

有線接続はUSBケーブルでPCなどに接続すだけで準備は完了、複数のソースが接続している場合はソース切り替えボタンを押して切り替えができる。外周のLEDが青でBluetooth、白はAUX、緑はUSB接続とユーザーに教えてくれる。

操作性

前述の通りOffice Core M2は物理ボタンがないので、上面中央にあるタッチセンサーボタンで操作をおこなう、タッチセンサーの反応自体は良いので音量の調整やソース切り替えなどの操作性は良好と思う。ただ電源投入などの長押し操作は指に反応がないので少し分かりづらさを感じてしまうのが正直なところだが、スピーカーフォン本体を直接触って操作する事があまりないので実用上はまったく問題ない。

本体外周のリングLEDは各種情報をユーザーに伝える役割を持っており、電源ボタンを押せばバッテリーレベルを緑で表示、音量ボタンは青で音量レベルの表示、マイクオフは赤表示など・・・ さらに声を拾っている側のLEDが光る事で発声している人が自分の声を拾っているなども視覚的に理解ができる。

操作性は全体としてとても実用的だし見た目にも綺麗で楽しいので良い。

マイク感度

OfficeCore M2 には4個のマイクが本体の外周に内蔵されていて、収音しているマイク位置のLEDが点滅する事で、どの方向の音を拾っていますよという事が視覚的に分かるようになっている。

相手側に伝わる音質もノイズキャンセリング・エコーキャンセリングなどの効果なのか、音声はかなりクリアーに聞こえると通話相手から感想を聞けたので性能はたしかに良さそうである。

最大8人までの会議利用が可能との事だが、会議テーブルの中央にOfficeCore M2を設置すれば円滑なコミュニケーションは可能ではないかと思う。また「Voice IAノイズリダクション」機能をオンにすると、タイピング音やエアコンの動作ノイズなどの環境音を消してくれるので、利用場所の状況などでオン・オフを使い分けると良いと思う。

高価な製品なだけあって、収音能力やノイズ除去性能は高いと感じる、特に人の声をクリアーにしてくれているようなので、複数にが参加する会議などには良いだろう。

スピーカーの音質

OfficeCore M2の内蔵スピーカーの出力は3Wだが、中規模の会議室内で利用する分には十分な音量で再生が可能である、当然音声であればクリアに再生してくれた。

ちなみに、You Tubeで音楽PVを再生してみたが音楽の再生も納得感がある良質な音がでていたので、出張先でポータブルスピーカーとしても活躍できそうである。モノラルではあるがノートPCの内蔵スピーカーを使うよりも圧倒的に高音質だ。

総合評価(まとめ)

Office Core M2はBluetooth接続によるワイヤレス接続、USB-Cによるダイレクト接続、AUXなど複数の入力に対応しており、オフィスや出張先など、好きな場所、好きなデバイスに簡単に接続して利用ができる。

エコーキャンセリングとノイズキャンセリング機能によりクリアーな収音を実現し、「Voice IA」のオン・オフ操作ができる事で、環境音の除去までおこなえる。スピーカーフォンとしては、多人数の会議利用で発言者の声をしっかり拾い、相手に届ける事ができる当たり前だがなかなか難しいスピーカーフォンの要件を満たしているのではないだろうか。

少し高価な製品ではあるが、単身赴任先から家族との通話などに使えば、クリアーでリアルな音声のコミュニケーションが可能になるのでホームユース製品として奮発して購入してみるのもありだと感じた。

購入可能ショップ

eMeet OfficeCore M2 はamazon公式ショップでご購入可能です。

▼こちらのサイトでも分かりやすく紹介されています

8人以上の遠隔会議に最適!ノイズ除去機能搭載の高性能マイクスピーカー『eMeet OfficeCore M2』

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