2023年11月、世界中に数多くのスマートウォッチをリリースしてきたFOSMET (フォスメット) は、同ブランドの最新スマートウォッチ『FOSMET H5』を発売した。
1.43インチ AMOLEDディスプレイを搭載、1ATMの防水規格に対応しているほか、-30±2℃ ~ 70±2℃の低音・高音環境にも耐える設計がなされており、比較的スマートな外見に対して、頑丈なタフネスモデルとなっている。
今回、メーカーより本製品を提供していただいたので、実際に使用した感想を基にレビューしていきたいと思う。
頑丈で多機能、通話機能にも対応した高コスパなスマートウォッチ
今回紹介する『FOSMET H5』は、1万円前後のリーズナブルな価格に対して、機能が充実した高コストパフォーマンスなスマートウォッチだ。
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ブランド | FOSMET (フォスメット) |
モデル名 | FOSMET H5 |
カラー | ブラック |
画面サイズ | 1.43インチ AMOLED |
解像度/PPI | 466×466 / 286ppi |
最大輝度 | 1,000nit |
対応温度 | -30±2℃ ~ 70±2℃ |
決済機能 | 非対応 |
通信規格 | Bluetooth 5.3 |
防水規格 | 1ATM |
対応OS | Android 7.0 以上、 iOS 14.0 以上 |
対応アプリ | DaFit App |
マイク | サポート |
スピーカー | 内蔵 |
本体サイズ | 48.7×48.7×12.6mm |
本体重量 | 約40g |
タッチスクリーン | パンダ強化ガラス+指紋防止コーティング |
ボディ素材 | アルミニウム合金製ベゼル、強化繊維ポリマーボトムシェル |
バンド素材 | ナイロン / シリコン |
バッテリー容量 | 500 mAh |
バッテリー持続期間 | 省電力モード:最大10~15日間 通常使用:最大6~8日間 ハード使用:最大3~5日間 |
48.7×48.7×12.6mmの筐体に1.43インチの大きめなAMOLEDディスプレイを搭載。466×466 / 286ppi解像度対応のディスプレイは見やすく、操作しやすい。パンダ強化ガラス+指紋防止コーティングの施されたディスプレイは汚れにも衝撃にも強く、常に綺麗かつ見やすい状態で利用できる。
▼公式アプリより、ウォッチフェイスを好みのテーマに変更することも可能。
ボディ素材にはアルミニウム合金製ベゼル、強化繊維ポリマーボトムシェルを採用。バンドはシリコン / ナイロンの2種類が用意されており、頑丈な筐体に対して外観的にはスマート。バンド込みで約40gという軽さを実現している。
スポーツ時の運動計測機能も充実しており、100を超える種類の運動に対応している。1ATMの防水規格に対応しているため、水泳などのウォーターアクティビティ計測にも利用できる。
ウォッチ本体にはスピーカー&マイクが内蔵されており、ウォッチ越しに通話を楽しんだり、SiriやGoogleアシスタントなどを利用することも可能だ。
▼Bluetooth 5.3接続に対応。スマホとの通知連動機能も備えている。
500 mAhの大容量バッテリーを内蔵。省電力モードで最大10~15日間、通常使用で最大6~8日間、ハード使用で最大3~5日間の連続利用が可能となっており、いちいち充電する手間を省くことが出来る。
このように、日常生活からビジネスの場面、本格的な運動まで、幅広い場面で役立つ機能を豊富に搭載した高性能スマートウォッチとなっている。
製品本体および付属品
▼製品内容物をすべて取り出した様子。
内容物一覧は以下の通り。
【内容物一覧】
- スマートウォッチ本体
- 充電ケーブル
- シリコン製バンド
- ナイロン製バンド
※今回のレビュー時にはレビュー用のパッケージを使用している。正規の製品版では、上記に加えて専用の外箱とユーザーマニュアルが付属する。
▼「シリコン製バンド」(画像左)と「ナイロン製バンド」( 画像右)の2種類が付属。好みに応じて手軽に付け替えることが出来る。
▼シリコン製バンドを装着した様子。
▼シリコンバンドはピンバックル式を採用している。
▼ナイロン製バンドを装着した様子。
▼ナイロンバンドはベルクロ式(マジック・テープ)を採用している。
スマートウォッチ本体部分について見てみる。
▼48.7×48.7×12.6mmの筐体に、1.43インチの大きなタッチスクリーンが搭載されている。
タッチスクリーンにはパンダ強化ガラス+指紋防止コーティングが施されており、頑丈だ。
▼アルミニウム合金製ベゼル、強化繊維ポリマーボトムシェルを採用した本体部分は実に頑丈。対候性にも優れている。
▼右側面にはSPORT(スポーツ)ボタン、POWER(電源)ボタンが用意。
▼裏面の様子。
▼裏面の手首にあたる部分には、装着者の生体情報を読み取る端子と、充電ポートが用意。
マグネット式充電でバッテリーを高速回復
本製品付属の充電ケーブルは、マグネット吸着式となっている。
充電の際は、スマートウォッチ背面のポートにケーブル端子を近づけるだけでカチッと磁石で吸着し、充電が開始される。
いちいち端子を手探りで探して接続する必要もないため、普段からストレスなく充電を開始出来る。
充電速度は非常に速く、バッテリー残量がゼロでも、2時間ほど給電を行うことで満充電まであっという間に回復させることが可能だ。
ちなみにバッテリー自体の持ちも良く、筆者の場合は1週間に1回充電を行うだけで、支障なく使用継続できた。
いちいち頻繁にバッテリー残量を気にする必要が無い点は非常に嬉しいし、実用的だ。
公式アプリのインストールでスマホと同期
本製品の利用を開始する際は、スマートウォッチと連携したいスマホやタブレット端末へ、事前に公式アプリをインストールしておこう。
▼公式アプリ(iOS・Android対応)
側面のPOWERボタンを長押しするとスマートウォッチが起動し、ペアリングスタンバイ状態となる。
▼インターフェースは当然、日本語にも完全対応している。
アプリ(スマホ・タブレット端末)とのペアリングが完了すると、端末上でスマートウォッチの状態を確認したり、データの分析や機能のカスタマイズなどを行うことが可能となる。
▼本製品を使いこなすうえで必須のアプリなので、初起動時に必ずインストール&ペアリングする必要がある。
▼アプリ上には、ウォッチの機能に関わる非常に豊富な設定項目が用意。自身の使い勝手が良くなるよう、柔軟な調節が可能だ。
快適な着け心地
本製品の装着感は実に快適であり、ナイロン製、シリコン製のバンドはいずれも手首へ柔軟にフィットする。
▼強めに締め付けた場合でも、皮膚との擦れなどはほとんど生じなかった。
▼どのような太さの手首にも柔軟にフィットする。
このように、普段から自然な気分で装着し続けることが可能となっている。
本体重量がバンドを含めて約40gと非常に軽いため、長時間装着し続けても腕の疲れを生じなかった。
そして1ATMの防水規格で設計されているため、装着した状態で手洗いを行ったり、シャワーを浴びても故障することはない。
ただし温水はNGのため、風呂場やサウナ等での使用は避けよう。
豊富な機能を利用可能
本製品には、一般的なスマートウォッチ以上に豊富な機能が用意されている。
▼ホーム画面から上下左右にスワイプすることで、各アプリや機能を利用可能。
ヘルスケア機能全般からアラーム、メッセージ&着信通知、天気予報、そのほか便利機能など、一般的なスマートウォッチで利用できるほとんどの機能が用意されている。
▼マイク&スピーカーを内蔵しているため、SiriやGoogleアシスタントなどの音声サービスをウォッチ上で利用可能。
▼現在地のリアルタイム天候情報も閲覧可能。
また、「Eカード」という機能が用意されており、登録済みのQRコードをウォッチ上へ瞬時に表示させることが出来る。
▼アプリ上でQRコードを登録。
▼ウォッチ上でEカードのアイコンをタッチ。
▼登録したQRコードが表示される。
この機能をうまく活用することで、電子名刺交換や、一部のQRコード決済などをスムーズに行えるようになるだろう。
バリエーション豊かな時計版
アプリから100種類を超える無料テーマをインストールすることで、スマートウォッチのホーム画面(時計盤)のデザインを自由に変更することも可能だ。
▼公式が配布するテーマを、オンライン上から無料でインストールすることが出来る。
クール系からビジネス系、デザイナーズ系まで幅広いバリエーションが用意されており、常に新しいテーマが更新されている。
▼デザイン性を重視するか、見やすさを重視するか、好みのテーマを適用しよう。
高度な健康管理が可能
本製品では、公式アプリと組み合わせることで高度な健康管理を行うことが出来る。
運動(ワークアウト)計測
本製品は100種類以上の運動(ワークアウト)の記録・計測に対応している。
▼メジャースポーツからマイナースポーツまで、豊富な種類のワークアウトに対応。
▼1ATM等級の防水規格を備えているため、水泳などのマリンアクティビティ計測にも活用できる。
運動終了後は、ワークアウトデータを保存し、スマートウォッチ上やアプリ上でいつでも過去の記録を閲覧することが出来る。
▼アプリ上では、GPS機能を利用したルートトラッキングなど、詳細なワークアウト情報を確認できる。
▼目標設定も可能。運動のモチベーションを沸かせることに一役買ってくれる。
▼自身がどの程度の運動を行ったかを詳細に確認できるようになっている。
記録として積み上げていくことで、今後のモチベーション維持にもつながるだろう。
健康モニタリング機能
本製品には健康モニタリング機能が備わっており、血圧・睡眠・心拍数・血中酸素飽和濃度などの数値を24時間監視(トラッキング)し、データとして可視化・保存しておくことが出来る。
▼自身の健康パラメータをワンタッチで簡単に計測可能。
▼危険値を検出するとアラート(警告)を発する機能も搭載。
▼計測値はアプリ上でより詳細に確認可能。
日々の健康状態が可視化されることで、体調管理を意識することができ、生活習慣を正すことで健康促進にもつながるだろう。
上記で紹介した以外にも、女性向けに生理周期の記録機能なども用意されている。
本製品を使いこなすことで、日々の健康習慣を改善・向上させることが出来るだろう。
▼Appleヘルスケアなど、サードパーティアプリとの連携も可能。データを共有出来る。
通知連動機能がとても便利
スマートウォッチを利用している中で、個人的に最も重宝している機能が "スマホ通知連動" である。これはスマホ上に通知された着信、メッセージ受信、その他SNSアプリ等のプッシュ通知を、スマートウォッチ上でも確認できる機能だ。
この機能を利用すると、音声着信はもちろん、メッセージ受信時に内容を確認することも可能となる。LINEやSkype、E-mailなど、メッセージアプリで届いたテキストの内容をディスプレイで確認することもできる。
▼大きな高解像度ディスプレイのおかげで、小さな文字まで明瞭に描画されて見やすい。
各種通知をスマートウォッチ上で確認できるため、スマホを出さずとも内容を把握することが出来るようになる。
▼アプリごとに通知のON/OFFを切り替えられる点もGOOD。
実際に利用してみると、実に便利で重宝する機能だ。
ウォッチ越しでの通話に対応
本製品はマイク&スピーカーを内蔵しており、スマートウォッチ越しに会話(通話)を楽しむことが出来る。
▼スマートウォッチ上で番号を入力してコールをかけることも出来る。
実際に通話を行ってみたが、マイク&スピーカーの質は良好。スマホのスピーカーフォン状態で会話する場合と同様の、明瞭な会話を楽しむことができた。
スマホをいちいち手繰り寄せずとも、通話を楽しめる点は魅力的だ。
『FOSMET H5』のまとめ
今回紹介した『FOSMET H5』について、特長をまとめると以下の通りだ。
良かった点
- 軽量で快適な装着感
- 2種類のバンドが付属
- 大きめで操作しやすいディスプレイ
- 充実した機能を利用可能
- 優れた耐久性
- 1ATMの防水規格に対応
- 24時間の健康モニタリング機能
- 長持ちするバッテリー
- 通話機能に対応
- リーズナブルな価格
悪かった点
- 決済機能に非対応
- 血圧などの計測値は信ぴょう性に欠ける
以上の通り、リーズナブルな価格に対して機能の充実した、コストパフォーマンスに優れたスマートウォッチとなっている。
血中酸素測定や睡眠モニタリング機能をはじめとした多くの健康管理ツールが用意されており、普段から自然と健康を意識出来るようになるだろう。ワークアウト計測機能も充実しており、運動のモチベーションアップにも貢献してくれるだろう。
バッテリーの持ちも良好で、よほどヘビーに利用しない場合は、1週間ほどは充電なしで利用し続けることが可能だ。
付属する2種類のバンド(ナイロン/シリコン)の装着感も良好で、肌擦れなどを起こさず、手首の太さに柔軟にフィットする。見た目的にも機能的にも素晴らしいバンドであった。
1万円前後の価格帯で、実用的な性能のスマートウォッチを探しているのであれば、ぜひ本製品を試してみてはいかがだろうか。
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- 利用期限①:2023年11月8日(水)20:00 ~ 11月30日(木)23:59
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- 利用期限②:~ 2024年1月31日(水)
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