中国のHuawei(ファーウェイ)は、2024年11月26日(火)に同ブランド最新の折りたたみスマートフォン『Huawei Mate X6』を中国で正式発表しました。
現時点(11月27日時点)ですでに公式サイト等で予約受付が開始されており、2024年12月6日(金)より中国国内で発送が開始される予定とのこと。
中国市場における価格は以下の通りです。
▼Huawei Mate X6の中国市場向け価格
モデル | RAM/ストレージ | 価格 |
Huawei Mate X6 |
12GB / 256GB | 12,999元(約271,000円) |
12GB / 512GB | 13,999元(約292,000円) | |
Huawei Mate X6 コレクターズエディション |
16GB / 512GB | 14,999元(約313,000円) |
16GB / 1TB | 15,999元(約334,000円) |
※価格は1元 = 20.97円換算(2024.11.26時点)
いずれも20~30万円台という高価なハイエンドモデルとなっています。ただし、2024年9月10日(月)に同ブランドが発表した世界初の三つ折りスマートフォン「Huawei Mate XT」(40万円台~)よりは価格が抑えられています。
通常版とコレクターズエディションの2種類が用意。北斗衛星メッセージのみ対応している通常版に対して、コレクターズエディションは天通衛星通信と北斗衛星メッセージの両方に対応。通信エリアに制約がある状況でも優れた通信性能を発揮するよう設計されています。
項目 | Huawei Mate X6 |
カラー | オブシディアンブラック、ユニバースレッド、ディープシーブルー、ネビュラホワイト、ネビュラグレー |
OS | HarmonyOS 4.3(HarmonyOS 5.0へのアップグレードサポートあり) |
ディスプレイ | 内側:7.93インチ OLED 外側:6.45インチ OLED |
解像度 | 内側:2440 × 2240 外側:2440 × 1080 |
リフレッシュレート | 内側:最高120Hz 外側:最高120Hz |
ピーク輝度 | 内側:1800 nits 外側:2500 nits |
CPU(SoC) | 現時点で非公表 |
RAM | 12GB / 16GB |
ストレージ | 256GB / 512GB /1TB UFS |
SIMカード | デュアルSIMサポート |
マイクロSDカード | 非対応 |
認証機能 | 顔認証、指紋認証(側面) |
カメラ | フロント(内側):8MP(f/2.2) フロント(外側):8MP(f/2.4) リア:50MP(f/1.4-f/4.0)広角+48MP(f/3.0)望遠+40MP(f/2.2)超広角 |
スピーカー | ステレオスピーカー搭載 |
バッテリー | 通常版:5,110mAh コレクターズエディション:5,200mAh ※66W高速充電、50Wワイヤレス高速充電サポート ※5W有線逆充電、7.5Wワイヤレス逆充電サポート |
通信規格 | Wi-Fi 6 (802.11a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 5.2、NFC |
対応バンド | 非公表 |
衛星通信 | 通常版:北斗衛星メッセージ コレクターズエディション:天通衛星通信、北斗衛星メッセージ |
位置測位 | GPS (L1 + L5 デュアル周波数)/AGPS/GLONASS/Beidou (B1I + B1C + B2a + B2b 4 周波数)/GALILEO (E1 + E5a + E5b 3 周波数)/QZSS (L1 + L5 デュアル周波数)/NavIC をサポート |
搭載ポート | USB 3.1 Gen 1 Type-C |
防水防塵規格 | IPX8 |
本体サイズ | 折りたたみ時:156.6×73.78×9.85mm/9.9mm 展開時:156.6×144.04×4.4mm |
本体重量 | 約239g |
現時点でCPU(SoC)の情報は非公表。メモリ(RAM)とストレージに関しても容量バリエーション自体は明らかになっているものの、仕様自体は明らかにされていません。
ですが、価格相応の非常に優れた性能を発揮するモデルであると考えられます。
『Huawei Mate X6』のスペック&特徴
『Huawei Mate X6』は、20~30万円台の高価なハイエンド折りたたみスマートフォンです。
独自OSの「HarmonyOS 4.3」を採用。HarmonyOS NEXTやバリエーション豊かなAI機能が搭載されており、ジェスチャーでデバイスを操作する機能も備わっています。HarmonyOS 5.0へのアップグレードサポート対象。
カラーはオブシディアンブラック、ユニバースレッド、ディープシーブルー、ネビュラホワイト、ネビュラグレーの5色が用意。筐体背面の素材には、ガラスパネルと無地レザーのモデルが用意されています。
通常版とコレクターズエディションの2種類が用意されており、価格は以下の通りです。
モデル | RAM/ストレージ | 価格 |
Huawei Mate X6 |
12GB / 256GB | 12,999元(約271,000円) |
12GB / 512GB | 13,999元(約292,000円) | |
Huawei Mate X6 コレクターズエディション |
16GB / 512GB | 14,999元(約313,000円) |
16GB / 1TB | 15,999元(約334,000円) |
おもな違いとしては、通常版は北斗衛星メッセージのみ対応。
一方で、コレクターズエディションは天通衛星通信と北斗衛星メッセージの両方に対応しており、通信エリアに制約がある状況でも優れた通信性能を発揮するよう設計されています。
シングルスクリーンでは6.45インチ、デュアルスクリーン時は7.93インチの画面サイズとなり、動画視聴用途から簡単な仕事・作業まで、幅広い活用方法が考えられるモデルとなっています。
解像度は内側:2440 × 2240、外側:2440 × 1080となっており、リフレッシュレートはいずれも最高120Hzに対応。
ピーク輝度は内側:1800nits、外側:2500nitsであり、明るい日中の屋外でも画面の見やすさを保つことができます。
筐体サイズは、折りたたみ時:156.6×73.78×9.85mm/9.9mm、展開時:156.6×144.04×4.4mmであり、非常に薄型のデザイン。本体重量は約239gであり、折りたたみスマホとしては比較的軽量な部類です。
IPX8等級の優れた防水・防塵仕様となっているほか、分散型玄武岩素材や強度550MPaの超高強度アルミニウムを採用することで、外部からの衝撃に強く、頑丈な筐体に仕上げています。アウトドアな場面でも安心して利用できるでしょう。
メモリ(RAM)は12GB/16GB、ストレージは256GB/512GB/1TBのモデルを用意。
顔認証・指紋認証(サイド)の両方に対応しており、スムーズなロック解除や認証が可能です。
通信規格は2.4GHz 5GHz デュアルバンドWi-Fi、Bluetooth5.2、NFC、VoLTEなどに対応。デュアルSIMカードの挿入にも対応しておりモバイルデータ通信を行うことはできますが、現時点で5G対応かは明らかにされていません。
内側には8MP(f/2.2)、外側には8MP(f/2.4)のフロントカメラを、リア(背面)には50MP(f/1.4-f/4.0)広角+48MP(f/3.0)望遠+40MP(f/2.2)超広角の3眼構成カメラを搭載。非常に高精細な写真撮影が可能です。
通常版は5,110mAh、コレクターズエディションは5,200mAhのバッテリーを内蔵。
66W高速充電、50Wワイヤレス高速充電をサポートしており、わずかな時間でバッテリーをあっという間に回復させることが可能。
また、5W有線逆充電、7.5Wワイヤレス逆充電をサポートしており、非常時のモバイルバッテリー代わりとしても活用できるでしょう。
2024年12月6日(金)より中国国内で発送開始、グローバル版の発表に期待
『Huawei Mate X6』は現時点(11月27日時点)ですでに公式サイト等で予約受付が開始されており、2024年12月6日(金)より中国国内で発送が開始される予定とのこと。
いずれも20~30万円台という高価なハイエンドモデルとなっています。ただし、2024年9月10日(月)に同ブランドが発表した世界初の三つ折りスマートフォン「Huawei Mate XT」(40万円台~)よりは価格が抑えられています。
グローバル版の発表などは、今のところ明らかにされていません。
また、中国版に関してもCPU(SoC)等の仕様が明らかになっておらず、続報が待たれます。
今後の発表に注目していきたいですね。
【参照元】
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