- PS5やXSX|Sなどの次世代ゲーム機を4K画質で遊びたい!
- スマホやタブレット端末などの映像を大きな画面に映したい!
- 外出先にも持ち運べるディスプレイが欲しい!
上記のような要望を持つ方々向けのガジェットとして、最近は『モバイルモニター』が大きな人気を博している。
モバイルモニターとは、持ち運びに適した薄さ・軽さを併せ持ったポータブル型のディスプレイだ。
HDMIポートなどを備えており、スマホやタブレット端末、そしてPS5などの最新ゲーム機の映像を映し出すことが出来る。また、PCのサブモニター(拡張モニター)として利用することも可能。
そのため、外出先でも大きな画面で映像メディアを楽しんだり、ゲームをプレイしたり、拡張ディスプレイで仕事を効率アップしたい方などには非常にオススメだ。
しかし、大抵のモバイルモニターの欠点として、使用するために電源接続が必要である点が挙げられる。これでは、モバイルモニターの利点であるポータブル性(携行性)が損なわれかねない。
そこで今回オススメするのが、バッテリー内蔵によりスタンドアローンでの使用が可能な『Innocn 15.6インチ モバイルモニター』である。
バッテリー内蔵!外出先でも4K映像を堪能できるモバイルモニター
今回紹介する『Innocn 15.6インチ モバイルモニター』は、4K解像度対応の15.6インチディスプレイを搭載したモバイルモニターだ。
▼最新のOLED液晶を採用
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クーポンコード:LCPREHR0805
ブランド | Innocn |
品番 | PU15-PRE |
ディスプレイサイズ | 15.6インチ |
パネル種類 | OLED |
解像度 | 3840×2160(4K) |
輝度 | 380±20cd/m2 |
タッチ機能 | 対応 |
スピーカー | 2基 |
リフレッシュレート | 60Hz |
色域 | 100% DCI-P3 |
表示色 | 1074M(RGB8BIT+2FRC) |
コントラスト | 100000:1 |
ポート | Type-C×2, Mini HDMI×1 |
本体サイズ | 358 × 233 × 6.8mm |
本体重量 | 950g |
バッテリー持続時間 | 最大4時間 |
『Innocn 15.6インチ モバイルモニター』では、次世代のOLEDパネルにより表現される、非常に美しい4K映像を楽しむことが出来る。
▼HDRには非対応なものの、OLEDにおかげで十分に色鮮やかなグラフィック表現が可能。
モニター側面にはmini HDMIポートおよびType-Cポートを搭載しており、PS5やXSX|Sなどの次世代ゲーム機はもちろん、パソコンやスマホ、タブレットなどの映像をディスプレイ上に映し出すことも可能だ。
そして本製品のディスプレイは10点タッチパネル機能を採用しており、タッチ操作で各オプション機能を操作できるようになっている。
▼スマホやタブレット端末と接続した場合は、モバイル端末の映像をディスプレイ上でタッチして操作することも可能。
また、本製品最大の特徴として、5,000mAhの大容量バッテリーを筐体自体に内蔵している点が挙げられる。
▼最大4時間ほどの連続稼働が可能なバッテリーを内蔵。
これにより、コンセントなど外部電源を利用できない外出先などでも、スタンドアローンでモバイルモニターを使うことが出来る。
以上のように、他機種と比べても非常に充実したスペックを擁するハイエンドモデルとなっている。
ゲームや映画視聴などエンターテインメント目的のみならず、仕事のプレゼンの場などで、資料を映し出すためのサブモニターとしても活用できるだろう。
本体および付属品
▼外箱の様子
▼2つの箱に分かれており、片方には専用のスタンドカバーが入っている。
▼モニター側の箱。
▼モニター下には各付属品一式の入った小箱が収まっている。
▼箱の中身。各種ケーブル類が揃ってる。
内容物一覧は以下の通り。
【内容物一覧】
- ポータブルモニター本体
- Mini HDMIケーブル
- USB Type-C出力ケーブル
- USB Type-C電源ケーブル
- ACアダプター
- スタンドカバー
- クイックスタートガイド
- クリーニングクロス
▼説明書は日本語にも対応しているため、扱い方で困っても安心だ。
▼モニター本体。ベゼルが非常に狭いため、15.6インチディスプレイに対して全体的にコンパクトなサイズに収まっている。
▼モニター裏面。金属特有の光沢が見られ、高級感がある。
▼本体重量は約950グラムほど。タブレットと大差ないほど非常に軽い。
▼厚みは約6.8ミリ。下手なタブレットよりも薄く、カバンなどに入れて持ち運んでも支障にならないだろう。
▼右側面の下部には、『HDMIポート』『USB Type-Cポート』×2が用意されている。
▼右側面の上部には、スピーカー穴および音量調節ボタンが用意。
▼反対側(左側面)にもスピーカー穴が用意されている。
以上2つのスピーカー(デュアルスピーカー)によって、高品質なサウンドを楽しむことが出来る。
▼本体上部には電源ボタンが用意。
このように、非常にコンパクトな筐体に必要最低限のインターフェースが搭載された、高級感のあるデザインとなっている。
軽くて薄いため、持ち運びに用のディスプレイとしてもうってつけだ。
専用スタンドケース
また本製品には、専用のスタンドケースが付属している。
▼専用スタンドケース
▼ケースを開いた様子。
▼モニターをカパっと嵌めることで取り付けられる。
装着感はシッカリとしており、持ち運び中に外れてしまうことはないだろう。
▼ケースをモニターに装着した様子。ケース自体が非常に軽いため、全体的な重量はほとんど変わらない。
▼ケースを装着しても、厚みは2~3ミリほど増す程度。
モニターのディスプレイ部を保護するためにもケースは大切な役割を果たすため、製品にケースが同梱されている点は実に嬉しい。
ちなみに、モニターを装着した状態で、ケース裏面を折りたたむことでスタンドとしても機能する。
▼100~110度ほどのちょうど見やすい角度で設置することが可能。
スタンドとディスプレイカバーの両方の機能を擁する、有用性の高いカバースタンドとなっている。
非常に美しい4K映像を堪能
実際に本モニターを使用して、4K映像を視聴してみた。
なお、今回のレビュー時には『プレイステーション5』を接続してテストを行った。
▼実際に接続した様子。モニターに付属しているケーブルを使用。
▼モニター自体はゲーム機よりもコンパクトなサイズであるため、下画像のような置き方も可能。
置き場所に困らない点も、本モニターの大きなメリットの1つだろう。
▼なお、電源に接続しなくても、内蔵バッテリーのおかげでスタンドアローンでの稼働も可能。
▼PS5と接続した場合の、映像出力情報。4K(3840×2160)・60Hz出力 が出来ていることを確認。HDRには非対応。
そして実際にいくつかのゲームをプレイしてみた。(画像はディスプレイを直撮りしたもの)
OLEDで表現される4K映像は非常に美しく、色温度も変に濃すぎ(高すぎ)たりせず、自然な色合いを表現できていた。
▼リフレッシュレートは60Hzに対応しているため、迅速な反応を求められるシューティングゲームも問題なくプレイ可能。
▼ゲーム中の近くのオブジェクトから、遠景の建物に至るまで、実に明瞭に描画される。
▼明暗の表現や色の濃淡も素晴らしく、ゲーム内の雰囲気や空気感が非常に良く伝わってくる。
▼激しい動きのアクションゲームにおいても滑らかに表現され、映像の遅延や残像といった気になる点は無かった。
以上のように、モバイルモニターと言えども、据え置き型の4Kモニターと大差ないクオリティの映像を楽しむことが出来た。
外出先でもこの品質で映像やゲームを楽しめると思うと、非常にワクワクするガジェットである。
オプション項目も充実
なお、本製品のディスプレイ右下を2本指で下にスワイプすることで、オプション画面を呼び出すことが出来る。
▼2本指で画面にタッチして下へスワイプ。
▼メニュー(オプション)画面が表示される。
メニュー(オプション)では、映像や音声に関する各種設定をタッチ操作で行うことが出来る。
▼実際にタッチ操作している様子
上動画を見ても分かる通り、タッチ操作に対する反応性はいたって良好だ。
▼コントラストや明るさ、色合いなどもタッチ操作で直感的に調節可能。
▼ゲームプレイや映画視聴など、用途に合わせた画質プリセット(シーンモード)も用意。
用意されている主な設定項目は以下の通り。
【設定項目一覧】
- ホームページ:明るさ、コントラスト、音量
- シーンモード:7タイプのモード
- 色温度:RGBの調節
- 彩度:色温度、飽和度、シャープネス
- Type-C:Type-C入力信号切替
- HDMI:HDMI入力信号を選択
- OSD:OSDメニューの透明度
- 重力センサー:画面を回転すると、縦向き・横向きが自動的に切り替わる
- バッテリー:モニター接続機器を充電
- リセット:設定をリセット
以上のように、自分好みの映像を楽しめるように細かな設定項目が用意されている。
調節もタッチでラクラク行えるため、操作に関してストレスに感じることはないだろう。
音質も良好、だが立体感は無い
上述した通り、本製品には左右の側面に2機のスピーカー(デュアルスピーカー)が内蔵されている。
これらから出力されるサウンドの品質は高く、クリアで透き通るような音を楽しむことが出来た。
さすがに低音には弱いが、中~高音域に関しては十分に満足できる品質だろう。
ただし、デュアルスピーカーでは音に立体感がない。
そのため、例えばFPSゲームなどにおいて音で敵の方向を探る必要のある場合には、立ち回りが若干不利になってしまうだろう。
ディスプレイへの映り込みが激しい
本製品のOLEDディスプレイは、実に美しい映像表現が可能である一方で、ディスプレイへの映り込みが激しい。
▼現実の風景が、ディスプレイ上に映り込んでしまう。
特に暗い場面などにおいては、映り込みがかなり激しくなり、時には映像の視聴に支障を及ぼすこともある。
そのため、個人的には映り込み防止効果のあるディスプレイ保護シートを別途購入することをオススメしたい。
『Innocn 15.6インチ モバイルモニター』のまとめ
今回紹介した『Innocn 15.6インチ モバイルモニター』について、特長をまとめると以下の通りだ。
良かった点
- コンパクトかつ軽量なデザイン
- 狭ベゼル
- OLEDディスプレイによる美しい4Kグラフィック
- HDR非対応であるものの、十分に色鮮やかな映像
- 高品質スピーカー
- タッチ操作で直感的な操作が可能
- スタンドアローンでの稼働が可能なバッテリー内蔵
悪かった点
- サウンドに立体感は無い
- ディスプレイに指紋が付きやすい(タッチ操作時)
- ディスプレイへの映り込みが激しい
以上のように、携行性・性能の両面で非常に優れた、ハイエンドのモバイルモニターとなっている。
HDR非対応ではあるものの、OLEDディスプレイで表現される4K映像は非常に美しく、色合い自体も十分に鮮やかな映像を楽しむことが出来る。
映像に遅延や残像なども見受けられず、激しい動きのアクションゲームも問題なく楽しめた。
そしてタッチ操作対応のおかげで、細かなパラメータの調節も指でラクラク操作できる点は嬉しい。
何よりバッテリー内蔵のおかげで、コンセントがなくともスタンドアローン稼働が可能である点は、外出先への持参を前提に購入を検討している方にとって、まさにベストバイとなるだろう。
外出先でも大きな画面で高品質映像を楽しみたい方は、ぜひ購入を検討されてはいかがだろうか。
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