- 停電時でも電気を使いたい!
- 地震や台風で停電した時に向けて備えておきたい...
- アウトドアな場面でスマホやタブレットなどの端末を充電したい!
上記のような考えで、家庭用の蓄電池を探している方も多いのではないだろうか。
日本国内は自然災害に見舞われることが多く、近年はその傾向も増しつつある。
それに伴いポータブル電源など、停電時でも電気を使うためのガジェットが人気を博している。
しかし市場には多くの機種が出回っており、どの製品を選べば良いのか迷ってしまう方も多いだろう。
そこで今回は、非常に実用的なインターフェースと電気容量を搭載したオススメのモデル『Joyzis ポータブル電源 BR1000』について紹介する。
▼電気容量が小さく、よりリーズナブルな500Wタイプはコチラ
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『Joyzis ポータブル電源』レビュー | 災害時からアウトドアまで役立つ家庭用蓄電池
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非常用電源からアウトドア用バッテリーまで活用可能
『Joyzis ポータブル電源 BR1000』は、270000mAh/1000Whの大容量バッテリーを内蔵した、持ち運び可能なポータブル電源だ。
Amazonの商品ページから本製品を注文する際に下記コードを入力することで、通常価格より10,000円OFFの割引が適用されます。
- Joyzis ポータブル電源 予備電源 BR1000(30,000円オフ):UE3G2PFO(2021.9.6まで有効)
- 販売店:Shenqjp
ブランド | Joyzis |
型名 | BR1000 |
定格出力 | 1000W |
電気容量 | 270000mAh/1000Wh |
出力ポート | USBポート*4、AC出力*2、DC出力*2、シガーソケット出力*1、PD60Wポート*1、ワイヤレス充電器*1 |
入力ポート | DC入力ポート、Type-Cポート |
安全認証 | PSE、FCC、RoHS、UN38.3 |
本体重量 | 12.5kg |
定格出力は1000Wを誇り、純正弦波に対応しているため、繊細な電気機器に対しても給電を行うことが可能だ。
筐体には非常に充実したポート類が搭載されており、スマホやタブレット端末はもちろん、扇風機や小型クーラーといった家電に対しても安定した電力供給を行うことができる。
▼最大11台の機器に対して同時充電が可能。
PDポートやUSB3.0ポートを利用することで、スマホやタブレットなどのモバイル端末に対して高速充電を行うことができる。
ポータブル電源本体に対しても4つの給電方法(コンセント、Type-C PDポート、シガーソケット、ソーラーパネル)が用意されており、もしも災害による停電に見舞われた際でも、自家用車のバッテリーや太陽光を利用して充電を行うことが可能となっている。
▼各入力ポートは同時利用が可能であり、Type-C PDポートと自宅コンセントとを併用することで、最短8時間での満充電が可能となる。
以上のように、実用的な電気容量とインターフェースを備えた、オススメのポータブル電源となっている。
災害時における停電のみならず、キャンプなどのアウトドアな場面でのバッテリーとしても大いに重宝するだろう。
本体および付属品
▼ポータブル電源本体および付属品。
▼箱の中には充電用ACケーブル&アダプター、および品質保証書が入っている。
▼本製品は厳しい品質検査が行われており、PSE、FCC、RoHS、UN38.3等の安全認証を取得している。
▼説明書は日本語に完全対応しており、利用方法などは簡単に理解できる。
本製品の内容物一覧は以下の通り。
【内容物一覧】
- ポータブル電源本体
- 充電用ACアダプター
- 説明書
- サポートカード
- 品質保証カード
ポータブル電源の外観
ポータブル電源本体はクーラーボックスほどの大きさであり、本体重量も約12.5kgほどある。子供や女性、お年寄りが持ち歩くには少々大変だ。
▼前面にはすべてのインターフェースが集約されている。
▼左側にはDC入力ポートのほか、DC出力ポート、シガーソケット、AC出力ポート等が用意されている。
▼シガーソケットが用意されているのに、シガーソケット対応ケーブルが付属していないのは少々残念だ。
▼中央のボタンを押すとディスプレイが点灯し、バッテリー残量などを確認することが可能。
▼右側にはPDポート、USB3.0ポート、USB2.0ポートなどが用意されている。USBポートが多めである点は嬉しい。
▼各ポートは上部のボタンを長押しすることで通電される。非使用時には電気が通っていないので、管理・保管の面でも安心だ。
▼本体上部にはワイヤレス給電が可能なポートが用意されている。
なお、QC3.0ポート(オレンジ色の端子)からは通常の約4倍ほどの急速充電が可能となっている。急ぎで充電したい機器にはコチラを利用すると良いだろう。
以上のように、非常に充実したポート類が搭載されたインターフェースとなっている。
大抵の電気機器に対して互換性があるため、有事の際やアウトドアな場面においても優れた汎用性を発揮するだろう。
▼本体上部には取っ手が付いており、持ち運びには便利。
▼ただし上述した通り12キログラム超えのため、持ち運ぶ際は力のある人にお願いした方が良いだろう。
▼本体右側面にはLEDライト(300LM 3W 6000K)が用意。
▼反対側(左側面)には、より強力な出力のLEDライト(1000LM 10W 6000K)が用意されている。
▼本体裏面にはポータブル電源の仕様詳細が印字されている。
▼本体底部には、四隅にゴム製の滑り止めが施されている。多少の傾斜であれば滑り落ちることはない。
多機能LEDライトを搭載
上述した通り、本製品の両側面には、それぞれ出力・機能の異なるLEDライトが搭載されている。
左側面のLEDライトは強力な出力を擁しており、停電時の懐中電灯代わりになるほか、夜間の非常灯としても機能する。
▼ボタン長押しで起動。
また反対側のLEDライトは、出力が弱い代わりにボタンを押すごとに様々な機能を切り替えることが可能だ。
切り替えられるモードは以下の通り。
- 1回押し:強い光(通常点灯)
- 2回押し:SOS点滅(モールス信号)
- 3回押し:フラッシュ(高速点滅)
▼実際の点灯の様子(強い光の点滅に注意)
特にSOSモールス信号は、夜間の森林や海上などで遭難した場合には、実に役立つ機能であると言えるだろう。
ポータブル電源への充電
ポータブル電源への充電方法として、主に以下の4つの手段が用意されている。
- AC(コンセント)充電:満充電まで約14時間
- シガーソケット充電:満充電まで約15時間
- ソーラーパネル充電:満充電まで約18時間
- PCポート充電:満充電まで約48時間
AC電源(コンセント)から充電を行うのが、最も効率が良くオススメだ。
▼付属のコンセントアダプターを用いることで、家庭用コンセントから充電可能。
家庭用コンセントを用いた場合、ゼロの状態から満充電まで、約14時間ほどで完了する。
一度満充電しておけば、使い方にもよるが、しばらくの間(数日間)はバッテリーが持続するだろう。
また、PDポートやシガーソケットを併用することで、より早く充電を行うことが可能だ。
PDポートとACポートを併用することで、最短で8時間で満充電を完了することができる。
しかし、地震や台風などの災害時に停電した場合、家庭用コンセントから充電を行うことはできないだろう。
そのような場合は、別売りのソーラーパネルを用いた充電をオススメする。
▼実際に自宅ベランダにソーラーパネルを設置して、充電を行ってみた。
▼ソーラーパネル等に付属しているDCケーブルで接続。
▼なお、今回のレビュー時に使用した家庭用ソーラーパネルはコチラ
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ソーラーパネルを使用した場合、家庭用コンセントほどの速度で充電はできない。
しかし、太陽の出ている限り、自然エネルギーによる実質無限の発電&充電を行うことが可能だ。
▼ソーラーパネルに太陽光が当たってさえいれば、安定した充電が可能。
災害用の非常用電源として用意するのであれば、家庭用ソーラーパネルと是非ワンセットで準備しておきたい。
安定した給電が可能
続いて、ポータブル電源から電気機器へ充電(給電)した場合について紹介する。
まずは試しに、USBポートを用いてタブレット端末へ給電を行ってみた。
▼ポータブル電源側のポートに接続した状態で、給電スイッチを長押しして起動する。
▼これだけで、接続機器に対して給電が開始される。
USB3.0ポート経由での給電は安定しており、20% ⇒ 100%の充電を約40分ほどで行うことが可能であった。
途中で充電が途切れることも無く、スピーディな充電を行うことができた。
続いて、今後はACポートに接続して充電をテスト。
ACポートを用いた充電は非常に安定しており、家庭用コンセントを用いて充電を行った場合と大差ない効率で充電を行うことが出来た。
充電速度的にはACポートの方が確実に速いため、優先して充電を行いたいデバイスはACポートを利用すると良いだろう。
ちなみに、2つ以上のポートを用いて複数台の機器を同時充電した場合でも、1つ1つの充電効率が落ちることはなかった。
▼多数台デバイスを同時充電可能。
置くだけ簡単ワイヤレス充電
上述した通り、本製品の上部はワイヤレス充電に対応しており、上部のボタンを押すことで起動することが出来る。
▼一部のスマホなど対応デバイスを載せるだけで給電が開始される。
ワイヤレス充電に対応するスマートフォンやタブレット端末などの機器であれば、置くだけで給電されるため非常にラクだ。
またワイヤレス充電が可能である分、各ポートに空きができるため、同時充電可能な台数をさらに増やすことが出来る。
わざわざUSBケーブルを持参せずとも充電できる点も、非常に利便性が良いだろう。
『Joyzis ポータブル電源 BR1000』のまとめ
今回紹介した『Joyzis ポータブル電源 BR1000』について、特長をまとめると以下の通りだ。
良かった点
- 実用的な大容量バッテリーを内蔵
- 非常に多くのポートを搭載
- ワイヤレス充電に対応
- SOSモールス信号機能付きのLEDライトを搭載
- 安定した充電・給電性能
- 誰でも簡単に扱えるシンプルなインターフェース
悪かった点
- 長時間持ち運ぶには少々しんどい重量
- ケーブルが1種類(ACケーブル)のみしか付属していない
以上のように、実用的な大容量バッテリーと、多彩なデバイスとの互換性を擁するインタフェースとを備えた、オススメのポータブル電源となっている。
給電の速度・安定性はともに良好であり、ACポートなどは自宅コンセントと同様の間隔で利用することができた。
そしてポータブル電源自体への充電方法も充実しており、もし完全に停電してしまった場合でも、自家用車のバッテリーや太陽光を利用して充電できるため、災害用電源としては非常に重宝するだろう。
ただし一方で、本体重量が12キログラム超と重めであり、サイズもクーラーボックスほどはあるため、女性や子供、お年寄りの方が長時間持ち運ぶにはやや苦労するかもしれない。
それでも、自宅に1台は非常用電源を備えておきたい場合には、間違いなく最も実用的なスペックを誇る機種であると言える。
Amazonの商品ページから本製品を注文する際に下記コードを入力することで、通常価格より10,000円OFFの割引が適用されます。
- Joyzis ポータブル電源 予備電源 BR1000(30,000円オフ):UE3G2PFO(2021.9.6まで有効)
- 販売店:Shenqjp
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