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『OnePlus Ace 3 原神 刻晴コラボ版』レビュー | 刻晴デザインのハイエンドスマートフォン

2024-03-25

レイ(管理人)

最新ガジェット大好きなWEBデザイナー。理系大学院修了。国内外の企業と提携し、年間200以上のガジェットをレビューしています。日々の暮らしを豊かで楽しいものにする電子機器や家電などを、分かりやすく丁寧に紹介します。

2024年3月、OnePlus x 原神 コラボバージョンの『OnePlus Ace 3』が発売された。

今回のコラボでは原神の人気キャラクター "刻晴(こくせい)" が選ばれており、刻晴をモチーフとしたデザインの豪華なパッケージが用意されている。

今回、提携先より本製品を提供していただいたので、実際に使用した感想を基にレビューしていきたいと思う。

▼過去の原神コラボモデルのレビューはコチラ

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ONEPLUS ACE 3 GENSHIN IMPACT KEQING EDITION
OnePlus
ブランド OnePlus
モデル名 OnePlus Ace 3
ディスプレイサイズ 6.78インチ
解像度 2780×1264, AMOLED
リフレッシュレート 最高120Hz
OS ColorOS 14(Android 14ベース)
CPU(SoC) Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2 オクタコアプロセッサー
RAM 12/16GB  LPDDR5X
ストレージ 256GB/512GB/1TB UFS 4.0
SIMカード デュアル nanoSIM対応
マイクロSDカード 非対応
ステレオスピーカー ステレオスピーカー内蔵(Dolby Atmos・Dolby Vision対応)
搭載カメラ フロント:16MP
リア:3眼構成(50MPメイン + 8MP超広角 + 2MPマクロ)
生体認証 指紋認証(画面内)・顔認証
バッテリー容量 5,500mAh(100W急速充電対応)
対応通信規格 Bluetooth 5.3
Wifi 7(802.11/a/b/g/n/ac/ax/be)
NFC
GPS: BDS (B1I & B1C & B2a), GALILEO (E1 & E5a), GLONASS (G1), GPS (L1 & L5), QZSS (L1 & L5)
対応バンド 2G: GSM 850/900/1800MHz
2G: BC0 (1x)
3G: WCDMA bands 1/4/5/8
4G: FDD-LTE bands 1/3/4/5/8/18/19/26/28A
4G: TDD-LTE bands 34/38/39/40/41
5G NR:n1/n3/n5/n8/n28A/n41/n77/n78
本体サイズ 163.3×75.3×8.8mm
本体重量 約207g

今回紹介する『OnePlus Ace 3 原神限定版』は、原神の人気キャラクター "刻晴(こくせい)" をモチーフとしたハイエンドスマートフォンだ。

▼OnePlus Ace 3を持った刻晴のイメージ画像も公開されている。

ベースは『OnePlus Ace 3』であり、Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2 オクタコアプロセッサー搭載、16GB LPDDR5X採用といった優れたスペック構成となっている。限定版のストレージ容量は512GBだ。

Android 14ベースのColorOS 14を採用。生体認証は指紋認証(画面内)・顔認証の2種類に対応している。

6.78インチのAMOLEDエッジディスプレイは2780×1264解像度、最高120Hzの高リフレッシュレートに対応しており、色鮮やかで滑らかな映像を楽しむことが出来る。

デュアルnano SIM対応であり、マイクロSDカードの挿入には対応していない。

5,500mAhのバッテリーを内蔵。最大100Wでの急速充電に対応しており、たった26分で100%まで充電できるとのこと。

16MPのフロントカメラに加えて、背面には3眼構成のリアカメラ(50MPメインカメラ + 8MP超広角 + 2MPマクロ)を搭載。

以上の優れたスペック構成のスマホ本体に加えて、刻晴デザインのケースやアクリルスタンドなどが付属するパッケージ内容となっており、原神や刻晴ファンにとっては垂涎ものの商品であると言えるだろう。

製品本体および付属品

▼外箱の様子。Ace 3を持った刻晴が姿を見せている。

▼箱を開くと、スマホ本体とピンバッジが収まっている。

▼さらにその下には、付属品一式が収納されている。

▼内容物をすべて取り出した様子。

内容物一覧は以下の通り。

【内容物一覧】

  • スマホ本体
  • USB Type-Cケーブル
  • 充電アダプタ
  • 刻晴アクリルスタンド
  • スマホスタンド
  • スマホケース
  • カードスロット開閉用ピン
  • ピンバッジ
  • バッジ(8種類)
  • 背景パネル
  • ユーザーマニュアル一式

付属品は充実しており、原神コラボらしい内容となっている。

▼様々な表情を見せる刻晴のバッジ。

▼大小2種類のアクリルスタンドが付属。小さい方はスマホスタンドとしても機能する。

▼充電アダプタも刻晴カラーとなっており、中国語表記の名前(Kèqíng)が印字されている。

▼専用スマホケースにも刻晴がプリントされている。

▼ここまであからさまにプリントされていると、外ではやや使いづらいかも。

▼ゲームデザインのSIMカードスロット開閉用ピンもカッコいい。

そして、同梱の背景パネルを立てかけることで、スマホとアクリルスタンドを一緒に飾って楽しめるようになっている。

以上の通り、原神ファンや刻晴ファンには嬉しいパッケージ内容となっている。

スマホ本体

▼スマホ本体の外観。163.3×75.3×8.8mm、約207gの筐体で、正面だけを見ると普通のOnePlus Ace 3と変わりない。

▼前面中央には16MPのフロントカメラを内蔵。

▼背面の様子。刻晴モチーフのデザインがなされている。

▼背面には3眼構成カメラ(50MPメイン + 8MP超広角 + 2MPマクロ)が用意。

▼指紋や汚れの付着しづらい素材で、そこそこ高級感のある手触りとなっている。

▼持ち運びに適したサイズ感と重量。

▼厚みは8.8mmと薄く、ポケット等に入れて持ち運んでも支障にならないだろう。

続いて、インターフェースについて見ていく。

▼本体右側面。電源ボタン音量調節ボタンが搭載。

▼左側面にはアラートスライダーが用意。瞬時にマナーモードへ切り替えることができる。

▼上部には赤外線ポートを備えている。

▼下部の様子。カードスロットType-Cポートステレオスピーカー(Dolby Atmos・Dolby Vision対応)が内蔵。

▼付属のピンを用いてスロットを開き、デュアルnanoSIMカードの挿入が可能だ。マイクロSDカードの挿入には対応していない。

以上の通り、シンプルかつスタイリッシュなデザインとなっている。

指紋認証・顔認証に対応

本製品は画面内指紋認証および顔認証に対応している。

複数の認証方法を選択できる点は嬉しい。

▼ちなみに、画面内指紋認証時の指を置く部分が独自のアイコンになっているなど、芸が細かい。

画面内指紋認証の精度は良好であり、登録した指をパッとかざすだけで瞬時にロックを解除できる。

▼指紋認証の様子

AnTuTuベンチマークテスト

本機について、スマホ・タブレット端末の性能を測ることのできる『AnTuTuベンチマークテスト』を実施してみた。

▼Android端末におけるAnTuTuベンチマークテストの実施方法はコチラを参照

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結果として、約162万点のスコアを記録することが出来た。

当サイトで今まで紹介した端末の中でも、記事執筆時点で最高クラスのスコア結果だ。ウェブサイト閲覧や動画視聴はもちろん、『原神』を含めた激重ゲームアプリでも問題なく快適に遊ぶことのできる性能の高さとなっている。

本格的なゲーミング用のスマホを探している方にも間違いなくオススメできるハイエンドモデルである。

それでは以下から、実際に使用した感想について紹介していく。

美しく滑らかなエッジディスプレイ

▼刻晴が待ち受け画面に登場する。

▼デフォルトの背景も刻晴モチーフ。

▼一部のアイコンにも刻晴が隠れており、可愛らしい。

本機のディスプレイは2780×1264解像度、最高120Hzの高リフレッシュレートに対応しており、美しく非常に滑らかな映像を楽しむことが可能だ。

▼リフレッシュレートは設定アプリより切り替えることが出来る。

▼解像度も切り替えが可能。バッテリー残量に応じて切り替えると良いだろう。

▼ウェブサイト閲覧時。細かい文字まで明瞭に表示され見やすく、ページスクロールもなめらかで心地よい。

エッジディスプレイ(曲面スクリーン)により、縁ギリギリまで映像が描画される。

▼AMOLEDディスプレイの深みのある色合いが非常に綺麗で、ゲームはもちろん、アニメなどでもカラフルな映像を楽しめる。

あらゆる作業をスムーズにこなせる性能

ウェブブラウジングは基本的に快適であり、画像が多めのサイトや、処理の重いサイトであってもスムーズに閲覧することが出来た。また、YouTubeやネットフリックスなどの動画サイトを閲覧した場合においても、スピーディかつ滑らかな動画再生が可能であった。

ウェブサイト閲覧や動画視聴といった一般的なスマホ用途に関しては、何の問題もなく快適に行うことが出来る性能を擁している。

▼YouTubeなどの動画サイトにおいても、最高画質設定でスムーズに再生可能。

▼発色は良好。実写映画からアニメまで、満足度の高い映像視聴が可能であった。

なお、WidevineはL1サポートであり、Amazon PrimeビデオやHulu、Disney+などにおいて、高画質設定の映像を楽しむことが可能だ。

優れたサウンド品質

本機のスピーカーについて、音質を確認してみた。

本製品は下部にDolby Atmos・Dolby Vision対応のステレオスピーカーを内蔵している。

立体感こそかけているものの、音質自体は実に良好で、中~高音域に関してはクリアなサウンドを楽しむことができる。

音圧が強く、低音に関してもそこそこ迫力のあるサウンドを楽しめる。映像視聴時やゲーミングの際にも満足度の高いサウンド体験を提供してくれるだろう。

高品質フロント・リアカメラ

また、本機に搭載されているカメラについても確認した。

▼実際にフロント(前面)カメラで撮影した画像。

フロントカメラに関して、画質は概ね良好であり、全体的に明るく、ヒトの輪郭から表情までクリアに映し出すことが出来ていた。

発色も自然で肉眼で見た場合に近い。激しく動いても気になるレベルの残像は発生しないため、見づらさを感じることもかなった。

自撮りだけでなく、ウェブ会議や授業など、オンライン通話用途に利用しても問題のない品質だ。

▼リア(背面)カメラで撮影した画像。

背面カメラについても、フロントカメラ以上に鮮明で美しい写真を撮影することが可能であった。発色も良く、肉眼で見た場合に近い色合いを実現している。

上画像を見ても分かる通り、遠景から近景まで、明瞭に撮影することができた。特に遠景撮影時に関しては、20倍の遠距離撮影じでさえ、輪郭がある程度シャープに映る。

旅行や記念撮影用のカメラとしても十分に活用できる品質だろう。

ゲーミング性能の確認

本機を用いて各種ゲームアプリを遊んだ際のパフォーマンスについても確認していく。

『統合版マインクラフト(旧PE)』プレイ時

まずは『統合版マインクラフト(旧PE)』の場合について。

ワールドを作成して実際にプレイしてみたが、スムーズで快適に操作することが出来た。

▼チャンク読み込み時にも全く重さを感じない。

▼処理の重くなりがちなバイオームでも、フレームレート低下やカクつきを感じることは無かった。

クリエイティブやサバイバル、またはマルチサーバーに参加した際などにも、パフォーマンスは非常に安定しており終始スムーズなゲーミングが可能であった。

多くのアドオンを導入したり、友人らと多人数マルチサーバーに参加した場合でも、スムーズな動作を実現することが出来るだろう。

『PUBG』プレイ時

続いて『PUBG』の場合について。

まずグラフィッククオリティに関しては、現時点で最高設定である『ウルトラHDR』を選択することが出来た。

▼フレーム設定はウルトラを選択可能。

実際に試合に参加してみたが、大人数のプレイヤーが密集する場所においても、処理落ちやカクつきなどはほとんど生じず、終始快適なゲームプレイが可能であった。

▼近くのテクスチャから遠くの風景まで、美しく描画される。

▼激しく動き回っても、ラグやフレームレート低下などを感じることはほとんどなかった。120Hz高リフレッシュレートのおかげで、全体的に動きが滑らかに描画される

▼滑らかな描画で鮮明なゲームプレイが可能。遠方も索敵しやすい。

以上の通り、『PUBG』や『マインクラフト』レベルのゲームアプリであれば、ほとんど問題なく快適に遊べることが確認できた。

『原神』プレイ時

続いて "激重" ゲームとしても有名な『原神』の場合について。

非常に重いゲームアプリとして有名な『原神』であるが、本機ではスムーズにプレイすることが可能であった。

▼画質設定はデフォルト状態で "" に設定されており、デバイス負荷は "スムーズ" の状態。

▼画質設定を "最高" まで上げるとデバイス負荷も高まるが、依然としてスムーズな動作が可能であった。

▼最高画質設定の鮮明な描画で、スムーズに原神をプレイすることができた。

▼ゲーミングPC並みの高品質グラフィックで原神を遊べる。

▼激しく動いた場合でもカクつきや遅延を感じることはほとんどなかった。

『原神』クラスの激重ゲームでもこれだけ快適に遊べるのであれば、大抵のゲームアプリはスムーズに動作するだろう。

ゲーミング向けの機能が充実

なお、ゲームアプリ起動時にディスプレイ左端をスワイプすると、ゲーミング向けの各種機能を利用できる。

このウィンドウでは、画面録画や各種通知OFF、ゲームパッド設定など、ゲーミングに役立つ多彩な機能にアクセスすることが出来る。

ゲーミング中のフレームレート(fps)等もリアルタイムで確認可能。『原神』の場合、最高画質設定時でも30fps前後で快適なゲームプレイが可能であった(ゲーミングモード時)。

▼パフォーマンスモードは「Low Power」「Balance」「Gaming」の3種類が用意。スマホの充電残量と相談してモードを切り替えると良いだろう。

▼その他、パフォーマンスや映像品質に関する詳細なカスタマイズ項目も用意されている。

以上の通り、ゲーミングスマホとしても問題なく活用できるほどのパフォーマンスを発揮するスマホとなっている。

長持ちするバッテリー

本製品には5,500mAhの大容量バッテリーが内蔵されており、長時間の連続利用が可能だ。

実際に満充電の状態から1時間ほどゲームアプリを遊んでみたところ、10%ほどしかバッテリーが減っていなかった。ただし画質などのパフォーマンスに影響を及ぼす設定によっては、バッテリー消費速度は大きく変化する。

また本製品は最高100W高速充電に対応しており、たった30分足らずで100%まで充電できる

わずか数十分の充電で数時間分のバッテリーを回復できる点は魅力的だ。

ただ、ゲーミングなど高負荷使用時の筐体の発熱が気になった。高負荷状態で長時間スマホを利用した場合、決して持っていられなくなるレベルではないが、背面がやや心配になるレベルの熱を持つ。この手の高性能スマホにはよく見受けられる問題だ。

『OnePlus Ace 3 原神 刻晴コラボ版』のまとめ

今回紹介した『OnePlus Ace 3 原神 刻晴コラボ版』について、特長をまとめると以下の通りだ。

良かった点

  • 優れたスペック構成とパフォーマンス
  • 充実のパッケージ内容
  • 刻晴をモチーフとしたデザイン
  • 高級感があり、汚れづらい筐体素材
  • 発色の良い120Hz対応ディスプレイ
  • 原神レベルの激重ゲーミングアプリも、最高画質設定で快適にプレイ可能
  • 長持ちするバッテリー
  • 実用的なカメラ性能
  • 優れたスピーカー品質
  • ゲーミング用の機能が充実

悪かった点

  • エッジディスプレイの必要性はあまり感じられない
  • 高負荷での長時間利用時に多少発熱する

以上の通り、原神や刻晴が好きな方であれば、まさに必需品と言っても過言ではない限定版モデルとなっている。

ハード・ソフトの両面で刻晴モチーフのデザインを楽しむことができ、コラボの本気具合が伺える。

そしてスマホ自体の性能も実に優れており、最高画質設定の原神を快適なパフォーマンスでプレイすることが可能だ。

カメラやスピーカーの品質も優れており、バッテリーも持ちも良い。普通のスマホとしてもレベルの高いモデルとなっている。

現状では中々入手しづらいモデルだが、原神や刻晴ファンの方は、海外サイトメインで在庫をチェックすると良いだろう。

ONEPLUS ACE 3 GENSHIN IMPACT KEQING EDITION
OnePlus

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