OnePlus Ace Race・OnePlus Ace Racing Edition (一加 Ace 竞速版) が中国にて発表されました。
安価なOnePlus Aceの廉価版
OnePlus AceではMediaTek Dimensity 8100-MAX、150W急速充電やフレーム補間できるMEMCチップを搭載していましたが、今回発表されたOnePlus Ace Racing EditionはSoCはそのままに一部仕様を削ることでさらなるコストダウンが行われています。
OnePlus Ace Racing EditionはAceと変わらずMediaTek Dimensity 8100-MAXを搭載し、Snapdragon 870以上の性能を発揮してくれます。
HYPERBOOST、GPAと呼ばれるゲームモードを搭載しており、より安定したフレームレートでゲームを楽しめます。
MediaTek SoC搭載ながらもBluetoothコーデックはSBC、AAC、aptX HD、LDAC、APTX、LHDCに対応しています。
5000mAh、67W急速充電対応
OnePlus Aceの一つの特徴だった150W・80WはOnePlus Ace Racing Editionでは最大67Wに下げられています。
その代わりバッテリー容量は4500mAh→5000mAhと少し増えています。
29分で80%まで充電できるそうです。
充電器はちゃんと付属しています。
120Hz対応のLCDディスプレイ
ディスプレイはAMOLEDではなくLCDに変更されており、万が一の焼き付きの心配がありません。
120Hzリフレッシュレート対応で、タッチサンプリングレートは240Hzです。
6.59インチFHD+解像度です。
64MPトリプルカメラ
カメラは64MP + 超広角8MP + マクロ2MPのトリプルカメラ構成です。
最大4K@30fps撮影までで、手ぶれ補正はEISのみのようです。
幅広い対応バンド
対応バンドは
- 2G: GSM 850/900/1800/1900MHz
- 2G: CDMA BC0 ( 800MHz )
- 3G: CDMA 2000 BC0( 800MHz)
- 3G: UMTS(WCDMA) bands 1/4/5/8/19
- 4G: TD-LTE bands 34/38/39/40/41(194MHz)
- 4G: LTE FDD bands 1/3/4/5/7/8/18/19/28A
- 5G: n1/3/5/8/28A/41/77/78
と、廉価版ながらも広めです。
Wi-Fi 6対応で、Android 12ベースのColorOS 12.1が搭載されています。
RAZERと連携した光るゲーミングキーボードアプリも搭載しているそうです。
中国では1899CNY (約3.4万円) と格安です。
今のところ中国以外では販売されていませんが、グローバル版の投入で格安機の選択肢が増えると良いですね。