2025年2月20日(月)、OPPO(オッポ)は、同ブランドの最新折りたたみスマートフォン『OPPO Find N5』を正式発表しました。
2023年10月に発表された「OPPO Find N3」の後継機にあたる最新モデルであり、これまでで最も薄い折りたたみスマホを謳って登場。
記事執筆時点(2月21日)ですでに京东(China)などで予約注文が受付中。今のところシンガポールでのみ公式販売価格が発表されており、16GB + 512GBバージョンの価格は2,499シンガポールドル(約28万円)となっています。
項目 | OPPO Find N5 |
カラー | ブラック系、ホワイト系、パープル系 |
OS | ColorOS 15(Android 15ベース) |
ディスプレイ | 内側:8.12インチ AMOLED 外側:6.62インチ AMOLED |
解像度 | 内側:2248×2480 外側:1140×2616 |
リフレッシュレート | 最高120Hz |
ピーク輝度 | 内側:2,100nits 外側:2,450nits |
CPU(SoC) | Snapdragon 8 Elite (7コア版) |
RAM | 12GB / 16GB LPDDR5X |
ストレージ | 256GB / 512GB / 1TB UFS 4.0 |
SIMカード | デュアルSIMサポート |
マイクロSDカード | 非対応 |
認証機能 | 顔認証、指紋認証(側面) |
カメラ | フロント: ・内側:8MP(f/2.4) ・外側:8MP(f/2.4) リア:50MPメイン(f/2.2)+50MP超広角(f/2.2)+8MP広角(f/1.8) |
スピーカー | ステレオスピーカー内蔵(Dolby Atmos対応) |
バッテリー | 5,600mAh(80W有線急速充電サポート、50Wワイヤレス充電サポート、有線逆充電サポート) |
通信規格 | Wi-Fi 7, Bluetooth 5.4, NFC |
対応バンド | [Version 1] GSM: 850/900/1800/1900MHz WCDMA: Bands 1/2/4/5/6/8/19 LTE FDD: Bands 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28/66 LTE TDD: Bands 38/39/40/41/42 5G: n1/n2/n3/n5/n7/n8/n12/n20/n25/n26/n28/n38/n40/n41/n66/n77/n78[Version 2] 2G GSM: 900/1800MHz 3G WCDMA: 900/2100MHz 4G LTE FDD: Bands 1/3/5/8 4G LTE TDD: Band 40 5G NR: n1/n3/n5/n8/n40 |
位置測位 | GPS (L1+L5), GLONASS (G1), BDS (B1I+B1c+B2a), GALILEO (E1+E5a), QZSS (L1+L5) |
搭載ポート | USB Type-C 3.1 Gen2 (OTGサポート) |
防水規格 | IPX6、IPX8、IPX9 |
本体サイズ | 折りたたみ時:160.9 x 74.4 x 8.9 mm 展開時:160.9 x 145.6 x 4.2 mm |
本体重量 | 約229g |
展開時の厚みは4.21mm、折りたたみ時でも8.93mmという圧倒的な薄さを実現した折りたたみスマホです。iPhone16 Proの厚みが8.25mmであることを考えると、『OPPO Find N5』がいかに薄いかが分かります。
CPU(SoC)には世界初となる「Snapdragon 8 Elite (7コア版)」を採用。通常のオクタコア版と比べると性能がやや劣るものの、そのぶん発熱を抑えることができるとのこと。
IPX6、IPX8、IPX9 等級の防水性能を備えるほか、折りたたみ部(ヒンジ)の耐久性向上にも成功。長期にわたり安心して利用できるハイエンド折りたたみスマホとなっています。
『OPPO Find N5』のスペック&特徴
『OPPO Find N5』にはブラック系、ホワイト系、パープル系の3つのカラーバリエーションが存在し、以下の3モデルが確認されています。
モデル | RAM+ストレージ |
OPPO Find N5 | 12GB+256GB |
16GB+512GB | |
16GB+1TB |
OSは最新のColorOS 15(Android 15ベース)を搭載。
外側には6.62インチのAMOLEDディスプレイを搭載。1140×2616解像度と最高120Hzリフレッシュレート、2,450nitsのピーク輝度に対応しています。
そして展開した内側には8.12インチのAMOLEDディスプレイを搭載。2248×2480解像度と最高120Hzリフレッシュレート、2,100nitsのピーク輝度に対応しています。
筐体サイズは折りたたみ時:160.9 x 74.4 x 8.9 mm、展開時:160.9 x 145.6 x 4.2 mmで重量は約229gとなっており、折りたたみスマホとしては超薄型かつ軽量設計です。iPhone16 Proの厚みが8.25mmであることを考えると、『OPPO Find N5』がいかに薄いかが分かります。
▼iPhone 16 Pro Max(デザートチタニウム色)と並べた様子。厚さ8.25mmの16 Pro Maxと比べると半分以下の厚みしかありません。
超薄型設計の一方で、IPX6、IPX8、IPX9 等級の防水性能を備えるほか、折りたたみ部(ヒンジ)の耐久性向上にも成功。頑丈さも備え、長期にわたり安心して利用できます。
▼折りたたみ部分(ヒンジ)の折り目が極力目立たないように設計されており、展開時でも映像への没入感を損ねることはありません。
▼『Oppo Find N5』(左)と一般的な折りたたみスマホ(右)を並べた様子。ディスプレイ消灯状態でも折り目がほとんど目立っていません。
CPU(SoC)には世界初となる「Snapdragon 8 Elite (7コア版)」を採用。一般的なスマホ用途はもちろん、本格的なゲーミング利用にも対応できる性能を備えています。通常のオクタコア版と比べると性能がやや劣るものの、そのぶん発熱を抑えることができるとのこと。
RAMは12GB / 16GB LPDDR5Xを採用。
ストレージは256GB / 512GB / 1TB UFS 4.0を用意。マイクロSDカードの挿入には対応していません。
顔認証に加えて指紋認証(サイド)にも対応しており、利便性は抜群です。
NFCに対応するほか、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、4G/5Gなどの高速通信規格の数々にも対応。
内側・外側のいずれにも8MP(f/2.4)フロントカメラを搭載。背面には50MPメイン(f/2.2)+50MP超広角(f/2.2)+8MP広角(f/1.8)の3眼構成カメラを搭載。優れた写真撮影性能を実現しています。
5,600mAh大容量バッテリーを内蔵。長時間の連続使用、および短時間での充電が可能です。80W有線急速充電、50Wワイヤレス充電をサポートしています。
OPPO Find N5の実機写真
以前の記事で紹介したように、OPPO Find N5の実機写真はすでにリークされています。
▼OPPO Find N5(OPPO AI Phone)と書かれた製品外箱。
▼箱に収まっているOppo Find N5の様子。少なくともこの角度では、ディスプレイの折り目はほとんど目立っていません。
▼起動画面
▼折りたたんだ状態の側面の様子。高級感のある金属フレームに加えて、電源ボタンやアラートスライダーなどが確認できます。
▼展開した状態の側面の様子。Type-Cポートが確認できます。
そして、専用ケースを装着した状態と思われる画像も確認できました。
▼ケースを装着した様子。背面でカチッとはめることで、ヒンジ(折りたたみ部分)を綺麗にカバーできています。
このように、優れたデザイン性と高級感を併せ持っていることが見て取れます。
そして実機を持つ手と比較すると、これまでにない薄さを実現していることが分かります。携行性の面では、『Oppo Find N5』の右に出る折りたたみスマホはないでしょう。
日本向けの販売にも期待したい
『Oppo Find N5』は記事執筆時点(2月21日)ですでに京东(China)などで予約注文が受付中。今のところシンガポールでのみ公式販売価格が発表されており、16GB + 512GBバージョンの価格は2,499シンガポールドル(約28万円)となっています。
これまでにないほど超薄型の筐体を実現した折りたたみスマホであり、ガジェット好きとしては所有欲をそそられる一品ではないでしょうか。
難しいとは思いますが、日本国内向けの発売にも大いに期待したいところです。
今後の続報に注目です。
【参照元】
▼こちらの記事もオススメ
-
-
『OPPO Reno13』レビュー、Dimensity 8350搭載で手ごろな価格のミドルレンジスマホ
2024年11月25日(月)、OPPO(オッポ)は、同ブランドの最新ミドルレンジスマートフォン『Oppo Reno13シリーズ』中国で正式発表した。 Oppo Reno13シリーズには「Oppo Re ...
続きを見る
-
-
『POCO X7 Pro 日本語版』レビュー、5万円前後でAnTuTu160万点超え、ゲーミングも快適な高コスパスマホ
2025年2月12日(水)、Xiaomi Japan(シャオミ・ジャパン)は、サブブランドであるPOCOの最新スマートフォン『POCO X7 Pro』を日本国内向けに発表した。 『POCO X7 Pr ...
続きを見る