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『Oscal Power Max 700』レビュー | キャンプから災害用電源まで役立つ高性能ポータブル電源

2023-05-17

レイ(管理人)

最新ガジェット大好きなWEBデザイナー。理系大学院修了。国内外の企業と提携し、年間200以上のガジェットをレビューしています。日々の暮らしを豊かで楽しいものにする電子機器や家電などを、分かりやすく丁寧に紹介します。

世界市場、特にヨーロッパ、アフリカ、アジアで多くのモバイルデバイスをリリースしてきたBlackviewの姉妹ブランドであるOSCALは、2023年3月に同ブランド初のポータブル電源『Oscal Power Max 700』をリリースした。

最大700Wの出力に対応、666whの大容量バッテリーを内蔵するなど、キャンプから災害用電源まで役立つ高性能モデルとなっている。

今回、提携先より本製品を提供していただいたので、実際に使用した感想を基にレビューしていきたいと思う。

キャンプから災害用電源まで役立つ高性能ポータブル電源

今回紹介する『Oscal Power Max 700』は、実用的なバッテリー容量と充実したポート類を搭載した、キャンプから災害用電源まで役立つ高性能ポータブル電源だ。

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ブランド Oscal
モデル名 Power Max 700
バッテリー容量 666wh
定格出力周波数 50/60Hz
定格出力電力 700W
入力ポート ソーラー入力(最大150W)
DC入力(最大150W)
出力ポート USB Type-C(100W)
USB Type-C(30W)
シガーソケット出力(最大120W)
DC出力(最大347W)×2
AC出力(700W)×2
USB-A ×2
USB急速充電(22.5W)×2
ワイヤレスチャージ
LEDライト 搭載(3W)
本体サイズ 312×191×245mm
本体重量 約6.5kg

筐体サイズは312×191×245mm、約6.5Kgとやや重めだが、充実したポート類が搭載されており、スマホやタブレット端末はもちろん、扇風機や車載冷蔵庫といった家電に対しても安定した電力供給を行うことができる電気容量を誇っている。

ワイヤレス充電にも対応しており、スマホなどの対応デバイスを筐体上部に置くだけで充電が可能。

▼同時に最大12台のデバイスへの給電が可能。搭載する液晶ディスプレイで充電・給電の状況をリアルタイムに把握できる。

【デバイス毎の給電例】

  • スマートフォン(3055mAh):約47回
  • ドローン(77W):約6.5回
  • タブレット端末(19Wh):約27回
  • ノートPC(50Wh):約10回
  • デジカメ(13Wh):約39回

内蔵されている電池には「リチウムイオン電池」が採用。熱分解温度が高く、熱安定性が非常に優れている。バッテリーの充放電サイクル寿命も長く、800回繰り返し使用しても85%のバッテリー容量をキープできる。

▼BMSバッテリー保護システムも備えており、安心して利用可能。

そしてポータブル電源自体には、自宅コンセント以外にも車載シガーソケット経由や、ポータブルソーラーパネルを用いて充電を行うことも可能。停電などにより電気が利用できない場合でも、自然エネルギーを利用して電気を溜めることができる。

本体正面にはLEDライトも搭載。SOS点滅機能に対応するなど、実用的な機能を擁した設計となっている。

以上のように、実用的な電気容量とインターフェースを備えつつ、持ち運び可能な筐体サイズを実現したオススメのポータブル電源となっている。

災害時における停電のみならず、キャンプなどのアウトドアな場面でのバッテリーとしても重宝するだろう。

製品本体および付属品

▼外箱の様子

▼内容物をすべて取り出した様子。

内容物一覧は以下の通り。

【内容物一覧】

  • ポータブル電源本体
  • 電源コード
  • 電源アダプタ
  • カーシガーソケットプラグ付きケーブル
  • ユーザーマニュアル

▼ユーザーマニュアルは日本語にも対応している。

▼シガーソケットプラグ付きケーブルが付属。

▼充電用アダプタはやや大きめなサイズ。

▼ポータブル電源本体外観。

▼上から見た様子。

▼持ち運び用の取っ手が付いている。

▼筐体サイズは312×191×245mm、本体重量は約6.5kg。サイズ自体は比較的コンパクトだが、ズッシリ感がある。

▼取っ手の下にはワイヤレス充電ポートが用意されている。

▼左側面の様子。

▼右側面の様子。

▼右側面下部には、AC出力(700W)×2が用意されている。

▼背面の様子。

▼底部の様子。四隅にゴム製の滑り止めが施されている。

▼そして本体前面には、ディスプレイおよび各種ポート類が集約されている。

正面のインターフェース構成は以下の通り。

  • ソーラー入力(最大150W)
  • DC入力(最大150W)
  • USB Type-C(100W)
  • USB Type-C(30W)
  • シガーソケット出力(最大120W)
  • DC出力(最大347W)×2
  • USB-A ×2
  • USB急速充電(22.5W)×2
  • LEDライト

▼幅広いデバイスに対して給電(充電)を行うことの出来る、インターフェース構成。

シガーソケット出力ポートはキャップで保護されている。

▼シガーソケット出力ポート

▼電源ボタンを押すと、ディスプレイにバッテリー残量等の情報が表示される。

このように、本体デザインは非常に洗練された機能的なものになっている。

多彩な入出力ポートが用意されているため、幅広いデバイスとの接続に対応できる。

何より、家庭用蓄電池としてコンパクトなサイズであるため、収納場所にも困ることは無いだろう。

SOS機能付きのLEDライト

筐体正面にはLEDライトが搭載されており、LEDライトボタンを押すことで点灯する。

照度はかなり高く、夜間の屋外など暗い場所でも周囲を明るく照らすことが出来るだろう。

また、このLEDライトは単なる照明以外にも、SOSモールス信号を発信する機能も搭載されている。

▼LEDライトボタンを押すたびに、弱モード ⇒ 強モード ⇒ 点滅 ⇒ SOSモールス信号 と切り替わる。

キャンプなどで遭難した時などにも安心な機能となっている。

外部への出力機能

本製品に溜めた電気を、外部機器へ出力(給電)する方法について紹介していく。

USB給電

外部出力の方法はいたって簡単だ。

USB出力の場合、まずUSB出力ボタンを長押しすることで電力供給が開始される。

▼出力中のポートは、ディスプレイ上にアイコンで表示される。

続いて、電源前面のUSBポートとデバイスをケーブルで接続する。

これだけで機器への給電が開始される。

100W高速給電対応のType-Cポートも搭載されており、実に素早い速度でデバイスを充電することが可能だ。

なお、所有するAndroidタブレットで試した場合、30分ほどで50%分の充電が可能だった。

通常の家庭用コンセントに引けをとらないくらいの充電速度であり、十分に実用的であると言える。

▼なお、ポート使用中はディスプレイ上に給電情報が表示される。

AC(コンセント)給電の場合

AC(コンセント)出力の場合もUSB出力の場合と同様に、ACボタンを押して出力状態にした状態で、ACポートにコンセントを接続し、デバイスと繋げるだけだ。

ACポートの方が、USBポートよりも30~40%ほど速い速度で充電を行うことが可能であった。

充電速度を重視するのであれば、意識してACポートを利用すると良いだろう。

複数ポートからの同時給電

なお、複数ポートを同時に使用した場合でも、問題なく充電を行うことが可能であった。

この時も、1つ1つの充電速度が落ちるといったことはなかった。

全体的に、給電に関しては安定していると言える。

ワイヤレス給電の場合

DC出力がONの状態で、筐体上部のポートに対応デバイスを置くだけで、ワイヤレス給電を行うことが出来る。

いちいちケーブルを繋ぐ必要が無いため、実に便利な機能だ。

また、ワイヤレス給電を行うことで、ポートを1つ分節約できる(空けておける)というメリットもある。

ポータブル電源への充電

続いてポータブル電源自体への充電方法について紹介していく。

AC(コンセント)入力

最も一般的な充電方法は、ACケーブルを使用して自宅コンセントから充電する方法だろう。

充電中はディスプレイで残量をリアルタイムに確認できる。

▼バッテリー残量だけでなく、満充電までの残り時間も表示。あとどのくらいで充電を終えれるかが視覚的に分かって便利だ。

車載シガーソケット入力

付属のシガーライタープラグコードを利用することで、自家用車のシガーソケットから電気を取り出すことが可能だ。

▼シガーソケット

災害などに見舞われて自宅コンセントが利用できなくなった場合などは、車から電気を取り出すことが出来る。

災害用電源として優秀な設計であると言えるだろう。

ソーラーパネル入力

そして本製品はソーラーパネルを用いた充電も可能だ。

今回は私が所有している120Wソーラーパネルを使って、実際に太陽光充電を行ってみた。

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▼快晴の日、自宅ベランダにソーラーパネルを設置。

パネルに太陽光が当たっていれば、ケーブルを接続した途端に充電が開始される。

▼ソーラーパネルから給電を行うことが出来ていた。

災害による停電時でも、『ポータブル電源』と『ソーラーパネル』の2つのアイテムを所有していれば、電子機器の充電を心配する必要が無くなるだろう。

▼太陽が存在している限り、ほぼ無尽蔵に充電を行うことが可能だ。

有事の備えとしては、まさに必要不可欠なセットであると言える。

『Oscal Power Max 700』のまとめ

今回紹介した『Oscal Power Max 700』について、特長をまとめると以下の通りだ。

良かった点

  • 容量に対して比較的コンパクトなサイズ
  • 充実した入出力インターフェース
  • 安定した給電能力
  • SOS機能付きの強力なLEDライトを搭載
  • コンセント、シガーソケット、ソーラーパネルからの充電に対応
  • ワイヤレス充電に対応

悪かった点

  • 収納・持ち運び用のバッグ等が付属してほしかった
  • 充電用アダプタのサイズが大きい

以上のように、コンパクトな筐体に、様々なデバイスとの互換性を擁するインタフェースを備えた、オススメのポータブル電源となっている。

給電の速度・安定性はともに良好であり、ACポートなどは自宅コンセントと同様の感覚で利用することができた。複数ポートを同時使用した場合でも、給電能力に支障をきたすことはなかった。

そしてポータブル電源自体への充電方法も充実しており、もし完全に停電してしまった場合でも、自家用車のシガーソケットや太陽光(ソーラーパネル)を利用して充電できるため、災害用電源としては非常に重宝するだろう。

一方で、個人的には収納・持ち運び用のバッグ等が付属してほしかったところだ。また、充電用アダプタのサイズが大きいため、一式を持ち運ぶ際にやや支障になるかもしれない。

何はともあれ、自宅に1台は非常用電源を備えておきたい場合には、是非オススメしたい一品だ。

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