パナソニック 衣類スチーマー NI-FS70Aレビューのメイン画像
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『パナソニック 衣類スチーマー NI-FS70A』レビュー、大容量なのに軽量&コンパクト、プレスもできる2WAY仕様

レイ(管理人)

最新ガジェット大好きなWEBコンテンツクリエイター。大学院理工学研究科出身。国内外の企業と提携し、年間200以上のガジェットをレビューしています。日々の暮らしを豊かで楽しいものにする電子機器や家電などを、分かりやすく紹介していきます!

パナソニック(Panasonic)は、新型衣類スチーマーとして『パナソニック 衣類スチーマー NI-FS70A』をリリースした。

スチーム噴射機能を備えた衣類アイロンであり、軽量かつコンパクトな筐体に大容量水タンクを搭載。手軽にしっかりシワのばしができる高性能スチーマーだ。なお、プレスもできる2WAY仕様となっている。

今回、提携先より本製品(NI-FS70A-C)を提供していただいたので、実際に使用した感想を基にレビューしていきたいと思う。

パナソニック 衣類スチーマー NI-FS70Aのアイコン画像

ブランド パナソニック(Panasonic)
型名 NI-FS70A
クレイベージュ/カームブラック
ワット数 950W
電圧 100V
スチーム操作 静電タッチ式
スチーム量 平均約15g/分(HIGH時)
スチーム噴射 360°(ハンガーにかけた衣類に平行に向けた場合)
立ち上がり時間 約17秒
連続使用時間 約8分(HIGH時)
タンク容量 約130ml
自動ヒーターオフ機能 搭載(電源をONにしてから約60分後)
温度調節 3段階
アイロン面(スチームヘッド)素材 セラミックコート
本体重量 約660g
本体サイズ 約8×13×16㎝

パナソニック衣類スチーマーの売り上げ説明画像

今回紹介する『パナソニック 衣類スチーマー NI-FS70A』は、スチーム噴射機能を備えた衣類用アイロンだ。

▼他モデルとの比較表。

他モデルとの比較表

パナソニックの人気製品シリーズである衣類スチーマーの最新モデル(記事執筆時点)であり、シリーズ最速の立ち上がりと、静電タッチ式のスチーム操作でサッと使える点が特徴だ。

パナソニック 衣類スチーマー NI-FS70Aのキービジュアル画像

軽量かつコンパクトな筐体に約130mlの大容量水タンクを搭載しており、平均15 g/分(HIGH時)のパワフルな浸透スチーム噴射を、約8分間(HIGH時)も続けることが可能。スチームは繊維の奥まで しっかり届き、どんな衣類でもまとめてケアできる。

タンク容量説明画像

スチームの説明画像

▼静電タッチ式スチーム操作を採用。取っ手のタッチボタン部分に指を置くだけでスチームを噴射。タッチボタンに触れているあいだは、スチームが出続ける。

スチームの噴射方法

アイロンを360°どんな角度に傾けてもスチームを噴射出来るため、衣類のケアを簡単に行うことが可能。

スチーム噴射方向

▼電源を入れてからの立ち上がり時間は、シリーズ最速の約17秒。朝の忙しい時間帯でもすぐにアイロンがけを行うことができる。

立ち上がり時間の説明画像

そして除菌・脱臭効果も確認されており、衣類を清潔で心地よい状態に保っておくことが可能だ。

脱臭・殺菌効果の説明画像

自動ヒーターオフ機能も搭載しているため、電源の切り忘れによる電気の無駄遣いや、火事の発生リスクを減らすことができる。

製品本体および付属品

▼外箱の様子

外箱の様子

箱を開けた様子

▼内容物をすべて取り出した様子。

内容物をすべて取り出した様子

内容物一覧

内容物一覧は以下の通り。

【内容物一覧】

  • 衣類スチーマー本体
  • スタンド
  • 専用カップ
  • ユーザーマニュアル

▼ユーザーマニュアルは図付きで分かりやすい。

ユーザーマニュアル

▼スチーマーに水を注ぐための専用カップが付属。

専用カップ

▼加熱時にアイロンを設置しておくためのスタンド。

スタンドの裏面

スタンドの表面

衣類スチーマー本体

▼衣類スチーマー本体の外観。約8×13×16㎝のコンパクトかつスタイリッシュな見た目。

パナソニック 衣類スチーマー NI-FS70Aの外観

今回のレビュー時にはクレイベージュ色を使用している。

パナソニック 衣類スチーマー NI-FS70Aの外観-側面

▼真上から見た様子。

パナソニック 衣類スチーマー NI-FS70Aを真上から見た様子

▼上部先端には電源ボタン表示ランプが用意。

電源スイッチ&ランプ

▼正面から見た様子。

正面から見た様子

▼スチーマー先端には、注水口空気穴が用意。

注水口

▼背面から見た様子。電源コードが本体と一体化している。

背面から見た様子

▼左右側面の様子。

右側面の様子

左側面の様子

▼底部の様子。アイロン面にはいくつかのスチーム穴が空いている。

底部の様子

アイロン面(スチームヘッド)の素材はセラミックコートで造られている。

スチーマー本体は約660gほどの重さしかなく、非常に軽量で、女性やお年寄りが長時間使っても、手が疲れづらい設計となっている。

▼非常に軽量かつコンパクトな筐体デザイン。

パナソニック 衣類スチーマー NI-FS70Aを手に持っている様子

▼手持ち部分(グリップ)の質感は良好。握りやすく、指紋や手脂などの汚れも目立ちづらい。

パナソニック 衣類スチーマー NI-FS70Aの取っ手を手で掴んでいる様子

パナソニック 衣類スチーマー NI-FS70Aを掴んでいる様子

▼取っ手の内側にはタッチボタンが用意されており、タッチボタンに触れているあいだのみスチームが噴出される。

取っ手のタッチボタン

このように、スチーマー本体は非常に洗練されたシンプルなデザインとなっている。軽量かつコンパクトな筐体サイズにもかかわらず約130mlの大容量水タンクが内蔵されており、、平均15 g/分(HIGH時)のパワフルな浸透スチーム噴射を、約8分間(HIGH時)も続けることが可能だ。

水タンクへの給水

水タンクへの給水方法はいたって簡単だ。

まず、付属の専用カップに水道水をそそぐ。

▼カップ上部に引かれた線まで水をそそごう。

専用カップに水を注ぐ様子

続いてスチーマーの給水口キャップを外し、中(タンク内)に水を注ぎこむ。

給水口キャップを外す様子

給水口に水を注ぐ様子

水を注ぎ終わったらキャップを元に戻す。

▼給水量は給水口下の窓から確認できる。

給水量の確認

これだけで使用準備は完了だ。

非常に簡単な手順で使用を開始できるため、衣類スチーマーを初めて使う方でも問題ないだろう。

強力なスチームでスピーディにシワを除去

実際に衣類に対し、本製品を使用してみた。

▼こちらの洋服をスチーマーにかけてみる。

衣類スチーマーをテストする服

アイロンがけ開始前のスカート。多くのシワができており、見栄えが良くない。

アイロンがけ前のスカート

まず給水済みスチーマーの電源コードをコンセントに接続する。

スチーマーをコンセントに接続した様子

そして取っ手上部の電源ボタンを長押しして電源をONにする。

スチーマーの電源を入れた状態

電源がONになると上部パネルが点滅し始める。点滅が点灯に変われば(点滅しなくなったら)使用準備完了の合図だ。

▼なお、電源ボタンを押すごとに加熱出力を HIGH ⇒ MED ⇒ LOW⇒消灯(電源OFF)の順に切り替えることができる。

MED出力

LOW出力

【加熱レベルについて】

  • HIGH:高温:平均約15g/分のパワフルスチームを噴射
  • MED:中温:平均約9g/分のノーマルスチームを噴射
  • LOW:低音:スチームは噴射されない

衣類によって、最適な加熱レベルが異なる。本製品に付属するユーザーマニュアルに目安が記載されているので、これを参考に出力を調節すると良いだろう。

▼加熱中のアイロン面は高温になって危険なので、付属のスタンドに設置しておこう。

スチーマーをスタンドに設置している様子

加熱レベル設定後、パネルの点滅が点灯に変わったら、取っ手のタッチボタンに指を置いてスチームの噴射を開始できる。

タッチボタンに指を触れる様子

タッチボタンに指を置くと、アイロン面に空いた穴からプシューっと高音のスチームが噴出される。

▼衣類から1cm程度話して噴射を行おう。

衣類にスチームを噴射している様子

▼実際にスチーマーを使っている様子

上動画では見づらいかもしれないが、実際にHIGHモードで噴射してみたところ、勢いの強いスチームが衣類向かって噴射された。スチーマーをかけた部分はみるみるうちにシワが伸ばされてゆき、滑らかな軌跡が残っていた。

▼タッチボタンに指を触れるだけで噴射できるため、スチーマー本体の軽量さも相まって、使用中に指や腕が疲れることは無かった。

衣類スチーマーを利用する様子

スカートに対して5分ほどスチーマーを使用した後の状態を確認してみた。

▼スチーマー使用後のスカートの様子。

スチーマー使用後のスカートの様子

いかがだろうか。スカートについていたシワがほとんど取り除かれ(伸ばされ)、非常に滑らかな状態へと生まれ変わっていることが確認できる。

▼スチーマー使用後のスカートの様子(全体)。

スチーマー使用後のスカートの様子-全体

▼スチーマー使用前後のスカート比較
※クリックで拡大

スチーマー使用前アイロンがけ前のスカート

スチーマー使用後スチーマー使用後のスカートの様子

上の前後の画像を見比べてみると、スチーマーの効果は一目瞭然だ。

一般的なドライアイロンでは取りづらい頑固なシワでも、スチーマーを使えばさっと数分撫でるだけで、綺麗に伸ばすことに成功した。丈の長めなスカートの場合でも、本製品は長時間のスチーム噴射が可能なため、水切れを起こすことなく最後までアイロンがけを終えることが出来た。

スチームは360度全方位に噴射されるので、噴射面を意識して衣類に対し平行にする必要は無い。結構アバウトな角度で衣類に近づけても、高いアイロン効果を得ることができた。

稼働音も非常に静かであり、夜間に使用しても家族の睡眠を妨げることは無いだろう。

衣類を常に綺麗な状態に保っておきたい方には、まさにうってつけのツールだと言える。

通常のプレス(押し当てアイロンがけ)も可能

アイロン台とスチームアイロン

本製品はプレスがけ(アイロン面を押し当ててアイロンがけ)も可能な2WAY仕様となっている。

▼アイロンがけ前の服。

アイロンがけ前の服

▼スカートに多くのシワが付いている。

アイロンがけ前の服-スカート

アイロンがけ前の服-スカート2

アイロンがけ前の服-スカート3

伸ばしたい服をアイロン台にセットして、一般的なアイロンと同様、シワのある部分にアイロンがけしていく。

▼服を傷めたくないので、当て布しつつアイロンがけ。

アイロンがけの様子

アイロンがけの様子-ズーム

▼プレスアイロンがけ前後の部分の比較。本製品は衣類スチーマーだが、通常のアイロンがけに使用しても高い効果を発揮する。

アイロンがけ前後の比較

▼プレスアイロンがけ後の服

アイロンがけ後の服

▼スマートのシワがほとんど取れて(伸ばされて)おり、滑らかな状態となっている。

アイロンがけ後の服-スカート

アイロンがけ後の服-スカート2

▼まるで新品のような滑らかさ

アイロンがけ後の服-スカート3

▼プレスアイロンがけ前後のスカート比較
※クリックで拡大

 

プレスアイロンがけ前アイロンがけ前の服-スカート2

プレスアイロンがけ後アイロンがけ後の服-スカート3

上の前後の画像を見比べてみると、アイロンがけの効果は一目瞭然だ。

スチーム機能・プレスアイロンがけの両方で高い効果を発揮する、汎用性の高い2WAYモデルとなっている。

『パナソニック 衣類スチーマー NI-FS70A』のまとめ

パナソニック 衣類スチーマー NI-FS70Aのアイコン画像

今回紹介した『パナソニック 衣類スチーマー NI-FS70A』について、特長をまとめると以下の通りだ。

良かった点

  • シンプルかつスタイリッシュなデザイン
  • 軽量でコンパクトな筐体サイズ
  • 持ちやすい取っ手
  • サイズに対してタンク容量が大きめ
  • 衣類に応じて加熱レベルの切り替えが可能
  • パワフルなアイロン効果
  • スチーム&プレスのいずれも可能な2WAY仕様
  • 自動ヒーターオフ機能を搭載

悪かった点

  • タッチボタンに指が意図せず触れてしまい、誤動作が生じることがある
  • コンパクトサイズのため、ヒーター面の面積がやや小さめ

以上の通り、スチーム機能・プレスアイロンがけの両方で高い効果を発揮する、汎用性の高い2WAYモデルとなっている。

まず見た目がシンプルかつスタイリッシュで、インテリア性も高いため、非使用時に棚などに飾っておいても景観を損ねることは無いだろう。軽量&コンパクトな筐体サイズのおかげで、長時間持ち続けて作業しても腕が疲れることはなかった。サイズに対して水タンク容量が大きめに取られているため、いちいち給水する手間が減らせる点もGOOD。

スチーム、アイロン(プレス)のいずれも効果が高く、衣類のしつこいシワも数回の往復で綺麗サッパリ取り除く(伸ばす)ことが可能であった。

安全機能(自動ヒーターオフ機能)を搭載している点も嬉しい。

一方で、取っ手部分のタッチボタンの感度が高く、少しでも指を触れるとスチームが噴出してしまうため、意図しないタイミングでスチームを噴出してしまうことが多々あった。この点に関しては、取っ手部分のデザインを改良してミスタッチを防げるように、次モデルでは改善してほしいところだ。

何はともあれ、性能面・デザイン面・コストパフォーマンス面のいずれも優れた、高性能衣類スチーマーとなっている。

アイロン、衣類スチーマーの購入を検討している方には、是非オススメしたい一品だ。

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