パナソニック(Panasonic)は数多くの電気シェーバー(髭剃り機)をリリースしてきましたが、その中でも現在最も人気の高いモデルが『パナソニック ラムダッシュ パームインシェーバー』(ES-PV6A)だ。
5枚刃テクノロジーを採用したシェーバーであり、そのコンパクトかつオシャレなデザインが特徴的だ。2023年のグッドデザイン金賞を受賞しており、いわゆる "ばえる" 家電として注目を集めている。
今回、提携先より本製品(ES-PV6A-W)を提供していただいたので、実際に使用した感想を基にレビューしていきたいと思う。
ブランド | パナソニック(Panasonic) |
型名 | ES-PV6A |
カラー | マットブラック、マーブルホワイト |
パワーコントロール | ラムダッシュAI⁺ |
ヘッド部 | フロート刃機構 |
外刃 | 5枚刃システム |
内刃 | 30°鋭角ナノエッジ内刃 |
駆動 | 方式:リニアモーター高速駆動 ストローク:約14,000ストローク/分 |
スイッチロック | ○ |
電圧 | AC100-240V(自動電圧切替付)、50-60Hz(別売のUSBアダプター「出力:5V、1A」使用時) |
電源 | 充電式 急速2時間充電 |
使用日数 | フル充電し1日1回約3分間の使用で約14日間使用可能 |
電池種類 | Li-ion(リチウムイオン)充電池 |
充電システム | USBプラグ Type-C充電 |
洗浄 | 本体まるごと清潔水洗い |
防水仕様 | IPX7基準 |
消費電力 | 約4W(AC100V 充電時) |
海外使用 | ○ |
生産国 | 本体:日本 USBケーブル:中国 |
本体寸法 | 高さ5.7×幅7.2×奥行4.5cm(キャップを除く) |
質量 | 約145g(キャップを除く) |
今回紹介する『パナソニック ラムダッシュ パームインシェーバー』は、手のひらサイズのコンパクトな電気シェーバーだ。洗面台、バスルーム、あらゆる場所になじむデザインとなっており、置いておきたくなるインテリアのような存在としても人気が高い。
▼2024年の押し家電大賞(健康・理美容部門)において1位を受賞。
▼手のひらにすっぽり収まるコンパクトサイズ。
▼人気の高いマーブルホワイト色では、自然由来の素材NAGORIを採用した大理石調のデザインとなっている。
▼置き場所に困らないコンパクトサイズ。オシャレでインテリア性も高い。
手のひらサイズの筐体に、ラムダッシュ5枚刃テクノロジーを凝縮。あらゆるヒゲを取り込む5枚刃システムと、カットチャンスを逃さないラムダッシュ史上最速リニアモーター駆動を採用することで、優れた髭剃り性能を実現している。
▼シェーバーを持つ指と肌との距離が近いため、一般的なシェーバーよりも直感的かつ撫でるような感覚で整えることができる。
製品本体および付属品
▼外箱の様子
▼内容物をすべて取り出した様子。
内容物一覧は以下の通り。
【内容物一覧】
- シェーバー本体
- キャリング(セミハード)ケース
- USBケーブル(Type-A ‒ Type-C)
- 専用オイル
- 掃除用ブラシ
- ユーザーマニュアル
▼ユーザーマニュアルは図付きで分かりやすい。
▼掃除用ブラシ
▼髭剃り用の専用オイル
パッケージにはキャリング(セミハード)ケースが付属しており、シェーバー本体を収納して安全に持ち運んだり、収納しておくことができる。
シェーバー本体
▼シェーバー本体の外観。マーブルホワイト色では、自然由来の素材NAGORIを採用した大理石調のデザインを採用している。
▼両側面の様子。
▼背面の様子。
▼背面には充電用のType-Cポートが用意されており、キャップで水滴等の侵入から保護されている。
▼底部の様子。電源ボタン、スイッチロックランプ、充電催促・表示ランプが用意。
シェーバー本体の重量は約145gと非常に軽く、一般的なシェーバーの半分ほど。手に持ってもズッシリ感は全くない。
▼ズボンのポケットにもスッポリ入るほどのサイズ感。携行性にも優れている。
5枚刃システム
そして上部のフタを外すと、5枚刃が現れる。
▼フタはマグネット吸着式。カパッとはめる感触がクセになる。
▼あらゆるヒゲを取り込む5枚刃システム。
そしてシェーバー両側面の「外刃着脱ボタン」を押したまま上部を上に引っ張ることで、外刃フレームを取り外せる。
▼中には内刃が確認できる。掃除の際は、ここまで取り外してから水洗いすると良いだろう。
▼フタや外刃フレームを脱着する様子
一般的なシェーバーとの比較
本製品のサイズは非常にコンパクトなため、一般的なシェーバーと比べて設置スペースを取らず、どのような場所にも設置・収納ができる点が嬉しい。
▼一般的なシェーバー(左・ES-LT7A)と並べた様子。サイズの違いは一目瞭然。
▼手に持った感覚も、一般的なシェーバーとは全く異なる。
▼コンパクトながらも、しっかりと手に馴染むデザイン。
普段使う洗面上にシェーバーを設置した場合も、その省スペース性を発揮してくれる。
▼一般的なシェーバー(充電器付き)を設置胃した場合。広いスペースを占有するので他のものが置けなくなり、邪魔にも感じられる。
▼同じ場所に『パナソニック ラムダッシュ パームインシェーバー』を設置した様子。設置場所を取らず、オシャレなデザインの筐体は周囲に違和感なく溶け込む。
これだけ小さければ、旅行先などに携行する際も、非常にラクになるだろう。
非常に優れた剃り性能
実際に『パナソニック ラムダッシュ パームインシェーバー』を使用して、顔面のヒゲを剃ってみた。
▼髭剃り前のアゴの様子。
シェーバー底部の電源ボタンを押すと5枚刃が振動し始めるので、一般的なシェーバーと同様に、剃りたい部分にやや押し付ける感じで当てて剃っていく。
▼シェーバーを起動した様子
▼実際に剃ってみた様子。ラムダッシュAI⁺の機能により、ヒゲの濃さに応じて出力が都度自動調節される。
▼非常に滑らかな剃り心地。シェーバーを持つ指と肌との距離が近いため、一般的なシェーバーよりも直感的かつ撫でるような感覚で整えることができる。
▼口と鼻のあいだ(人中部分)もシッカリと剃っていける。
剃っている際の稼働音は、一般的なシェーバーと大差ない。
▼剃り終わった後の様子
いかがだろうか。剃る前後で比較してみると、非常に綺麗に無精ひげを剃れたことが分かる。
ラムダッシュAI⁺がヒゲの濃さに応じて出力を自動調節することで、顎の先から鼻の下まで、シッカリと深剃りできた。一方でオイルやフォームを付けていないにもかかわらず、剃り終わった後のヒリヒリ感はほとんどなかった。前述したように、シェーバーを持つ指と肌との距離が近いため、一般的なシェーバーよりも直感的かつ撫でるような感覚で整えることができるおかげと思われる。
デザイン性が機能性を損ねるようなことにはなっておらず、パナソニックのラムダッシュシリーズが誇る剃り心地をそのまま受け継いだシェーバーとなっている。
泡メイキングモードを搭載
本製品は泡メイキングモードを搭載しており、洗顔剤(スクラブなし)や液体ボディソープなどで簡単に泡を作ることができる。
まず手のひらに適量の洗顔剤などを取り、水またはお湯を適量加える。
続いて、電源ボタンを2秒以上長押しすることで泡メイキングモードが起動する。
▼泡メイキングモード起動の様子
あとは手のひらに軽く刃を当て、かき混ぜたり、刃を上下に動かすことで泡立てることが可能だ。
電源スイッチのロックが可能
小さな子供のいる家庭では、子供が勝手にシェーバーを触ってケガなどの原因になる恐れがある。
そのため、普段は電源スイッチをロックしておくことが推奨される。
ロック方法はいたって簡単だ。まず電源を押してシェーバーを起動し、電源スイッチから指を離す。
続いて電源スイッチを再度触れ、2秒以上長押しする(スイッチロックランプが白色に点灯するまで)。
ランプが点灯したら、電源スイッチから指を離すことで、ロックが完了する。
ロックを解除したい場合は、電源スイッチを2秒以上長押し(スイッチロックランプが消灯するまで)することで、ロックが解除される。
長持ちするバッテリー
本製品はリチウムイオン電池を内蔵しており、フル充電状態から1日1回約3分間の使用で約14日間使用可能だと公式は謳っている。
実際に毎朝使用してみたところ、ヒゲの薄めな筆者の場合は、約3週間ほど充電せずに使用し続けることが可能であった。
使用者のヒゲの濃さによって使用時間は前後するが、平均的な仕様時間であれば、数週間ものあいだバッテリーが持続する。いちいち充電する手間を省くことができる点は嬉しい。
なお、バッテリー残量がゼロになった場合でも、約2時間の急速充電で満充電状態まで回復させることが可能だ。
『パナソニック ラムダッシュ パームインシェーバー』のまとめ
今回紹介した『パナソニック ラムダッシュ パームインシェーバー』について、特長をまとめると以下の通りだ。
良かった点
- コンパクトかつ軽量な筐体サイズ
- オシャレで高級感もあるデザイン
- ケース付属で携行性にも優れている
- 設置スペースを取らない
- 優れた剃り性能
- ラムダッシュAI⁺搭載
- フォームやオイル無しでも、剃った後に肌がヒリヒリしない
- 長持ちするバッテリー
- 外刃フレームの取り外しが容易で、メンテナンス(掃除)がラク
悪かった点
- ワイヤレス充電に非対応
- バッテリー残量が分からない
以上の通り、デザイン性・剃り性能・携行性のいずれも優れた、高性能電動シェーバーとなっている。
手のひらサイズのコンパクトな筐体とオシャレなデザインにより、洗面台、バスルーム、あらゆる場所になじむデザインとなっており、置いておきたくなるインテリアのような存在だ。
手触りも良好。マグネット式のフタをカパッと脱着する感覚はクセになること間違いなし。
そして剃り性能も優れており、ラムダッシュAI⁺がヒゲの濃さに応じて出力を自動調節することで、顎の先から鼻の下まで、シッカリと深剃りできた。一方でオイルやフォームを付けていないにもかかわらず、剃り終わった後のヒリヒリ感はほとんどなかった。シェーバーを持つ指と肌との距離が近いため、一般的なシェーバーよりも直感的かつ撫でるような感覚で整えることができるおかげと思われる。
デザイン性が機能性を損ねるようなことにはなっておらず、パナソニックのラムダッシュシリーズが誇る剃り心地をそのまま受け継いだシェーバーとなっている。
「泡メイキングモード」や「電源スイッチロック」などの便利機能も搭載。
バッテリーも数週間は持続するため、いちいち充電する手間を省くことができる点は嬉しい。
価格こそやや高めであるが、電気シェーバー選びに困っているのであれば、現時点で最もオススメしたいシェーバーであることは間違いない。
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